4/30/2009

J2 第11節 C大阪2VS0横浜FC おかえり、ヒーロー。再び。

前半44分 乾 貴士(C大阪)
後半5分 濱田 武(C大阪)




もう少し先だと思っていた。お前がいない寂しさをどう乗り越えようと苦心していた。チームは不振に喘ぎ、今年最初の苦難。でも帰ってきてくれた、元気に暴れまわってくれた。それがどれだけ嬉しいか。おかえり、ヒーロー。待ってたよ。

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スタメン、リザーブ。カイオが驚異的な回復力で全治6週間を1週間半に縮めて帰ってきた。小松もリザーブで復帰。羽田は一列下がり、マルチネスの代役は濱田、黒木は中盤の底でボールを散らす。

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今でこそ会心の試合と言えるが、立ち上がりは非常に悶々としたものだった。黒木、濱田のダブルボランチは少し軽い。特に黒木は持ち味が微妙に生かせない役どころなので苦労していたように思う。最終ラインの江添、チアゴ、羽田は初めてにしては安定していたか。流れがつかめた前半の中盤あたりでようやっとセレッソらしい動きが出始めた。

DSC_833901.jpg前半光っていたカズ


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攻撃は、それはもう前節とは見違えるようで、カイオが縦横に動いて作ったスペースを香川、乾が切り開いていく。その流れの楽しいこと、美しいこと。タテへのスピードがまるで違う。石神(多分)のクロスからカイオヘッドは枠外、乾はワンツーで作ったチャンスを潰すが、得点の匂いがプンプンする展開だった。

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結実したのは前半ロスタイム。左サイドを乾が侵食、少し時間とスペースが出来ていた。位置関係からすれば中へのグラウンダーがベターな選択だが、乾はそのウラを突いてキーパー岩丸の頭の上を打ち抜いた。それまで乾が掴んだチャンスの中で最も難しいものだったこの好機を見事にモノに出来た、これが大きかった。ゴールの余韻に浸ったまま前半を終える。


後半のアタマ、横浜FCは少し飛ばしていた。プレスがきつく、押し込まれる。コーナーキックのピンチだったが、よい流れを作っていたセレッソに運が巡ってきた。弾き返したクリアボールが上手く納まる。逆襲。十重二十重と横浜FCゴール前に、ボールホルダー香川にマークが集中し、濱田が空く。パス、ボレー。ボールはネットに突き刺さる。絵に描いたようなカウンターが決まり、2-0。押し込むはずが追加点を奪われた横浜FCはここから戦意と運動量を低下させていった。

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ただセレッソも中盤から後ろは慣れていないメンバーというところがあり、散発的ながらピンチのシーンもあった。しかし、そこはキム・ジンヒョン。ハイボール、弾丸シュート、クロス、至近距離からの一撃、どれも完璧に弾き返す。

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かくて、セレッソはおよそ半月ぶりの勝利を手にした。湘南が敗れたため首位も奪還、サポーターとすれば感無量の展開だ。それもこれもチームを愛してくれた一人のヒーローの頑張りあってこそ。もう一度言わせて欲しい。おかえり、ヒーロー!

DSC_840601.jpgマダムに「はよサポのところに行き!」と叱咤されるヒーロー


4/29/2009

やべぇ!やっつけそこなっとるぞ!!

えー、横浜って中華以外に思いつかないよ、どうしよう…。やっぱ横浜に本店のある中華のお店探すかな。

と、思っとったらあるね!あるもんだね!天王寺に横浜桂林というお店のイートインスペースがあるとの情報をキャッチ!!意見交換会の時に行ってみました。

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あー、そういや近鉄阿倍野店って改装工事中だったよね。地下も工事中なのね。当然お店やってないね。ないのよね。


どうしよう…。



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うーん、やむなくHOOPの龍圃小吃館で代用してしまったけれど、これでいいのかなぁ。五目そばよ、セレッソを勝利に導いてくれ!くれくれ!!

4/28/2009

小さな街。

意見交換会の折、久しぶりに天王寺の街を歩いた。学生時代は阿倍野に住んでいたから、天王寺は庭のようなものだった。画材や本も買いあさったし、友達ともよく遊んだ。生野に生活の場を移してからはめっきり足を運ぶ機会が無かったので、最近はここに来る度に驚いている。

いつもどこかしらで「再開発」というのをやっていて、昔懐かしい場所は瓦礫の山になっている。そこもしばらくすると小奇麗なファッションビルが建ったり、昔のSFに出てくるようなタワー型マンションがドンと鎮座したりする。子供の頃よく遊んでいた近鉄百貨店も旧館が閉鎖され、3年もすると場違いと思うほどバカ高いビルになるらしい。


学生時代によく足を運んでいた書店、建物はそのままだったが品揃えが変わっていた。

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3階は学生用のドリルや赤本、それにコミックという、相反するものが並んでいるフロアなのだけれど、少しずつコミックのスペースが広くなっている。そのコミックも一番読んでいた大学時代(今から10年くらい昔になるのか)から比べれば流行の絵柄も様変わりしていた。学生時代に同人誌を描いていた様な人が、今は一線に立っている。よく練られたいい作品がある一方で「萌え要素」のようなある程度ヒットするエッセンスが記号化されて来ていて、それがなんとなくつまらない。


私が過ごしていた街が、私の知っている街が、少しずつうかがい知れない場所に変化していっている。それが少し寂しい。もう10年もすればそんな痕跡など何もなくなってしまうのかな。そう思いながら天王寺駅の北口に立つと、10年前と変わらずギラギラとしてネオンが輝いていた。ここはいつ変わるんだろう。それとも変わらないままなのか。

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4/27/2009

J2 第10節 富山0VS0C大阪 雨と風とカード。

得点者無し


セレッソが富山で貰ったものはタイトルに書いた三つだけ。惜しいシーンも数えるほどで、本調子には程遠い内容だった。


スタメン、リザーブは札幌戦をベースに、怪我のカイオに代わってトップに柿谷がスタメン出場。リザーブのFWには苔口が入った。

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会場となった富山県総合運動公園陸上競技場は気温が11℃、湿度90%以上、氷雨の中という最悪のコンディション。試合を通して濡れた芝に足をとられる選手が続出した。細かいパスワークも精度を欠き、いつもなら崩せる守備ラインを突破できない。そもそもさあ勝負というシーン自体が少なかった。前半は香川、乾に一度ずつあったくらい。富山のフィジカルに長けたディフェンスも厳しい。

守備はどうかというと、非常に落ち着きがなかった。前節の2失点目に懲りたのか、最終ラインでカットしてもバタバタと展開を急いてしまって、結果としてパスミスというパターンが多かった。その分両WHである石神と酒本は上下動が激しくなり、こちらもプレーの質を下げてしまった。

そう、今日のセレッソにはタメやプレーの緩急が殆どなかった。今年のセレッソは最終ラインにチアゴ、中盤にマルチネス、2列目に香川と乾、トップにカイオとボールをキープできる選手が揃っていて、そこがボールを失わないから回りの選手は余裕を持ってプレーできていた。しかしカイオが抜け、負ける怖さを知ってしまった今のセレッソは、連勝中にあったようないい意味での力の抜けたプレーが無い。柿谷は良いプレーもあったが、カイオの穴を埋め切れなかった。

泣きっ面に蜂とはよく言うが、この前半でマルチネスがダイビングの反則を取られ、通算4枚目のイエロー。次節横浜FC戦は出場停止となった。これで二人、ボールを保持できるプレーヤーがいなくなってしまった。2戦先の大一番、湘南戦に出場できるというのがせめてもの救いか…。


もう一つ収穫があるとすれば、後半から出場した黒木。

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恐らく次節マルチネスのポジションに入るであろう黒木、比較的落ち着いたプレーでチームをコントロールした。左右にいいボールを散らしてボールがサイドに偏らないようタクトを振るった。マルチネスの代役というのは荷が重いが、想像していたより悲惨な状態は回避できそうだ。


後半になると両チーム芝に慣れたのか時折イメージとプレーの差異が無いシーンが出始めた。印象に残ったのは度重なるコーナーキックのチャンスと、マルチネス、チアゴのミドル。そして柿谷を下げての0トップか。

後半はサイドで基点を作ろうとしていたセレッソ、富山がセーフティーファーストでボールをサイドやエンドラインに出すのでコーナーキックの機会が増えた。残念だったのはボールに変化が無く、富山をそれ程慌てさせられなかった事。羽田のシュートが唯一の決定機だったが、相手GK中川がよく止めた。前述のマルチネス、チアゴのミドルもコース、スピード共に素晴らしいものだったが、この中川に弾かれた。ただ後半チャンスらしいチャンスはこの3つと最後の黒木のシュート、これくらいだった。

攻め手を欠いたチームを見て、レヴィー・クルピは奇策をとった。柿谷を下げて濱田、トップ下に入れて、香川、乾は少し前に。見た目は3-5-2ながら、実質0トップ。

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チームがとにかくタテにと急いていたこともあり、この試合だけでは機能していたかどうかはっきりとは判らなかったが、厳しい台所事情の中で、選択肢の一つには入るだろう。ロスタイム直前には珍しく3枚目のカードを切り(酒本アウト平島イン)チームコンディションへの配慮を伺わせた(この時間帯での交代でチームがどうなるかは別として)

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結局スコアレスに終わったこの試合。スコアも不満だが、チームとしての連携に不安を残した。中盤から下が落ち着かないので攻撃もままならず、攻撃する時間帯が少ないので守備も疲弊するという悪循環に陥っている。トップでボールを持てるプレーヤーがいれば少しは変わるかも知れないが、小松の復帰、カイオの治癒までは柿谷のプレー精度、周りとの連携に賭けるしかない。少しでも好機を、そしてゴールを。

4/26/2009

第5回意見交換会。

家内の誕生日なのに、雨降っていたのに、行ってきました意見交換会。久しぶりの天王寺、なんか懐かしいような。

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それにしても人少なっ!!明日が富山戦だから選手お見送り組やバスツアー組は敬遠気味だったし、内容もさして重要ではないような感じだったし、天気も天気だから仕方が無いと言えばそれまでだけれど、100人いたかな~。それも、皆殆ど名前は知らなくてもスタで見たことがあるという人ばかり、人がホールに入ってくるたびに「どうもどうも」の繰り返し。私は小岩井が岩手だったので札幌戦に負けたのではというお叱りを頂きました。ごめんよ~。

まあそういうわけでなあなあな空気の中で始まった意見交換会。確かに内容ちょっと薄めだったような気がしないでもないです。ワンタッチパスの件に関してはJリーグエンタープライズにそれなりの落とし前をつけてもらうってのが一番大きかったかな。あとグッズとホームページがもうちょっといい感じになるようです。少なくとも今日宮本部長が持ってたグッズは仕事用に買います。2コぐらい(せこい)あとアンケートの経過が少しずつ良くなってるのを我が事のように嬉しく感じるのは何故かな。本当に後は昇格さえすればいい感じに歯車が回るんだけれど…。


とりあえず家内のご機嫌伺いの為、阿倍野名物嶋屋のポテトを買って帰りました。明日は勝ってね!!

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4/25/2009

やっつけた!厚身のますの寿司やっつけた!!

はーい、相手チームのご当地グルメを食べて相手も喰ってしまおうというやっつけたシリーズ。出費が順調にかさんでおります(笑 此度の相手は~、こいつだ!!

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はい!富山と言えばますの寿司です。口コミサイトで評判だった厚身のますの寿司一さんから「厚身のますの寿司 一重」をお取り寄せです!この写真キラキラしてるでしょ?ますに脂がよくのっていて、テラテラと輝いてるのです。身も厚く、寿司としてはかなり肉厚です。

ほおばるとまず笹のよい香り、そしてますの旨味と生姜のさわやかさが口いっぱいに広がります。奈良や和歌山の柿の葉寿司と比べるとシャリが薄い分こっちの方がちょっと脂っこい感じですね。でも十分に美味い。家族みんなでおいしく頂いちゃいました。

さて、苦境に立ってる我らがセレッソも富山を喰って頂きたいもんです。頑張れ!私も頑張る!日常生活とかカメラ貯金とか!!

富山ブラックとますの寿司。

やっつけたシリーズ、札幌戦はケチって小岩井ヨーグルトにしたのが裏目に出たのか惨敗でした。でも富山戦、連敗だけは避けなければ!!


と、力んでいたのですが、富山名物の食べ物ってのがすぐに浮かばずにいました。ウンウン唸っておると、富山出身のサポ仲間I氏から

「西中島さん、是非"富山ブラック"を食べてください」

と、熱いメッセージが。しかし富山ブラックとは?


とかテレビ臭い展開しなくても、今はWikipediaがあるのよね。なになに…。

1955年頃、富山市中心部で富山大空襲の復興事業を行っていた食べ盛りな若者たちの昼食のおかずとして醤油を濃くした黒いスープのラーメンを作ったのが起源である。スープが墨汁のように黒いことから富山ブラックと名づけられた。


このおかずってのがミソみたいですね。スープと具でメシを食う為に塩味がきつめなのか。


早速注文と思ったのですが、家内から「まった」が。あんまり食指が進まんのだそうで。さすがに4人前1パックのラーメン一人では食えないです。泣く泣く断念。でもいつか食うぞ。

代わって注文したのは厚身のますの寿司一さんのますの寿司。美味いと評判のお店です。ここならとOKが出ました。到着次第レポートしますです。

4/24/2009

君のいない一ヶ月。

なんか寿司の話とかラーメンの話とかしてる場合じゃなくなったみたいだ。カイオの怪我。毎試合必死に前線でチェイシングをしていたから、仕方の無いことなのか。スタートダッシュがあまりに見事だったから、初黒星、主力離脱とマイナス要素ばかり続くのはメンタルにも来るね。

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でも年間51試合もあったら全試合ベストメンバーなんてことは有り得ない。勝っている間も尾亦、小松、西澤、前田が怪我で抜けている。彼らがいればカイオへの負担ももう少し減っていたかもしれないし…。


こうなると復帰間近という小松、そして覚醒が待たれる柿谷への期待は高い。特に柿谷は香川、乾と同年代で息も合っている。フリーランの質さえ良ければ素晴らしい選手。彼等が何とかしてくれると信じている。


明日はもう少し肩のこらない話を…。


 

4/23/2009

長崎いきてー。

森谷さん見てますかーっ!!!

以上ノルマ終わり。


なんか、我が愛する長崎の、さらに愛する軍艦島のツアーが開始された模様。NHKとかでニュースやってましたが、はしっこしか見られないのな。もっと中も見られるといいんだけれど。

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これは高島から見た軍艦島。生で見るとすごい威圧感です。


それにしても長崎、いいよなー。街のサイズが丁度いいし、交通は路面電車が100円で街のあちこちまであるし、メシは魚が美味いし、卓袱料理も趣があるし、おしゃれなのに落ち着くカフェがやたらあるし…。住みたい、住み着きたいです長崎。VファーレンがJに上がればねー。勿論J1ですよ。はっはっは。


明日は富山ブラックとますの寿司のお話。


 

4/22/2009

不健公。

病み上がりで仕方が無いといえば仕方が無い話なのだけれど、あまり元気が出ない。まあカメラでも持ってれば元気になるかと、D200を持って近所まで買い物に出かけたその後、撮った写真を見て出来の悪さにビックリした。写真はその人の健康状態も判るようだ。

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一度病後に少し無理をしただけで熱がぶり返したので、貰った薬が切れる明日が怖い。

そうして病気のことばかり考えていたら、今度は仕事に力が入らない。仕事は目の前にあってかかって来いと言っているのにそこにたどり着くのも一苦労という感じ。


さすが39.6℃の風邪というのか、歳をとったというのか、とにかく嫌な感じがする。養生しよう。

4/21/2009

今回に限ってはレヴィー全面支持。

連勝が止まった。

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そりゃ負ければ悔しい。しかもそれが去年の仙台戦以来となればなおさら。早くリベンジの機会が欲しいところだけれど、そういう日に限って水曜試合が無い。おまけに次節はアウェーゲームだ。

ただ、一つ嬉しいことがあった。札幌戦後のレヴィー・クルピのコメントだ。このコメントの中でレヴィー・クルピは今日の先発選手に対し、次節リベンジの機会を与えることを明言している。リベンジというのはとても日本人的ではあるけれど、効果的な選手起用だと思う。名誉挽回のチャンスを与えて、モチベーションが上がらない選手はあまりいないだろう。ミスをしてしまった藤本、シュートを決め切れなかった乾は勿論、皆何かしら細かい失敗をしている。それを帳消しに出来る機会が1週間後にある。絶対にモノにしてほしい。雨降って地固まるとなるように。

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4/20/2009

J2 第9節 札幌4VS1C大阪 膿海。

前半6分 岡本 賢明(札幌)
前半19分 香川 真司(C大阪)
前半41分 キリノ(札幌)
後半4分 西嶋 弘之(札幌)
後半28分 クライトン(札幌)



今まで勝ちで隠れていた悪い部分、膿が一気に出た。油断と慢心で2点を失い、ディフェンスの穴を修正できずに3点目を献上し、ついには運に見放されて4点目を奪われた。今まで常勝を続けていたチームでも、ミス一つでこれだけバラバラになってしまうのかと驚く。


あまり長くは書かないけれど、スタメン、リザーブから。前節と変わりないメンバーだった。

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立ち上がりの失点は、止むを得ないと言えばそうか…。右サイドを上手く抜けられた。キム・ジンヒョンはあの角度が一番苦手なのかも知れない。

その後の反撃が、この日一番セレッソらしい時間帯だった。相手の守備を細かく刻んで、香川のゴール。もし引き分け以上のゲームだったなら、何かしら歴史に残るような出来。

このスーパーなゴールの後、流れを完全に引き寄せられなかったセレッソ、再び引き寄せようと懸命に走った札幌、その差がそのままスコアになった。藤本の2失点目のミスを責めることもできるが、それを言うならばそれ以前のゲームでも細かい綻びは沢山あった(岡山戦でも何度1対1の場面があったか!)。ただキム・ジンヒョンがいいセーブをしたために隠れてしまっただけ。もう一度守備の連携や意識の統一をする時期なんだろう。

ただ藤本をあのままにしておくのはチームとして不可能だった。ハーフタイムで濱田を投入する。

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後半最初の1点、セレッソが同点に追いつくのか、札幌が突き放すのか、この大事な1点を、セレッソはあまりにも早々に、しかも易々と奪われてしまった。コーナーキックのディフェンスがゾーンかマンマークはどうでもいい。どちらにせよフリーな選手が生まれてしまっては意味が無い。

この失点の後に、セレッソはプレーの質と量を極端に下げてしまった。攻撃陣の足は止まりがち、守備も後手を踏む。


4失点目は、もう何か憑き物に憑かれた様な失点。乾が1対1を外し、そのボールがこぼれてカウンターを食らい、あっという間にクライトンとキムが1対1に。一度はキムがセーブしたもののこぼれ球がもう一度クライトンの足元にやってきた。あえて強がりを言うならこの失点が1-4の4点目でよかった。1点を争うゲームでこんな失点を食らってはやりきれない。


問題は次の試合。26日の富山戦だ。このチームのパフォーマンスは判っている。それを敗戦後の試合でもしっかりと発揮できるのか(敗戦から何か学び取ってもう一回りいいチームになれれば文句は無いけれど、最低でも今までのテンションを保ってもらえるのか)嫌な流れを変えられないのか、それが試練だ。


 

4/16/2009

J2 第8節 C大阪4VS1岡山 I2K(内容少ないです)

前半40分 カイオ(C大阪)
前半44分 乾 貴士(C大阪)
後半2分 香川 真司(C大阪)
後半25分 香川 真司(C大阪)

後半30分 西野 晃平(岡山)(PK)


今年から乾と香川とカイオを勝手にI2K(アイ・ツー・ケー)とか呼んでる。久しぶりに長居の試合をテレビで観たけれど実況の人も3人のこと言いにくそうだったね。今日はこの3人が大爆発。気持ちよかった。

試合の流れ的には前半のキムの働きが大きかった。1対1でも決められるなんて雰囲気まるでないし。唯一の失点のPKでもコース読んでいたし、影のMOMです。


守備がしまれば攻撃が応えるってことで、I2Kは個の力で相手を凌駕した。私がこの3人を好きなのは、攻撃だけでなく、他の地味なプレーでも全力なところ。今日も守備を頑張ってた。そうしてコツコツやってきたところで、えぐい速攻がある。相手にしたら本当に嫌だろうね。二人DFついても無理ってどうよ。


レヴィー・クルピも交代枠をキッチリ三つ使ってくれた。走るサッカーは選手が消耗する。特に石神と酒本は厳しい。それをよくマネジメントしてくれた。札幌戦に向けてコンディション上げていこう。


個人的に言うと最近心身ともにズンドコさんで、体調は戻らない、神経が磨り減る、体力が落ちると負のスパイラルに入ってたので、この試合見て勇気貰えた。長谷川さんの解説は萎えるけれど、ホント良かった。ウチもJ2並みの仕事の多さなんだけれど、頑張ろう。


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4/15/2009

やっつけた!蒜山牛乳やっつけた!!

はい!明日はいよいよ岡山戦ですねー。皆さんチケットは大丈夫ですか?冷えますから温かい食べ物はフードコートで調達しましょう!

さて、ここまで負けないと何か変になってるんじゃないか?世界が歪んでいないか?と勝手に心配しているやっつけたシリーズです。食べ物のチョイスも渋めでしょ?

今回の岡山、喰うのはこれっ!!

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「蒜山(ひるぜん)高原ジャージー4.2」牛乳でございます!岡山が全国に誇る乳製品のメッカ、蒜山。その蒜山乳製品の原点とも言える乳脂肪分4.2パーセントの牛乳です。

なんだよ牛乳か。と思っているアナタ!これなめたらいかんですよ!いや飲むんですけれどもね!

普通の特濃牛乳はただ脂肪分があって濃い牛乳だなーって感じだけで終わるんですが、この牛乳はすごく滑らかであっさり、日本人好みの味なんです。500ミリリットル一気に飲んじゃいましたもの!これは美味い。よかったーきびだんごにしなくて。


実は私は風邪が後を引いていまして、今でも少し風邪気味です(一応平熱かな?)仕事も少し忙しいのでスタジアムに行けません。ですから縁起を担いでセレッソの応援としました。明日スタジアムに来られる方は、絶対力いっぱい応援してください。西中島からのお願いです。続け進軍!!

4/14/2009

やっつけた!ずんだ餅やっつけた!!やばかったけれど…。

いやはや、朦朧とした意識の中で観た仙台戦はかなりやばめな展開でした。リャンに決められた時はちょっと厳しいなって感じがしてました。あれが今期初めてリードされた場面ではなかろうか?

仙台にはリャンがいますが、うちにはマルチネスがいるわけで、今まで散々ゴールバーやポストをくびりたおしていた殺人ミドルがようやっと枠を捉えました。香川のゴールもすごかったなぁ。


実はこの試合の為に頼んでいたずんだ餅、仙台の某有名店からおとりよせだったのですが、注文して2、3日で来るだろうと思っていたら、試合当日になっても来やしない(笑 なんだこりゃ、妨害工作か。と思っていたら試合開始ギリギリ一時間前に来やがった。しかもふたに「常温で解凍してください、気温18度で3時間が目安です。」とか書いてる。ええいレンジでチーンだと思ったら「レンジでの解凍は餅が固くなるので決して行わないで下さい!」とか書いているのよ。じゃあなんだ、この微熱のある私の懐にでも入れておくのか?結局試合後までずんだ餅はやっつけられず。試合後の祝勝会のお茶請けとして頂きました。

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私は初ずんだだったのですが、かん袋のくるみ餅を少しワイルドにした感じですね。豆の存在感があって、少し塩も入ってるのかな?それが効いている。ベガルタ同様苦しみながらも美味しく頂きました。


さて、次は岡山か。って明後日か?どうするよ!


 

4/13/2009

風邪ひきました。

最近更新が滞っていたのも、観戦記が上がっていないのも、コレが原因です。

なんか39.6℃とかいう未知の領域まで踏み込んでしまって、三途の川が見えました。今は平静にしていれば37.0℃ちょっとくらいです。


今日は試合開始1時間前に「やっつけたシリーズ」用のずんだもちが届いたのですが、解凍に最低3時間かかるとのことで嫌な予感がしていました。でもマルチネス、香川、キム、セレッソのおかげで、元気を貰うことができました。元気に帰ってきてください。


さ、私も早いこと風邪を治そう。

4/10/2009

ちょっとだけ改良。

"良"なのか判らないけれど、ブログをちょーっとだけいじってみました。どこがどうかわったでしょうか?

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画像やリンクにマウスオーバーした時にそこの色が変わるようにしました。それだけです…、ハイ…。


それでも苦労したんだよ~。


仙台の「やっつけたシリーズ」は多分明日はっぴょ~。

4/07/2009

桜は咲いたのにね…。

はい、甲府戦の時の写真日記です。

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道程にあった桜の木、綺麗に咲き誇っていました。


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同じくバイク。やたらかっこいい。


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そのユニフォームでは来ないでほしい。空気読め。


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おまけ、痛バイク?




4/06/2009

J2 第6節 C大阪0VS0甲府 僕らは幸運だ。

PKとってもらえるようなシーンが少なくとも前半2回、後半1回あった。微妙なオフサイドは数知れず。後半にはあとゴールまであと10センチくらいのところで相手DFにボールをかき出されたシーンもあった(恐らく杉山)。バーやポストにも嫌われた。これ程の不運はそう滅多にないだろう。それでも負けずに引き分けになったと、そう思うようにしよう。そうしないと腹の虫が収まらない。マルチネスは試合後審判団との握手を拒否したが、それを批判する気にはなれない。

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スタメンとリザーブ。予想通り怪我の前田の代役は藤本。ディフェンダーのリザーブは置かず、黒木、濱田とボランチを二人入れている。控えFWには柿谷。

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立ち上がりは今までの試合以上に難しいものだった。相手の3トップががむしゃらにプレスをかけるので落ち着いてボールが回せない。DF陣もダーティーな接触プレーが多く、カイオ、香川辺りは苦労していた。特にダニエルはカイオに完全にのっかかったり、ドリブルする選手と激しいボディコンタクトをしたり、厄介な存在。ファールをとってもらえれば (とって当然のプレーがいくつかあった)もう少しキチンとした試合になったはずだが、今日は天気が良くなかったのか、審判の目には見えなかったようだ。あわやPKというところでも笛は鳴らない。

それでもチャンスは幾度となくあった。マルチネスの弾丸ミドル、前3人のドリブルでの仕掛け。ゴール前の混戦の中でもボールをキープできるのはありがたい。ショートカウンターの切れ味もいい。

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カイオはヘディングでも惜しいものがあったが、これはキーパー正面。

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全体的にはジャッジとチャージに悩まされた前半だったが、この時間帯で失点をしなかったのが大きかった。ピンチも一度あったかという程度。


後半になると思っていた通り、遮二無二プレスをかけていた甲府の足が止まり始めた。ここまで耐えればセレッソの時間。立ち上がりマルチネスが絶妙なループパスをカイオの飛び出しに合わせ、キーパーとの1対1を引き出したが、いいシュートが打てない。香川がゴール前、上手く混戦を抜け出したが、これもシュートは空の上。

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前3人の中で一番不完全燃焼だったのは乾だろう。何度もいい体勢まで持ち込むのだが、キックミスがあったりコントロールが狂ったりで、とにかくついていない。前回決まった左サイドから切り込んでのミドルも僅かに右にそれていった。フラストレーションがたまっているのがスタンドでも判る程。

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これ程チャンスを潰していれば、ピンチが来るのが常というものだが、この試合に関してはあわやというピンチは一度しかなかった、それもキム・ジンヒョンの冷静な対応でやり過ごした。前田に代わって出場した藤本も、穴を感じさせないプレーだった。

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守備の安定を見たレヴィー・クルピは後半25分、チームをさらに攻撃的にシフトさせた。江添を下げ、そのポジションに羽田、空いたボランチに濱田を入れてパスのポイントを増やす。

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その12分後には空回りしてい乾を下げて柿谷を投入する。

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チーム一丸となって一つのゴールに執着を見せたセレッソだが、ついぞそのゴールは生まれなかった。カイオの幻のゴールはオフサイド、マルチネスの精度の高いFKはキーパー萩の攻守に阻まれる。終了間際のマルチネスのプレーもPKとは認められない。厳しいスコアレスドローだった。石神、酒本あたりはバテバテという様子。

収穫があったとすれば、柿谷が言われているほど不振だとは見えなかったところか。香川、カイオと組んでいい連携を一度見せている。苔口とのリザーブ争い、香川が代表に召集された際のスタメン要員というのは柿谷にとってはいささか不本意だろうが、まずこの地位をはっきりとつかみとってほしい。


今は溜飲を下げ、勝ち点でトップに立てたことを喜ぶべきか。この悔しさを次節仙台戦にぶつけよう。シーズン前半の山場、ここで勝てればシーズンのイニシアチブをとれる。


 

4/05/2009

引き離しにかかろうぜ。

今日も信玄餅やっつけました。3個目。コレだけ喰ったら試合も喰えるだろ!

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最近はいいニュースがなくってさ、個人的にも爆発したい気分なのよ。激しい打ち合いをして、ガッツリ勝って、首位固めと行きましょうぜ!!明日はやるぞ!!

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4/03/2009

やっつけた!信玄餅やっつけた!!

えー、やっつけたシリーズです。負けないですねー。やっぱり食い倒れの町のチームで断食したらあかんかったのね。

今回の相手は甲府。甲府と言えば…、甲府ワイン?ほうとう?はくばく関連?いやいや信玄餅ですよ!甘党なものでね。早速、お取り寄せです。

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すごく…、大きいです。というか綺麗に包装されてますね…。倒すからにはコレぐらいの格が無いとね。

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はい、ようやっと信玄餅の登場です。やわらかいお餅とたっぷりきなこ、そこに黒蜜ですよ!甘い物好きにはたまらない取り合わせです。

食べてみると意外とあっさりしていて、でも物足りなさが無いんですね。ああ、おいしい。いやいや、恐ろしい。次は熱いお茶が怖い。これで甲府戦も大丈夫、だといいなぁ…。