日曜の朝はフレンチトーストを焼く。そして、焼いたトーストを美味く見えるように撮る。今まで「見てくれは悪いが味は美味い」という料理ばかり作ってきたので、見栄えのする料理は苦手だけれど、これもまた修練だ。
ランチョンマットだとかジャムスプーンなんてものも使ったことも触ったことも無かったのだが、この機会に買ってみた。おしゃれなものなぞ一生縁が無いものと思っていたのでなんとも不思議な気分だ。
照明(といっても蛍光灯にトレーシングペーパーかけただけのもの)やレフ板(といってもスケッチブックにアルミホイルを貼り付けたもの)の位置を調節して、カメラの色温度や露光、絞りをいじって、何とか見られる一枚が出来た。まだまだだけどね。
最近料理の写真にはまっているのには訳があって、まず明確に上手い下手が判るということ。美味そうに見えれば上手い、でなければ下手ということ、すごく明快だ。
それから、料理はそんなにでかくない。照明なんかのセッティングをしても机一つ分くらい、手軽に出来るのも嬉しい。
そして何より、料理は子供のようにファインダーを向けても逃げたりしないし、サッカーの撮影のように刹那を切り取るものでもない、冷めた料理を食べる覚悟があればじっくり腰を据えて撮影が出来る。
もう少し撮影が上手くなったら、少しずつ撮るものを大きくしていく予定。半年後くらいに洋服の撮影が出来ればいいな。
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