4/30/2005

ハッピー?バースデーモリシ!!

 今日は我等がモリシの誕生日でございます。誕生日というとセレッソでは卵やら小麦粉やらをぶっかけられる南米流の手荒い祝福が慣例となっておりますが。今日非公開練習なんですよね。

 ひょっとしてチームメイト達から攻撃食らっている姿は拝められないのでしょうか?別にそういう姿をどうしても見てみたいわけじゃないのですが、ホラ、関西って失敗してもみんなが笑ってくれたら「ああ、今俺おいしいやん!」と思える土壌じゃないですか。ひっそりと行われたら「なんかベトベトでゲホゲホやけれどそのわりにおいしくないなあ」とか思わないですかね。ないですか?そうですか…。


 それにしてももう33歳ですか。セレッソがセレッソという名前になってから、ずっとトップで、しかもスタメンで活躍しているモリシ。モリシがいたから、サポーターになった人も多いはず。プレーも良いけれど、オフの時のモリシも優しくて良い人。笑顔で「僕はどこにも行きませんから」と言ってくれたというニュースを聞いたときは、本当に嬉しかったし、安心しました。他のチームのユニフォーム姿なんて見たくないし、ブーイングなんて出来ないし。

 でも33なんてサッカー選手としては大ベテラン、いつまで現役でいてくれるんでしょうか。いつまでも続けてほしい気持ちも有るけれど、プレースタイルを考えればいつ「しんどいです」という話になってもおかしくない。

 もしそういう話になったとしても、モリシには何らかの形でセレッソと関わり続けてほしい。出来ればずっと、私達サポーターのそばにいてほしい。わがままなのは承知の上ですが、モリシのいないセレッソを想像する事なんて出来ないんですから。


 明日は破竹の快進撃を続ける鹿を止めなくてはいけない。かなり辛い試合になると思いますが、チームメイトの皆さんは是非、勝利という最高のプレゼントを贈ってください。お願いします!





ダービーアンケート

 昨日の試合後コンコースを歩いていると、早くも大阪ダービーのポスターが貼って有りました。

IMG_0181.jpg


 なかなかコミカルで良い。こういうポスター好きですよ。


 ところで今回の大阪ダービー、セレッソでは4万人の動員を見込んでいるのだとか。バックスタンドの前売り券は既に完売しているそうですが、ガンバのゴール裏が埋まるのかな?などと軽い嫌味を言ってみる。


 本当に心配なのはメインスタンドなんですけれどもね。高いけれど、それに見合うだけ見やすいかというとそうでもないし。

 球団もそれに関しては気にしているようで、この試合に関してはバックスタンドの年間パス保有者もS席(メインのゴール裏に近い席)に入れるそうです。またバックスタンドにも「パス保有者専用席」が用意されています。


 バック年パス保有者、通称「2ちゃんねらー&サイト管理者層」にはメインの比較的空いているであろう席でゆっくり観戦か、バックのいつもの席でじっくり観戦か、選択肢が2つ出来たわけですが、


ここでアンケート!


 年パスバックを持たれている方はこのダービー、



バックスタンドで見ますか?



それとも



メインスタンドに移りますか?



よろしければコメント欄に書き込んでください。どんな感じなのか知りたいので…。よろしくお願いします!!





4/29/2005

是オン公国ポートレイト。

 えー、昨日の是閣下のご活躍を目に、私めも公国の一臣民として末席に加えさせていただきたいと思っておる次第でございます。

 まず手始めに閣下がご活躍した際の特別トップバナーを夜中の3時までかかって製作させて頂きました。

 さらに昨日の試合でのポートレイトを。

IMG_0174.jpg


試合後、臣民の声援に応える是閣下とその僕達。


さらにセレスレで衝撃の画像が!!現スレの286氏がアップロードされた「おはようセレッソ」に有ったので紹介。286氏動画お借りいたしました。

熱狂する国民を抱擁する是閣下。.JPG


熱狂の覚めやらぬ臣民を優しく抱擁する閣下
(右のややうらやましそうに見つめる人物は腹心のガンジー氏)


 ちょっとガンジー氏が可愛かったりして…。

 まあとにかく


ジーク・是!






C大阪1VS1広島 冒涜の対価。

4月28日の夜。.jpg


 今日は試合終了1分前までずっとイライラさせられていたが、最後の1分でそれまでの鬱憤がすべて吹き飛んでしまった。推敲しようとしているのだが未だにアドレナリンが止まらない。


 まず試合開始前に福知山線の脱線事故に対して黙祷が捧げられた。

 セレッソのスターティングメンバーは予想通り。

Field-2005-04-28-01.gif


 広島は予想メンバーの茂木のところにユース上がりの前田が入った。


 前半は、正直凡戦だった。お互い運動量や組織力を売りにしているチームなのだが、4連戦の初戦という事も意識していたのかお互い人もボールも動かない。バックパスや最終ライン同士のボールの受け渡しばかりが続く。

 広島がガウボンを起点に前田のドリブルや大木の飛び出しを絡め、中央突破を仕掛けるが、頭を抱える様な破綻は殆どなかった。対するセレッソもなかなかシュートまで繋がらない。


 そんな中一人だけ元気だったのはゼ・カルロス。4トップの左ウイングかと思えるほどのポジショニングで駒野の前に陣取ると、これでもかと1対1を仕掛ける。そしてそれがことごとくはまる。こちらも決定機とまではいかなかったが、見ていて胸踊る数少ない場面だった。


 前半30分を過ぎた辺りから、ダラダラとした試合の流れに飲まれたのかセレッソのディフェンスがルーズになって来る。確かに相手のプレーの精度も低かったが、慢心と言われても仕方のない状態だった。下村が何度も周りを叱咤するのだが、皆上の空といった様子。前半も終了かという時に、なんでもないクロスからガウボンに決められたシーンも、ブルーノがしっかりと付いていれば簡単に防げていただろう。

 ブルーノはこの試合、終始プレーに精彩が無かった。ポジショニングが甘い、戻りが遅い、ラインの統制もまずい。リスタートから何度か狙われていたが、失点に繋がらなかったのが幸いだった。


 後半が始まっても両チームの動きは緩慢なまま。広島前田、セレッソゼ・カルロスが突破口を開こうと腐心するが実らない。セレッソの前田も良いプレーヤーだが、こちらの前田もなかなかのもの。


 サッカーではリードされているチームから動くのが殆ど常識だと思っていたが、この試合最初に動いたのは広島だった。後半15分、何とよく動いていた前田を下げる。正直に告白するならこれは実に助かった。

 これにあわせるように小林監督が動く。布部を下げて廣山。下村をアンカーに、久藤がその前に立つ。

Field-2005-04-28-02.gif


 ところがこの交代が裏目に出る。とにかく久藤の位置でボールが停滞するのだ。緩慢なプレーで攻守の歯車がどんどん狂いだす。


 次の一手は西澤アウト黒部イン。

Field-2005-04-28-03.gif


 この交代は西澤の動きが悪くなった為のもので、打開策にはならない。パスミス、連携ミスが頻発、スタジアムのフラストレーションは最高潮に達した。


 それに付け入るように広島は着々と逃げ切り体制を築く。ラインはやや深めに取り、4バックの前には3人のMF。攻撃はガウボンに代わって入った盛田のポストプレーを起点にシンプルに。

 セレッソはやっとボールを持たせて貰えるようになったが、最終ラインにはびっちりと人が密集していて、思うように攻めきれない。森島も奮戦空しく後半35分にピッチを去る。代わって入ったのは米山。

Field-2005-04-28-04.gif



 拙攻が続くセレッソ。何度も放たれるミドルは枠を捉えず、米山の飛び出しからのシュートはポストを叩く。天を仰ぐ、残り時間は僅か、もう駄目か。


 恐らく私が知っている「いつもの」セレッソであるならば、このままタイムアップの笛を聞いていただろう。だが、この試合のセレッソは違っていた。変えたのは、間違いなくサポーターの声。


「さあ行こうぜ! 俺たちのオオサカ!」



 挫けそうになる選手の気持ちを、サポーターのコールが支える。観衆はたった6113人だったらしいが、それが未だに信じられない。


「さあ行こうぜ! 俺たちのオオサカ!」



 ロスタイムの3分も刻々と過ぎていく。右サイドからのクロスはラストチャンスか。古橋が最後の力を振り絞って飛び出す。広島DFがたまらずバックチャージ。笛の音が響く。西村主審の右手はペナルティスポットを指した。立体トラス構造の屋根が吹き飛ばんばかりの歓声。


 PKを蹴るのは、今日一番の運動量だったゼ・カルロス。披露はピークだったはずだが冷静に流し込む。ネットが揺れるのを確認したカルロスは全力疾走でゴール裏に駆け出した。スタジアムが一体になった一瞬。これぞフットボール!

IMG_0175.jpg


 有体に言うならば、勝ちに等しい引き分けという所だろうか。それだけでもたいしたものだが、この引き分けにはそれ以上の価値が有ると断言できる。

 次節はアウェーの鹿島戦。楽な闘いにならない事など重々承知しているが、今のセレッソは何かを起こす力と運を持っている。今日の試合を観て、期待しないほうが無理と言うものだ。





4/28/2005

広島戦戦前予想。

 あー、最近は


もう当らなくてもいいや、てやっ!


 と投げやりに書いておりますスタメン&布陣予想でございます。

Field-vs-Sanfrecce-05.gif


 前節(浦和戦)からホームは白フチにチームカラーの文字、アウェーはチームカラーのフチに白抜きの文字という事にしています。


 広島の布陣はさっかりんを徘徊してかき集めた情報によるものですが、当然責任は持ちません。

 ただ4バックなのと、相手エース(ガウボン)の面倒は前田が見るという事は決定っぽいです。頑張れジャガー。

 システム的に言うと4-4-2に限りなく近い4-3-3らしいです。そんな事にエネルギーを割くのは徒労だとオシムさんも言ってますので深くは掘り下げません。


 広島というと「勤勉」「個人の力より組織力」というイメージが有るのですが。小野監督になってからよりその色を強めたように感じます。だから組織が瓦解すると一気にバタッとやられる事も有る訳です。連戦で足が止まっていたPSMなんてのは好例でしょう。

 ただ今の広島はチーム状態も良いですし、楽な試合にならないでしょうね。

 得点はセレッソが苦手としているセットプレーや、その流れの中から生まれている事が多い様子。その辺はコバさんも警戒しているようです。

スポニチ大阪

C大阪、4連勝へ完全非公開練習 きょう広島戦
◆ セットプレーに万全の準備 ◆

 きょう28日に本拠地・長居で広島と対戦するC大阪は27日、完全非公開で最終調整をした。引き分けを1つ挟むとはいえ3連勝中のチームは、広島戦で00年第1S以来となる4連勝に挑む。

(中略)

 広島に対しては7連敗中だが、この日の非公開練習で連敗ストップの秘策を練った。まず最も注意するべきがセットプレーだ。「リスタートが多彩。いろんなことをやってくる」と小林監督は警戒する。ビデオを繰り返し見て、サインプレーの“解読”にも励んだ。

 また、指揮官は広島がセットプレーの最中、ボールと関係ないところで相手DFの選手を妨害する巧妙な動きを見せることにも注目。「エリアの中でのオブストラクションが多すぎる。レフェリーに言ったろうかな」と心理作戦も仕掛けていくつもりだ。まずは苦手相手に4連勝を決め、5年ぶりの優勝争いに絡んでみせる。


 まあ、いままで散々リスタート時の守備練習しているのに失点しているわけなんですが、だからといって放っておく訳にもいきませんからね。


 一つ心配事が有るとすれば、「相手に合わせた試合をしない」ということでしょうか。

 もちろん相手の良い所を潰すというスタイルの戦い方も有るんですが、セレッソはそれほど器用なチームではないですから。あくまで実直に今のスタイルを貫いてほしい。基礎的なことなんですが、労を惜しまない、声を出し合ってお互いの意思を確認するなどなど…。そういうホントに小さな変化が今の好調を呼んでいるのですから。

 3バックの左に関しては山崎なのか柳本なのかちょっとはっきりしません。怪我人ぶっつけ本番のリスクや勝っているチームはいじらないというセオリーから考えれば柳本なんですが、フレッシュな山崎を使って見たい気もしますよね。


 注目はガウボン対ジャガー(特撮映画のタイトルみたいだ)と左サイドのゼ・カルロス対駒野でしょうか。出来ればカルロスのアホ踊り(個人的にそう呼んでいます)が見たいな。





ドラゴン草津へレンタル移籍。

CEREZO official

齋藤選手 ザスパ草津へ期限付移籍決定のお知らせ

題記の件、弊クラブ所属の齋藤 竜(さいとう りゅう)選手がザスパ草津へ期限付移籍することが決まりましたので、お知らせいたします。
移籍期限はは2005年4月27日~2006年1月31日までとなります。 


≪齋藤 竜選手のプロフィール≫
■氏名:齋藤 竜(さいとう りゅう)

■生年月日:1979年9月18日(25歳)

■出身地:北海道

■身長/体重:183cm/73kg

■血液型:O型

■ポジション:DF

■経歴:室蘭大谷高校(’95)-国士舘大学(‘98)-セレッソ大阪(‘02)

■齋藤選手コメント
長いようで短い3年でした。ザスパを立て直す気持ちで行ってきます。セレッソの事は影ながら応援しています。成長して戻ってきた時には変わらぬ応援をよろしくお願いします。ありがとうございました。


 齋藤はANIMOセレッソの公開録音の時に初めてトークを聞いたんですが

「思っていたよりずっと落ち着いた人なんだなぁ」

 という印象が有りました。ただその時同じくゲストだった下村と比べると「自分の空間」を強く持ち過ぎているかなという向きも感じられました。それが彼のプレーヤーとしての成長を阻んでいたのかも。

050126_192606.jpg


 その公開録音の時に、一番心に残ったのは

「ウチは攻める方はすごいんだから、守備陣ががんばらなきゃ。前の人に守備ばっかりさせられないよね」

 という言葉です。齋藤というとプレーから、どうも「軽い」イメージを持ってしまいがちなんですが、彼なりの責任感をしっかり持っていて、色々と思うところは有ったんですよね。

 サテライト戦は見ていないんで、それが今年のプレーに結びついていたかは判りませんけれど、彼も良い意味で「セレッソらしい」選手なんだと思います。


 コメント通り、草津で大きくなって、また長居のピッチに戻ってきてください。がんばれドラゴン!!





4/27/2005

ツール・ド・ナガイ

 個人的な話でございます。広島戦、仕事が有ってスタジアムに着くのが本当にギリギリになってしまいそうです。

 これが電車とかなら時間が読めるのですが、私の場合最寄駅から自転車の上にスピードが凄まじく遅いので難儀なのです。


 ルートはこちら、わざわざgif動画にすんなよって話ですが。

ツール・ド・ナガイ.GIF


 自宅からの最寄駅が谷町線阿倍野駅(ローカルやなあ)、ここからスタートして

①阿倍野筋をひたすら南下。

②阪南団地(知ってる人の方が少ないぞ)の前の路地に侵入してショートカット。

③南港通りを西田辺へ。

④我孫子筋を南下し、阪和線をくぐってスタジアムへ。

 普通の人が最大戦速で10分~15分くらいの行程なんですが、私の足だと20分くらいかかるかな。


 後ちょっと気にかかる書き込みがセレサポスレにありました。

257 :U-名無しさん :2005/04/26(火) 22:08:01 ID:5a4naFig0
流れ読まないレス失礼します。

去年からセレッソファンになった一人観戦者です。
最初はSB観戦でしたが、今はゴール裏で帯に勝手に入って声出してます。

SBエリアってゴール裏と比べると、
声出ししてる人ほとんどいないですし、
「SBで声出そうよ」っていう動きもあまり無いように感じるのですが、
何か理由があるのでしょうか?

例えば、
声出しするとマターリ観戦してる周りの人に迷惑やから
とか、
SBとゴール裏の距離の関係で声がズレてしまって聞き苦しいから
とか…。

個人的には、
ゴール裏だけではなくてSBとかメイン側とかからも
声出しするようになれば屋根の反響も利用できて、
応援の迫力もかなり違ってくるし
選手により力を与えられると思うのですが…。

もし特に問題が無いのだったら、
SBで声出し応援やっていきたいです。
ただ、一緒に声出ししてくれる人がいればですけど…。
漏れ一人ではさすがに周囲の視線に耐えられないので(w


 私は別に声出しいいと思いますよ。誰かがコールリーダーやるような形じゃなくて、ゴール裏と共鳴できるような形がベストだと思いますけれど(さすがにそれやると引く人もいるでしょうから、あくまで個々人の任意でやったほうがいい)どうやら257さんもそういう考えのようで。

あくまで理想としては最初は数人で応援していたのがホームゲームの度に一人,二人と
増えていって最終的には大きな固まりになって,ゴール裏だけでなくSBからも声・手拍子で選手達に
力を与えられるようにできたらなと考えています。


 この人の生話を一度聞いてみたいなと思っていたのですが。

275 :257 :2005/04/27(水) 07:25:26 ID:fQ1CtNRb0
>>266>>268
��マソ。同じ人でしたね…。
もう少し落ち着きます…。

できれば28日熊戦からという風に勢いで書いてしまいましたが,
実は熊戦は私も仕事があるので,
到着は試合直前になりそう…。
さすがに時間も少ないですし熊戦は無理かなぁ…(←ヲイ)。


 勤め人は大変です。でも時間が有ったら話がしたいという気持ちはありますんで是非是非…。出来れば祝杯でもあげながらがいいですね。





「規格外のビッグプレイ!」ってなに?

CEREZO Official

清水エスパルス 鶴見選手移籍加入決定のお知らせ

題記の件、清水エスパルスの鶴見 智美(つるみ ともよし)選手の弊クラブへの期限付き移籍が決まりましたので、お知らせいたします。
契約期間は2005年4月27日~2006年1月31日までとなっております。
なお、鶴見選手は4/28よりトレーニング(9:30※指名選手のみ)に参加する予定です。

■名前:鶴見 智美(つるみ ともよし)
■生年月日:1979年10月12日(25歳)
■出身地:山梨県
■身長・体重:185cm/87kg
■血液型:B型
■ポジション/背番号:MF/31


 185cm87kg、でかいな~。ごついな~。いったいどんなプレースタイルなの?とエスパルスのオフィシャルを覗いてみました。選手紹介のページ、けっこう面白いです。選手一人一人にキャッチフレーズがついてるんですね。

 たとえば斉藤俊秀だと
クレバー ディフェンス

 伊東輝悦だと
清水が生んだサッカーの申し子

 といった感じ。ちょっと馴染み薄の選手でも
瞬間で抜きされ 韋駄天

 なんて書いてもらっていると「ああ、足が速いのね」と判る。

 それで鶴見のキャッチフレーズを見てみると
規格外のビッグプレイ!

 とある。

ビッグプレイ


………。

……。

…。


すいませんどんなプレーヤーか判りません


 やむなく2ちゃんのエスパルススレで情報収集。

75 :U-名無しさん :2005/04/26(火) 16:54:56 ID:08hZjnldO
セレッソは清水の残飯処理場ニカ?



いきなりそれかよ。


めげずに読み進むとまともな書き込みが

83 :U-名無しさん :2005/04/26(火) 17:15:15 ID:Pp6L/qOb0
レンタル移籍か。
フィジカルとヘッドは強いし、ロングフィードもけっこう正確。
しかし1歩目の反応が遅いから、平面の守備が怖いって印象だ。

桜へ行っても応援するよ。清水戦以外は。


 ふむふむ、なんでも守備的なポジションならボランチでもCBでもOKらしい。タイプでかぶるのは下村だけれど、きっと竜と千葉ちゃんの競争相手+守備の控え候補って感じなんだろうな。

 パワープレーをしのぐ時、パワープレーをしなきゃいけない時にがんばってもらえるかも。これだけ長所があれば大丈夫。穴が開いた鞄でも、コバにかかれば堂々の正GKですから。いい補強したな。

 ところで

99 :U-名無しさん :2005/04/26(火) 18:45:18 ID:4CL9GzFtO
バカ!
しねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしね!

鶴見出してんじゃねえよ!
しかも残留争いの相手に!
健太しね!
和道なんかと心中するつもりねーんだよ!


 安心して下さい。ウチは今年は降格争いしませんから!多分。きっと。そうだといいなぁ。





4/26/2005

戦士の休息。

 最近堅い話題と文章書いていたからか、やたらと肩こりとめまいがします倦怠感もひどい。風邪でもひくのかな?という事で今日は柔らかめの記事を、選手のサイトについてです。まあこのブログまでたどり着く人で選手のサイト見てない人の方が稀有でしょうけれど。


 最近は選手のブログやらホームページやらが増えてきましたよね。選手の知られざる一面だとか、意外な真実を知る事が出来たりして楽しい。

 セレッソでは選手のサイトをリンク集の中に収めています。オススメなのは布部久藤ちゃんのんぴのですかね。あとリンク集にはないですが丹野くんのブログもいい。

 個人的には専門の人が作ったようなサイトよりは何となく手作り感が有るサイトの方が惹かれますね。選手との距離が身近に感じられるから。


 ヌノの日記によるとチームの状態は非常に良いらしい。本人も気分が良かったのか料理(チャーハン)に挑戦して見事台所を汚してしまったようです(笑 バッシングを受けている時もキチンと仕事をした後でもマイペースなのはやっぱりセレッソのカラーなのか。

 久藤ちゃんの日記は「サッカー選手のサイト」として見るより、「サッカーを仕事にしているお父さんのサイト」として見た方が面白い。ファビ、カルロス、ブルーノを食事に誘ったりしています。しかしカルロスはどこで見ても「いい笑顔」してるなぁ。この二人のサイトはよく見ています。


 のんぴのブログもどちらかというと「旅する吟遊詩人のブログ」みたいな見かたをしています。多分知らない人が見たら写真家かエッセイストのブログと思っちゃうんじゃないかな…。彼の手にかかると大阪もじつにかっこよい街になってしまいます。こんな街に住んでたっけ?


 丹野くんのブログは、それはもう初々しくて、たまに脱字とか見つけてもそれがまたほほえましかったり…。怪我ももう癒えたようで安心しました。ところでチーム好調の秘密ってなんなんだろう?


 個人的な意見を言わせて頂けるなら、是非刈るロス(このPCで変換するとこうなる)のサイトを作ってほしいなぁとか思っています。ちょっとバカキャラ入っていますが、文章とか面白そうだし、出来れば動画も配信してほしいな。


 浦和戦の激闘を経て、各人休息モードですが、3日後にはもう次の試合なんですね。リフレッシュをしっりして、いい試合を見せてくださいな。





あざ笑う者に憐憫を。

 柏-名古屋戦の試合後の乱闘で怪我をした名古屋サポーターから被害届が出された為、この一件は恐らくJ最初の「暴力事件」となった。

デイリースポーツ

柏乱闘騒ぎ 暴行事件として捜査

 J1柏―名古屋戦後のサポーター同士の乱闘から一夜明けた24日、柏は対応に追われた。23日夜、救急車で病院に搬送された2人は軽傷で退院。しかし、名古屋サポーターからの被害届を受けた柏警察署が暴行事件として捜査に乗り出すなど、波紋は広がるばかりだ。

 柏サポーターのグループ代表3人がこの日、事務所を訪れて謝罪。暴走サポーターはある程度特定されており、柏のホームとアウエーの試合は無期限入場禁止となる可能性もある。

 柏側は警備強化とともにフェンスに有刺鉄線を巻くことも検討。柏・小野寺重之社長(57)は「25日にJリーグに報告に行き、運営管理の反省と改善策を出す。(処分は)あるでしょう」と話した。柏の報告を受けたJリーグは早急に裁定委員会を開き、かつてない厳罰を下すことは必至だ。


 もちろん余波は柏系のサイトの殆どに及んでいる。柏のサポーターグループで最大規模の(勇)太陽工務店(あえてこの記事ではリンクしません)をはじめ各サイトともにいわゆる「祭り」状態になるなどしている。さっかりん(こちらもリンクはしません)に登録されている全サイトをアクセス順に並び替えると1位から6位まで柏のサイトが並んでいる。

4月25日のさっかりん.JPG


 殆どのブログのコメント欄には凄まじい量の書き込みがなされ、(勇)太陽工務店は今現在サイトを休止している。


 暴力沙汰に及んだ柏サポーター達の罪は大きい。前述したが「サッカー」「Jリーグ」に与えたマイナスイメージはそうそう簡単に拭えるものではない。観戦に訪れる家族連れや子供達、女性の数は確実に減るだろう。


 そして私はもう一つ、問題を見つけたような気がしている。柏サポーターをバッシングする事だけの為にこの事象を扱っている人間、「他人事」と捉えている人間が余りに多いのだ。

 彼らの掲示板での書き込みの多くは柏サポーターを卑下するだけの短いもので、「これからはこういう事が起こらぬようこうしよう」などといった建設的なものは皆無に近い。何のことは無い、ただ嘲る対象がほしくてウズウズしていた連中が「暴力沙汰への批判」という錦の御旗を得て得意になって振り回しているだけなのだ。

 この構図はサッカーにとっても、Jリーグにとっても良くない。全くサッカーに関心の無い人間がこの様子を見て、サッカーファンは程度が低いのだと思ったとしても何も言い返せない。第三者からすればサッカーに関わる者全てが目くそ鼻くそ程の違いしかないのだ。この一件にしても「単なる血の気の多い連中の内輪揉め」くらいにしか理解されないだろう。

 少なくとも今現在進行中の馬鹿騒ぎは即座に中止した方がいい。「事件」はそれとして警察が捜査を始めるだろうし、サッカー協会もクラブに対して何らかの動きを示すだろう。当事者であったサポーターや彼らが属していたグループにも刑事罰やペナルティが科せられるはずだ。それについてもうこれ以上発言をしても効果はあまり期待できない。


 考えるべきは「これから」の事であるべきだと思っている。より安全で、楽しいスタジアムを作り上げる為に自分は何をするべきか。何を心掛けるべきか…。別に標榜する必要はない、皆が心に留め置き、そしてそれをスタジアムで実行すればいい。そういう意識を持つことこそが、このような事件を起こさない最大の防止策ではないか。





4/25/2005

坂路の続く黄金週間。

 セレスレに驚愕のデータが載っておりました。チーム別被シュート数のデータなんですが、

399 :U-名無しさん :2005/04/24(日) 20:06:39 ID:8qopcUUT0
被シュート数(第7節終了時)

C大阪   62
浦和    66
大分    70
横浜    71
柏      78
千葉    81
鹿島    82
名古屋   84
神戸    84
大宮    86
��大阪   88
磐田    91
��東京   94
東京V   94
清水    99
川崎   105
広島   109
新潟   117


 何とウチが一番少ない!よくぞここまで「進化」したものと驚いています。シュートを打たれなきゃゴールされないわけで、ここ5試合では失点僅かに4。桜の花もすっかりコバ色に染まっているようです。

 ただ得点も少ないんですよね。同じくここ5試合では6点、しかも3点以上取った試合が無い。何度も書きましたが、今のフォーメーションはまず守備ありきというコンセプトで決められたものですから、仕方が無いといえばそれまでなのですが。


 しかしこれから始まるゴールデンウィークの4連戦、対戦相手を見ているとどれも厄介な相手です。今まで通りに試合運びができるかというと、ちょっと辛い。

 まず今週の木曜(4/28)は長居でただ今3連勝中の広島戦。さらに5/1日曜日にはこれまた5連勝と波に乗る鹿島とアウェーでぶち当たります。5/4にはホームに戻っての試合になりますが、相手はワシントンのいるヴェルディ。5/8にはようやく初白星をあげ、これからという清水と対戦です。


 小野監督就任後の広島に対する苦手意識がPSMでどれだけ払拭出来たか。あの時はトップのガウボンをブルーノが封じ、セカンドボールをひろいまくって完勝したのですが、果たして…。

 鹿島は外国人が当りだったようで、戦力に厚みが増しています。また小笠原が最近好調なのも怖い。

 ヴェルディはなんと言ってもワシントンでしょう。デカイ、ウマイ、強い。

 清水は上記の3チームと比べれば力は落ちますが、初白星から3試合を経て、どれだけチームに勢いがついているか。もし波に乗っているようだと危ないかも。事実ナビスコでは堅守速攻の前に敗れているわけですし。


 こうしてみると、広島にはガウボン。鹿島にはアレックス・ミネイロや鈴木、深井。ヴェルディにはワシントン、森本。清水にはチョ・ジェジンと前線に凶悪なメンツが揃っていますね。殆どの選手を前田がみる事になるでしょう。

 今までもマルケスやらマグノ・アウベスやらチェ・ソングクやらエメルソンといった様々なタイプのFWの相手をしてきて、流れの中で殆ど仕事をさせなかった前田ではありますけれど、ここまで来ると「試練」なんて言葉がチープに感じますね。むしろ「荒行」と言ったほうがピッタリ。これだけ活躍してるんだからジーコも観に来てほしいもんです。


 ただこの4連戦とその先のガンバ戦(やっばり大黒につくのは前田なのか…)で勝ち点を堅実に取っていければ(最悪でも負けなければ)チームにとって大きなプラスになるでしょう。一桁順位のままで中断期間を迎えていただければ文句は有りません。この4連戦を本当の「黄金週間」に出来るように頑張りましょう。





安全なスタジアムを。

 昨日浮かれて2ちゃんなんぞをぶらついていたのですが、柏VS名古屋戦の試合後、痛ましい「事件」(傷害事件でしょ、これは)が起こっていたようです。

デイリースポーツ 観衆乱闘で6人負傷

サンケイスポーツ 柏-名古屋でサポーター乱闘…6人負傷

スポーツ報知 柏VS名古屋でサポーターが流血乱闘

スポーツナビ サポーター乱闘でけが人=柏サッカー場-Jリーグ

yahoo! sports サポーター乱闘で10人以上けが 柏-名古屋戦後

 程なくしてあちこちで乱闘の様子を映したファイルがアップロードされていました。

050423 kashiwa.JPG


 動画を観ていただけでは判らなかったのだけれど、乱闘に至るまでの経緯を説明している書き込みを見つけることもできました。あえて柏側からの視点で書かれた東町の太陽さんの記事を紹介します。

 私自身毎年作られる「柏戦記」を見て「熱いサポーターだなぁ」と(勇)太陽工務店さん達を好意的に見ていました。ちょっと憧れていたりしていました。でも、今回の事件については批難されて当然だし。「よそのサポは口出しするな」っていう論理も成り立たないと思う。この事件は部外者から見ればJリーグ全体の問題、サッカーについての問題としか捉えられないだろうから。


「世界一安全なスタジアム」


 これはJリーグが目指している理念であり、そこに参加する全てのチームが取り組んでいくべき重要な課題。当然どのチームのサポーターも「チームをサポートする存在」である以上、チームと歩調をあわせなければいけない。いくら「煽られた」「メンツを潰された」からといって、暴力を正当化する事はできない。これは柏サポーターだけの話ではなく、どのチームのサポーターでも同じ。もちろんセレサポでも。


 チームを本当に愛しているのなら、チーム同様我慢するべきではなかったでしょうか?「チームを愛する」という行為に「メンツ」が必要なのですか?





4/24/2005

勝因が判った。

 いや~。妖星さんはやっぱり眼力あるな~。だってさ、「奇面組」なんて思いつかんでしょ、普通。まして奇面フラッシュなんて。

 何の因果か昨日のレッズはこのメンツにことごとくやられていましたなぁ。そりゃ至近距離で奇面フラッシュ食らったらシュートもふかすしパスもミスるでしょ。

 今度の広島は連勝中の手ごわい相手ですが、是非岡山の再現を希望しています。今一度

2_bruno.jpg3_yanagimoto.jpg22_yoshida.jpg4_nunobe.jpg7_kudo.jpg


奇面フラッシュ!!



浦和1VS2C大阪 聖地沈黙。

セレッソは、体調が万全ではない西澤を後半に引っ込める事が出来た。

浦和は、同じく体調が万全ではない闘莉王を90分フルに使った上、終盤は前線でターゲットマンになるよう指示を送った。

 この二つの事実が全てを物語っているような気がする。スコア以上に両チームの差が出た試合だった。

 試合に入る。両陣共にメンバーは予想通り。ただセレッソは1トップ2シャドーの3-6-1だった。

Field-2005-04-23-01.gif


 試合立ち上がりは浦和のペース。去年と変わらずタテのドリブルを軸にした強引な突破でセレッソ守備陣を切り裂きにかかる。

 この攻撃の切れ味は昨年とあまり変わらなかったように感じる。多少の焦りのようなものは見て取られたが、それによって致命的なほど攻撃が鈍化しているわけではなかった。

 ここを凌げたのはセレッソの守備が去年の対戦時よりもよく整備されていた事と、浦和のフィニッシュに正確性が無かった事が要因。特に浦和の決定力の無さ、言い換えるならゴール近辺での冷静さの無さは深刻なように写った。去年と同じようにお膳立てをしても、ゴールを奪う事が出来ない。


 このドリブルでの仕掛けをセレッソが泥臭く奪う。絵に描いたようなカウンターが、7分と21分、綺麗に二度決まった。この2得点は共に西澤のアクロバティックな「らしい」ゴールだったのだが、それを演出してしまったのは闘莉王だった。

 1点目は西澤のマークをしていた闘莉王が、古橋に釣られて裏のスペースを空けてしまったのが原因だし、2点目のシーン、下村の美しいクロスの先にいた西澤には誰もマークがついていなかった。

 肉体的に万全な状態で無いが故に判断が遅れるのは理解できるが、闘莉王のポジションはそのほんの僅かなミスも許されないのだ。セレッソがそれを感じ取り、利用したのなら良い判断だったと思う。相手の弱点を見抜き、そこを突くのはプロの世界では「卑怯」とは言わない。


 何とか前半のうちに反撃の糸口を掴みたい浦和はエメルソン、田中達也らがシュートを放つが、相変わらず枠を捉えられない。2-0での前半終了は小林監督のプラン通りか…。


 後半、レッズがフォーメーションを修正する。3-4-3からトップ下に山田を入れ、永井を右サイドに入れた3-5-2へ。この変更でサイド攻撃が整理され、特にゼ・カルロスと永井のマッチアップが激化する。

 一方セレッソはトップを後半開始早々黒部にスイッチする。

Field-2005-04-23-02.gif


 黒部はサイドまで顔を出してボールをもらい起点になろうとするのだが、中々思ったようにプレー出来ない。レッズが次第に前がかりになっていったことも有って孤立する姿が目立った。


 この流れの中で浦和が反撃ののろしを上げる。後半15分頃、セレッソゴール前右45度からのフリーキックを闘莉王がヘッドで折り返すと、そのボールを途中出場の横山が決めた。1-2、2万人の赤いサポーター達が一気に活性化する。


 いつものセレッソならここで足が止まっていただろう。だが、今日は違った。ボールに対する執念、集中力、組織力。およそ似つかわしくない言葉ではあるが、今日のセレッソにはそれらが有った。全員がMOMをもらってもおかしくないプレーを連発する。布部が一度これまた「らしい」プレーをしたが、トータルすれば彼も立派なMOM候補。逆に古橋がカウンターからいいシュートを放つなど、したたかさを感じる事さえ出来た。


 終盤には2-4-4とも言える超攻撃的な布陣を敷いてきた浦和に防戦一方となったが、よく耐え、よく守り、歓喜の長い笛を聞くこととなった。


 ここ4試合で3勝1分のセレッソ。怪我人こそ多いが、上り調子にある事は確か。毎試合このようなタフなプレーをしていては身が持たないかも知れないが、今のリズムを乱すこと無く勝ち点を重ねていけば、GMが目標とした賞金圏内という順位も夢ではないだろう。





4/23/2005

浦和戦戦前予想。

 最近予想が全く当たらんのですが、懲りずにいきます布陣予想。浦和の布陣は日本代表ニュースとレッズ本スレをちゃんぽんしました。

 本スレ殆ど藤田の移籍関係の書き込みばっかりでしたが、内館が怪我で闘莉王が強行出場、エメルソンも本調子ではないらしいです。どこまで本当だかは知りませんが。

Field-vs-Urawa-05.gif


 セレッソは1トップ2シャドーが2トップ1シャドーなのか迷ったんですが、とりあえず2トップで。

 それにしても両軍怪我人が多い。代表ニュースだと

浦和
欠場濃厚:アルパイ、ネネ
軽傷  :闘莉王、三都主

C大阪
欠場濃厚:江添、徳重、ファビーニョ、苔口、山崎
軽傷  :


 怪我人の数はセレッソが多いんですが、浦和はDFラインに集中して故障者が出ています。これはこれで辛い。


 試合展開は、わからないなぁ…。両方とも守備に不安が有る分打ち合いの可能性が多いんですが、本当に分からない。

 ひいき目に見ればここ数試合メンバーを固定して失点が減りつつ有るセレッソの方が安定しているか。でも浦和は今たまたま休火山状態なだけで、いつ爆発するかわからないから怖い。

 特にエメルソンと永井がイヤかな。エメルソンはとにかくシュートをバカスカ打ってくるんで、シュートを打たせない事で失点を防いでいるDF陣との相性がどうか。永井とゼ・カルロスがブチ当たるセレッソ左サイドは重要。

 後は長谷部と下村の力関係。どちらもタイプこそ違えど攻守の要ですからね。


 駒場は意外と相性が良いスタジアムらしいんですが、そういう過去のデータがあてにならないほどメンバーが変わっていますから、油断は禁物です。





4/22/2005

バナーはいくつご入用?

 セレスレにも載っていたけれど一応。

スポニチアネックスOSAKA

C大阪にまた災難…DF千葉ら負傷者続出

 もう笑うしかない。21日、けが人続出のC大阪にまたも災難が襲った。DF千葉が左ひざを負傷して練習を休めば、MF久藤とDF前田のレギュラー2人も疲労の蓄積から練習後に病院に直行。その他の選手にも疲れが見られることから、試合2日前の恒例だった紅白戦を急きょ取りやめ8対8のゲームだけで練習を終えた。

(後略)


 次は千葉と久藤と前田ですか…。あとファビーニョは結局ブラジルで手術をした模様、全治不明。

 幸い久藤と前田は疲労感だけで問題無しらしいけれど、千葉は暫くかかりそう。今のメンバー構成から考えても、トップのベンチにいて不思議ではない状態だっただけに痛い。そういえば山崎は全治2週間って発表が有って、もうそろそろその2週間目だけれどどうなったのかな?というかもう鶴バナー作るのは辛いですよ。


 一人が怪我で抜けると、その穴を同じポジションの選手がカバーしなくてはいけない。けれどそれによってその選手も今まで以上の負担がかかってしまって怪我をする。今のセレッソの状態はひたすらこの悪循環の繰り返しなんでしょうね。

 特に守備陣の手薄さは目を覆いたくなる。コバさんが昨日「打ち合い宣言」したのも守備陣の負担を考えてのうえだったのかも。


 こうなってくると攻撃陣に発奮して頂くしかないんですが、どうなんでしょうね。今年のセレッソは自慢の攻撃陣があまり機能していなかったり、フィニッシュが雑だったりでリーグ戦6試合で7得点。3点以上点を取った試合が0。もうそろそろ爆発していただきたいですよ。

 1トップはトップに負担がかかるし、2シャドーの二人(モリシとフル)も守備に忙殺されている時間が多いので相手ゴール前で勝負する機会が少なすぎる。

 コバさん構想では2トップ1シャドーなども考えているようです。以前はアキ、黒部でしたけれど、今回はアキ、フルか黒部、フルの2トップということらしい。モリシを前に出せればより攻撃的なんでしょうけれど、それは中盤が安定している時ではないと…。


 明日からのGW5連戦、くれぐれもこれ以上の怪我人が出ませんように…。





実は居残り組なのよね。

 こんだけ事を荒立てておいてそれは無かろうと思われる方、至極ごもっともでございます!!でも時間もお金もないんです。ご勘弁を。


 せめて雰囲気の良い所で見たいなと思い、お店を探していたのですが

CEREZO Official

カフェセレッソでレッズ戦を応援しよう!

��/23(土)浦和戦(アウェイ)をカフェ・セレッソで応援しませんか?
当日(14:30~)、応援セット(ホットドッグ・サラダ・フライドポテト・プチケーキ・ドリンク付/1,000円)をご注文いただける方のみご参加いただけます。
予約受付・先着40名様、定員になり次第終了とさせていただきます。


 おお~っ、いいんじゃない?いいんじゃない?早速予約するべ、などと思っていたら。

691 :U-名無しさん :2005/04/21(木) 10:05:22 ID:7c4uiuYF0
セレカフェ、もう定員オーバーって言われた。スタカフェって中継やるの?


 は、早い…。まあ席数40だから早めに埋まるんだろうなあとは思っていたけれど。

 でも諦めませんよ。

694 :U-名無しさん :2005/04/21(木) 10:50:14 ID:6DGGkapl0
>>691
��ニィスタイルで生中継やるらしい


 ああ、any styleかぁ、行ってみようかな?

708 :706 :2005/04/21(木) 15:31:58 ID:vYO2lxcC0
いろいろ調べてみたが、

エニースタイルはレッズサポが集まるようだ

  ttp://toro991117.exblog.jp/ の掲示板

スタジアムカフェはBS-iはないがTBSチャンネルでやるようだ
��電話で確認)


 うおー、危なかったーっ。危うく虎穴に入るところだったよ!!


 という個人的紆余曲折を経て、結局今回もスタジアムカフェスポーツバーにお世話になりそうです。よろしく~。





4/21/2005

やべぇ!コバさんがマジだぜ!!

 さんざっぱらレッズ系のブログを煽っていたらどでかい「赤い波」がやって来よりましたよ。いつもの1.5倍くらい人が来てるかなという感じ、つまり1/3はレッズサポって事か。

 このビッグウェーブに乗ってチューブをかっこよく決められるのか、はたまた飲み込まれて無様な有様になるのかは土曜日までわからないんですが、totoの投票によると今日現在セレッソの勝ちを予想しているのは8.99%。

想.jpg


 低い、ちょっと低すぎやしませんかね。セレッソはなにしでかすか判らないチームですよ?とか思っていたのですが、セレサポの中でも「引き分けで十分」なんて言ってる人がいる。

 ネガティブな考えだと引き分けすら辛いでしょう。ここは「絶対勝つ!」くらいの意気込みでいかないと。

 誰かそういう意気込みのある人はおらんのかねと思っていたら、こんな記事が。

スポニチアネックスOSAKA

C大阪「ノーガード戦法」だ!23日浦和戦

 23日に浦和とアウエーで対戦するC大阪は20日、約1時間の軽めの調整で練習を終えた。小林監督は「守ってばかりいられない。点を取らないといけない。うち合いになるでしょう」と点の取り合いに持ち込むことを宣言した。

 浦和との対戦は現在3連敗中で、ここ4試合に限れば13失点。実に1試合で3点以上を失っている計算だ。いつでも守備が課題だったサクラ軍団は、エメルソンや田中達らを擁する強力アタッカー陣の前になすすべなく大量失点を重ねてきた。

 そこで発想の転換だ。失点するのが分かっているのなら、多少の出血は覚悟のうえでノーガードのどつき合いに勝機を見いだせばいい。イメージは2年前の03年4月26日の同カードか。この試合、浦和の猛攻を受けて4点を取られながらも、大久保の2得点などで6ゴールを奪い、逆転勝利を収めている。

 スペインに移籍した大久保に代わり攻撃陣をリードする古橋は「相手のDFはスピードがあるけどチャンスは作れると思う」と意気込む。ここまで1試合平均1・17得点と沈黙するセレッソ攻撃陣だが、積もり積もったうっぷんを敵地大サポーターの前で晴らしてくれるはずだ。


 わはは、コバさんマジだよ。すげー強気だよ。ここまで守備重視で来たというのに打ち合い宣言ですよ。何がコバさんをここまで駆り立てるのかは知りませんけれども、監督がこう言うんだから試合も熱く行かないとね。


 両チームとも野戦病院と化しているけれど、だからといってつまらないサッカーは観たくない。ガツンと来る試合の出来るチーム同士の対戦なんだから、見終わった後はサポーターもくたくたになる、高山対ドン・フライ戦みたいな試合をして下さいな。


追記

 たまにコバさんぶっ壊れて支離滅裂になる時が有りますけれど、私はこの発言は「マジ」だと思ってますよ。




笑いをとるのが関西人。

2_bruno.jpg3_yanagimoto.jpg22_yoshida.jpg4_nunobe.jpg7_kudo.jpg


奇面フラッシュ!!



なんてね。男前5人組も出来るんだけれど。

23_shimomura.jpg16_saito.jpg21_tada.jpg14_ezoe.jpg24_yoneyama.jpg


レッズだとどんな感じですかね、妖星さん?

赤い波が来ない。

 去年の秋、降格の危機に瀕していたセレッソと、それを阻止せんと奮闘するセレッソ系ブログを、巨大な「赤い波」が襲いました。


 「赤い波」は口々に「うぃーあーれっず。うぃーあーれっず」と呪文を唱えながら、無力な我々を飲み込んでいったのです。


 あれから半年。再び赤い波の季節がやって来ました。しかし、海はまるで穏やかで、あの百鬼夜行の群れ群れが魍魎跋扈するが如き世界がやって来る気配は有りません。

 ちょっと不思議に思ったので、思い切ってこちらから偵察に出てみる事にしました。目的地は多くの「赤い波」が通るであろう、いわば冥府魔道の門とも言うべき與野レッズBlogさんです。

與野レッズBlog.JPG


 さてさて……。

………。

……。

…。


うわっ雰囲気暗っ!!


 確かに守備陣は闘莉王微妙、ネネ微妙、アルパイ出ても出なくても微妙という状態だし、攻撃陣も不調。しかもここに来てこのニュース。

スポニチアネックス

三都主 右足付け根痛で練習見合わせ

 浦和MF三都主アレサンドロ(27)が19日、右足の付け根部分に痛みを訴えて全体練習を見合わせた。16日のFC東京戦で痛めたもので「やれそうでできない。今、無理をすると、もっとひどくなるかもしれない」とチームドクターと相談の上、きょう20日までの2日間を別メニューで調整することを決めた。

 幸い症状は軽く、長引くことはなさそうだが、Jリーグは23日から15日間で5試合をこなす過密日程。あす21日に全体練習に復帰できない場合は「連戦だし、後のことも考えないといけない」と次のC大阪戦を欠場する可能性も示唆した。


 そりゃ暗くもなりますね…。


 でも、あえて言いたい。今のレッズはレッズらしく無い!!

 私の知っているレッズは今のようにパワーが内へ内へとこもったりしない。外に向かってぶちまけられるエネルギーこそがレッズのレゾンデートルではなかったか?

 さながら自分のライブ会場にマンUのユニを着てやって来た勘違いオーディエンスを「俺はシティーのサポなんじゃボケ」とボコボコにしてしまうOasisのNoel Gallagherの如き理不尽さが、今のレッズには感じられない!!

 そんな馬鹿馬鹿しいほどの勢いがあってこそ本来のレッズ、倒したいと感じられるレッズ。


 今セレッソでは小林監督の守備哲学が構築されつつあり、ひと昔前のような6-4という、およそサッカーとは思えない結果になる可能性は低いけれど、この試合だけは、勝ち点計算だとか順位だとかいうチマチマしたものを取っ払って楽しみたい。とりあえずそこのおっちゃん!!元気出してくれ!!





4/20/2005

ファビーニョは大丈夫なんじゃない?

デイリースポーツ

C大阪 主力にケガ人続出…

 C大阪は開幕直後の低迷を脱し、11位まで浮上したが、ケガ人が続出している。サテライトリーグ・大分戦(17日)で、MF苔口が右ひざ内側側副じん帯を損傷し、全治3―4週間と19日、診断された。右ひざを痛めているMFファビーニョは検査のためブラジルに帰国。「特に心配していない」と小林監督は話すが、相次ぐ戦線離脱に不安が広がる。


スポニチアネックスOSAKA

C大阪・ファビーニョ、右ひざ治療のため帰国

◆ 名古屋戦で負傷 ◆
 
 C大阪のMFファビーニョ(25)が、右ひざの治療のためにブラジルに帰国していたことが19日、分かった。9日の名古屋戦後に負傷してからは練習を休んでいたが、初めて痛めた個所だけに本人も不安を感じブラジルでの治療を希望。17日に日本を出発、現地時間の19日に検査を受け、きょう20日にもクラブに検査結果が報告される。結果次第では手術の可能性もある。小林監督は「検査をしてはっきりしたか<<った。ブラジルの方がメンタル的に落ち着くと思う。大丈夫でしょう」と話した。


 ファビーニョそれほど怪我が重かったのかな。はじめて怪我をした個所なんで、言葉が通じる医師にしっかりと症状を説明した上で検査してほしいという、単にそれだけの事なんだと思っています。

050129_4.jpg

「俺は待ってるゼ!!」
(画像はCEREZO Officialのものです)


 2ちゃんセレスレだと

552 :U-名無しさん :2005/04/20(水) 06:53:23 ID:34qGYz7g0
こりゃあ八割以上の確率で片道切符だな。
ウチのフロントが引き止め交渉なんかしてるとは思えんし
引き止めようとしたけど失敗したんだろ。
外人に舐められっぱなしの阪神フロントと丸っきり同じじゃん


 なんて悲観論まで飛び出してますが、いろいろと思考を巡らしていると、このままファビーニョが抜けるとは考えにくい。


 例えば「常に優勝を争えるチームでプレーしてきたので、セレッソの現状に嫌気がさしたのでは」という意見が有りますけれど、ファビーニョはコリンチャンスでも主力としてチームを牽引していたプレーヤーなんだし、「まわりが酷いから」というのは責任転嫁の発言と見られてもしょうがない、このまま契約を反故にして帰国してしまえば、彼自身のプロフィールに傷がつくことになる。さらに言うとジルマールの代理人としてのメンツも潰れてしまう。


 仮に膝痛が仮病、若しくは帰国しないでもいい程度のもので、それを理由に退団したとしても、公表した全治までの期間はプレーできないでしょう。もし元気によそでプレーしていたらセレッソ側から何らかの追求を受けるのは確実だし。


 そういうのもひっくるめて、それでも「日本でプレーしたくない」「セレッソでプレーしたくない」というのであれば、もう退団してもらった方がいいでしょう。もちろんその時はそれなりのイザコザは覚悟しておいた方がいい。

 ただファビーニョはそういうところも理解できるクレバーな選手だと思っています。退団したいのなら正規の方法を選択するでしょう。もし私がファビーニョを買いかぶっていたとしても、ジルマールが代替の選手を用意するくらいはするでしょう。


 本音を言うのであれば、もちろんファビーニョには戻ってきて、活躍してほしいと思っています。また前線へと一所懸命に飛び出していく姿を観たい。「スーペル ファビーニョ!」のコールがしたい。そうして勝利の喜びを分かちあいたい。

 検査結果は早ければ今日発表になるらしいです。軽症であることを、そして一日でも早く日本に戻ってくれる事を願っています。





コケ負傷!!ヨネの出番!?

CEREZO Official

苔口選手の負傷について

題記の件、4月17日Jサテライトリーグ(対大分トリニータ戦)で負傷いたしました苔口 卓也選手が大阪市内の病院で受けた検査結果を下記の通りお知らせいたします。


           ◆負傷名 :  右膝内側側副靭帯損傷
           
           ◆全  治:  全治3~4週間


 もう声も出ない。これ以上鶴バナー作りたくないよ。足が自慢の(まあ大抵のサッカー選手はそうなんだけれど)苔口が足を痛めたんだから、もとの状態に戻るには全治プラスいくらかの時間がかかるでしょうね。


 こうなってくると今ゼ・カルロスが出場停止までリーチなのが怖いですね。もしゼ・カルロスがカードを受けた時どうすれば良いのか。

 現状を考えると、ここは好調ながらトップでの出場機会に恵まれなかった米山に頑張ってもらうのがベストじゃないかと思っています(2ちゃんでも同じ意見の人がいましたね)

24_yoneyama.jpg



 何度か書きましたが、現状の3-4-3、というか3-6-1の布陣というのはFWからコマを埋めたものではなく、守備から「逆算」して出来た産物なんですね。

 小林さんの基本は4-4-2なんですが、現状4バックが務まる構成ではない(サイドバックがいないし、CBも不安定)から3バック。ダブルボランチにしないとバイタルエリアが埋まらないのでバックの前は4人が並ぶ。2トップ1シャドーだとトップ下に負担がかかるので汗かき役が二人。で3-4-2-1。


 それを考えると、古橋を左ウイングに回してアキ、黒部の2トップ。トップ下はモリシ一人の3-4-1-2を採るのはリスクが大きい。

 布陣をいじらずにメンバーを揃えるには久藤を左にまわすか、古橋を左にまわすかなんですが、久藤を左にまわすと攻撃が停滞するのは実証済み。


 消去法で古橋が左にまわるのが決まったとして、問題なのが空いた古橋の位置に誰が入るか。要求されるのは運動量決定力。今の米山には、まさにうってつけのポジションでしょ?


 労をいとわない姿勢。泥臭くボールを追ったかと思えばゴール前に現れる嗅覚。冷静さ。一番層の分厚い2列目型の選手の中でも、今の米山はひときわ存在感が有ります。


 もちろんベストはゼ・カルロスが冷静に、カードをもらわないプレーを続ける事なんですが、そう思うばかりに臆病になってほしくないし、多分そうはならないだろうし…。

 米山の活躍も観てみたいな、という不順な気持ちがあるのを否定する気も有りません。よく考えると本当に選手層が厚くなりましたよ。今までだったらとっくに破綻してるところです。


追記

やっぱりコケバナー作りました。よろしければ使ってください。

koke-tsuru00.jpg





4/19/2005

平壌開催?ありえな~い!!

Yahoo!スポーツ

「北朝鮮戦は観客あり」FIFAから文書

 日本協会の川淵三郎キャプテン(68)は18日、6月8日に平壌で予定されるW杯アジア最終予選、北朝鮮戦に関して、国際サッカー連盟(FIFA)から公文書を受け取ったことを明かした。内容は「FIFAの規律委員会は北朝鮮で、観客を入れて開催することを前提に公平な立場で判断する」というものだった。

(後略)


nandatte.jpg


 えーっと、FIFAの皆さんは反日教育を受けた5万人の観衆の中で日本が試合をしたらどうなるのかぐらい想像がつかないんでしょうかね。ていうか想像がついていて尚平壌開催と言うのであればもっと性質が悪いんですが。


 こりゃあれですよ。日本サッカー協会から直々にFIFAの要人の皆様(もちろんチョン・モンジュン副会長も)を北朝鮮戦へご招待して、直接試合を視察していただくほか無いですね。

 で、試合終了後は暴徒化した人々が放り投げる取り外し式の座席が飛び交う中を移動して頂いて、日本代表と同じバスでスタジアムを出る。これしかないでしょ。

 勝とうが負けようが、きっとこういう光景になるんたろうなぁ。

暴徒.jpg


 試合がナイトゲームとかだったら一晩中雪隠責めなんて事も予想しないとね。


 今になって考えると、六月の二連戦がバーレーン→北朝鮮の順番で良かったなと思います。逆だったら平壌でヘトヘトになった状態でマナマに乗り込まなくてはいけない可能性が有りましたからね。確かに中東の国も「アウェーの洗礼」みたいなのは有りますが、恨み骨髄ってわけではないですし、試合が終われば済んだ事として普通に移動とか出来ますから。


 これがW杯予選と言ってしまえばそれまでなんですが、それにしてもこの裁定には納得がいかない。まだ議論の余地が残っているようなので、最終的には真っ当な解答が出てくると信頼するほか無いですね。あんまり期待してませんが。





小林さんの呪いですか?

スポーツナビ

神戸が松永監督を解任 成績不振を理由に=差替

 Jリーグ1部(J1)神戸は18日、成績不振を理由に松永英機監督(42)の解任を決めた。すでに同監督に解任を通告し、選手にも伝えられた。後任監督を含め、19日に正式発表される。
 神戸は13日の川崎戦に1-6で大敗し、前節(16日)も広島に敗れて連敗。現在は1勝2分け3敗の勝ち点5で、17位に低迷している。三浦泰年チーム統括部長は「開幕戦に勝ってから(ナビスコ杯も含め)7試合で勝ち星がない。選手が明らかに自信を失っている」と解任理由を説明した。
 Jリーグ開幕からわずか1カ月。松永監督は昨年12月の就任発表から約4カ月、公式戦8試合での解任となった。


可哀想に…。.jpg


顔も覚えて無かったよ。


 あー、松永監督ってあれですか?小林監督の事を「酔ったらわけの判らない事を喋りだす」なんて言ってた監督ですか。開幕戦は悔しかったな…。5-0のプレシーズンマッチを観て、散々ショーアップした開幕セレモニー見て、「ふふん、今年のセレッソ見てほえ面かくなよ」って気分だったのが1-3でしたからね。って

現在は1勝2分け3敗の勝ち点5で、17位に低迷している。



あの試合以外勝ってないのかよ!!


 そりゃ首が飛んでも仕方ないよな。こりゃ田尾監督も首筋が寒いだろうな。

 実は松永監督の去就に関してはこっそり注目していて、「次の大分戦の結果如何では…」と聞いていたので、今日の記事のタイトルは「死の翼トリニータ」にしようか「地獄の使者と人の言う」にしようか迷っていたのですが、迷っているうちにクビになるなんてなぁ。(タイトルの出典について判らない人はこちらこちらを御覧下さい)

知ってる人はそれなりの歳でしょうな。.JPG


 一昨年仙台をJ2に蹴落としたのも大分、去年柏を入れ替え戦に引きずり込んだのも大分、それで今年大分戦に監督の首がかかっているなんて事になったら大分は本当に死神ですよ。


 まあね、去年の今頃3人目の監督が指揮していたチームのサポーターが人の事言えたものかという向きも有りますよ。

 でもそういう泥縄状態を骨身にしみて覚えているからこそ、言える事も有るんですよ。

 正直な話サッカーのチームってのは、頭がすげ代わっただけですぐに元気を取り戻すような、アンパンマンみたいなものじゃ有りません。監督の意思がチームに馴染むまで、またチームの特色を監督が把握するまで、随分と時間がかかるんですよ。

 今、神戸という船はこの大時化の、ほんの入り口に立ったにすぎない。これからいろんな艱難辛苦が待っています。それを我慢できるんでしょうか、あの人は。


ミキティだっつてんだろが!





4/18/2005

体が弱い?日程が悪い?

スポニチアネックス

俊輔 最悪離脱も

 レジーナのMF中村は16日、アウエーでのローマ戦にベンチ入りしながらも、6試合ぶりに出場しなかった。チームは2―1で逆転勝ちし、連敗を4でストップ。勝ち点は38となり、セリエA残留がはっきりと見えてきた。マッツァーリ監督は「ようやく結果が出たが、残留が決まったわけではない」と気を引き締めていた。中村は17日、室内で調整。「腰と付け根に違和感がある。恥骨かも。無理してもひどくなるだけだから様子を見たい」と離脱する可能性を示唆した。


 ついに中村まで怪我ですか…。セレッソだけに留まらず、今年は選手の怪我が多いですね。代表クラスだけでもFWでは鈴木と久保(久保はほぼ治りかけらしいですが)、MFだと中村、中田、加地、福西、DFでは大黒柱の中澤が本調子ではないですし、GKも川口が復帰したばかり。

 今年は国内組、国外組共に過酷な日程になっていますが、そういう日程だということは随分前から判っていたはずで、まさかこんなに怪我人が続出するとは思いませんでした。

 しかも怪我の程度が酷いのが本当に目立ちます。江添や永田みたいに今年はもう絶望なんて選手までいる。

pink-tsuru.jpg江添 pink-tsuru.jpg徳さん
pink-tsuru.jpg山崎 pink-tsuru.jpgファビーニョ
pink-tsuru.jpg丹野 pink-tsuru.jpg苔口(詳細不明)


鶴多すぎ


 これはただ単に「不注意」とか「肉体疲労」とかだけの問題なんでしょうか。

 連戦が続くと、たとえ元気な選手でも心身ともにへばってきますよね。サッカーはとっさの判断が要求されるスポーツですが、例えば「スライディングにいこう」という判断が少し遅れると、ボールに行くはずだった足が相手の足にかかってしまう。こういう一見しただけでは判らないようなトラブルもあるのかなとか思っています。

 もちろん接触プレーだけではなくて、例えば元気な時ならキチンとしていたプレーを雑に行った為に体への負担が大きくなるとか、そういうのも有るでしょう。こういうのは肉体のケアだけではどうしようもない。


 ここまで来ると、選手の精神状態に関するケアも必要じゃないでしょうか。精神的に余裕が無いというのは、案外危険ですよ。そういう役割を担うスタッフっていないんでしょうか?マネージャーとか雇わないと無理なのかな、そういうのは。


 試合がたくさん有るのはサポーターにとっては単純に嬉しいです。ただ怪我人が出てくるのは辛い。出来ればそういう所まで日本サッカー協会なりが配慮して頂けると有り難いんですが、それって過保護なのでしょうかね?「一流選手は心身のケアも疎かにしない」という判断なら、それ以上は何も言えませんが。





幸多かれ。

 大学時代の同級生が結婚するというので、二次会からお邪魔させてもらっていました。

 ところが他の同級生と待ち合わせていた時間に遅れてしまい、慌てて会場である心斎橋のレストランに駆け込むことになってしまいました。ダメ人間だよな…。

nijikai050417.jpg



 年齢的にもそろそろというわけで、特に女の子はかなりいろいろ有るようです。もうとーっくに結婚している私にゃその焦りだとかそういうものは判らないんですが、女の子はたいへんだなと感じますね。男は気楽でいいや。

4/17/2005

柏戦かく伝えり。

 内容が悪くても勝つ事が有り、内容が良くても敗れる事もある。サッカーとはそういうものだと思っています。

 ただ、勝てばやはり批判しにくいものだし、負けた時は誰某のプレーが良くなかった、などという内容になりやすい。

「勝つには勝ったが修正しなくてはいけない点がある」

「負けた中にも収穫は有った」

 などという論調の記事は、メディアの中でも、ブログレベルに有っても異端で、決して大勢にはなりません。


 そういう現状の中に有って、「引き分け」という結果をどう伝えるのかというのは、書き手の側にとってはとても面白いものです。良い部分も悪い部分も有るから決着がつかなかった。その試合をどう捉えるのか、どう伝えるのか。

 昨日の試合についての記事を探していくと、やはりいろんな見方が有ったようです。

ニッカンスポーツなにわWEB

C大阪「3連勝」逃した…/J1

��J1:C大阪1-1柏>◇第6節初日◇16日◇長居

 C大阪が10人の相手を攻め切れず手痛いドローを喫した。後半25分、柏DF土屋が2枚目のイエローで退場。数的優位に立ったものの、後半のシュート数は柏より2本少ない5本。同30分を過ぎてからFW黒部、MF広山を投入し攻撃的な布陣にしたが、遅すぎた。「勝ち点3」を獲得できるはずの試合だった。小林監督は「サイドからクロスを上げることを意識したが、個人の状況判断がまずかった」と肩を落とした。


スポニチアネックスOSAKA

C大阪、西沢が先制点挙げるも消化不良のドロー

 <C大阪1-1柏>消化不良という言葉がぴったりだ。1-1で迎えた後半32分、C大阪はまずFW黒部を投入し、西沢との2トップに変更。その5分後には右サイドに広山を入れて勝負をかけた。
 しかし、勝ち越しゴールは最後まで遠い。攻撃的な選手を揃えても、戦術といえば後ろから放り込むだけのただ一手。相手が後半25分から10人になり勝利のお膳立ては整っていたものの、ピッチ上に並ぶ有り余る素材は十分に機能しなかった。
 「料理でいえばちょっと大味だった。手を加えないといけない。スパイスが足りなかったね」
 前半4分に今季初得点を決めた西沢がこう話せば、小林監督も「うちが1人多くなったことで、サイドに選手を入れてクロスを上げることを意識したが、個人の状況判断がまずかった」と振り返った。


 確かに11人VS10人の状況で攻めきれなかったことは事実で、それを非難する事に関しては当然だと思います。

 ただその数的優位を作り出した要因の一端に、土屋のファウルを誘ったセレッソの攻撃が有った事も事実です。それもまた記するに値するものだと思っています。

J's GOAL

【J1:第6節 C大阪 vs 柏 レポート】手ごたえをつかんだC大阪、模索が続く柏。両者にとって違う意味を持つ「勝ち点1」

(前略)

 90分間を通じて押しながら勝てなかったC大阪と、10人で何とかドローに持ち込んだ柏。一見すると、C大阪が勝点を取りそこなったかにも見えるが、決してそうではなかったようだ。「負けたわけじゃないし、へこむ必要はない。次につながっていると思う」(西澤)、「みんなの調子が上がって、いい戦い方が見つかりつつある。それが大きい」(前田和哉)と、手ごたえを口にするC大阪の選手たち。それに比べて柏は、「我々の形が出し切れなかった。新しいコンビネーションも含めて、次の試合までの1週間調整していきたい」(早野監督)と、チームとして戦い方を探っている様子がうかがえた。


 伝え方によってはこういう記事も出てくるわけです。


 さらに立場を柏に変えると、また違った記事が出てきます。

SANSPO.COM

安永2年ぶり弾も引き分け…「集中力なかった」

 J1第6節第1日(長居スタジアムほか)日本代表FW玉田がけがで欠場した柏は、安永の一昨年5月以来となるゴールで引き分けた。今季横浜Mから移籍したJリーグ11年目のFWは久しぶりの得点に「ほっとした」と笑みをこぼした。一方で、早野監督は「雲の中でやっているような集中力のない試合。われわれのゲームができなかった」と厳しい表情だった。


 メディアの伝え方が千差万別なら、当然ブログの記事でも様々な意見が飛び交っています。

 しかしそれらの中に、「正しい」とか「正しくない」という価値基準は存在しないと思っています。言い換えるなら、全てが等価なのです。文章の上手い下手の差が有ったとしても、それらを否定肯定の物差しにするのは、あまり良い判断とは言えません。


 例え同じ試合を観たとしても、人によって捉え方は様々です。それを受け入れ、楽しむのもまた、サッカーの一部なのです。楽しみが増えるという事は、少なくとも悪い事ではないでしょう。サッカーをより堪能したいとお考えであるならば、是非様々な論評に目を通してみてください。視野がグッと広がるはずですよ。







C大阪1VS1柏 フラストレーション・ジャッジング

 審判というのは割に合わない仕事だと思う。ピッチに立っている人間の中で唯一応援してくれる人がいない存在だ。それでいて微妙なジャッジが要求される場面などでは、必ずどちらかのチームのサポーターから罵声を浴びせられる。「誰からも愛される審判」など存在しない。

お疲れ状態.jpg


心身ともに疲労困憊


 それにしても今日主審を務めた家本氏を擁護する気にはなれない。例え土屋を退場に追いやった審判だとしてもだ。

 ともかくジャッジの基準が曖昧で、どの程度からファウルになるのか皆目見当がつかない。酷いラフプレーでも流す時も有れば、馬鹿馬鹿しい程些細な事で厳重注意を受けたりするのだ。

 しかもどちらのファウルかさえはっきりしない。セレッソのファウルかと思えば柏のものという時も有ったし、逆も有った。それも一度や二度ではなく頻繁に。これでは選手も観客も辛いだろう。


 とりあえず試合を振り返る。柏側は4-1-3-2、対するセレッソは下図のような布陣。

Field-2005-04-16-01.gif


 怪我の山崎に代わって柳本が入った以外は前節と変わり無し。下村と布部は攻撃の時は縦、守備の際は横の関係をとる事が多かった。


 試合は終始セレッソペースだった。下村、久藤から西澤に入るボールは低いボールが殆どで、高さ勝負を仕掛ける事は殆ど無かった。

 そのおかげでボールの収まりが良く、攻撃の連動性が生まれる。左のゼ・カルロスは波戸のマークに遭っていたが、それでも以前のように苛立つような事もなく、軽快に左サイドをアップダウンしていた。右サイドでも森島、久藤のコンビがよく動く。

 こうした攻撃の中で得た前半4分の左コーナーキックを西澤がドンピシャのタイミングであわせる。驚くほど簡単に選手点を得た事で、より動きが激しく、滑らかになっていく。


 特筆すべきは下村と前田だろう。二人の安定感はこの試合で突出していた。下村は攻撃の起点として、また守備の要として、フィジカルの強さと判断力の良さを見せ付けていたし、前田は高さにも、スピードにも対応していた。

 柏は前線に安永を張らせて、その周りをチェ・ソングクが動くオーソドックスなスタイルを採っていたが。下村のラインで攻撃を断ち切られ、数少ないチャンスも前田、ブルーノ、柳本に跳ね返されていた。波戸やチェが何度かフリーでスペースに入っていく事があったが、共にボールホルダーがプレッシャーを受けていて、とてもボールを出せる状況ではなかった。

「これは楽勝かもな」

 と思っていた前半40分に、一瞬の隙。セットプレーから同点弾を浴びる。

 この失点に関して、誰が悪いだとか書く気にはなれない。それほどいいボールが入ってきたし、それに対する安永のヘディングも見事だった。流れの中では殆ど良い攻撃が無かった柏だが、意地でワンチャンスをものにした。このまま前半終了。


 後半もセレッソペースが続く。ともかく1VS1の勝負では殆ど負けない上に柏の攻撃に連動性が無いので、容易くボールホルダーを囲む事が出来るし、速攻でもディフェンスラインが安定している。相手の攻撃は質の低いミドルが何度かあられもない方向に飛んでいく程度だった。布部がボールに絡むシーンで恋に似たときめき、というか動悸が起こる位で、ほぼ終始、安心して観ている事ができた。


 対する柏は中盤でボールをカットされ、サイドを突かれ、ともかく散々にやられ続けているので、最終ラインに相当な負担がかかっていた。そして後半20分、ついにそれが形となって現れる。古橋の突進を止めようとした土屋の足が古橋にかかる。明らかなラフプレーで今日2枚目のイエローを受けたのだ。


 こうなってくると俄然セレッソペースなのだが、不安定なジャッジも有ってなかなかカサにかかる攻撃が出来ない。柏もチェ、安永を下げ、攻撃は山下のワントップに託して9人でゴールを固める。

 ここで小林監督が黄色い壁を突破すべく、次々とカードを切っていく。布部を下げて出てきたのは、何と黒部。古橋、久藤、下村がポジション、役割を変更し、西澤と黒部が2トップとしてゴール付近でクサビの動きを始める。

Field-2005-04-16-02.gif


 これに関しては柏側の守備陣の混乱を狙ったものと思われるが、柏側はマンマークではなく、ともかくゴール前を固める事を第一義としていたので、効果が薄かった。大胆なポジションチェンジでセレッソの選手達の動きが鈍化した事も、ゴールに繋がらなかった理由だろう。


 黒部投入の効果が薄い事が判ると、間髪をいれずに次の策。森島を下げて廣山を入れ、右サイドで停滞していた古橋を本業のトップ下に戻す。

Field-2005-04-16-03.gif


 カルロスの突破、西澤のヘディング、混戦からのシュート。ありとあらゆる攻撃で柏ゴールを脅かしたが、ついぞ勝ち越し点を奪えないままタイムアップとなった。



 この試合で得た勝ち点は1だったが、収穫は多い。急造の守備陣はそれとは思わせないほどよい動きをみせていた。もし怪我人が復帰しても、即復帰とはいかないだろう。

 またこのような不安定なジャッジの中にあっても、冷静に試合を作れた事も大きい。安定感、堅実さ、セレッソは長年求めていたものを手に入れつつある。


 その一方で、20数分間続いた数的有利の状況で得点を決め切れなかった点は、素直に反省するべきだろう。これだけ攻撃的な選手が揃っているのだから、単なる守備的なだけのチームになる事は無いとは思うが、短所を埋めることに執心してしまって、今までの良い所、爆発的な攻撃力を失う事はしてほしくない。


 こんな悩みを持つ事自体とても贅沢なのだけれど、今のセレッソはそういう贅沢が言える程良いチーム状態を保っている。