6/05/2012

明日は楽しむよ~。 #cerezo

明日を最後に、楽しむ観戦はしばらくお休みします。6/16の広島戦から9月くらいまで、毎試合施設の子供達の引率をするのです。


大変な仕事で、責任も重大です。でもそこにセレッソの未来があるように感じるので、頑張ります。

改めて、チケットを寄付いただいたり、 活動に賛同、協力していただいた皆さんにお礼申し上げます。子供たちにしっかり楽しんでいただけるよう、いろいろと考えていますので乞うご期待。


そのかわり、明日は思いっきりワガママに楽しもうと決めています。

写真もジャカジャカ撮って、仲間とガンガン暴れて…。ゴールもたくさん決まるといいな、勝ってくれたら最高だな。

試合後の更新も少し遅目で、写真メインになりますが、スタジアムに来れない人、テレビ見れない人が少しでも雰囲気を感じてもらえるような1枚を撮ります、きっと、多分…、うん…。

スタジアムにこれるみんな、大いに応援して、勝利を呼び込みましょう。おやすみなさい。

6/04/2012

やっぱりセレッソの試合観たい。 #cerezo

代表は勝って一安心。3-0とか被シュート0とかは出来すぎだけど、後々のことを考えると、どれだけいい勝ち方してもいいよね。


その一方で、なんか物足りない気分も感じていた。

試合開始1時間前くらいからテレビ中継が始まってたんだけれど、みんな「慣れちゃった」って感じがしてね。

これに勝ったら初めてW杯に行けるかもしれないとか、これに勝ったらW杯初勝利だとか、もしかしたらベスト16いけるかもって「初めてのドキドキ」が無くなってしまって、妙に擦れっ枯らしになっている自分がいた。

だからチームが何点とっても、香川点とれ、清武出てこいなんて穿った見方してた。こういうのは代表サポではないなあ。

次はきっと点とれるよ

やっぱり、自転車に揺られたり、阪和線に乗ったりして、西田辺辺りから、あの長居スタジアムの白い大きな屋根が見えてくる、あれがたまらんのです。サムライブルーも嫌いではないけれど、その前にセレッソのサポーターなのです。

なので、明後日の試合は、是が非でも行きたいなと思いますよ。

水曜のナビスコカップは、清武、キム・ボギョン、キム・ジンヒョンがいない(で、合ってたっけ?)いわば6/30以後のセレッソを見られる試金石、セレッソにすれば、大事な試合。


なんでも丸橋を中盤で使うとか。


個人的にはこれ、一番見たかったんだよね。

丸橋は今のメンバーの中で一番ラインの裏に抜けるのが上手いし、キックの精度や破壊力なんかもある。ゴールに近い位置においておけば、かならず役に立つと思う。サイドバックで守備を経験したことも、きっとプラスになるだろうしね。

左サイドバックとして高橋や黒木、児玉らが控えているから、一列上げてもコマ不足にはならないよ。


横山や金 聖基も試合に出だしたし、個人的には代表戦よりセレッソかな。


仕事やたらと忙しいけど、意地でも行きたい。もしスタジアムで会えたら、気軽に声かけて下さいな。


6/02/2012

負けてもいいと思う。負けてこそ得るものもあると思う。 #daihyo

久しぶりの更新で何言ってんだと思われそうだけれど。本音なんでね。


明日から、2014年W杯、ブラジル大会に向けた最終予選が始まる。四年に一度のお祭り騒ぎ、出場するとしないとでは、天地ほどの違いがある。

サッカー協会からすれば、代表の価値が下がるのは死活問題だから、意地でも勝ってほしいと願っているだろう。テレビを始めとするマスコミからの広告収入は、やはりデカイ。

Jクラブにしても、自チームや対戦相手に代表がいることで動員に違いが出てくることも多いから、できれば勝ってほしいところ。サッカー全体の露出も、出られるかそうでないかで、全く違ってくるだろう。

ザックリ考えただけでも、万一敗退などすれば、日本のサッカー界にどれくらいのダメージが加わるか、容易に予想がつく。


それでも言いたい。「負けてもいいよ」と。

負けることで、苦境に立たされることで、はじめて手をつけられることがたくさんある。

日本サッカー協会には未だに学閥みたいなのがあるらしいし、協会からクラブにトップダウンの無茶振りがあることもしばしばだ。正直、変えたほうがいい、変えてくれってところがゴロゴロとある。

それでも「本大会出場」という結果が出続けている限りは、メスをいれることは不可能だろう。負けた時はじめて、ドラスティックな変化を加えることができる。


いい例を出そう。1994年アメリカ大会。日本が「ドーハの悲劇」に頭を抱えていたころ、ヨーロッパでも同じようなことが起こっていた。

俗に「パリの悲劇」と言われているもので、パパンやカントナといった花形プレーヤーを擁していたフランスが、よりにもよってホームのフランス、パリで、多くのサポーターが見守る中、ロスタイムに失点、本大会出場を逃した。

しかし次に開催された母国W杯、フランスは、同じパリで、ワールドカップを初めて手にすることになる。たった4年で、だ。


再建を託されたエメ・ジャケは、才能ある若手を積極起用し、代謝を活性化させた。(その代わり、カントナに代表から退くよう勧めるという血も凍る仕事をしなくてはならなかったけれど)ジダンやアンリなど、移民を祖に持つプレーヤー達も積極的に起用された。

強くなるために、二度と悲劇を繰り返させないために、必死だったのだ。フランスがもしアメリカ大会に出場していなかったら、こんな大改革は出来なかったろう。


今の日本サッカーは、Jリーグが始まった頃、「アメリカに行こう」を合言葉にしていたころに比べて、少し手垢にまみれているように思う。


代表戦は、サポーターも含め皆で戦うものだったのが、テレビの1コンテンツに変わってしまった。

テレビ局が視聴率を稼ごうとあくせくする度に、試合中継自体が陳腐化していって、せっかく選手が頑張っても、その熱を感じることが難しくなっていく。これは、悲しいことだ。

視聴率が取れないJリーグの試合は地上波が激減し、こちらはサポーターのコア化が始まった。敷居が高くなると、なかなかニューカマーを迎えられない。



もう一度、今ある問題と正体し、日本にサッカーが根付くにはどうすればいいか、いい選手を生み出すにはどうすればいいか、皆に愛されるリーグにするためにはどうすればいいか、真摯に考え、改革していく。それは悪いことではないだろう。

代表が結果を出しているからそれでいいと、手付かずになっていた問題。敗北しかトリガーになり得ないとすれば、それはとても辛いことだけれど。


多分余程のことがない限り、今回も予選突破はできるだろう。ただ、未来永劫日本が強いままという保証はどこにもない。ブラジル以外のすべての国は、一度は予選敗退を経験している。日本だって例外ではない。

ならばその「もしも」の時のことを考えるのも、サッカーを愛する者の務めだと、そう思っている。