「どうです?いい出来だと思っているんですよ!これなんか凄くいいでしょ!」
住吉区民センターでの意見交換会で宮本事業部長が声を弾ませていた。本当に嬉しそうにロビーのぬいぐるみ達を紹介している。
自ら手にパペットロビーを持って紹介する部長というのもなかなかいないのではなかろうか。
一昔前の事業部ときたらそれはひどいものだった。どこに行ってもいい話を聞かない。「チームはいい調子なのにな」とため息が出た。そんな状態では安定した経営なんて望めない。あっという間にチームがズッコケてしまった。
残念ながら今はチームの状態は決して良くないけれど、今度は土台となる運営側が頑張りはじめた。
試合毎に何か変わったイベントが行われていて、見る側は飽きない(試合を観て飽きてしまうことがあるのが悲しいけれど)グッズも矢継ぎ早に新製品が出る。知り合いの某U氏などは
「出来がようないねん」
といいながら必ず買っていたりするので大変だ。チマチマと観戦している私でも、つい財布のひもが緩んでいる、ということが多々ある。
馴染みのお店に行っても営業さんが定期的に回っているようで、よく話をしているみたいだ。セレッソの旗を出しているお店も目に見えて増えた。そういう何気ないけれど大変な事をコツコツやっているから、今のセレッソが維持できているんだろう。
今日発表になった2007年度Jクラブ情報開示資料の概況説明は、言わば「暗黒時代」の総決算だったわけだけれども、かろうじて黒字でまとまった。今年も苦しいだろうけれど、意見交換会などで伝え聞く感じではまだ何とかなっている様子。赤字上等なんて言っていた某事業部長時代からの脱却は上手く進んでいるようだ。セレッソは選手もスタッフもサポーターも「必死のパッチ」でやっています。
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