2/24/2013

true 8 ≒ false 9 #cerezo

今年のセレッソ、4-3-3も試したようだけれど、最終的な布陣は4-4-2に落ち着いたようだ。


面白いなと思うのが、純然たるFWが一人もいないところ。


エジノは体格はいいものの、どちらかというと1.5列目で力を出すタイプのようで、山口螢も本来はボランチだ。一見違和感があるが、個人的には好きなチョイスだったりする。運動量があって、流動性があって、そういうサッカーが好き。


これを見ていて、ロンドン五輪の時のブラジル代表を思い出していた。

この時のブラジル代表の前線も純然たるFWがおらず、「false 9(ファルセ・ナイン)」と呼ばれるシステムを組んでいた。オスカル、ネイマールが自由にポジションをとり、カカがバランスをとる。右サイドはフッキの独壇場。皆が既存の常識にとらわれず、流動性を持ってゴールに迫る様は、2010年のセレッソにも似ている。

false(ファルセ)はwebサイトを制作している人間ならよく聞く単語だ。

例えば、webであるスクリプト(プログラム)を使う時、そのスクリプトの「ある機能は使うが、違う機能は使わない」という場合がある。

そういう時は

機能A: false;
機能B: true;

と書いたりする。この時、機能Aは使用されず、機能Bだけが使用される。なのでfalse 9というフレーズは実にしっくりする。


翻って、このセレッソのシステムを、俺は勝手に「true 8(トゥルー・エイト)」と呼んでいる。柿谷が真に輝くためのシステム、柿谷を利用するシステムであるならば、このスクリプトは

8: true;

と記述されるべきだ。8番が輝き出せば、セレッソは強い。2000年も、2005年も、2010年もそうだった。あくまで、このスクリプトにエラーが無ければ、の話ではあるけれど。

2/21/2013

裏方さんの憂鬱。もしくは目を見開いて夢を見る。 #cerezo

火曜日に、キンチョウスタジアムで応援ミーティングがあった。何が何でも行きたかったんだけど、仕事が詰まってた。マイガッ!!

こういうミーティングは毎年開かれているんだけど、今年はここ数年会を取り仕切っていたスタジアムマスターの本間勇輔氏が契約満了後、はじめてのミーティングってことで、なおさら参加したかった。

去年のミーティングの様子

知人から伝え聞く限り、やはりいろんなことが変更になるようだ。共に協力し合いながら築き上げていったモノを一度ご破算に戻すのは心苦しい。けれど、権利であったり予算であったり、いろいろあるってことを考えると仕方ないのかなとも思う。


俺たちは、スタジアムでいつも夢を見ている。キラ星のようなスター選手のプレーに心躍らせ、仲間たちと喜び合う。試合が終わればお酒でも飲んでうまいもの食べて、それでゲラゲラ笑ったりする。

でも、その夢の最中でも、スタッフは気を抜くことを許されない。試合のない日はスポンサーを探し、地域貢献に東奔西走。試合日は朝から晩まで走り回る。それが仕事、と突っぱねるのは簡単だけれど、我が事と考えればどれだけ大変かよくわかる。

その上にアイドリング!!!騒動みたいなアクシデントがひっきりなしに起こる。権利問題なんかもキツイだろうし、今は開幕の準備やらマンUとの試合のチケット販売、仕事が山盛りだ。


なお厳しいのは、そんな現実から目をそらさず、なおかつ俺たちと同じ夢の共有をしなければ、利益なんか上がらないってことだ。それは、起きたまま、目を見開いて、電卓を叩きながら夢を見るような、難しい話だ。

いつか、タイトルをとったその日には、裏方さんから何から、かたっぱしから胴上げしたいもんだよ。みんながいて、セレッソだからな。

2/17/2013

梅園の風景。または小籔うっといねん。 #photo #diary

つい先日アメトークって番組で「カメラかじってる芸人」をやってた。芸人さんで本格的なカメラ持ってる人(さすがに中判カメラとかライカ持ってる人はおらんかったな)が出てたんだけど、小籔千豊があまりに「狭い」のでドン引きしてしまった。

誤解のないように言うと、小籔の持っているカメラ(D700)やレンズ(Nikon 35mm/f1.4)のチョイスは絶妙だし、多分出ていた芸人の中で一番理屈がわかってて、それを実践していい写真を撮っている。写真自体も、ホントにいい。俺の好み。


でも、写真に一番大事なのは、撮りたい、残したいという欲求で、そのベースがないと、そもそもシャッターを切るって一番大事な動作ができなくなってしまうからね。それは人それぞれで、それを誰も卑下できんでしょう。

そやから好きなもん、好きなように撮ったらええやんと、そうしないと個性なんて出んぞと、そういう感じ。


それ見て妙に意固地になった俺は、寒いってのに、まだ満開なんて先の先なのに、大阪城公園の梅園を撮りに行った。


梅園は結構人が多くて、撮るのに少し邪魔だった。いい花があるとそれに10人くらいのおっちゃんおばちゃんがどわーっと群がってた。AKBの握手会みたい、行ったこと無いけど。


それで、


好きなものを


好きなように


撮りまくって


おりましたよ。


最後の一枚、あなたはどう感じるか。

こういう風景は、多分基本パンフォーカス気味に撮るもんだと思う。けど、あえてボケを残して、どこまで行っても梅の林、という雰囲気をだした、つもり…。ホント無手勝流で、何も計算なんかしていない撮り方だけど、それでもそれなりに見られるでしょう?


個人的には、最後に見た花が一番好きだったな。心に絡みつくような枝ぶりで、栗色の樹皮とか、花の香とか、ガツンときた。あまりにキレイだったから、撮ったんだけどこっそりしまったままにしてる。こればかりは、撮ったものの役得。ははは。

2/15/2013

僕はサポーターだったな。 #diary

選手名鑑も一段落、ただ一人エジノを除いて…。開幕戦か舞洲に戻ってきた時に写真撮って公開します。もう少し待って。


なので、今日は久しぶりに日記です。つまらない人は、多分つまんない。ただ一人の人のために書くし、そういう人が大多数だと思います、はい。


サポーターって自分で言ってるけど、他人任せなのは実は苦手。自分でやったほうが早い、自分が失敗したら納得するからって性分だから。きっと部下がついたって伸ばせられないタイプ、自分一人で好きなこと好きなだけするはみ出し者。

でも、例えば子供の入試だとか、家族の手術だとか、どうしたって他人に任せる他はない出来事はあるわけで、そういう時はとても辛い。

それでも、ちゃんと最後まで、目を逸らさずに応援することが、サポーターに求められていることなんだと思う。そして、その先にあるものが何であれ、当事者とそれを分けあい、共に喜んだり悲しんだりすることも、等しく大事なことなんだと思う。

だから、ずっとずっと応援しよう。声は届かなくても、心は届くと信じている。結果もついてくるって信じている。

苦しみは半分に、喜びは二倍に。

一息つけたら、ご飯食べよう。あたたかくて、おいしいやつを。僕はサポーターだから、ずっとずっとサポートするよ。

2/14/2013

#20 FW 杉本 健勇(スギモト ケンユウ) #cerezo

OFFICIAL PROFILE

生野生まれ、大阪育ち、世界規格の大型FW


20番はセレッソにとって8番に並び立つ重い番号。かつて森島とともに世界を相手に戦った天才、西澤明訓のつけていた背番号だ。

その番号を託された意味と期待に、杉本は応えられるだろうか?


フィジカル、ゴール前の嗅覚、FWらしいメンタル、爆発する要素は全て揃っているだけに、サポーターの期待も大きい。

#2 DF 扇原 貴宏(オウギハラ タカヒロ) #cerezo

OFFICIAL PROFILE

セレッソと日本の未来を担う大型ボランチ


大きな展開力、左足から放たれる正確なシュート、プレスキック、そして外見からは想像もつかない「熱いハート」が武器の大型ボランチ。


今季は同じくユース出身の山口螢、シンプリシオ、横山、黒木らとボランチの定位置争いをすることになるが、フル代表へと進むためには、なんとしてもレギュラーを奪いたいところ。

#13 FW 南野 拓実(ミナミノ タクミ) #cerezo

OFFICIAL PROFILE

天皇杯で光ったユースの新生


昨季よりユース昇格を果たした若きアタッカー。リーグ戦終盤、吉野の離脱によりベンチ入りするとチャンスをモノにした。天皇杯清水戦ではプロ初ゴールをマークするなど大活躍、今季はさらなる飛躍に期待がかかる。


背番号13は清武、柿谷らがつけた出世番号。球団の期待も大きい。




#11 FW 播戸 竜二(バンド リュウジ) #cerezo

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ゴール前の仕事人


明るい社交的なキャラクターと、ストイックなプレーでチームを引っ張るベテランフォワード。昨季はゴールこそ少なかったが、アウェー仙台戦の柿谷へのアシストなど、決定機に絡む姿は健在。


柿谷、南野などテクニシャン揃いの攻撃陣の中にあって、ガツガツと貪欲にゴールに迫るスタイルは貴重。杉本にストライカーとしてのスピリットを注入する。



2/13/2013

#32 MF 岡田 武瑠(オカダ タケル) #cerezo

※新加入


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サイドを主戦場とするアタッカー


Sorry. Photos only!



#31 MF ブランコ(ウェリントン クレイトン ゴンサウベス ドス サントス)Wellington Clayton Goncalves Dos Santos(BRANCO) #cerezo

※復帰


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ゴール前の冷静さが武器のフィニッシャー


2012年のリーグ戦チーム初ゴールはまだ登録名がブランキーニョだった彼のスキルフルなシュートから生まれた。


ゴールのボックス内に入る上手さ、シュートの冷静さと正確さが持ち味で、ナビスコカップグループリーグではゴールを量産した。

今季はレンタル先の山形から復帰、再生を期待されている。

#30 MF シンプリシオ(ファビオ・エンリケ・シンプリシオ)Fabio Henrique Simplicio #cerezo

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チームを窮地から救ったセレソン


去年夏から加入、ボランチの位置からの攻撃参加や確かなキープ力でレヴィーサッカーを機能させた。


堅守速攻、スピードが命のソアレススタイルではやや出遅れる嫌いがあったが、緩急をつけるレヴィーのスタイルには見事にマッチした。

セレソンの経験もある元セリエAプレーヤーは、ブラジル人選手達の精神的支柱としても機能している。

#29 MF 小暮 大器(コグレ ダイキ) #cerezo

※新加入


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うまい肉くおうぜ!!


Sorry. Photos only!

#25 MF 黒木 聖仁(クロギ マサト) #cerezo

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未完の大型ボランチ


恵まれたフィジカルを生かしたスケールの大きなプレーが身上。フィード力と守備力を買われ左サイドバックとしてもプレーしたが、本職は攻撃的なボランチ。


今季はボランチに強力なライバルが多いが、覚醒すれば強力な戦力となるだけに、成長を期待する向きも大きい。

#28 MF 井上 翔太(イノウエ ショウタ) #cerezo

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ボランチもこなせる万能タイプ


本職は攻撃的な2列目の選手だが、中盤の底から攻撃を組み立てるセカンドボランチとしてもプレーが出来る。正確なキックが持ち味のセレッソらしいプレーヤー


2年前の倉田が丁度そんな立ち位置だったけれども、プレーエリアの広い攻撃型の選手が一人いるだけで、ゲーム中のプラン変更がぐっとスムーズになる。

#26 MF 秋山 大地(アキヤマ ダイチ) #cerezo

※新加入


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ユース期待のボランチ


Sorry. Photos only!


2/12/2013

#18 MF 横山 知伸(ヨコヤマ トモノブ) #cerezo

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セレッソを救った一撃


ボランチ、センターバックとして相手の攻撃を防ぎきるのが本来の仕事。だがセレッソサポーターなら、昨年最終節での2ゴールを忘れることはできないだろう。


恵まれた体格を生かしたプレーは山口螢、扇原、シンプリシオの誰とも違う個性。その持ち味が新チームで生きるかがカギになる。

#16 MF 枝村 匠馬(エダムラ タクマ) #cerezo

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クールに決めるゴールハンター


しっかりとした技術と思い切りのいい飛び出しで右サイドに君臨する寡黙なアタッカー。試合から消えたかと思えば、突然ゴール前に飛び出し相手の急所を突くことも。


また、関西のチームに対して無類の強さを見せ、アウェーガンバ戦では2ゴール、アウェー神戸戦では決勝点を決めた。

今季は関西唯一のJ1、他チームに対してどれだけ脅威となれるか。


2/11/2013

#17 MF 酒本 憲幸(サケモト ノリユキ) #cerezo

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リーグ屈指の職人肌クロッサー


右サイドからの攻撃参加、正確で多彩なクロスが持ち味のサイドアタッカー、老獪なボールタッチで相手をいなし、攻撃の起点を作る。


毎年夏場は絶不調で、秋になると調子が上向きになるのが通例。仲間内では「脂が乗ってきた」と呼んでいる。

#15 MF 吉野 峻光(ヨシノ タカミツ) #cerezo

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復活が待たれる「もう一人の天才」


昨季中盤、終盤のリーグ戦、彼がいなければチームがどうなっていたかわからない。正確で柔らかなボールタッチと、キレの有るパスセンス、華奢な体からは想像もつかないボールキープ能力で攻撃のアクセントとなった。


終盤に大怪我を負い、復帰は今季中旬。だが、それを待とうと思わせるだけの何かを持った選手。彼が復帰すれば、2列目は柿谷、楠神、吉野、枝村、ブランコで編成される分厚いものになる。


#14 MF 丸橋 祐介(マルハシ ユウスケ) #cerezo

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強力なキック力を誇る超攻撃的左サイドバック


右サイドからの酒本の正確なクロスと、左サイドからの丸橋の積極的攻撃参加は、レヴィーセレッソの生命線。しなやかなフォームからの正確無比なクロスと、思いきりの良いミドルレンジからのシュートで得点機を演出する


 ノーマルなスピンの効いたボールの他に、2011年のアウェー湘南戦や昨年のアウェー神戸戦で見せた無回転シュートも放てる。

攻撃参加はウラのスペースを与えるリスクも併せ持つが、それをどれだけ押さえ込めるかがセレッソの命運を握っているといっても過言ではない。

#10 MF 楠神 順平(クスカミ ジュンペイ) #cerezo

※新加入


OFFICIAL PROFILE

野洲サッカーの申し子2列目での覚醒に期待


Sorry. Photos only!



2/10/2013

セレッソが長居を満員にする時。 #cerezo

今から久しぶりに長文を書こう、きっと途中でダラダラと破綻するな。あと以前にも書いたことと重複するけど、飽きずに聞いてほしい。


「長居が満員」という意味


俺の知り合いに、夢を持って仕事に打ち込んでる人がいる。その人はとある会社の面接を受けた時

「5万人入るスタジアムを満員にしたいんです!」

と、力強く言ったのだそうだ。上司はきっと、その夢の大きさに賭けて、その人を組織に加えたんだと思う。


長居スタジアムは、デカイ。嫌になるくらいデカイ。J2の時はこのスタジアムで、観客6,000人とかで、普通に試合していた。どれだけガラガラだったかって話だ。

野球のメッカ、大阪にある巨大スタジアムを満員にするのは、容易ではない。


観客はきたけれど…


去年満員に近かったのはホーム開幕戦となった大阪ダービー(30,764人)と、ラスキヨマッチと銘打たれた浦和戦(36,723人)の2試合。ここが問題なんだと考えている。

ダービーは約半数がガンバサポーターだし、ラスキヨマッチは清武見たさの一見さんが多かった。セレッソのサポーターで、どの試合でも、何が何でも見に来るって層は、ホーム札幌戦の8,226人ってのが近い値じゃないだろうか。

そこから、試合の重みであったり、アウェイサポーターの数によってどれだけ上積みができるかということ。


費用対効果の悪さ


ややこしいのはこの上積みをしていくためのアプローチだ。

例えばさいスタを6万人で埋めるのには、サッカーを知っている層、近隣に住んでいる層、ある程度見当が付いている層にアプローチをすればいい。しかし長居を満員にするためには、あまりに曖昧模糊な「ライト層」に訴えかけなければならない。だから広告費に対する効果があまり読めず、選択と集中ができないままになることがある。


毎試合、ラスキヨマッチのようにボカボカと広告費を捻出する訳にはいかない。だから肝心なのは、たくさん来てもらった時、ライトな層にどれだけ「また来よう」と考えてもらえるかだ。それを繰り返していくことでしか、前述した「何が何でも来る」層は生まれない。


満足度はあがらない・・・


ところがこれも厄介事がひとつある。ライト層は(当たり前だけれど)サッカーを見る機会が少なく、生観戦の楽しみ方がわからなかったり、コア層やコア層を相手にすることが慣れてしまったクラブスタッフが予想していなかった行動をとってトラブることが多いのだ。そうして、試合観戦に満足を得られないまま帰宅してしまう。

ダービーは、まあ質は違うものの相手もコアな連中である。しかし浦和戦に来たライト層は本当にスタジアムに来るのがはじめて、なんて人もたくさんいた。

コアなら何万人も来る試合は混むから早めに来ておこうとか、メシはどこかで調達しないと無理だとか、当たり前のように算段をつけてくるし、入場待ち列もどんな風に伸びていくかわかっているから迷わない。

でも一見さんは違う。7時キックオフなら6時半に来るし、フードコートもギッシリになる。列もどこまでいくやらわからなくて、公園の中をさまようなんて人も出てくる。 それをいつもと同じ数のスタッフで応対するから、ライト層もコア層も戸惑ったまま、当座の収益にはなっても先々への効果が薄いという、あまり良くない結果だけが生まれる。

結果論になるけれど、去年の3月にやったスタジアムミーティングの頃から、事態はあまり変わっていない。


「商売」をする上でのサポーター論


少し前にFOOT×BRAINという番組が植田朝日氏を招いて「サポーター論」を語り合い、反響を呼んだことがあった。

コアとかゴール裏とか、いわゆる濃い層からすると、今のサポーターはお客さんであり、ぬるいと感じるという主旨だったと思うが、それは違うんじゃないのかという反論が多くあった。一般論でいうなら、サッカーに興味がある無い、興味の度合いなどで階層を作るのは確かに間違えている。

しかし、これがクラブ運営をする側となると話は別だ。ターゲットを細分化し、それに合わせてアクションを起こし、効果を上げていかなくては観客数は増えない。

これは、自分がコア層なんだと自覚している人間も、等しく意識すべき話だ。

ライト層がスタジアムに入った時、そこに目に見えない区分のようなものがあって、排他性、排外主義的な空気を感じたらどうだろうか?逆に、そこで何か暖かい経験をしたらどうだろうか?スタジアムに自分の居場所があると感じてもらえる行動も、等しくクラブに貢献するサポートと言えないだろうか。


サポーターにできること


今、セレッソというクラブはこれまで経験したことがない客層を相手にしている。海外移籍が増えたことからライト層が現れたし、若手の選手をアイドルのように感じている若い女性層も格段に増加している。

これを嫌がるサポーターも多いけれど、そこを何とかできないものかと思う。そういう自分たちもまた、かつてはライトなサポーターであったはずで、そこから良い経験、快楽といってもいいかもしれない、そういう体験をしてセレッソを中心にものを想う人間になったはずなのだから。

次に続く層を作り、育て、増やしていくというのは、どの世界のどんな分野でも疎かにしていいものではない。それに携われることを栄誉と思い、進んでいくのもまた、コアな行動だろう。


自分語りになるけれど、ユニフォームを着てスタジアムやその周りを歩く時、セレッソのお客ではなくて、セレッソの一部だと思うようにしている。

例えば誰かがユニフォームを着たまま乱暴狼藉を働いて、その様を普通の人が見ていたとして、それでセレッソの試合を見に行きたいと思わないだろう。子供などがいる人なら、むしろ近づかないようにしようと考えるほうが自然だ。そしてセレッソのメインターゲットになっているのは、それを強く意識している家族層であり、若い女性層だ。


誰もが楽しく観られるスタジアム、これが究極。1回目の人も1000回見た人も、チームを観ている人も選手個人を応援している人も、等しく満足できるスタジアムでなければ、5万人は集まらない。あまりに高いところにある目標ではあるけれども、目標を目指さなければ前進はできない。

あんまり肩肘張ってても楽しくないけど、ガラガラのスタジアムも寂しいでしょう?

2/09/2013

#8 MF 柿谷 曜一朗(カキタニ ヨウイチロウ) #cerezo

OFFICIAL PROFILE

遅れてきた「ミスターセレッソ」


リーグ屈指のテクニックとゴールへの貪欲な姿勢、チームへの献身的な貢献でセレッソを降格の危機から救ったユース育ちの「ジーニアス」

一度は徳島にレンタル移籍するなど、苦難も数多く経験したが、それがまた「人間柿谷曜一朗」を成長させる糧となった。


今季は森島アンバサダーから直々に背番号8を託され、名実ともにチームの中心となった。彼の一挙手一投足を目に焼き付けていきたい。

#6 MF 山口 螢(ヤマグチ ホタル) #cerezo

OFFICIAL PROFILE

無尽蔵のスタミナでピッチをかける若き狼


広い守備範囲と人並み外れた運動量で攻撃の芽を摘み取るボランチ。2列目としても器用さを見せ、攻撃的なプレーも得意。ミドルレンジのパスや3列目からの飛び出しもできる。


怪我さえなければ活躍は必至。激しいプレーの割にカードが少なめなのも有難い。

2/08/2013

#33 DF 椋原 健太(ムクハラ ケンタ) #cerezo

※新加入 期限付き移籍

OFFICIAL PROFILE

江戸の「イケメン」セレッソに参上


甘いマスクと馬力のあるプレーが特徴的な右サイドバック。まったく余談だが実家は築地の魚屋さんということで、マグロが大好物とのこと。


勝利の美酒と美味い肴を、大阪でたっぷり味わってほしい。

#7 DF 新井場 徹(アライバ トオル) #cerezo

※新加入

OFFICIAL PROFILE

「ブサイクながら」勝利のメンタリティーを注入


冷静さ、堅実性で鹿島に数多くのタイトルをもたらしたベテランが、セレッソに新しい風を吹き込む。


 「キャピキャピしていて女子校みたい」なセレッソにとっては真逆のキャラクターだが、実力は折り紙付きなだけに、どんな化学反応を起こしてくれるかが楽しみ。

2/07/2013

マンUじゃなくてシンジが観たい。 #cerezo

って言うのは、少数派なのかな。

シンジの写真を探してて、2010年のトレーニングマッチ見てたら




いやこれは普通にリーグ3位になるメンツやなあと。今この3人買い戻すっていったら何億円必要なんだろう。

それはあくまで夢のまた夢の話だけど、せめてシンジだけでも、故郷長居で観られる機会ができた。素直に嬉しいよ。

【13/02/07】セレッソ大阪vsマンチェスター・ユナイテッド開催のお知らせ

セレッソ大阪は2013年7月26日に大阪長居スタジアムにおいて、マンチェスター・ユナイテッドと対戦することが決まりましたので、以下の通りお知らせいたします。(後略)

海外サッカーが好きな人にすれば、ファン・ペルシーやらルーニーやらファーディナンドが目当てになるんだろうけど、俺とすれば里帰りを観に行くような感覚。

それにしても、チケットがやたら高いんだけどね。まあ、それくらいするか。


とにかく、シンジとヤンマーが尽力してくれたせっかくの里帰りなんだし、長居を観客でビッシリと埋めたいよな。って、言わないでも埋まると思うけど。

ファンクラブ用に用意されたのは2万枚、一般もそれくらいかな?これは「少ない」と見る。キッチリシッカリ予約しないとね。

#24 DF 金  聖基(キム ソンギ) #cerezo

OFFICIAL PROFILE

全てを兼ね備えた大型DF


高さ、速さ、強さに加え、フィードの正確性にも秀でた期待の存在。


ソアレス監督の際には先発出場を果たすなど、実力は証明されている。ムラッ気を無くせばレギュラーも十分視野に入ってくる。


#23 DF 山下 達也(ヤマシタ タツヤ) #cerezo

OFFICIAL PROFILE

一皮むけたパワフルなDF


派手さはないが、堅実なプレーでDFラインに君臨する実力派。去年は茂庭や藤本の警告累積、負傷交代の際のファーストチョイスに選ばれるなど、過去最高のパフォーマンスだった。


今季はさらに出場機会を増やし、さらなる活躍を。


2/06/2013

#4 DF 藤本 康太(フジモト コウタ) #cerezo

OFFICIAL PROFILE

高い身体能力が武器、頼れるキャプテン


小柄ながら驚異的な身体能力でハイボールに勝利し続けるゲームキャプテン。九州出身らしいハートの熱さと、堅実なプレーでチームを引っ張る。


今季センターバックには茂庭、藤本、山下、金 聖基と、数は少ないながら力量の劣らぬタレントが揃っている。どれだけ失点を減らせるかが求められるだけに、そのリーダー格である藤本にかかる期待も大きい。

#3 DF 茂庭 照幸(モニワ テルユキ) #cerezo

OFFICIAL PROFILE

セレッソを影で支える寡黙なベテラン


FC東京在籍時はお笑い担当としてチームの和を作っていた茂庭も、セレッソでは背中で後輩を引っ張るいぶし銀に。大柄な体躯に似合わぬ俊敏性で、数多くのストライカーを封じる。


昨季は数多くのケガに悩まされたが、まだまだチームにとって必要な存在に変わりはない。サポーターの想いを胸に、試合に臨む。