8/31/2007

山形0VS1C大阪 粋。

今日は趣向を変えて、とあるお店で試合観戦。こんなところで試合が観れるのか?というほどミスマッチな場所であったけれども、いや、楽しい試合観戦が出来た。

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スタメンには大幅なてこ入れがあった。前田、アレーが出場停止、ゼ・カルロスが肉離れで全治1週間となれば、当たり前ではあるが。

まずDFラインは純国産。羽田が前田の位置に、左サイドは引き続き丹羽が務める。そしてダブルボランチは新しい組み合わせ、アンカーに藤本、前目には新外人のジェルマーノ。ポイントになる二列目はチームの中心となった香川、古橋。前線は森島康、小松のツインタワー。

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前半戦は、残念ながらやや凡戦模様だった。原因は両チームの攻撃の核が不調だった為。

山形は財前の様子がおかしい。以前に煮え湯を飲まされた時と比べると怖さが無かった。怪我をしているのか前半途中で早くも舞台を降りてしまう。

対するセレッソは2トップがイマイチ。森島康、小松ともにマークに四苦八苦。ボールが収まらない為に攻撃の起点が作れない。

それに加えて両者とも守備が良く、なかなか崩しきれない時間が続いた。セレッソは一度3対3の局面を作られたが、無難に乗り切っている。吉田もいつに無く冷静なプレー、安定感があった。


後半に入ると、両チーム攻撃の形が生まれ始め、急激に流れが速くなった。山形右サイド佐々木は何度もセレッソ左サイドを進攻。セレッソも香川、古橋が比較的フリーな状態でボールを持ち始め、危険な香りを放ち始めた。後半途中、精彩を欠いた森島康を下げ、濱田を入れてからは、その動きは特に顕著になった。

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とりわけ香川の動きは秀逸だった。相手の裏を突く動き、持ってからのトリッキーなドリブル。セレッソの好機にことごとく絡む。

ところが最後の最後になって、あと一歩詰めきれない。相手コーナーキックからセレッソでは稀な、それこそ年に一度あるかないかという程のシンプルでスピーディーなパスワークから生まれたキーパーと1対1の場面は、しかし、キーパーのファインセーブに阻まれてしまう。その後あった汚名返上のビッグチャンス、パスワークで相手を揺さぶるとDFをかわして再び1対1の好機、しかしシュートはサイドネット。

正直この二度の決定機を逃した事で、スコアレスドローは覚悟した。終盤になってから全体が間延びし、ノーガードになった時は、ひょっとしてまたロスタイムに失点だろうかとも考えた。しかし今日のセレッソは、そして香川はここでよく踏ん張ってくれた。

ロスタイムも残り僅か、ラストプレーで生まれた見事なヘデイングシュートは、まさに値千金。もしもセレッソがこれから上位に食い込み、昇格争いに絡む事が出来たなら、その転機は間違いなくこのゴールだ。


結果以外にも収穫はあった。まず新外人のジェルマールに目処が立った。とにかくボランチからタテのボールが入ったり、ミドルシュートが放たれる様を随分久しぶりに観たような気がする。守備に関しても当たり負けしないガタイの良さがいい。他の選手としきりにコミュニケーションをとっていたのも好印象。時間が無い現状ではすぐにチームに溶け込める性格も必須のポイントなのだから。藤本とのコンビはしばらく続くだろう。


今日は個人的にもいい一日だった。やはりサッカーはいい。こんな試合ならなおさらいい。今日試合を観たお店に関してはこちらのブログと明日のエントリで。

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8/30/2007

やっぱりボンクラはボンクラやったんやなぁ。

と、実力の無さを痛感した一日でした。GMがやらなければいけない仕事が満足に出来んかったらチームが荒れるのも当然か…。

FWは、本当にいいFWなんです。ボールがくれば、最低限の仕事はする。そういうヤツなんです。

で、他の選手やチーム関係者も悪くない。ここまで実力で生きてきたんだから、当たり前といえば、そうなんですがね。


だから、一番足らんかったのはGMの能力と。やっぱりさっぱりさせようかな、いい加減サポーターも我慢できんみたいやしな…。

8/29/2007

ボンクラの気持ちがよく判る。

まず今日のニュース23を観た感想。阿以栄キター!りんでんのマスターキター!まあ、そんな感じで。


んで、本題です。タイトルの「ボンクラ」というのは以前セレッソでサンバルカンを招聘したりした、あのお方。

本人にその意思がなくても、才能が求められる世界でそもそも才能が無かったり、有ってもそれが生かせる環境が整っていなければ、周りはどんどんと不幸になっていくという、そういう話です。ここから先はフィクションですので、気楽に聞いてください。


ある時、私はゼネラルマネージャーとして、とあるチームの強化を任されました。監督共々いいチームを編成していこうと、大役を引き受けたのです。

責任は重大ですが、私には取って置きの秘策がありました。多少クセはあるののの、こと得点する事にかけては右に出るもの無しというFWを知っていたのです。こいつさえいれば前は何とかなる、私はそう考えていました。幸いタイミングよくオファーが出せた事もあり、すんなり入団が決まりました。


ところがこのFWが試合で機能しない。シンプルにボールをはたいてほしくても、中盤は組み立て重視で遅攻ばかり。ストレスも溜まっているようでした。

監督も心中穏やかではない様子。点取り屋として期待されていた人間が、役に立つどころか足を引っ張っているのですから、まあ判らないでもない。しかしこの監督、違うリーグで成功経験があるので、どのチームでもとかくそのパターンにはめてしまうのです。それが上手く行く時もあれば、そうでない時もある。

このFWとの関係は、明らかに後者でした。好むスタイルが違うからお互いに生きないし、チームも上手く回らない。それでも互いにがんとして主張を曲げない。


こういう時、腹を切るのはGMである自分ではないかと、そう思うんです。監督の力にはなれず、FWにも満足できる環境を作ってあげられなかった。チームの強化もままならずでは、GMがGMである意味が無い。

私は今年のサポコンの二部、三部で出原社長に言いました。「降格という結果の責任をとり、辞任すべきだ」と。そういう自分が結果を残せなかったら、次にとるべき行動は、おのずと決まってしまうでしょう。


まだシーズンは終わっていないようですが、今からいい成績が残せるかどうか微妙です。出来る限りの手を打ちますが、上手くいかなければ、さっぱりさせるつもりです。随分物騒なお話ですか?フィクションですから、どうかお気になさらずに。

8/28/2007

ホストシティとしての品格。

Soup of the Dayを書かれているtandem-hachiさんが世界陸上を観に行かれたそうで、そのエントリがかなり面白いです。是非ご一読を。

私はサッカーが好きですから、当然ハンマーやらヤリやらがドカドカサクサク芝に着弾していく様を観るのは拷問以外の何物でもないのですが、陸上好きの方達にとっては当然尊い大会なわけで、楽しみにされていた方も少なからずおられたと思います。

そんな人達に対して不遜な対応しか出来ない人間が長居で観客誘導の任についている。そしてその仕事を全うに行えていない。それって悲しいですね。


例えばワールドカップがまた長居で開催されるとして、もしチケットが取れなかったら、せめてこういう仕事のボランティアをかって出ますよ。そうしてサッカーが好きだって人に少しでも満足して帰ってほしいと願う。今回の大会では(少なくともこの記事の範囲内では)そういう善意すら不足しているわけですよ。

大阪市にも責任はあるでしょう。これだけ税金つぎ込んでこれですかと。でもホストとして市民も意識が足りなかったんじゃなかろうかとも思うわけです。まあ開催までの紆余曲折を織り込み済みで、それでもいい、と思える人は少ないかも知れませんが。


お金をかけても、時間をかけても、ハードを整備しても、最後の最後は気持ちなんてすよ。三畳程の空間と、茶道具しかなくても、気持ちを込めて一服の茶をたてれば、相手は満足する。逆に何十億とかけても、心無い人がいれば、台無しなんです。日本人ってそういうところに敏感だと思ったのですが…。いろいろ考えさせられるお話でした。

8/27/2007

世陸?でもそんなの関係ねぇ!

いやー、とうとう始まりましたね、世界陸上。

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テレビで観ている分には面白いのに、スタジアムの入りはイマイチですね。チケットが高いのがネックなのか?メインスタンド南半分がほぼ全席マスコミ用って事を考えると、夜でも2万人いってないと思うぞ。その分の赤字はまた市民税から消えるのな。


今日の西中島家は、長居ではなくミナミにいました。

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目的は、特になし、ブラブラ、ムシャムシャ珍道中。

昼飯はピザ食い放題。ピザがピザ食ってんの。

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こういう飲食店ってホワイトバランスが狂うので、うかつに写真撮ると全部が真っ赤になってしまうのです。それの練習も兼ねとります。ピーマンのみどり、きれいにでてるかなぁ。

それからそれから、ついにダカフェ日記、買いましたよ。

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奥付を見ると、もう第2版でした。才能がある人はいいですなぁ。今チラッと読みましたけれど、やっぱり面白い。写真と1、2行のテキストだけで、これだけ人を楽しい、優しい気持ちにさせられるのって、間違いなく才能ですよ。わたしゃこんなけ写真とテキスト入れても人にこんにゃろ~!としか思われないんだもん。


あと、面白かったのは娘、たろもの画材屋デビュー。

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画材好きの父と、画材好きの母から生まれたたろもは、やっぱり無類の画材好きでした。もう画材を見る目がキラキラしていて、というかギラギラしていて、どれも高いやつばかりで、嬉しいやら怖いやら。結局花びらときのこ形のに穴が開けられるカタ抜きを買いました。今となりで穴を開けまくっております。


こういう家族で出かける一日って随分久しぶりで、残暑の分少し疲れましたけれど、精神的には満足満足の一日でした。さて、木曜は一人で頑張るぞ~(何を頑張るのかはないしょ)

8/24/2007

いろいろとストレスまみれの日々。

最近つとに「寂しいなー」なんて感じるようになった。最初は何故か理由が判らなかったので「うわー、病気悪化か?また精神安定剤増やすのか?今度はリタリンか?」なんて健常者にはさっぱりな悩み方をしていたのだけれど、今日になって理由がはっきり判った。何度も書いているが「サッカーの生観戦」をしていないから、とてつもない孤独感に打ちひしがれていたのだ。


ここで私が言う「サッカー生観戦」というのは「生観戦フルコース」の事である。

「生観戦フルコース」の場合、まず大体試合開始の3、4時間前にはスタ近辺についていなくてはいけない。そこからおもむろに馴染みのお店に顔を出し、三々五々集まってくる観戦仲間とメシをほおばりながら、今日はどうかねぇ、とか下らない話をする。開門と同時にスタに入り、ダンマクをはって、また雑談。大抵アウェーに行った連中の道中記が話題。スタメンやら審判やらで一喜一憂したりもする。酒が飲めるヤツはここでビールの一杯もやっている。その後ゴール裏など自分が観ている場所以外のスタンドに移動して、知り合いに挨拶。選挙じゃないけれど、顔を出さないでいると、イザという時(どんな時やら)支持が得られなかったりするし、何よりいろんな人のいろんな考えを聞くのは楽しいので、特に目的も無くスタンドやコンコースをブラブラする。ここまでが「アンティパスト」前菜である。

さて、メインは勿論試合観戦。声が出せるなら出し、手をたたけるならたたき、旗があれば振る。ヤジが出そうになったりしてもグッと我慢、基本は応援なのだから「次はやれるよ!」「行こうぜいこうぜ!!」などとポジティブに声だしをする事にしている。ゴールが決まった時、試合に勝った時は、それはもう狂喜乱舞。試合後のエゾの煽りも心地いいのだ。

そして仕上げは宴席。大抵居酒屋でアンバランスなほどおつまみばかりを頼んで馬鹿騒ぎ、これも楽しい。負けてやけ酒もそれはそれ、他に発散する方法が無いのだからひらにご容赦。

こんな風にしていると、19時キックオフの試合でも14時くらいから22時くらいまで楽しんでしまえる。かったるいな~、という時間は殆ど無い。いろんな人とサッカーを肴に話をしたり、喜んだり、悲しんだりというのは、かくも楽しいものなのだ。


ただ最近はいろいろな事情で中座してしまう事が多く。今年フルコースを味わったのはまだ10回程(それでも多いって)これが精神衛生上非常によろしくない。

サッカー抜きの生活をしていると、無駄な出費が減るかと思いきや、ストレスがたまっていきなり衝動買いをしたりして、逆に家計によろしくない。また職場と家の往復だけの生活なので、なんの抑揚も無い日々を延々すごしてしまい、懐は寂しいくせに気分が晴れないというズンドコ状態になってしまうのだ。

写真を撮ったり、ブログを書いたり、そういう他の趣味もサッカーという土台の上に立っているものなので、カメラを全然使わなかったり、更新するモチベーションが作れなかったり、全く良い所が無い。


今節など試合も無いので、どうしてくれようと頭を悩ませている。さてさてどう過ごそうか…。

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8/23/2007

あー、スポーツ観てー。

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9時半くらいに会社を出ると雨だった。傘を開いたとたんに傘の骨が折れて5秒で再起不能になった。というわけで今日の私はずぶ濡れだ。

そんな感じだから、昼間の甲子園でとんでもないドラマを見る事も、韓国でU-17が辛酸を舐める様を苦々しく睨む事も、夜の国立で反町なにやっとんじゃーと怒鳴る事も、九州石油ドームで嘉人の久々の代表戦に胸躍らせる事も、そしてそれを記事として記録する事も出来なかった。甲子園なんかスコアボード見るだけで鳥肌が立つ流れなのに、その熱気のおこぼれにもあがれないとは。

こんな時、もう少し仕事楽に出来ればな、などと思ったりする。公務員(の一部)のように、おっ、もう5時じゃないか、帰ろ、帰ろ、なんて言えたなら、少なくとも代表戦か五輪代表の予選は観られたはずなんだけれど…。


私は自転車通勤なので、夜風に吹かれながらの家路というのは、結構楽しみにしている。けれど、こういう豪雨の時は例外。この状況を打破する為には西日浴びながらでも早く帰るか、それともインドアでそういう記事書いちゃうのを仕事にするか、どっちかだな。文才無いから後者はまず無理か、はっはっは。

8/22/2007

西中島が勝手にポスターを作ったりする件。

暇なわけではないですが、おもむろに何かものづくりがしたいなあと。時々こんな気持ちになるのです。夏はコミケの季節だからか?そういうことか?

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以前から阿以栄さんにはポスターどうっスか?と傍迷惑なお願いをしていたのですが、快諾頂いて、ようやっとA3ノビ変形のポスターが出来た次第です。次の長居までには(随分先だな…)運がよければ見られるかもです。

それから、今度は新兵器を入れましたので、もっと写真の力を前面に出したポスターが作れるようになりました。A3ノビサイズでしたら余裕で勝負出来るというシロモノですから。とにかくセレッソを応援しているお店をバシバシ紹介したいのですよ。写真とイラレとフォトショ持ってるならポスターとかバナー作りいっとくでしょ。

この贔屓のお店ポスター作り大作戦には「LIKE A ROLLING FOOTBALL」というサブタイトルをつけました。ボールが選手を繋げるように、いろんなお店とセレッソ、そしてサポーターが繋がっていくといいな、という安易な気持ちをそれなりにデコレートしてみました。どうでしょうか?

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もしウチのブログでの案内がOKなら、作成料など一切無しでやってみます。是非ご連絡してやって下さい。

8/20/2007

C大阪2VS1鳥栖 勝った。ただそれだけ。

相手よりも1点多く得点をとって勝てた。ただそれだけが収穫だった。今の時期だからそれは何より大切なのだけれど、それにしてももっとスマートに、クールにプレーできなかったものか。

ボランチの宮本が出場停止の為、香川が代役として一列下がり、古橋が左サイド、トップは久しぶりに森島康、小松のツインタワーとなった。

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香川のボランチは期待していたのだけれど、これがあまり機能しなかった。持って上がるタイプの香川が攻撃参加すると、ボールをロスとした時のバランスが悪い。一方、鳥栖のボランチ、ユン・ジョンファンはベテランらしくタクトをふるい、鳥栖の攻撃を牽引していく、縦に、サイドに、ボールをワイドに散らして、守備の的を絞らせない。

それでもちょっとしたほころびを突き、先制点を奪えたのは、前節不調と言われた古橋の頑張り、久しぶりのスタメンに燃えた森島康の意地があったから。相手の流れを絶ち切っての得点には価値があった。

ここまでは良かった、ここまでは。

この試合を観た人の中で「審判がエキセントリックだった」という印象を持った人は、一人や二人ではないだろう。ただ、その笛はセレッソに対して一方的に吹かれているものではない。そういうジャッジなのだと理解し、それを頭に入れてプレーすれば、もう少し楽に試合を進められたかも知れない。前半だけでもアレー、森島康、吉田がカードを受け、アレーは累積警告でまたも次節出場停止となっている。それだけの「伏線」を、セレッソは読み解けなかった。おまけに終了間際、見事なパスワークで崩されての同点ゴール。ボランチのバランスを藤本の投入で修正しようとしていた矢先、流れとしては最悪だった。

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後半開始早々、香川、森島康の「調子のり世代」が勝ち越し点を奪ったものの、重い空気は晴れない。セレッソ、鳥栖共に選手交代、システムの変更が続き、試合に流動性が出始めたのも、原因の一つ。森島康は前半の負傷を考えてか、それとも高さよりもスピードと踏んだのか、苔口との交代の為、ピッチを去っている。

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苔口は試合毎に、少しずつ持ち味のスピードを生かすプレーをし始めているが、コンスタントにそれが出ないのが今後の課題だろう。

苔口だけでなく、チーム全体がちぐはぐで、鳥栖からボールを奪えない時間帯が続いていた。ゲームサマリーを見ると、セレッソシュート5、コーナーキック2に対して鳥栖シュート16、コーナーキック6、どれだけ試合を支配されていたか判る。

この流れの中でも勝ち点3の確立を上げる為、クルピ監督は「勝利の方程式」を使用した。選ばれたのは羽田。

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しかし、ここでついに、今まで積み重なっていたフラストレーションが爆発してしまった。前田がセットプレーから付いていた相手マーカーに暴力的ともとれるプレーをし、一発退場を食らってしまったのだ。羽田をセンターバックに下げて、4-4-1に布陣を変更、8人がかりで前を固めて何とか逃げ切ったものの、なんとも後味の悪いシーンだった。

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過去何度も、セレッソは今一歩のところで涙をのんできた。その原因の一つは得失点差であり、いま一つは主力選手のカードによる出場停止だ。2000年5月27日の際は、前節の勝ち越し点をあげ、それまでディフェンスの要となってプレーしていた斉藤大輔が出られなかった。2005年の12月3日でも、同じくディフェンスリーダーだったブルーノが出場できなかった。その時スリーバックの中心に指名されていた前田が、カードを軽率に貰ってしまうとは、どういうことなのだろうか。


連敗は止まった。3位争いには首の皮一つ繋がっている、だが今後も厳しい戦いは続くだろう。この大事に主力二人が欠けるのは、本当に頭が痛い。

8/17/2007

死ぬわけじゃないから死なない程度に必死でやろう。

39℃台の熱を何年かぶりに出して、意識朦朧。気がついたら仕事が終わってて、セレッソの試合も終わってた。おまけに負けかよ。熱ぶり返したって。

でも今シーズンが終わったわけじゃないし、昇格の目が100%無くなったわけでもない。確かに低くはなったけれど、まだ冗談でも「もう終わり」なんて言う程成功率が下がったとも思わない。

勝負事にはルールがあって、それで勝ち負けを決めるわけだけれど、それ以前に、プレーする人間、応援する人間が諦めてしまったら、その時点で終わり。だから私はこういうことに関しては非常に諦めが悪いし、それで損をする事はまあ無い。株とかやってるんだったら話は別かもしれないけれど、残念ながらそれ程潤沢な資金も無いしね。

ということで、出来る限り、理論上の確立が0になるまでは、まーったく暗い気持ちにはならんですよ。50%以下くらいのほうが逆に燃えるってもんです。逆に99%勝つだろうって試合ほど怖いですよ。賛同頂けましたらスタで共に頑張りましょう。

8/14/2007

D200調整中。

娘の誕生日でも大活躍したニコンD200ですが、デジイチ初体験という事で、機能を十二分に発揮した、とは言いがたかったのが実状でした。なので今日はトリセツとにらめっこしながら、いろんな機能を試してみたり、コンデジの時によくやっていた構図(特に逆光)の時、D200ってどうなるの?というのを試してみたり。

コンデジだろうがデジイチだろうが銀塩だろうが、程よい自然光がある状態がベストな環境というのに変わりは無いです。発色が凄まじくいいのは、そういう仕様なのか。

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人の表情なんかは連射機能(1秒で5コマ撮れる、かなり強力)が生きますね。いいな表情が撮れます。ただコンデジを出した時と、デジイチを出した時では反応が違って、デジイチの時は「おお、ゴツイカメラだ、心して撮られよう」って感じになります。昼間で、自然な感じの表情を撮るのなら、コンデジの方が楽かも知れませんね。

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この二人はお馴染みなのでかなりリラックスして笑ってもらえました。カムサハムニダ!

それから逆光ですが、コンデジとは違った風合になりました。

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逆光でも黒い影の部分にしっかりテクスチャがある感じ。もっとクッキリハッキリの逆光が好きな人には邪魔かも…。私はこっちのほうが好きですが、どっちが正解、というのは無いですね。しかし雲にピントがあうとは…。


さてさて、一番難しかったのは、やっぱり夜景でした。特に色味が特殊というかなんというか。ともかく全体的に赤っぽいんです。これはカメラのせいではなくて、街灯が赤っぽいので仕方が無いのですが、写真にすると少し違和感がある、これを補正するのが難儀でした。

とりあえず用意されている撮影モード(太陽光、くもり、建物の影、室内灯etc)ではどれも半端で、赤みがきつくなってしまったり、逆に青すぎたり。結局手動で色温度というのを調整する羽目になりました。


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色温度というのは「赤っぽいよ」「もっと青めで」なんていう人間の色味に対する感覚的なものを、とりあえず数値化したモノ、らしいです。単位はケルビン、初めて聞きました(この時点でアマチュアカメラマン失格のような)上の写真は色温度3500くらいで撮っています。本当はもっと赤いのでしょうが、感覚的にはこんな感じだったのです。


望遠のテストもしたので、昼間のゲームなら、今よりもっといい選手の写真が撮れると思います。あとはナイトゲームの時に暗いズームレンズがどれだけ頑張れるか、ぐらいです。

8/13/2007

女神様大生誕祭。

一昨日の札幌戦、家内とスタカフェ観戦だったわけですが、知り合いから「あんたが娘を呼ばないから…」と、冗談半分で言われてしまいました。

このブログを読まれている方ならご存知だと思いますが、ウチの娘が生観戦をした試合で、セレッソは一点もとられていません。

2005年

04/07 名古屋戦 1-0

05/04 東京V戦 0-0

09/17 磐田戦 2-0

11/20 川崎戦 2-0

2006年

04/15 福岡戦 0-0

08/19 横浜FM戦 2-0

2007年

04/28 草津戦 1-0 

7試合 総得点8 総失点0 5勝0敗2分


と、630分間セレッソを守り続けている、幸運の女神なのです。ちなみに表を作ろうとOFFICIALの公式記録のページに行って判ったのですが、2006年、ホームで無失点って、この福岡戦と横浜FM戦の2試合しかないんですね、すごい魔力だ。

まあ、そんな愛娘なので、親類縁者にも可愛がられています。

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私もこの日の為に、
衝動買いした
D200を用意して、ガシガシ撮影していました。連射もあまりしていないのに300枚くらい撮ってる。ボケてるのもありましたが…。まあそれは今後の修行課題ということで。

家に帰って写真のデータの整理をしていましたが、知らないうちに随分と大きく、大人になったなって気がします。何気ないしぐさとか、言葉使いとか。妹のところに男の子が生まれてからは、グッとお姉さん度は増しましたね。

この調子で、いい子に育ってもらえればいいのですが、出来れば、魔力をずっと持ったままで。それってご都合だよなぁ。

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8/12/2007

札幌3VS0C大阪 これぞJ2サッカー。

試合前、スタカフェに行く道中、家内と鎌倉パスタで昼食をとった。このお店で家内と食事をすると、決まって家に良い事が起こるのだけれど、さすがにサッカーは専門外だったようで、寂しい。

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寂しいといえばこの試合である。サッカーに関わらず、人が行う全ての行為には失敗する可能性がある。勝負に勝つ為には、自らが相手よりよいことをして勝つ方法もあれば、相手の失敗につけ込む方法もあるのだ。どちらの方法が素晴らしいのか、画一的に優劣はつけられないけれども、今セレッソがいるリーグはサッカーでは未だ後進国のリーグ、しかもその2部であり、そのリーグで勝ちを拾っていくのに、どちらの方法がより懸命かは自明だ。その意味で、セレッソにとって札幌という存在は、とても厄介なものかもしれない。

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セレッソのチームとしてのポテンシャルは今までとさして変わらなかったと思う。試合開始直後の香川のドリブル突破やセットプレーなど見ていると、むしろいい調子だったかもしれない。

ただ90分間そのポテンシャルを維持するのは並大抵ではない。ローテンションになってしまう部分、集中を切らせた軽率なプレーが出る瞬間は必ずある。そこを札幌にうまく突かれてしまった。

1失点目、相手FW中山のシュートがバーの違う部分に当たっていれば、ひょっとしたら得点は入っていなかったかもしれない。しかし、だからと言って、詰めていた選手に対してブロックをしなくていいわけではない。そういう努力を怠ってしまったしっぺ返しとしては、当然の対価だ。


対するセレッソは相手がしっかりと網を張っているブロックに、まるで吸い寄せられるように入り込んでいく。もっとサイドを使ったり、長いボールを使ったり、試行錯誤があっても良かった。それに何よりシュートで終わる機会があまりにも少なすぎた。スタッツを見れば差異はないが、オンターゲットのシュートは数えるほどだった。


2失点目に関しては、致し方無い部分は確かにある。あれにタイミングが合う選手は多分普通のクロスにタイミングが合わないはずだから。しかし後半立ち上がり早々という時間に2点差になったのは厳しい。

打開策は比較的早くに打たれた。宮本から森島康、香川がボールを散らし、古橋、濱田、森島康、小松を生かす布陣。

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実はこの布陣をいつか試してほしいな、というところがあったので、少しばかり期待していたのだけれど、またしても不運なミスが出てしまい、失点。勝敗は決してしまった。

首位、堅守の相手に3-0、普通なら完全に緊張の糸が切れるところだが(実際ゼ・カルロスは明らかにテンションが下がっていて、プレーが雑だった)何人かの選手は、貪欲に攻めてくれた。柳沢、香川、森島康、古橋。オフサイドの判定に泣かされこそしたが、多くの選手が一緒懸命にゴールに向かってくれたところに、少しばかり救われた気がした。

救いと言えば、苔口と柳沢の関係が改善されていたのもよかった。

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まだ少し苔口の歩きグセが目に付くが、以前のように二人一度に無力化する事は無くなった。柳沢がキッチリと苔口の走りたい方向にボールをはたいてくれるので、苔口も思い切って走り出せる。


連勝も止まり、ゼ・カルロスが次節、目下のライバルである湘南との対決に出場できないなど(あのカード程余計なものは無いだろう)泣きっ面に蜂の状態ではあるけれど、私はこのチームをもう少し見ていたい。今更またダッチロールをするのはゴメンだし、決して悪いサッカーをしているわけではないから。捲土重来のチャンスは、まだ残されていると信じている。

8/11/2007

「本当を知りたければ」

それなりの対価はいる。どうやらそれは本当のようで。明日からお盆休みなんですが、またしてもN先輩からD2Hを借りてしまいました。そんでもって愛娘を撮ったのですが、やっぱり違いますね、どうやらコンデジとデジイチの間には深くて暗い川があるようです。

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ただデジイチってのは重くて、撮るのに凄いモチベーションが必要になってしまうんです。ようし、撮るぞう!というくらいのテンションではないとあれを振り回すのはなぁ。D200はもう少し軽いらしいですし、レンズも単焦点の小さい奴からと考えていますが、試合撮るのには最低でも300mmくらいはいるらしくて、そうなると軽いのでもこんなのですよ、20センチくらいの得物を振り回さなくてはいけない。もうここまで来ると凶器ですね。

多分買ったら試合とか子供の大切な日(誕生日、クリスマスetc)それからようし撮るぞう!!な気分の日はデジイチ。不意に出くわした面白い風景はコンデジという感じの住み分けになるかも。試合の観戦記の画像は、多分もう少しいい感じになりそうなので、乞うご期待。戦前予想は明日します。

いい天気

070810_1537~0001.jpgですなぁ。


8/08/2007

疲れた。

感情のコントロールが出来ない人は多分普通の人より早く死ぬ。泣いたりわめいたりなんて体力が消耗するだけでまるでいいことが無いからね。だからあんまり感情は出さない事だ。演技を勉強する事だ。

それにしても、この世の中は面白くない事ばかりで、何でこんな風になっているんだろう。ホントサッカーぐらいだよ、楽しいのって。七日間のうちで楽しい時間が90分間だけなんて下らないかもね。だったら泣いたりわめいたりして寿命を縮めてみたくもなるか。いったいどっちが得なのかね。

さて、リベンジマッチしよう。

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8/06/2007

C大阪2VS1京都 さすが吉田、なんとも無いぜ。

後半は何度も血の気が引いた。テレビ観戦でこれだけなのだから現地組の皆さんの心労たるや凄まじいものであったと思う。ただその厳しい戦いを凌ぎ、上位陣相手に連勝、勝ち点6を積み上げられた。内容より結果が求められる時期に来て、これは大きい。「死のロード」の初戦、いいスタートが切れたのでは。


スタメンはほぼ不動のメンバー、出場停止の前田の代役は千葉だった。

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序盤はいい感じで入れた。濱田、古橋、香川はいつもどおりの出来、そこに来て小松が好調な様子。ボールキープ、フリーラン、パスのタイミングもいい。サイドからの崩しがある程度やれていたので、得点が入るならこの形かな、と感じた。だからコーナーキックからアレーのヘッドというのには、少々ビックリした。

ただ試合を通しで観ていて、アレーの出来も良かった。今期一番と言ってもいいくらい。特に攻撃に絡む部分での働きは出色だった。いつもは宮本が動き回って、アレーがアンカー役に徹してで、二人とも守備にかなりのウェイトをおいている為に、攻撃の一歩目が遅れがちになってしまうのだれれど、今日に限っては、アレーが前を向いて奪って、そのままスムースに攻めに、という形が多かった。


しかし、好事魔多しとはよく言うもので、いい気分で観ていると、DFラインの裏をうまく突かれてしまった。本当にパウリーニョというプレーヤーはこういうプレーが上手い。千葉が前田であったとしても、あれは普通にとられていたと思う。

パウリーニョにはその後もさんざっぱら手を焼かされたが、ここから吉田がよく踏ん張った。間違いなく今日のMOM。吉田がもっとも得意とする正面からのシュートが多かったとはいえ、よくもまああれだけ止められるものだ。


守備が頑張れば攻撃もかみ合う。前半は1-1かと、皆が思っていたあの時間帯でのゴール、柳沢のクロスも良かったし、小松のフリーになるダイアゴナルラン、そしてフィニッシュの柔らかさも良かった。全てにおいて、価値の高い得点だった。


後半に関して言えば、正直不満が残る。古橋が3度あった決定機をどれか一つでも決めてくれていれば、試合も吉田も楽になっていたはず。3つとも決めていれば、もう左団扇だったのに…。

しかし現実として、2-1のスコアを保持するために、吉田の獅子奮迅の活躍は続いた。田原にキープされてフリーのパウリーニョから至近距離のシュート。DFラインを裏をとられての1対1。危ないミドルも一、二度あった。どれもこれも、決められたからと言って吉田を責められないシュート、それを全てかき出してくれたのだから、本当に頭が上がらない。


途中出場の森島康、苔口は、非常に大人っぽい、らしくないプレーで勝利に貢献してくれた。

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森島康と言えば、良くも悪しくも子供っぽいところがあるのだけれど、ライバルの小松が華々しく活躍する中、しっかりと時間稼ぎに奔走してくれた。京都のプレイヤーを二、三人背負ってコーナーで耐えられるのは、今のセレッソでは森島康くらい。そして下手に全体を上げれば、今度は苔口が快速を飛ばしてくる。クルピ監督が退席したのも、ひょっとすればいい流れだったのかも(いつもはひたすら我慢の選手交代だから)

これで完全に三位争い圏内に入った。そのグループの中で一番苦しい場所にいるけれども、もう今年は諦めた、なんて位置にいるよりは、ずっとマシなのだから、贅沢は言わない。次節は札幌、今日以上に厳しい試合になるだろうが、チームを信じて行くしかない。

8/05/2007

京都戦前予想。

セレッソのホーム、相手は京都、場所は福井。やっぱりイマイチピンと来ないな。チームは上向き加減、仙台にも今期初勝利、この余勢を借りたいけれど、不動の4バックの一角、前田が出場停止。この穴を誰が、どうやって埋めるのか。

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出場時間からすれば千葉かもしれないし、相性で言えば同期で江添と組んだ事が多い藤本の線もあるかも。でもクルピ監督のプライオリティで行くならずっとリザーブだった羽田の可能性が一番高いような気がする。気がするだけなんだけれど。

もし千葉がハナから入ったら、後半の守備固め「勝利の方程式」が出来なくなるし、藤本は今期センターバックをまだ(多分)やってない。とすれば本来センターバックでの経験が多く、ずっとベンチにいる羽田、の、はずなんだけどなぁ…。


後のメンバーに関しては特に問題無し。香川、小松、古橋、濱田に柳沢、ゼ・カルロス。なんだかんだ言って随分と連携がとれてきたし。相手より一点多く得点するだけなんだから、心配はしていませんよ。


しかし今日試合だったら何とか生観戦できたのに、日曜日じゃ月曜の始業に間に合わないぞ(バスは疲れるからパスな)

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8/04/2007

ド級艦来ル。

噂になっておりました新外人さん、決まったみたいですね。

CEREZO OFFICIAL

ジェルマーノ選手獲得決定のお知らせ

ブラジル アトレチコミネイロよりジェルマーノ選手を獲得いたしましたのでお知らせいたします。
なお、契約期間は2007年8月1日~2008年1月1日までとなっております。


ふてぶてしい面構え、体幹も太そうな感じですし、左利きというのもいいですね。今のボランチの組み合わせ(アレー、宮本)だと攻撃のアクセントとしての機能がどうしても低いので、起点になる楔のパスとか出してもらえるだけで有り難いのですが…。札幌戦辺りから実戦投入でしょうね。


さてさて、最近の私、署名活動のエントリなぞ書くわけも無く、もっぱらデジイチのお勉強中です。限られた予算でいい買い物をするというのは難しいですね、特に価格と性能がほぼ比例するレンズなぞは。

ニコンのカメラというのも初体験で、戸惑うかなという話をしていましたら、N先輩からカメラをお借りする事が出来ました。それはいいのですが、その借りたカメラ(とレンズ)というのがこれなのです。

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まずカメラ、ニコンD2Hです、希望小売価格\490,000 (税込 \514,500)のシロモノです。有効画素数1200万とか言ってます。はっきり言って今の私にはオーバースペック。でも購入予定のD200と操作がほぼ同じとの事。頑張って慣れないといけません。

さらにレンズ。Ai AF-S Zoom Nikkor ED 17~35mm F2.8D(IF) 希望小売価格\230,000(税込 \241,500)カメラ一式ですでに70万超えています、バケモノです。

写真を撮るのに、両手で70万の機械をホールドしなければいけないというのは強烈です。購入予定のカメラは20万弱くらいなのでまだマシですが、50万超えるとなるとさすがに手が震えてきて、それだけで手振れしてしまいそうです。でも、これも経験。キッチリやらないとセレッソの歓喜の瞬間が撮れないですから、頑張りマス。

8/02/2007

くだらない話で安らげる僕ら。

大恩人が入院しているので、お見舞いに行ってまいりました。道中夕焼けが綺麗で、ついつい写真撮ってみたり。

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それにしても最近の病院ってのはすごい。中にコンビニとかあるし、見晴らしもいいし、病室が少し殺風景なの以外はホテル並みの豪華さ。安全性を考えれば病院の方が優れているかも。

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大恩人、お元気そうでした。明後日退院だから当たり前と言えば当たり前なんですが。まあ、安心です。


それから家に帰って、家族揃っての夕飯。ウィークデーだと久しぶり。娘や家内とご飯を食べると、やっぱり旨いし、楽しい。布団で川の字になって娘を寝かしつけたり、家内とゆっくり話す時間があったり。当たり前なんですが、それが妙に嬉しかった。

人間って仕事の為に生きてるのか、生きる為に仕事してるのか、どっちなんでしょうね。仕事が無けりゃそれはそれは困ってしまうし、かと言って家族はおざなり、生活費入れてりゃいいってわけでもないし。まあ、こういう小難しい話は哲学者にでも考えてもらいます。それでは。

8/01/2007

熱意は伝わるもんだよ。

いやいや、2ちゃんがらみの話ですけどね。無駄な労力を使いたくない、という人がいるんですよ。その気持ちは痛いほどよく判る。判るけれど、そこは騙されたと思って聞いて欲しい。


結論から言うなら、気持ちってのはいいのも悪いのも伝播していくもんです。10人いて9人ダラダラしていたら10人目も遅かれ早かれ意思がくじけてくるし、10人のうち9人が「うおーっ!やるぞーっ!」って一日中ハイテンションだったら、10人目もそのうち「あ、ちょっとまってください、頑張りますから」くらい言いますよ。

最近のエントリでカメラ欲しいと言っていましたけれど、あれも少なからず職場環境が影響しています。プロのカメラマンがそばに何人もいて、まるで魔法のように素晴らしい写真を撮っていく様ってのは、なかなかにかっこいいのです。それで、コンデジはとりあえずとっさの時用にして、撮るぞ!という気分の時用の一眼レフを買おうと。

最初はキャノンでいこうと思っていました。コンデジがキャノンだし、好きなブロガーの方がキャノンユーザーだし。入門機よりワンクラス上の機種を買って、コンデジより少しマシなくらいのレンズを1本だけ用意して、まずは一眼レフに慣れようと。それなら予算15万くらいで済むし。

しかし今では、まずニコンD200買って、単焦点のAi AF Nikkor 35mm F2DとAF-S DX VR Zoom Nikkor ED55-200mm F4-5.6G買って、単焦点は修行用と街撮り用、ズームは試合と子供の運動会用で行こうかと、トータルすると25万くらいしちゃうけれど泣かないぞと、そう腹をくくっているのですよ。

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それはズバリ先輩のNさんの影響が大です。生粋のニコンユーザー、現像液で産湯に浸かったようなこのNさんから写真の初歩を教えてもらったんですね。F値とは?画角ってなんじゃい!?単焦点?ズーム出来ないの?こっちのレンズのほうがこっちと性能近いし安いし良くないですか?云々かんぬん。そんな初級者の質問に、Nさんいやな顔せず付き合ってくれました。

おかげでいろいろとためになりました。最初の予定通り、15万かそれ以下の予算でカメラを買っても、多分あまりいい感じにはならんかったと思います。でも今の25万は確実に実のある25万になる。なんてったってそれでプロまで上り詰めた人がわんさといる職場なので。

そうして少しでもいい写真が撮れるようになれば、このブログももう少しいい見栄えがするかな、とか、娘をきれいに撮れるかな、なんて淡い期待を抱いている今日この頃なのです。


熱意と誠意と、少しばかりのテクニックがあれば、人心は動きます。時間がかかろうとなんだろうと、変えられます。それは別に悪い事じゃ無い。むしろ大切な事ですよ。