閑話休題でこんな話も聞いてほしい。
去年の秋からカメラをD600にした。フルサイズセンサーで2400万画素もあるので1つのファイルがやたらとデカイ。RAWで撮ると20~30MBくらいあるし、jpegでも最大で10MB前後のボリュームだ。
なので、一番クオリティが高い画像補正であるRAW現像をするとパソコンのファンが轟々とすごい音を立て、時間もバカみたいに使う。ブログの記事を書くのに19時キックオフの試合だと寝るのが3時とかそのくらいだ。
ここまで来るとさすがにキツいので、最近は速報性の高い記事の時はPicasaというGoogleが出している無料の画像加工ソフトに通すだけにしている。
傾きと彩度とシャープネス、それにプレイヤーが遠くにいる場合はトリミング、これをサクサクとこなしてくれるのでかなり楽だ。本当はこれだと画像の質が落ちるのだけど、その差はわずかで、DTPとかグラフィッカー、フォトグラファー、レタッチャーの人が使っているようないいモニターでないとわからないだろう。
このブログも10年の間に傾向がドンドンと変わっていって、1/2くらいのユーザーはスマートフォンからのアクセスが多い。スマホの画像はどうしても質が下がるので、ますますPicasaで早く加工したほうが意味があるなと思ってしまう。
もうひとつ言うと、パソコンだとモニターは横長であるのに対し、スマホで見る時は大抵縦長だ。横構図の写真だといまいちパッとしないので、縦構図の写真も混ぜるように気をつけている。
もちろん、RAWで撮って現像するといろいろと無理が効くし、クオリティもいくらか高くなるので、これは作りこみたいと思った時はそのようにしている。上の二枚のように鮮やかなスナップも、モノクロに近い一枚も自由自在だ。
ただ、こうやっていろいろと考えても、肝心の腕がなかなか上がらないので悲しい。もう少し心を打つ写真が撮りたい。
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