別に高いカメラ買って高いレンズ買ってシャッター押せばいいってもんでもなくて、レンズがどうとか解像度がどうとかヒストグラムが、カラーバランスが、とか言ってる人に限って酷かったりする。
iPhoneだし、夜景だし
絵を描くのに似ている気がする。いい筆といい絵の具を用意したってみんな名画が描けるわけでもない。弘法筆を選ばずなんて言うし。弘法さんだって「ぶっちゃけこの筆は無いわ~」って時もあるだろうけどね。
要は気持ちなんだろうと考えてる。
どんなふうに撮ったら、この女の子の可愛さを伝えられるんだろう?どんなふうに撮ったら、この風景の素晴らしさを切り出せるんだろう?どうやったらこのゴハンのおいしさを伝えられるんだろう?そんな気持ちでシャッター押したら、少なくとも酷いのは撮れないと思う。
この葉菜を撮る時は、覚えているけれど、絞りをいじって、被写界深度(ピントが合う奥行きの広さ)をコントロールした。
結局開放で撮った一枚がいい感じで襲いかかってきてくれた。葉っぱの生きたいって気持ちが撮らせてくれたんだと思う。
ゴハンの時は、大抵作ってくれた人のことを考えている。ゴハン屋さんのゴハンは見た目もキレイじゃないとダメだから、盛り付けも頑張ってる。どこかの角度から見ると(それは多くの場合、テーブルに座ったところからだから、それ程苦労しないけれど)パッと華やぐ感じがする。そこから撮ればいい。
食べログとかで適当に撮った写メで「味がまずい」ってのは、少しかわいそうだし、テレビの画像をコマ送りして酷い表情の時を狙うのもあんまりな…。できればお互いプラスになる活動がしたい。
写真が上手くなるのには、機材より知識より先に気持ち、撮る相手を思う気持ち。だと思うよ。
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