よく覚えている。トミーズ雅先輩(住吉高校の大先輩だ)が「見せましょう!セレッソの底力を!見せましょう!大阪の底力を!!」と力いっぱい叫んだ時、スタンドがドッと沸いて、グラウンドレベルの俺の頭の上から、歓声や熱気がズドンと降ってきた。
初めての体験で、鳥肌が立った。これが人の声の力か、想いの力かと驚いた。スタジアムが一体になった時、これほどの力が出るんだなと。
選手からすれば、あの声援は力になるはずだ。ならなけりゃおかしいって力がある。ただ、本当に選手の声が聞ける機会ってそうないはずだ。大阪スポーツカンファレンス実行委員会さんが11/17(日)にキンチョウスタジアムで企画している「岡山劇場をなぜはじめたのか?」という講演会はなかなかに面白い。
少し古参のサポーターなら、岡山一成という男のパーソナリティはご存知だろう。自分がバカになってでも周りを明るくさせて、空気を変える魔法が使える男だ。
長身のFW、DFとして横浜FM、大宮、セレッソ、川崎、福岡、柏、仙台とJクラブを渡り歩き、浦項スティーラーズではACLも経験している。札幌に戻り、次に来たのが奈良クラブというのが、また面白い。
その理由は、奈良クラブが選手としてだけではなく、スタジアム演出にも関わる「劇場総支配人」としてのオファーを行ったためだという。
なぜ、岡山一成はそのオファーを受けたのか、選手目線で理想のスタジアムとはどんな形なのか、サポーターと自認する俺達はどんなアクションをすれば選手に効果的に想いを伝えられるのか、
皆がそのスタジアムをよしとするかは、また別の問題だと思うけれど、一つの指針にはなるだろう。ぜひ彼の生の声を聞いてほしい。
■日時:2013年11月17日(日)17時30分~19時15分(開場17時15分)
■場所:キンチョウスタジアム会議室
■参加費:会員700円 一般1000円
■申込み方法:WEB申込みフォームhttp://goo.gl/tjXjvd
メール申込み:氏名・連絡先携帯番号・講師に質問したいことを記入のうえ、osakasportsconference@gmail.com までメールをお願いします。
■講演内容:
・奈良クラブになぜ入ろうと思ったのか。
・選手としてされて嬉しかったこと、嬉しいこと
・数々の壁を乗り越える際に支えになったものは。
・劇場をはじめようと思ったきっかけ
・岡山選手が考える理想のスタジアムの雰囲気、サポーターとは。
・選手からファンサポーターへのお願い・提案
■共同主催(お問い合わせ先):
・蹴球堂 http://www.shukyudo.com/
・大阪スポーツカンファレンス http://osakasportsconference.web.fc2.com/
茂庭照幸は去年の最終節試合後、キャプテンマークをゴール裏にかかげた。みんなと戦ったのだという意思表示に。
こういうスタジアムをもっと見られるように。みんなで声を聞いてみよう。
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