1/31/2007

セレッソ大阪再建についての要望。

 あくまで私なりの要望です。今どこがダメなのか、どうすればいいのか、考えた末にこういう形がいいのでは、という考えを並べてみました。こんなのがいい、これを追加してくれというのが有れば、コメントやメールを下さい。

 それから、これらの要望、またはそれに類するアクションが有った場合は、その部分を削除していきます。

 日付を年末にしているのは、それまでに何かしら前向きな進展が有ると信じているからです。もしそうでなければ、その度に日付をずらすだけです。



〈火急を要する要望〉
・責任の明確化と、その明示。
 塚田前監督の辞任や、活躍できなかった選手の引退、放逐など、現場レベルでの責任追及は進んでいるものの、彼等より上の立場にいるスタッフの責任は、12/3時点では何も行われていない。これらを火急的速やかに実施し、それをサポーターに報告する。尚、責任をとる=職を辞するではなく、しっかりとしたビジョンの提示や、その為のアクションも、責任のとり方と考える。

〈中期的要望〉
・しっかりとしたチームコンセプトの確立と、それに見合う戦力補強。
 守備陣の建て直し、戦えるチームへの意識改革など、要望すべき点は多々有るが、最も問題なのは、骨子となるべきチームコンセプトが明確になっておらず、戦力補強、チーム作りが短期的な視野でしか捉えられないこと。確固たる信念のもとでマネジメントが出来るコンセプトを打ち出さなければ、エレベーターチームからの脱却は無い。

・会計の開示。
 球団関係者は「予算が無い」という言葉を免罪符の様に使用しているが、セレッソ大阪以下の予算で、セレッソ大阪以上の成績を上げているチームが皆無というわけではない。06年リーグ最終戦でのマスゲーム用ボード大量廃棄等を見るにつけ、的確な予算配分がなされているのか疑問に感じる。もし後ろめたいものが無ければ、それらを率先してクリアにする事に不都合は無いはず。

〈長期的要望〉
・球団とサポーターの相互理解。
 「何をすればサポーターが喜ぶのか判らない」球団と、「球団が何をするのか判らない」サポーターという図式が、不協和音を呼び、相互不信に繋がっていると考える。それを解消するには、今何をするべきか、両者の意思統一する場が必要。サポーターズコンベンション、ファン感謝デー以外に、定期的にクラブとサポーターが話し合える場を確保する事で、問題を解消する。出来るだけ多くのサポーターの意見を汲むために、それらの開始日は試合日などとし、告知も徹底させる。

・収入源の多角化による安定した運営費の確保と維持。
 企業のスポンサードへのハードルを下げる、ソシオを募る、グッズを充実させる等、財源確保の方法を模索し、実行する。大口のパートナーも勿論必要だが、中小企業が多い大阪という地域の特殊性を考えると、スポンサーとなる為の基準を見直すのも方法。ソシオ制はセレッソクラブの延長と考えれば、それ程困難を伴うものとは考えられない。様々な収入源確保の方法を実行する。

1/30/2007

帰ってきたぜ!長居!!

 第二って、スタンドが小さくて低いじゃないですか。だから近くまで行かないと、なかなか「よしっ、スタジアムに来たぞ!」っていう実感が沸かないんですよね。やっぱり電車からでも見られる長居スタジアムって、いいスタジアムですよ。

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 というわけで日曜日、サポコンの前に、大阪国際女子マラソンの為に開放されていた長居スタジアムに潜入取材をしてまいりました。試合の日にはセレッソの旗がたなびく街灯に、この日はマラソンの旗が掲げられていたりして、いつもとは雰囲気が少し違っていましたが、見紛う事なき我がホームです。

 まず真っ先に目に入ったのは、通路から前に迫り出す形で設けられた身障者席ですね。

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 バックとメインの中央にそれぞれ5ブロックと4ブロック、それに四つある身障者用のスロープ付きゲートの周辺にそれぞれ2ブロック、計17ブロックの身障者席が増設されていました。後ろの身障者席はそのままのようですから(仮に一般席にしても見辛いだけですし、それでいいと思います)、収容人数は若干減る形になりますね。

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 身障者席自体はこんな感じ、広さも十分。若干バーが多い分、実際に使われる方には少し見辛いかもしれません。安全なことは安全なのですが。


 それからビジョン化する予定の北側の電光掲示板には、まだ手が加えられていませんでした。

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 時間は十分あったはずなんですが、どうしたことか。設計自体は終了しているはずだし、施工も去年の9月にパナソニックSSマーケティング株式会社を抑えて東芝ライテック株式会社に決定しているし…。まあ芝の張替えと平行しても出来るんですがね。


 次は世界陸上で記者席として使われる予定のメイン南側席です。

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 んー、ここも見事なまでに何の手も加わっていないんですが、これでいいのかな?TV中継用の特設ブースが写真上側にありますが、こんな感じでいくのかな?なんか工事頑張ってた割にはあまり進捗していないような…。


 まあトラック部分に関しては、きっちり完了していました。そりゃマラソンですから間に合わないとダメなんですが。

 さあ、これが「大阪発、世界新記録」を生み出す新しいトラックです!!

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 と言っても専門家でもない私が見たところで、劇的な変化があるかどうか判る訳でなし、多少表面のテクスチャーがくっきりした分、スパイクが引っかかりやすいかもという事ぐらいしか感想なしです。

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 この一枚はマラソンゲート(アウェーゴール裏とホームファミリー席の緩衝地帯辺り)からやり投げ用の助走開始位置辺りを撮ったものです。下側が既存のトラック部分、上側が新しく張り替えた部分です。くっきりと張り替えたラインが見えますね。


 心配だったのは芝の状態。どうせ張り替えるからと手入れをしていないのか、それとも冬だからなのか、思っていたより酷く荒れていました。写真だとまだ見れるんですが、実際はもっと状態が悪かったです。サッカーが出来る状態ではありませんでした。

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 最後は余談です。私がスタンドに入った頃、丁度市民ハーフマラソンがスタートしていて、トラックを市民ランナーの方達が走っていたんですが、私がいたメインスタンドからだと、手前の走路を走られているランナーが若干見え辛いんですよ。なんというか、間合いに入り込みすぎているというか、スタンドの一番前が他の陸上競技場より高いせいもあるでしょうが、とにかくちょっと違和感があるんですね。

 そりゃずっとサッカーしか観ていない人間ですから、そういう主観も入るでしょうが、陸上競技場としての長居スタジアムは、日産スタジアムよりも悪いスタジアムかも知れません。それくらい変な感じでした。それでは。

1/29/2007

サポコン。

 今日はきつかったよ~。桃谷、長居、京橋、天王寺、西成。いろんな用事をいっぺんに済ましてきました。長居スタジアムの様子に関してはまた明日。今日はサポコンの事、話せる範囲で話しましょうか。

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 去年と違ったのは運営統括部の事業内容説明が薄くなったのと、質疑応答の時間が1時間に拡大されたところ。まあ最初はこのサポコンで全部済ましてしまおうと思っていたフシがありますから、この辺りは予想の範囲内でした。


 西村GMのチーム編成についてのトークはいつにもまして苦しい感じでした。多分本意ではないコメントも幾つかあったと思います。頑張っているのは判る、個人としてのベストを尽くしているのも伝わってくる、でもそのフロントに対して、選手は不信感がある。これはどういうことなんでしょうね。2/3の第二部で突っつきますか。


 一番消化不良だったのは質疑応答。あんな感じで進んでいたら4時間でも短いです。別に質問は必ず諳んじて話さなければいけないなんて決まり無いですから、質問がある人はアンチョコでも作っていれば、もっとしっかり質問が出来るし、内容も濃くなりますよ。

 それに対する答えも何とも煮え切らないもので、新谷部長や出原社長なんか話がどんどん逸れて(逸らして?)しまうから、全然建設的な話が出来ませんでした。

 そんなですから、最後の方に質問された女性の方が「グッズ買えいうてもダサくて買えん」とか「スタのメシがショボイ」とズバッと切り込んだ物言いをしてくれた時には、もう本当にスカッとしてしまいました。ハハハ。あれは救いだったな。


 まあ真面目に話をすると、収穫は都並新監督のハキハキとした、それでいて厳しい姿勢ぐらいですよ。

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 都並監督の「暴力は別ですが、私や選手には厳しく接して頂いても構いません」というコメントは新鮮だったな。今までは「温かく見守ってください」というスタンスでしたからね。そういう環境がセレッソでも構築されれば、随分プラスになると思いますよ。


 それからそう、蛇足ですが自主撤収というんでしょうか、席をサポが進んで片付けていたのも、いい感じじゃないでしょうか。

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 実際サポーターはセレッソが好きで、愛していて、ちょっとでも力になりたいと思っているんですよ。その気持ちをこんがらがらせてしまうから、ややこしい話になるだけでね。


 来週はもっと突っ込んだ話が出来るといいですね。というかしなくちゃいけないですよね。今日は小学生の時でもしたことが無いくらいピンと手を伸ばして上げていたのに、質問させてもらえなかったですから、リベンジマッチですよ。そいでは。

長居

070128_1107~0001.jpg久しぶりの長居。今から潜入します。


1/28/2007

サポコンで質問したい人へ。

 このごっついのが私の手ですわ。

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 皆がいる場所で、こうやって手を上げるのは、すごく勇気がいります。でも、こうして手を上げて聞きたい事、有るんじゃないでしょうか?特に今年はね。

 私はサポコンの時、出来るだけすすんで質問をするようにしています。ちょっとつまらないかなと思う事でも。だって「特に質問無し」の質疑応答って、なんか活気無いし、受身だしね。娘がそういう歳になったので、去年は女子のサッカースクールの質問しました。


 で、今回ですよ。多分すごく推定問答集作ったりして、対策ねっとりますよ。それくらいの事はするでしょう。

 ですからそっち方面の質問をするのであれば、将棋みたいに「三手先」を予想しておかないと、本当に形だけになってしまいますよ。


 それから、どんなに怒っていても、それを表に出すのは止めましょう。そうしないとどれだけ正論でもくすんで見えますからね。あくまで粛々と、それでいてしっかりとした受け答えですよ。うん。


 目指すものがあるなら、それに届くまでの工夫をしなくてはね。それでは。

1/26/2007

日程決定したけれど…。

OFFICIALで今期の試合日程が発表された。

 個人的には土曜が不定休なので、前半のホームに日曜開催が多いのは嬉しい。水戸戦以外は生観戦が出来そうだ。

 半面、後半戦になると地方開催やら平日開催やらが重なるので厳しい…。休みの日にある9/2水戸戦(また水戸戦かよ)の時は地方開催確定、あとは8/19の鳥栖戦が地方なのか?撤収に手間取るとは思えないんで9/16愛媛戦は長居かな。最終節の東京V戦が絶対に観られないの確定なので、それまでにどっちか決まっていればいいのだけれど、最終節でドタバタするのはウチのお家芸だからなぁ。

 そういえば水戸の「納涼漢祭り」今年はどこでやるんだろうか。もしウチとの試合で、地方開催の岡山とかだったら。

アウェーゴール裏で流しそうめん準備

アウェーゴール裏の芝生席は角度ゼロ

大混乱



 なんてことになりそうで楽しみだ。まあそれくらいのハンディがあっても水戸サポならやってくれそうな気がするけれど。


 それから、今年はアウェーにも出来る限り行きたいんだけれど、どうだかね。最近少し忙しくって、それが通年で続くのか、それとも一過性のものなのか判らないんで、三十路オヤジとしては楽な移動方法を模索しているんだけれど、そうなると予算がキビシイ。福岡か鳥栖、それから仙台、札幌には行ってみたいと思っていたが、なんでアウェーの札幌戦は室蘭開催なのか。春先はそうなのか?


 応援する立場からすれば、キャパの小さい第二での開催のうちに、いろいろとチャレンジしたいかな。マスゲームに模様つけるとか、ゴール裏と連携してまた何かやらかしたいという気持ちはあります。後は行動力と人望ですよ。人望が薄い部分は孤独に頑張ることでカバーします、はい。

再構築。

 リストラ、というと、日本では「歳だけとった社員の首を切り、人件費を削る」行為と同義だけれども、本来の「Restructuring」というのは「再構築」という意味を持つ(wiki)

 例えば日本語的な意味での「リストラ」では人員が増える、部署が大きくなる、ということはまず無い。しかし「Restructuring」では必要に応じて人員が増えたり、一部の部署が大きくなったりする。


 勿論帰結点は両者とも業務の強化、コストの削減であるから、そこに至るにつれて両者の形態は接近していく(はず、無理なコストカットだけしていれば話は別だけれど)。

 それならば、出さなくてもいい血を流し、失業者を増やすような日本型リストラには、多分に改善すべき点があると思う。


 セレッソでは降格やフロントの対応の不味さで中堅、ベテランがごっそり抜けた。不本意ながら日本型リストラに似たケースになったわけだ。ここからすぐに復帰を目指すのは厳しいのは、贔屓目で見ているはずのサポーターからの視点からもよく判る。

 ただしてしまったものはしてしまったもので仕方が無いわけで、これからはこういう事が起きないよう努力するとか、そういう有体の弁明しか出来ないだろう。でも今のままでは、多分、何度も同じ事を繰り返すのではないか、という疑念が払拭できないのも偽りの無いところだ。


 別にフロントに日本型リストラを敢行してほしいとは思わない、帰結点まで到達すればいいだけの話だから。しかし、もしそこまで行けないのなら、とるべき行動をきちんとしてほしい。それが最低限の礼儀ではなかろうか。


 ああ、最近疲れてきたな、あまり文章がまとまらない。今日はここまで。

1/25/2007

日曜日なのにひたすら動くの決定。

 かみさんとお互い最近疲れやすくなったね、などとおっさんおばさんな話をしている西中島です。体のだるさが二日後に来る時点でアウトなわけですよ。

 なので休みの日は家でゴロゴロ、というのが常だったのですが。最近はサポミ、サポコン関係で打合せをしたり準備をしたりが続いています。本業も忙しい季節なのでなかなか厳しい。


 ですが今度の日曜日は休むわけにはいかんのですよね。なんてったって大阪国際女子マラソンがあるのですから。

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 この日はセレッソの旗持ってカメラに映る位置まで移動して

「おーさかのまちのほこーりー」

 と、歌う予定です。



はい、嘘です。



 別にそんな事をするわけではなく、かといってマラソンを見に行くのでもなく、スタジアムの改修がどれほど進捗しているのか、実際に行って確かめてみたいんです。勿論画像もおさえてね。

 マラソンを楽しみにしている方々には非常に失礼な行動なのですが、この日この時を逃すと長居スタジアムの中に入れるのは何ヶ月も先になってしまうんで、平にご容赦下さい。

 スタでは拡張されているというメインの記者席、それからメイン、バックに新調される身障者席、張り替えられたトラックの塩梅を見ていきます。電光掲示板のビジョン化はまだ出来ていないと思いますが、もし出来ていたらなかなかなもんですよ。芝はさすがに張替え前でしょうね。それでいいコンディションだったらどうしてやろうか。


 で、画像が撮れたらさっさと移動です。私用で市東部へ移動。体のオーバーホールをしてきます。やはり30超えるとあちこちガタが来ますね。

 私はとりあえず親父と同じ歳、56くらいに死んじゃうんだろうな、などと何の根拠も無く考えているのですが、それでもあと24年人生が残っている、体の手入れをしないとマズイようになりましたよ。


 それからさらに移動、某所で仲間と合流、またしてもセレッソについて議論です。これは絶対白熱しますよ。


 そしてそして、最後はサポコンです。言いたい事は山ほどあれど、とりあえず新監督、新加入選手にとっては門出の日なので、ここは素直に頑張れって事にしておきます。この新入団選手のお披露目会って結構面白くて、選手のメンタルな部分がすごくよく判るんですよ。去年は「このピンゴっていう新外人、ちょっと神経質かもな」って印象が強かった。で、実際その神経質な部分がチームとフィットする妨げになってしまった。今年はどんな感じでしょうかね。


 とまあ、いい加減な日曜日になってしまう予定です。火曜日までにはスタ取材の成果をお見せできると思いますので、こうご期待。

1/22/2007

サポミ100人100色。

 えー、今日は以前から企画しておりましたサポミに、一応「首謀者」ということで参加しました。

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 別に選手が来るでもなく、球団の関係者もいない中、危機意識を持って集まった方々が100人いた、という事は、失礼ではありますが良い意味で予想外でした。個人的には本音50人もいたらいいよね、くらいの気持ちでいましたから。


 以下内容の詳細はパルケのこのトビに近々にアップされますから、それまで暫くお待ちいただくとして、ここは個人的な感想だけ書かせていただきます。


 「首謀者」ですから企画した立場でしかものが言えないんですが、少なくとも誰も何も言わない状態じゃなくて良かったと思っています。私も含め一部の人間ばかりに発言が偏ってしまったのは仕方なかったのかどうなのか難しいところですが、沈黙無く常に誰かから意見が出たり、それに対するカウンターが出ているのは悪いことではないですよね。

 あと各人の立場から見た現状というのを、そこにいた100人が共有できたのも良かったかな。意思統一なんて考えてませんが、皆が正確に今のクラブってこんな感じなのですよ、今のコアサポこんなこと考えてますよ、が知れただけでも前進です。


 悪かったなというところは、人が発言している途中でほかの人が話をかぶせたりしたシーンが何回かあったことかな。余程トンチンカンなことを言っているならともかく、日本語は発する人が意識しなければ、大事なことは話の後ろに来る構造になっていますから、話は最後まで聞かないとちゃんとまとまらないし、不快感ばかりが溜まりますよ。それと同じくらい発言者が自分の主張をコンパクトに伝える努力をしないといけないかも知れませんけれど。少なくとも私はそういう努力が足りませんでしたね。お時間とらせてスイマセンでした。


 それで今後なんですが、来週にはノーマルなサポコン、そして再来週にはサポコン第二部があります。共に数少ないクラブトップとの意見交換が出来る場なので、しっかり話をして、納得するまで頑張って食い下がりましょう。

 その後開幕までにもう一度くらい、同じような会合が出来るはずです、多分。そこで今回あまり時間を割けなかった、応援に関する話を煮詰めることになるでしょう。

 ここでポイントなのは「誰かに何かをしてもらう」期待よりも「自分に何が出来るか」というイメージを持つことでしょう。現実問題として今はROU(という概念で括られる集団?言いにくいな~)の人が応援をリードしているわけですが、自分はこう思うからこういう行動をする、という程度まで自分の意思を煮詰めていた方がいいと思います。集団といっても所詮は個々の意識の集合体なわけで、その個々が依存体質なら、やはり現状からの脱却は多少しんどいですよ。

 現実としてSBではかぶせは無いとしても、沈黙があったときは誰かが声を出す、という意識を持って、ある意味独立して行動しています。それがもとでトラブルになることは、あまり無かったですよ(0ではないですが、そんな派手な展開は皆無でした)これとてSB声出し隊全員の総意ではないんですが、応援のプラスになればと、一応そうしようということになっています。


 まあ、今日はこんなところです。開幕までに、少しでもいい状態で、選手を、クラブを応援できるようになっていれば、サポミを主宰したものとして有難く思います。本当にお疲れ様でした。

1/21/2007

長居到着

070121_1217~0001.jpg球技場のこれを目印に。


1/20/2007

忘れないこと。

 最近、毎日毎日朝起きるのが鬱陶しくてしょうがない。もともと冬は日照時間が短くて、季節性の鬱になりやすいなのだけれど、こうニュースを見る度に誰かが何処かへ行ってしまった話ばかりでは、本当に滅入る。

 森島寛、古橋は残ってくれたが、大阪を愛し、大阪に愛されたブルーノは札幌に、精神的支柱として頑張ってくれた名波は東京Vに、不本意な起用にもめげずプロ根性を見せてくれた徳重は京都に、愛すべきやんちゃ坊主の大久保は神戸に、そして昨日は数々の華麗なプレーで私達を魅了し、モリシと一時代を築いてくれた西澤が、故郷静岡に帰っていった。今日は下村との交渉が有るとか無いとか。アキモリシの後、セレッソを引っ張っていくのは、古橋、下村、江添、前田の世代だと思っていたから、とりわけ注視している。さりとてここまで選手が流出すれば下村の気持ちも揺れているだろう、あまり期待はしていない。


 何故こんな風になってしまったのか。実直に言ってしまえば「弱かったから」なのだけれど、二度とこんな事が起こらないように、もっと細かく考えてみよう。

 一つにGMの手腕があると思う。京都は去年三度目の降格をしてしまったけれど、秋田、森岡というベテランDFを入れ、去年崩壊した守備の整備を明確に打ち出しているし、パウリーニョを中心とした攻撃も健在、「落ちなれている」というと語弊があるかもしれないが、淡々と戦力補強を行っている。福岡も選手流出に泣いたクラブだが、セレッソほど根こそぎ奪われてはいない。東京VなどはJ2にいながら分厚い補強をした。

 セレッソにもこうなる前に打つ手があったはずだ。先手をとって、退団した選手分の資金を基に、実績のある選手獲得を目指したり、高額年俸の選手には早めに見切りをつけて、中堅どころの留意の為に使ったりすれば、これ程ガタガタにはならなかったろう。西村GMの情に脆い部分が悪いほうに出てしまったような印象を受ける。


 勿論運営統括部がもう少し資金を調達していれば、そういうやりくりの苦労も少しは楽だったろう。あまりお金を落とさなかった我々サポーターにも責任が無いわけではないが、運営統括部が部署名どおり、運営統括をキチンとしていたかは疑問だ。


 つまりどれだけいい選手という花が咲いていても、根元(球団のクラブ運営に関する能力)が脆ければ、ちょっとしたはずみで木は倒れ、泥まみれになってしまう、ということなんだと思う。


 今サポーターがすべき事の一つは、この状況、この流れを忘れないこと。悪い流れに飲まれてはいないか、クラブの運営がおざなりになっていないか、それをしっかりと把握できる冷静さが問われている。


 例えそれらを忘れないでいても、去っていった選手が戻ってくるわけではないけれど、こんな辛さを後ろに続く人達に味わってほしくない。部の悪い話なのは重々承知だか、やはり「忘れないこと」は大切なんだ。

1/19/2007

情熱こそが分水嶺。

 今朝、通勤中に自転車の後輪がスローパンクチャーを起こしてしまった。どこかに穴が開いているのか、それとも空気入れ口の金具が壊れたのか、時間を経る毎にタイヤがへたってきて、危なっかしいことこの上ない。おまけに雨で道はすべりやすく、何度もハンドルをとられかけた。

 これはイカンと途中にあった自転車屋さんに駆け込んだ。若い店員さんは私の自転車を一目見て、後輪のチューブの交換は勿論、擦り切れているタイヤも一度に交換してしまった方がいいと言った。私ももっともだと思ったのだけれど、出勤途中で時間が惜しかったのと、ぶっきらぼうな応対に対するちょっとした違和感から、とりあえず空気だけ入れてもらい、後で補修してもらう事にした。

 ところが、その後も後輪の空気が抜けていくペースはどんどん早くなるばかりで、ついに会社まであと僅か、というところでタイヤが外れ、さらにチューブの一部が飛び出すという大惨事になってしまった。


 昼休み、雨も上がったので会社近くの別の自転車屋に赴く。

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 そこの自転車屋さんには以前から度々この自転車を診てもらっている。時間はかけるがその分仕事が丁寧な人だ。今回も「ちょっと待ってね」と言うと、丹念にチューブに穴が開いていないか、パーツが壊れていないかチェックを始めた。暫くすると小さなゴム製のパーツを取り出して

「あーこれだね」

 とつぶやく。空気を入れる金具の内側にはまっている長さ5mm程度のゴム、ここがへたっていたのが原因らしい。結局これの交換だけで自転車は再生、修理費用は500円だった。タイヤとチューブ交換でいくらかかるのだろうと思っていた私にとっては、予想外に安く浮いたかっこうになった。


 多分二人の自転車屋さんの技術に絶対的な差は無いと思うが、私は後者の自転車屋さんに修理を依頼した。理由は単純、そちらの側の方が、より私の立場に立ったものの見方をしてくれたからだ。


 どんな仕事でもそうだと思うけれど、それでメシを食おうという人がやっているのだから、余程難しい技能が要る分野以外は、価格だとか利便性くらいしか、見た目の差別化は図れない。しかしそんなふうにデータ化出来ない部分の方が、実は大事なように、私は思う。


 サッカークラブの運営なんて、その際たるものではないのか。情熱なんて古臭い精神論と言う無かれ。その情熱が欠けていたばかりに、私達は今までどれ程辛酸を舐めてきたかお忘れか?クラブの力は、こうした見えない部分の努力の積み重ねなのだ。

 現状のクラブにそのファクターが欠落しているのなら、そこはサポーターがパッチするしかない。それもまた立派なサポートだ。その方法を限定はしない、各々が出来る事を、各々が出来る範囲で実行する、それだけで、世界は少しばかりいい方向に傾く。そう信じて、これからも活動していくつもりだ。

1/18/2007

バナー整理。

 ご存知の通り、このブログはリロードする度にトップバナーがランダムに変るようになっています(Javaが書けなくて困っていたところをS.B.C.様に助けていただきました。多謝!)

 好きなプレーヤーのバナーを作ったり、メッセージ性の強いものを作ったりして、結構それが楽しかったのですが、移籍でバナーを外す事になるとはね…。覚悟が甘かったって事かな。

 まずは嘉人のバナー。

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 やっぱり「悪童」らしさがほしかったので、こういう凄んでいる画像を探していました。帰ってきたばっかりなのにまた出て行くんだね、小さな子供みたいだよ。


 それから、名波のバナー

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 今度会う時は敵同士ですか、それも止む無しなのか。


 この二つのバナーはリンクを打ち込めばまだ出て来ますが、普通に見ていただいているだけでは、もう出てきません。苦楽を共にした人との別れは、いつだって寂しい。


 そうそう、年のわりには、歌は古臭いのが好きで、たまにチューリップなんて聞くんですよ。「ドアにかぎをおろした時 なぜか涙がこぼれた 君が育てたサボテンは 小さな花をつくった 春はもうすぐそこまで 恋は今終った」財津さんはいい歌を作るな、今でも心に響くよ。ホント、涙が出そうだ。

1/17/2007

You Are My Sunshine

 私にとって嘉人はアイドルだ、それは永遠に変らない。来ているユニフォームの色がえんじ色になろうが、青になろうが、赤になろうが、絶対に変らない。

 でも、もう桜色の嘉人が見られないかもしれないってことは、とても寂しい。


 マジョルカにいた頃のテレビ番組で、スペイン語の通訳に、洋服屋にある服の色をスペイン語で言えるかと訪ねられたシーンがあった。他の色の時はしどろもどろだったのに、通訳が淡いピンクの服を指差した時には、嬉しそうに「セレッソ!」って言ってたのを、とてもよく覚えている。あの時はこんな事になるなんて、思いもしなかった。


 でも嘉人が決めたことだから、それがベストの選択だったのだと信じる。神戸でもがんばれよ、ゴール沢山決めろ、そして日の丸を背負える選手になれ。間違っても、イライラしてカードなんか貰うなよ。それさえなければ、最高の選手なんだからさ。


 行け嘉人!やってやれ嘉人!存分に暴れまわって来い!それで、何かのはずみでまた寂しくなったら、いつでも戻って来い。じゃあな!

セレサポ同士の皆様へ。サポミの件。

 どうも、いつもお騒がせしてスイマセン。サポーターズミーテイング主催者の一人、西中島でございます。パルケのトビを見ていますと、どうも情報が並列化されていない為の誤解だとか、認識のズレで、本来論議すべきポイントで使われるべき勢いが浪費されているような気がしましたんで、私なりの補足です。

 まずサポーターズミーティングを開くまでの経緯から、現在の状態までを、目的からではなく、時系列で書かせていただきます。とにかく紆余曲折がありました。

・去年の最終節から現在に至るまで、クラブのトップは選手やコーチのように責任を取るでもなく、形式的なお詫び文の掲載を掲載しただけ。それまでのサポーターに対する不誠実な行動や発言も含め、看過できない状態が続いている。

・このままではいけない、という意識を持ったサポーター有志数グループが、各個にクラブと接触したものの、得られた成果はサポコンの前倒し程度で、意識のズレは変らないまま。

・より効果的な運動を行う為、それまで別々に行動していた有志が集まり、出来る限り誠実な手続きを持って再度クラブと交渉したが、態度に変化は無かった。サポーターの用意した1/21の話し合いも拒否。逆に事ここに至って、サポコン後の2/3に自らが主導する席を用意したとの通告があった。

・1/21のサポミは予定通り開催、サポーター間の意見交換の場とする。


 ここでポイントとしてご理解していただきたいのは、この動きは私も含めてどの個人のものでも、どの団体のものでもなく、複数のグループの、いわば超党派によって進行しているということです。

 私は何でもとりあえず独断先行で行ってしまう(その方が責任の所在も明らかだし、楽だから)のですが、さすがに今回の件は一筋縄では行きませんでした。他の団体の方たちも同様のようです。それで確固撃破されてはたまらないので、呉越同舟という表現が当てはまるかは判りませんが、とにかく一度まとまろうということになったのです。

 ですからこのくくりに対して「あなたたち」という表現を使うのは少し違います。その場にクラブの代表を呼びたいのは同じなんですが、それからどうするかというところでは皆バラバラでした。今は時間を無駄にしないように論点をまとめ、すり合わせていますが、それでも一つになっているわけではないです。ホントはダメなんですけれどもね、そういう状態も。


 それから、身内で勝手にすればいいという人もいますが、それでサポの応援が変わるなら、本当に極一部の人間で、内々に話をした方が楽ですよね。何故他の人にも加わってほしい、参加してほしいと思っているのか。

 正直クラブに近づきすぎると、げんなりする部分が沢山あります。辟易して、サポ辞めるなんて事もあるかもってくらい。そんなの普通にチケット買って、観戦して、ああ楽しかった。で終わる人は知らなくていい、知っていたらそれだけつまらなくなるような話なんです。でもここまで来たら、そういう黒いところを知っている人をもっと増やさないとダメなんじゃないかと、そういう意図がありました。


 勿論サポーター間でも黒い部分が有ります。それはそれで「どうなってんだ!」と言ってかまわないと思います。それで分裂しても一まとまりになるにしても、それはそれで「前進」ですよ。


 あくまで個人的な話ですが、私はそういう感覚で、このサポミの首謀者になることにしました。どういう流れになるのか、判らない部分が多いですが、とにかく何もしないよりはマシですよ。是非参加して、話をしましょう。お待ちしていますよ。

1/15/2007

「何したら客が喜ぶか判らへん」

 と、某Jリーグクラブの社員サンはのたまったらしい。それを聞いたのは去年の11月末くらい。丁度マスゲームだの残留争いだのでバタバタしていたんで、その話を耳にした時はとても嫌な気持ちになった。

 試合を観てもらう、楽しんでもらう商売をしている人間が、その方法を知らないと言ってしまえる軽さに対する怒りと、うすうす感じていたけれど、やっぱりそうだったんだな、という絶望感。それから、じゃあなんでサッカークラブで仕事をしているんだという疑問が、頭の中をグルグルと回っていた。


 それから暫く経って、私はとある仕事をする機会に恵まれた。カメラマンとペアになって、とある業界の展示会に赴き、注目の商材の画像を撮ってきて、それにコメントをつけるというのが、その内容。

 しかし私はその時、殆どその世界に対する知識を持っていなかった。多分ズブの素人レベルくらいしかありあわせがなかった。なので取材の際には商材の簡単なカタログスペックやセールスポイントを各社の担当の方に聞いてまわり、とりあえずそこからテキストを膨らませていく、という事にした。頓珍漢なことにならないように、最低限その場やWeb等でウラをとるようにしたけれど、かなりの労力が必要だった。

 それでもテキストは納得がいかないレベルしか書けなかった。確かに供給する側(企業)から良い所、売り文句は聞いてきたけれど、それが本当にユーザーにとって魅力的なものなのかどうかが判らなかったから。そう、前述の某社員と同じ状態だ。


 やっぱり「好き」というのは大事な要素なのだと痛感した。好きなことなら何時間やろうが休みの日にやろうが全然苦痛ではないし、その分知識量も増えてくる。第一ユーザーの目線からモノが見えるので、きっちりいいところを突ける。例え情報を丸暗記しても、「好き」かそうでないかの差はなかなか埋まらない(かと言って放置してしまうと余計にダメなのだけれど)。

 一番その差が判るのが、突発的な状態に置かれた時だと思う。突然の好機やピンチにどう対処すればいいのか、知識だけでなく培った感性やカンが無ければ、咄嗟の判断など出来ない。


 そういう意味で言わせてもらえれば、セレッソのクラブ側の人間で、正直サッカーもセレッソも好き、という社員さん、スタッフの方が少ないように思える。

 それは勿論ダメなことなのだけれど、「好き」を仕事に出来る人間は少ないし、仕事を簡単に「好き」な事に変えていけるバイタリティを持った人もあまりいない。よく「雇用のミスマッチ」等と言われるが、つまり今のスタッフでは、ある意味この状態が限界なのかもしれない。

 だからと言って、今から社員全員の首を挿げ替えるのも無茶苦茶な話。ならどうすれば良いか。

 簡単に言えば、もっと沢山要求をクラブに発信しつづけたほうがいいのだろう。嫌がらせではなく「サポーターは今こんなこと考えています」という意思表示をしなければ「判らない」のだから、ダイレクトに伝えるしかない。


 サポミには当然クラブにも責任を持った人の登場をお願いしているが。正式な返答は無い。ニーズを知るいい機会だと思うのだけれど…。

ゴメン、今出張から帰ってきた。

 さて、出張中に仕掛けが形になったようで、本来ならもっと早くにコメントというか見解というか、そういうものを出さなければいけなかったにも関わらず、私事で何も出来なかった事をお詫びします。


 人間が他人を完璧に理解するのは不可能な事で、以心伝心、一枚岩の組織なんて考えられないわけです。それはクラブの人間にしたってそうだし、サポーターだってそう。

 ただ大事なのは、そうして個々に分離され、バラバラになっている意識が、それでも一つのところに集まろう、その為に何か試みようと考える事だと捉えています。


 今回のサポミ、一応議題がしっかりと組まれ、メンバーも全員実名で準備をしていますが、これはクラブに対してフォーマルな姿勢を示したいからです。別に個々の話を蒸し返すのに時間を使ってほしいわけではないのです。

 でも一企業相手に、個人が「オレ、アンタに文句有る、ちょっと来いよ」では事が前に進まない。これだけの人間が、思惑は違えど、少なくとも今の状態ではマズイという一点で共通しているんだよという事を伝えたいと考えたのです。

 これに関して、現時点でクラブからの返答はありません。それだけでもちょっと不信感がありますね。そういう「わだかまり」を、このサポミで少しでも払拭出来ればと思っているのですが。


 それから、いろんな方から言われている「サポーターのサポーターとしての総括」個人的にはこれも是非やりたいと思っています。

 正直セレサポの応援には不満があるという人も、沢山いると思います。中には具体的にこの人のこの行動が許せないとか、そこまで考えている人もいるでしょう。

 一応サポで何かしら行動されている人は殆ど来る予定です。そこで直に話が出来るというのは有意義ではないですか。少なくともその場が設けられていない状態より、遥かに意見を伝えやすいですから。

 面と向かって話をするのは、それは勇気が要ります。でもしなければ、その人の不満はずっとしこりになって残るはずです。ならば、乗り越えなければいけない壁なのではないでしょうか?無記名の用紙を用意して、そこに書かれた意見を吟味するとか、工夫してみるとか、そういう手もありますから、そこら辺は、フレキシブルにやってもいいんですが。


 このサポミの件でいろいろと話が出ていますが、それだけでも企画した意義があったように思います。お互いがお互いをいないもののように振舞ってしまうのが、セレサポの悪いクセですから。


 もう少し時間が残されていますから、いい企画に出来るよう、話を煮詰めていくつもりです。暫くお待ち頂ければあり難いです。

1/12/2007

ただ今(多分)上京中。

別にサポーターだからってスポーツ関係のお仕事についているわけでは無いし、オタクだからといってそっち方面で口に糊しているわけではない。実は全然違う分野のお仕事をしている。で、今日は出張で東京まで車を飛ばしているわけです(ペーパーだから他の人が運転してるんだけれど)。

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今はどの辺りかな、多分静岡くらいじゃなかろうか。ほら、新幹線でも静岡の区間異様に長いし、静岡って言ってれば外れないっしょ。


実はこの出張、サポとしては非常にイタイ。何故イタイかは近日中に判ると思うけれど、今までこそこそっとやっていた事が結実するかしないかというところなのだ。助力頂いている他の方にも失礼だし、なにより調子こいて率先してアジれないのはツライw

きっと土曜に帰阪する頃には、溜まっていたマグマが少しずつ動き始めている頃だと思う。喧々諤々の論議がなされていれば嬉しいな。反応無しだとちょっとつらいかも…。


アジについては最近「ぐるなび」か!という勢いでラーメンを食してらっしゃる軍曹殿と、影のフィクサー殿にお任せいたします。みんな期待してね。

1/10/2007

セレサポから変る。セレサポから変える。

 全国高校サッカー選手権大会決勝、テレビ観戦とは言え久しぶりのサッカー観戦、思わず力が入った。やっぱりサッカーが好きなんだなと再確認した一日だった。少しでも早くサッカーが観たい。セレッソが観たい。出来れば生で、その場で、応援して、チームとの一体感を感じたい。


 しかしそのセレッソ、年も明けたというのに一向にチームの形が見えてこない。今年はどんな編成なのかとか、チームの核は誰になるのかとか。新戦力の獲得に至っては、レンタル組の帰還以外では、立命館のDF阪田選手の入団しか決定していない。

 そのくせ移籍話には事欠かない。柿本はレンタル先の湘南に復帰、河村は川崎に移った。それくらいならまだいいが、名波は東京V行がほぼ決定との報道があり、他にも札幌がブルーノ獲得に乗り出しているだの徳重が京都にレンタルだのという噂が飛び交っている。もし本当なら「敵に塩を送る」で済まされるような状態ではない。

 まだ百歩譲って、一部リーグでプレーしたいと、J1のチームに移籍するのはよしとしても(本来ならそれもはらわたが煮えくり返るような事なのだけれど)、今期直接対決のあるチームに、わざわざ主力級の選手を、しかも何の人的補償も無しに移籍させるのにはどういうビジョンがあるというのだろう。

 というか、もうどう取り繕っても、今のセレッソに「ビジョン」だの「戦略」だのといった高尚なものが存在していないのは明白だろう。現時点では行き当たりばったりのチーム運営しかなされていないとしか思えない。


 何故こういう事になったのか。勿論降格という現実を避けて通るわけにはいかない。だがそれに加えて、フロントに「収入を増やす」という思考や能力が欠如している事も、大きな要因のように思う。

 勿論放漫経営をしていては会社はたちまち傾く。だから節制をするなとは言わない。むしろそうしてしかるべき。

 しかしどれだけ切り詰めても、プロスポーツ選手の年俸を抑制するには限界がある。セレッソだけ安い賃金体系なんです、なんて事は通用しない。

 だからその考え方とは別に、これだけの選手を抱えるためにはどれだけの資金が必要で、その資金をどうやって捻出すればいいのか、というアプローチも絶対に欠かせてはいけない。

 それは例えばスポンサー獲得強化でもいいし、チケット売上げ促進策でもいい、別にそれらに拘る必要も無いかも知れない。しかし現状ではそういった頑張りは皆無に等しい、それどころかどんどん手抜きになっている。


 実例を一つ出そう。年に何度か某スポーツバーにご厄介になっているのだが、あそこは今、セレッソのフレンドリーショップでは無い。別に店長さんが望んで契約を打ち切ったのではない。ある日セレッソの球団事務所から一通の手紙が来て、一方的に契約を解除されたのだという。そのようなショップは一つや二つではない、大阪の街でセレッソのチケットが買える場所は確実に減ってきている、いや、減らされてきているのだ。

 最初私はそういう事をして何になるのかと思っていたのだが、他の人から情報を集めていると、このフレンドリーショップ削減には、どうやら二つの理由があったらしい。

 一つは、フレンドリーショップの拡大を続けていくと、維持管理が面倒になるという事。そして二つ目はフレンドリーショップのチケットは直販よりも粗利率が下がるので、直販一本にしたいという某氏の意向があったという事。つまり例えフレンドリーショップがその地域の貴重な販路という役割を持っていても、旨みが少なく手間がかかるので無くしていきたいというのだ。


 これは「地域密着」を基本とするJリーグの概念とは全く意を異にする行動で、どうかばってもかばいきれるものではない。むしろ身内から率先して正そうという動きが無ければいけない。それ程大事なことだ。一人でも多くの人にスポーツの感動を伝えようという大志よりも、どれだけ手間をかけずにチーム運営が出来るかという怠惰が先に立っているチームに、どれ程の魅力があるだろうか。


 今年はチームとしても大切な一年であるけれども、サポーターにとっても頑張りが要求される年になるだろう。かつてはセレッソにもネルソンさん、久高さん、大西さん、ノさん、藤井さんといった、熱意を持ってチームに尽くしてくれた人達がいたけれど、今は残念ながら誰もいない。ならば私達が率先して、先達にならい、チームを情熱溢れるクラブへと回帰させなければならない。その準備は進んでいる。後必要なのは一人一人の意識だけだ。

1/09/2007

予知夢。

 小学校低学年の時、ひどく寒い冬の朝に、校庭で全校生徒が黙々と縄跳びをしている夢を見た。今のなんだったんだろう?って不思議に思っていたけれど、些細な事と忘れていた。「全校で朝礼の時に縄跳びをして身体を温めましょう」という事になったのは、高学年になってからだった。みんなと同じように黙々と縄跳びをしながら、私は「えらい夢を見たものだ」と感じていた。


 それから何度か、私はそんな夢を見ている。しかし見慣れてくると、便利なもので、例えば些細な一言を言ってしまったが為にケンカになった夢を見たら、それと同じ場面で同じ言葉を言わないようにしたり、トラブルの芽を摘めるまでになっていた。諍い事がゼロになった訳ではないけれど、これのおかげで随分と得をした。


 「弊社と致しましては、個人のご要望にお応えする事は出来ません。」貴方たちはそんな内容のメールを私に送ろうとしていますね。いやいや、私の予知夢がそう告げたのですよ。見ましたよ、二人してどうしましょう?こうしておけってささやいていたのを。いや、便利な能力だ。

1/08/2007

Stade de France>長居なのご存じなくて?

 2ちゃんねるからネタの提供を頂きました。

739 :U-名無しさん :2007/01/07(日) 11:15:16 ID:MsaqKN8cO
今朝の朝日新聞にまたも大阪市の醜態が掲載。
携帯なので掻い摘んで書いてみる。

世界陸上の集客目標をこっそり修正60万人→45万人

当初300億円の経済効果を前提に財政難の中40億円支出

しかし、来場者が1/4も減れば波及効果に疑問。

目標値の修正は一部の市議にしか説明していない。

ゆとりとみどり振興局は競技場の規模が03年のパリ大会に
似ているだけで60万人を目標にしただけで根拠なし。


携帯ではしんどいので後は西中○南○さんに頼みます


 ウチは産経新聞なんで他紙の情報はとてもありがたいです。しかしこういうの聞くと本当に(一部の)公務員って仕事してないなと思いますね。

 そもそも長居スタジアムの規模がフランス競技場に似ているなんて考え方から酷い。

長居スタジアムwiki

Stade de France wiki

 フランス競技場はサッカーやラクビーの際はせり出し式の席を出しますよね。これで収容人数は約8万人。陸上時にはせり出し席は引っ込めますから収容人数は減りますが、それでも7万弱は入るでしょう。

 長居スタジアムはwikiでは5万人とありますが、最大でも4万5千人。世界陸上では記者席を大幅に拡張するらしいですから、それ以下になるのは間違いない。この図ではメインスタンド南半分が殆ど記者席になるようですから、4万人も怪しいかも…。目分量ですが3万5千人くらいでは。

 これで9日間、午前午後入れ替え制で60万人の動員を見込んだんですからいい加減なもんです。仮に4万席として、終日満員になっても68万人。この状態で60万人動員など有り得ないでしょう。夏休みとはいえ平日込みで45万人も厳しいハードルと言えます。

 前回大会の舞台となったヘルシンキオリンピックスタジアムが丁度収容人数4万人で、かなり長居に近い規模だったのですが、テレビを見ている限り、とても全席札止めとは言えない状態でした。これも考えると35~40万人程度の入りではと思っているのですが、どうでしょうか?

 気になって陸上板の世界陸上スレも見てみたんですが、陸上ファンからしてもチケット代の設定は厳しい様子。というかなんでここのリンクが張られているのか、炎上狙い?


 競技の時間も海外向けにかなりずらされていてやさしくない。例えば男子100m決勝は26日(日)の22:20からと遅いし、室伏選手が出て盛り上がるだろう男子ハンマー投げの決勝は平日27日(月)の19:30で逆に行きにくいし、苦労の跡は見えますが、やはり少し厳しい。


 本当のところ、世界陸上に関してはさんざっぱら煮え湯を飲まされていますから、陸連や大阪市の皆さんにはせいぜい冷や汗を流していただきたいと思っていますが、陸上ファンの方、そして参加して頂く選手の方々にとって良い大会になってほしいです。下らない市政の犠牲者はセレサポだけで十分ですから。勿論大成功で大阪が、長居が潤えば、それはそれでいい事です。それくらい頑張ってほしいな。

1/06/2007

ぐったりした。

 仕事始めでした、きつかったよ。仕事自体はそんなでもなかったけれど、とにかく心身ともにだらけていたんで。明日も仕事だけれど慣れている分今日よりは楽かな、と思っていたら天気が悪いのかー、自転車通勤には辛いな。


 今いろんな事を並列処理しようとしているのだけれど、メモリが足りないのでイマイチ良くならない。あーCPUもHDDの容量も足らないかもね。一応どれも上手くいけば楽しんでもらえる話なんだけれど…。内容が知りたい、という方はメーリングリストに参加してください(w


 正直今日はいい事無しの一日でした。こういう日もあるさと割り切りましょうか。さ、寝よ寝よ。

1/05/2007

正月の過ごし方。

 寝正月ではなかったんですが、かなりグダグダしてました。たまにはこういうのもいいよね。と、自己弁護できるほど日頃忙しいわけではないのですが。

 そもそも初詣からしてこれだからなぁ(w こんなバカな初詣は今回限りにしたいな、冗談抜きに。でも大吉で良かった。これで凶なんて出た日には…。

 一眠りしてからは前述の通り「パプリカ」を観にいったわけですが、良作です。特に「今敏の世界」が好きな人なら是非。ただオジサンの悲哀を「そういうこともあるさ」で済まさず、キッチリ完結させているところとか、いくつかの箇所は「妄想代理人」をセルフカバーした感があるので、新しさよりも完成度が売りと割り切ってください。


 二日三日はさらにグダグダ、家内と買い物に行ったくらいか。下の画像はスーパーの書籍売り場に有った風景。

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 「オシムさんがカエルを食べろと言っている様」
 とは家内の弁、私は団塊本と脳のトレーニング本の並びに有ったのが気になりましたが。


 昨日四日はなんばで一席。

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 久しぶりにいい感じでトーク出来ました。近いうちにいろいろ書く機会があるかも、どうかな?よく判らん。


 まあ、こんな感じで今日から仕事っすわ。体なまってるだろうな、キツー。

1/03/2007

「どうした?本物のステーキだぞ。食べんのか?」

 私は子供の頃、手塚治虫のマンガに出てきたこのセリフを聞いて、随分ショックを受けた。

 そのマンガの中の世界では、食品は殆ど加工品、天然自然のものは稀にしかない。大地が荒れ果ててしまったその星では、そうしないと人が生きていくだけの食料が生産できないのだ。そしてそのような人工の食料を生産する機械化農場の経営者達が、大多数を占める労働者達から富を搾取していた。主人公の若者たちは不自然でアンバランスなこの社会に危機意識を持ち、農場の経営者に掛け合うのだが、富を築いた経営者の耳にそんな声は聞こえない。食べた事のないようなご馳走でも食わせれば懐柔出来るだろうと、彼らの前に貴重な「本物のステーキ」を出すのだ。

 つまりこの世界では、「本物のステーキ」なんて滅多に食べられないのだ。牛の肉なんて、庶民には手の届かないものなのだ。そんな世界が来るなんて、俄かには信じられなかったけれど、何気に書かれたこのセリフだけは、脳の片隅にへばりついていた。


 その感覚が、何年かぶりにフラッシュバックしてきた。今日は映画の日だし、天皇杯も無関係だし、以前から観たかった「パプリカ」がまだやっているというので、なんばまで出掛けた帰りの事だった。

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 よい映画を見た後独特の余韻に浸りながら映画館を出て、遅い夕食をとろうという話になった。以前家内が義父と行った某ステーキチェーンの事を思い出し、丁度映画館の近くにあったその店で、ステーキを食べる事にした。

 食券を買って席につくと、あっという間に熱く熱せられたプレートが出てくる。ご飯と味噌汁、それに大量の焼き野菜と結構な量のステーキ、これで980円とは安い。

 ただ、このステーキを食べていて、妙に思うことが二つあった。

 一つは肉の形、妙にまとまりすぎているのである。イラストレーターなどのソフトを使われている方なら判ると思うが、まるでペジェ曲線のように滑らかで、人為的な形をしていたのだ。

 もう一つは食感、周りのスジが入っている部分は固いのに、赤身の部分は奇妙なほど柔らかく、しかし味気ない。噛めば噛むほど味が出るでもなく、かと言って口の中でとろけるでもなく、不思議な感覚だった。

 勿論980円以上の値打ちがある料理だと思う。ただ食べた時の違和感はなんとも言いがたいものだった。


 店を出て家内にその話をした時、違和感の種明かしをしてくれた。その肉は赤身肉の中に牛脂を、さも霜降りの様に注入していたのだそうだ。確かに牛肉と牛脂であるから、原材料にかわりはない。しかしあまりにも人の手が入っているその肉のステーキを、「本物のステーキ」と呼ぶ事は、私には出来ない。二十数年ばかりの間に、手塚治虫が書いていた未来の世界が、現実のものになってしまったわけだ。


 人間とは業が深いものだと、つくづく思う。科学が進歩すれば、人の営みは豊かになっていくと教えられたが、十分すぎるほど科学万能の世界になった、現在の私達の暮らしぶりはどうだう。とても裕福とは言えない。そのうち本当に「本物のステーキ」など食べられない世界が来るのかもしれない。

1/02/2007

初詣に行ってみた。

 あけましておめでとうございます。今年一年が私にとっても、家族にとっても、そしてセレッソと仲間にとってもよい一年になるように、今さっき家内と二人で初詣に行ってまいりました。

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 目指すのは近所の御幸森神社、コリアタウンの近所ですな。

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夜のコリアタウンを疾駆するバカ(家内撮影)


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神社到着。もう既にポン酒と串カツで出来上がっているオッサン多数。


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ユニ姿で賽銭を取り出し。


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おりゃ~!!(なんでこんなところから投げているんだろう)


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必勝J2!!
(家族の事は祈らなくていいのか?)


必達J1!!!
(仕事も大事だぞ俺!)


勝利!勝利!!勝利!!!
(あーもうどうでもいい、とりあえずセレッソだ!!!)



 帰りにおみくじをひいてみました。

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 大吉!よっしゃ!!

願望:苦悩の日々も去り御恵の御光がさしそい叶う


 いいんじゃないですか?なかなかですよ。今年はいい年になりそうだ、というかいい年にしよう!