12/31/2015

最悪の年末によせて。 #cerezo #セレッソ #セレッソ大阪 #染谷悠太 @takamitsu15

これが、今年最後の更新。と言ってもものの数分くらいで年明けか。


復帰戦となったアウェイ熊本戦、玉田圭司がリラックスさせる

年末、戦力補強のクリスマスプレゼントが来るかと思っていたけど空振り。お歳暮でもいいぞと思っていたら逆に染谷悠太の京都への完全移籍、そして吉野峻光の甲府への完全移籍が発表された。

二人とも、戦力としても人としても尊敬できる存在で、だからたくさんのサポーターに愛されていた。だからこそ、ケガだからとか、いいオファーだからとか、そういう理由で手放してほしくなかった(無論、最大限の留意はしただろうけれど)。


移籍を歓迎しない理由はもう一つある。「血の入れ替え」が激しすぎれば、セレッソというボディには激変が起こる。その変化に慣れるまでに時間がかかる。スタートダッシュの勝点3も、終盤の勝点3も、価値は同じ、ならば早目にチームの型を作ってしまって、追われる立場になった方が楽だ。

今年の攻撃陣は、前半ディエゴ・フォルラン、カカウ、パブロ、関口訓充を中心に回っていた。中盤にかけてはエジミウソンが重用され、終盤にかけてはディエゴ・フォルランとカカウのところに玉田圭司、田代有三が入った。ディエゴ・フォルランと玉田圭司はプレースタイルが違う、カカウと田代もそうだ。それを修正するのにどれだけ時間がかかったかということ。


その愚行を二年連続で続けることがどれだけのリスクなるか。外国人ボランチ、前線にも二枚、杉本健勇と丸岡満の復帰も決まり、柿谷曜一朗が戻ってくるというウワサもある。豪勢ではあるけれど、あまりに変わりすぎてしまってこれがフィットするのかという不安も多い。

ただでさえ、ボランチとしてチームの核として奮闘した山口蛍、最終列からのフィードに長ける染谷を失うのだ。そこにパサーである吉野まで失うのは厳しい。ボールがうまく回らなければ、6億円のFWだって活躍することなんてできないんだから。


セレッソは、来期も安心できない「ドラ息子」になりそうだな。ああ、しこたま稼いでまた遠征したいよ。そんじゃね。

12/24/2015

笑顔の蛍。 #cerezo #セレッソ #セレッソ大阪


2015年12月23日。前日に急遽告知があったイベント、大阪南港ATCにあるセレッソ大阪メガタウンでの山口蛍のサポーターへの挨拶に行ってきた。

イベントが始まる2時間前に足を運んだ。けれどその時点ですでに数十人のサポーターが集まっていて、ハンディカムをかまえていたり、スマホでの録画準備をしていたりと忙しくしていた。

場所取りの意味も含めて三脚を据えてじっと待つ。このイベントは伏せていたのではなく、実際に急遽決まったもののよう。なのでスタッフも少なく、何か荷物を置いておかないと熱気にあてられたファンに場所を奪われそうだった。カメラバッグやらを重し代わりに三脚に巻きつけ、不機嫌そうに首をすぼめていた。


18時5分、舞洲のクラブハウスから5分遅れで蛍が到着。ファンは万雷の拍手……、ではなかったな。イベントを待っていた疲れとか、分かれてしまう寂しさやら、いろんなものがマーブルになって、何をどうすれば思いが届くのか混乱した様子だった。

公式な記者会見の様子を後からニュースで見たけれど、南港に現れた蛍はあんなフォーマルな格好ではなく、ジーンズスタイルで飾らない様子だった。そうして、やはり柿谷曜一朗と練習していた時と同じような晴れやかで憑きもののとれた表情をしていた。そのせいか、口から出る言葉には真実味があった。

終始リラックスしていた蛍

事業部浅田さんの進行で蛍から言葉を引き出していく。(この辺りはかなりうろ覚えなので公式な発表までのつなぎだと思ってほしい)

先ずは、セレッソのサポーターに対して。キャプテンをつとめた2年間の間に降格があり、昇格失敗があり、つらい思いをさせてしまったいうお詫びがあった。その後、海外で挑戦したいという思いがある中でハノーファーからいち早くオファーがあり、かつてのチームメイトであるキヨ(清武弘嗣)の存在もあって移籍を決意したと説明。

言葉は、時間がない中ひとつひとつよく選ばれていた印象。誤解がないように、気持ちがキチンと伝わるようにという蛍の願いのようなものを感じた。そもそも、あまり話すのが得意ではない人間だしね。


それからは、質疑応答。

-印象に残っている試合は?

「デビュー戦(2009年10月18日 J2第45節 愛媛FC戦(大阪長居スタジアム))、うまくいかなかったのが思い出(右サイドバックとして出場)。それに、初ゴールの試合(2011年8月28日 J1第24節 浦和レッドダイヤモンズ戦(大阪長居スタジアム))は記憶に残っている(扇原貴宏選手と同じ試合でのゴールだから?)そういうのもあるかな。」


-セレッソ大阪のキャプテンは誰がいいと思う?

「タカ(扇原貴宏)がいいと思う。アイツふらふらしているところがあるから。(笑い)」


-ドイツ語の勉強は進んでいますか?

「まだ全然。でも向こうに渡ってからも時間はたくさんあるし、覚えていきたい。今でも単語程度は覚えてます。」


-偏食だと聞いていますが、ドイツでの食事は大丈夫ですか?

「そんな困らないです。まあ……パスタとかあるんで、結構大丈夫です。(笑い)」


-対戦してみたいチームは?

「僕はビダルが好きなので、やはりバイエルン・ミュンヘン。ビダルとマッチアップしてみたい。」


-(子供からの質問)背番号は何番になりますか?

「……16番です。(笑い)」


あと2問くらいあったんだけど失念、ゴメン。終始和やかに進んだイベントだけれど、最後の質問で蛍が戸惑う。


-日本に帰ってきた時、所属したいチームは?

よくよく意味を理解して、ゆっくりマイクを口に近づける。

「今からドイツに行くわけで、すぐに戻ってくるという気持ちはありません。長くやっていきたいと思っている。けど、戻ってくる時はまたセレッソでやりたいです。」

最後の言葉だけは、信じていいか悪いか半信半疑。イベントにつめかけたファンへの配慮が感じられる優しいウソのように感じた。


おっと、それからいついるかはわからないけれど、12月30日までは、出来る限り舞洲で体づくりをしているらしい。イベントに参加できなかった方、伝えたい事がある方は、たぶん最後のチャンスになるから、どうか大切にしてほしい。今回はこれまで、それでは。

メガストアのこの入口も、来年模様替えするのだろうね。

12/22/2015

だからこそ、守りたいルール。 #photo #diary


今年の初め、とある事情で「このままだと真っ当に生きられないかもな、試合を観るのも最後になるかもな」と覚悟したことがある。

そうして「今日が最後の生観戦だ」と思ってスタジアムに赴くと、いろんなことが尊く思えるようになった。スタグルを頬張ること、スタンドの応援風景、サポーターのがんばれという言葉、選手達の一挙手一投足……。その全てを「残したいな」と感じた時、少しだけ写真が上手になったような気がした。




キンチョウスタジアムでもヤンマースタジアムでも、この時間はこの辺りでこれを撮ったらいいとか、およそ体系化することができたし(来年はまたそれをブレイクしてもう一歩進化させたいけれど)、舞洲でも午前の練習と午後の練習、実戦練習とクールダウンで撮り方が違うと理解できた。

一年間この調子で、「この試合が最後だ」という覚悟で写真を撮り続けた。すると、どうにもならない阿呆でも、ある程度は写真がうまくなるようだ。これはとてもうれしい誤算だった。手についた感覚は一生の財産になるからね。


副産物というか、おかげで俺の写真をTwitterのアイコンにしたり、ヘッダー画像にしたりする人も増えて、それもまたうれしい。

俺のブログなどにはガイドラインが設けてある。

このブログで使用されている、西中島南方が制作したテキスト、写真、デザインした制作物については、商用目的でなければ使用できるものとします。
(例 Facebookへのシェア、Twitterのツイート、ヘッダー画像などへの使用、自分のサイトなどへの流用、引用)

ご利用される場合は、Twitterアカウント(@nsnkjm_soccer)か、Facebookアカウントへのご連絡を必ず行ってくだい。

これを守ってもらえる限り、およその利用はオッケーだ。


ただ、これは本当に線引が難しいんだけど、まるまま一部を(もちろん無断で)盗用して、それをアフィリエイトのような「見える財」に変えようとしている人がいたり、Facebookで登用することで自らのネームバリューを上げて「見えない財」を得ようとする人がいて、とてもイヤな思いをしている。

これがまた、Twitterでも繋がっているし、Facebookでも「友達」だったりする場合があって、ことさら悲しかった。

彼には何度も連絡をして、こうしてほしいという希望を書いたけれど、伝わらなかった。ここで黙っていることもできるけれど、阿呆は阿呆なりにプライドがあって、それをどうにかする人にはそれなりの対価を払ってもらいたいと願っている。



こういうこと言うと「じゃあ写真なんて載せなきゃいいじゃん」という人もいて、ああ、そういう考えしか起きないのかとか、もういいやって思えてくる。うん、それより前にルールは守ろうね。

しかめっ面の蛍。 #cerezo #セレッソ #セレッソ大阪


2015年の山口蛍はずっと仏頂面だった。長居でも、アウェイでも。特に舞洲は酷かった、ファンサゾーンを行き来する際は、チームメイトと話す時以外は殆ど下を向いて誰とも目線を合わせないようにしていた。

「蛍はさあ、対応悪いんだよ。」

今年の夏、練習上がりのファンサービスを待つ間、結構いい年のおじさんサポーターが、サポーター歴の浅いであろう若い女性に笑ってそう言っていたのを強烈に覚えている。

栃木戦4-1の試合後

彼には、そうなるべくしてなった経緯がある。

2013年のセレ女ブームの時、柿谷曜一朗や南野拓実、杉本健勇、丸橋祐介ら若手たちはその中心にいて、練習が終わってもファンサに1時間以上かかるという日々を過ごしていた。80メートルくらいあるファンサゾーンの端から端までギッシリとサポーターが待っていて、サインの願いを聞き、写真撮影に応え、少なくない量のプレゼントを抱える。それが練習のたびにある。まるでビートルズのメンバーになったような毎日だったろう。


ファンの願いに出来る限り応える。それは、初代ミスターセレッソである森島寛晃氏の言葉だ。彼は彼が載っているゴシップ誌にすらサインを書いた。後輩がそれを途切れさせるわけにはいかなかった。

ただし、「モリシ」を囲むサポーターは(濃いメンツではあったものの)さして多くなかった。香川真司や清武弘嗣でもそうだった。その意味では、蛍や曜一朗といったメンバーは、セレッソ史上最も過酷な状況に置かれていたと言ってもいい。行儀の良いサポーターばかりではない、中には選手の車、その車種やナンバープレートを暗記する者もいたし、食事に出かけたことをどこかで報告すれば、その店に押しかけて騒いだ人もいたようだ。


ある日、蛍はキレた。

練習グラウンドの片隅にある用具入れの壁を叩くほど、冷静さを欠いていたようだ。ファンサゾーンをうつむいて歩くようになったのは、恐らくそこからだ。

それ以来、蛍を撮っても活き活きとした雰囲気は無くなってしまった。誕生日に小麦粉をかけられただとか、そういう特異な日以外は、感情を押し殺したような、仏頂面になることが目立った。J2での戦いを余儀なくされた今年は、その傾向に拍車がかかった。


それをクールでかっこいいという人もいる。けれど、本来蛍という青年は明るい笑顔が似合う好漢だ。仏頂面のペルソナ(仮面)を評価されることは、より一層腹立たしかったのではないか。自身の故障、J1降格、そういう重圧ものしかかっていたはずだ。


J1昇格プレーオフ決勝、福岡に残り3分で負けてしまったセレッソ、選手もサポーターも涙を流した。そんな中でも蛍は、相変わらずの仏頂面でインタビューに応え続けていた。薄情に感じた者もいたろうが、仮面の上にまた仮面を被せるような器用な真似は、役者でもない限りできないこと。あの表情、あのコメントが、山口蛍がセレッソ大阪キャプテンとして演じきれる最大限だったのだろう。


シーズンが終わった舞洲、俺は三度舞洲に行き、二度蛍を見ている。一度はベトナム遠征に参加する若手、リハビリを続ける故障上がりのメンバーとの自主トレで、もう一度は曜一朗が戻った時の自主トレだ。その時に、俺が感じていた仮説がハッキリ補完された。


若手に交じる蛍は、いつも通りのテンションで、キャプテンらしい立ち居振る舞いをし続けていた。一方、曜一朗と練習する蛍は驚くほど明るく、テンションも高かった。今までの軛(くびき)が解かれたように、笑ってボールを追い、キャアキャアとはしゃいでいた。


その頃にはハノーファーとの交渉もほぼ終わっていたのだろう。そのタイミングでかつての僚友であり、親友である曜一朗が帰って来たことで、笑顔のシワもより深いものになったのだろう。


山口蛍にとって、セレッソのキャプテンという役割は不適切だった。残酷な結論だけれど、あの顔を見たらそう納得せざるを得ない。ならば、蛍は檻から解いて、らしく輝ける場所に離してやるのが一番なのかも知れない。


セレッソのサポーターとして希望を残すのであれば、人間はずっと変わり続ける生き物で、蛍も例外ではないということ。いつか、セレッソの蛍であることが相応しい瞬間が来るかもしれないということ。それを信じるしか無い。それまでは、蛍が蛍らしくいられる場所で、蛍らしく活躍する様を見届けよう。


いってらっしゃい蛍。必ずまた会おう。

12/21/2015

セレッソを伝えるために気をつけたこと、2015年版。 #cerezo #セレッソ #セレッソ大阪 #j_toku #JLeague #photo #diary

今年の全日程が終了して、くっすんも無事に送り出すこともできた。もう舞洲に行くこともないだろうし、今年の個人的なまとめをしようと思う。ちょっと早いけど。


今年一年はセレッソを徹底的に追いかけようと決めた、ホームもアウェイも行けるだけ行ったしバカみたいに舞洲に通ったりもした。舞洲に通うのはまあ大丈夫なんだけど、遠いアウェイとかは来年厳しいだろうな。多分行けても今年の半分か3分の1くらいだと思う。その話はまたの機会にするか。

愛媛の遠征は楽しかった!また行きたいな。

そこで見たもの、感じたこと、出来るだけ出来る限り伝えようとがんばったけど、どうだったのかな?自分の中では体力的にも結構ギリギリだった。カメラとレンズ二本、ノートパソコンを背負って行脚するなんて、一生のうちでそう何度も無い経験だろう。それで、分かったことがたくさんある。特に情報発信という意味で。


アウェイの試合ではその日のうちに写真の補正、現像を終えて、その日のうちに記事をアップするように心がけた。試合の撮影枚数はだいたい1200枚~2000枚くらい、その中で「当たり」は90~120枚くらい。全部に目を通して補正をするには3時間位かかる。その間にボーッとブログの記事のあらすじを考えておいて、1時間かけてえいやあと書く。夜7時キックオフなら夜9時に試合が終わり、移動と風呂、食事で10時過ぎ、終わるのは夜中の2時くらい。

曜一朗が舞洲に来た時は速報性重視。

作業自体は早いほうだと自覚しているけど、Twitterや他のSNSを利用している人はこの時間も待っていられない。「今の情報」を欲している。カメラでキッチリ撮ったものでなくても、スマホでもいい、画質重視ではなくて今起こっていることに興味を示している。Twitterアカウントを持っていて、カメラにWi-Fiユニットまでつけて画像をバシバシ発信しているのにはこういう理由がある。

画像が荒くていい理由はシンプル、SNSにアクセスする人の殆どがスマホで閲覧しているからだ。俺がブログを始めた10年前は携帯に最適化するなんて考えは無かった(全体の2割くらいだから)。今は閲覧者の6割7割がスマホだ、スマホが見やすい縦構図の写真を入れたりしているのも同じ理由。日帰りの遠征の時はスマホに取り込んだ小さな画像とフリック入力で書いた記事を載っけたりもしている。それで十分事足りるのだ。

縦構図は難しい……。

ただし、一方で「ものごとをじっくり検証する」という発信方法もちゃんと大切にされている。今はとにかく情報がたくさんある時代なので、玉石混交でなにがどうなっているのか受け手が混乱することがある。そういう時に受け皿になるのが「まとめ」系のサイトなのだと思う。「セレッソ大阪を分析するブログ」さんなんかも、こっちの典型だ。

また、さっきはキッチリ撮らなくてもいいと言ったけれども、キッチリ撮ったものは別の方面で需要がある。写真でも「記録」として残されるものと「作品」として残されるものがあるということ。大事なゴールシーンとかなら多少ブレてても「記録」として出すべきで、たとえ凡庸な競り合いでもよく撮れたと思うものはブラッシュアップして「作品」に仕立てるべきなんだ。

こういうのは記録。

こういうのが、作品、かなあ。

セレッソはJリーグの中でもSNSでの発信にかなり気合を入れている方だ。TwitterFacebookInstagram、スタッフさんが日々苦心して更新をしているのが分かる。それでも今持っているカメラは入門機だし、望遠レンズとかもまだまだ脆弱で、キッチリした写真はプロの方から提供されるものを待つ必要がある。このスタッフさんが出す写真と、プロの方が出す写真の間に、俺の写真や他の方の写真が潜り込む余地がある。スタンドから見た風景や動画なんかになると、いよいよ公式ではカバーしきれない。

サポーターを支えるのも、サポートだと思う。

後に続くサポーター、共に戦っているサポーターが知りたい情報を漏れ無く出していく。自分たちのモチベーションを上げ、よりよく戦える環境を作る。そのためにはまだ自分たちが存在する意義は多分にある。だから若い人で文才や写真の技術に長けている人はドンドン参加して、セレッソという「文化」を豊かなものにしてほしいと願う。

アウェイの「うまいもの」は数少ない癒やし

これ、言うは易し行うは難しというヤツで、俺みたいな「孤独な偏屈」にしかできないサポートなんだ。試合が終わったらサポ仲間と打ち上げに行くでもなく(そもそも俺の場合は呼ばれてないけど)真っ先に家かホテルに戻って画像を取り込み、せっせとモノを作らないといけない。さもないと騒いだ時間分睡眠時間が削れる。土曜開催のJ1ならそれでもいいけど、日曜開催のJ2なら月曜日がヤバい。それでもよければがんばって!!

曜一朗が持ってるのが広報さん用カメラ、多分EOS Kiss。

とまあ、ここまでつらつらと書き進めてきたんだけど、こうまでして頑張った画像やら文章やらをサクッと盗用されると精神的にへこむのは分かってもらえたろうか?Twitterのヘッダー画像とかアイコンとか、そういうのはそのまま使ってもらって構わないんだけど、アフィリエイターのお金儲けのために盗用されたり、俺が撮ったぞ!みたいなしたり顔で丸パクリされるとキツいんだな。

写真と文章は虚業の世界だ。モノとして残る実業とは違って、簡単に奪ったり盗んだりできる。善意による橋渡しならまだいいけれど、悪意や思慮のない転用はモノ自体を腐らせる。絵を描いている知り合いとかは言っただけで「分かる」と膝を叩いてくれるんだけど、まだまだリテラシーが高くなったとは言えないね。

自分自身がサッカー自体の、Jリーグ自体のお目こぼしで創作できているからこそ、そのあたりはカチッとしておきたい。来年は特にそうしようと思うよ。

今年一番いい写真。1月に撮ってついぞ超えられなかった……。

来年は参戦できる試合数も減るだろうし、その中でいいものを作る「作品」とか「まとめ」寄りにシフトできたらいいなと考えている。ちょっと形が変わるかもだけど、どうかご贔屓に。それでは。

12/19/2015

ありがとう、楠神順平。 #cerezo #セレッソ #セレッソ大阪 #thankyoujp


君と過ごした3年間は、決して苦痛ではなかった。君のプレーを観るたびに、相手を切り刻むトリッキーなドリブルを観るたびに、俺達はずっとワクワクしていたんだから。


きっと、チームメイトもそうだったはずだ。柿谷曜一朗が突然現れて君をからかったのは、決して冷やかしではない。別れる辛さを忘れたくて、だから、ああまでして道化になったんだ。さもなければ、あんなに悲しい顔、するわけないさ。



たくさんのファンが来てくれた。たくさんの思いを届けてくれた。それを忘れないでくれ、楠神順平。




みんなで11度の胴上げをして、みんなでさようなら。でも、また会えるよね、J1の舞台で。







ありがとう、日本で一番美しいドリブラー。