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6/21/2017

2017明治安田生命J1リーグ 第15節 C大阪 1vs1 清水 #cerezo #photo #diary


俺は、小林伸二監督のことを「日本サッカー界のホー・チ・ミン」と呼んでいる。サッカーに情熱を傾け、限られた手駒の中で最善を尽くして、現実と自らの理想との距離を1ミリでも近づけようとする「執念」。それは、大国アメリカを敵に回しながら、徹底抗戦でそれを跳ね返し、権力を手にすることより、自らの理想を具現化することにその身を捧げた偉大なる「ホーおじさん」の姿と重なる。

巨大戦力と優秀な指揮官を得たセレッソも、「ホーおじさん」から奇襲を喰らい、危うく星を落とすところだった。

9/20/2016

西中島がサッカー写真で気をつけていること。 #photo #diary


小倉に向かう新幹線は思ったより退屈で、これなら夜行バスでもよかったかななんて世迷言をつぶやいた。

まだ2時間半もカンヅメなので、サッカー写真を撮る時に気をつけていることをまとめたい。

この文章には「万人ウケするアドバイス」と「西中島流の、万人ウケしないアドバイス」が混在しているけれど、ご容赦願いたい。

5/01/2016

D500の作例を観ながらカメラの話をしようじゃないか。 #cerezo #photo #diary @06Crz


新しいカメラが来て2日だけど、3000枚くらいは撮れた。それでいいところとか悪いところとか傾向が分かったので、作例を観ながらひたすらカメラの話をしたい。手加減一切無しで。

2/09/2016

サッカーを撮るのにとっても大事な「画素数」と「センサーサイズ」と「発表の場」のお話。 #photo #diary

文章読むのがめんどい時は画像でも見ててくれ

今月末には今シーズンが始まる。サッカーは野球とかよりオフシーズンが短くて、ストレスが少ないのがいい。試合数も少ないからその気になれば全試合観られるし。(多分社会人でそれやったら会社辞める覚悟がいるけど……)

俺はサッカーを「応援する人」でも「観る人」でも「楽しむ人」でもない、「撮る人」というとても数少ない人間だ。それでも最近デジイチを持ってスタジアムにやって来る人は飛躍的に増えたように感じる。なので今回はそういう人向けにカメラの雑学をつらつらと書いていこうと思う。多分、写真が好きじゃない人はぶっちぎりで置き去りにするけど知るものか。


カメラの画素数


よくカメラの広告とかで「2000万画素」とか「3000万画素」と書いているけど、アレの意味がちゃんとわかるだろうか?

例えば2000万画素というのは、パソコンのモニターで言うところの1ピクセル、あれが2000万個集まっているという意味だ。絵画的に言うなら、写真は2000万の点が集まった点描画ということになる。当然数が多い方が高精細だと言えるのだが、これがいろいろとややこしい。

2400万画素で撮った大地

1600万画素で撮った大地、判別なんてできるかよ!!

例えばパソコンのモニターなんかは1980ピクセル×1080ピクセルが多い。この場合は1980×1080=213万8400画素ということになる。2000万画素の写真を撮っても1/10くらいに縮小されてしまうのだ。暴論だけど、ネットで見るとか配信するとかだけなら250万画素くらいあればまったく事足りるのだ。

他の用件、例えば大写しに印画するとかなら200万画素だと足りない。だからうん1000万画素とかいうカメラが売ってあるだけ。(あと、画素数多ければユーザーが喜ぶという迷信めいた話もあるか……)

おまけに、今写真の発表の場になっているのはTwitterやFacebookで、しかもそれをおよその人はスマホで見ている。ならば画素数はそこそこで、ピントがよく合うカメラとかの方がいい。

ニコンが新しいカメラD5とD500を発表したけど、エントリー機のD3300とかD5500が2400万画素なのに、何倍もの値段がするD5やD500は2000万画素なのには、画素数が多いよりピントが合いやすくてたくさん連射ができた方が、いい写真が撮りやすいという現実がある。


センサーサイズ


センサーサイズとはなんだ?という人も多いかと思う。ザックリ書くとカメラの画素が乗ってるセンサーの大きさ。うん、サッパリわからないな。

もっと簡単に書こう、ミラーレス一眼のレンズを外した時に出てくる銀色っぽいパーツのことだ。このパーツの上に色を感知するセンサーが乗っていて、ここは青色、ここは黄色とか、レンズから入ってきた色味を感知する。2000万画素ならこのパーツの上に2000万個のセンサーがのっているということ。気が遠くなるほどの数だよな。

このセンサーの大きさにもいくつか規格がある。例えばフルサイズ、APS-C、フォーサーズなんかがよく聞く規格例だ。

フルサイズのソウザ

まずフルサイズというのから説明しよう。もともとカメラはフィルムで撮影していた。だからレンズの大きさ(太さ)もそのフィルムサイズにピッタリ合うように作られていた。大きすぎてもムダだし、小さいとフィルムに像がおさまらない。

デジカメに移行してもレンズはそのまま使える。ということでデジカメ全盛の時代になった今でも、カメラのパーツは昔のフィルムサイズを基準に作られている。フルサイズというのはフィルムとほぼ同じサイズのセンサーということ。

APS-Cで撮ったソウザ、違いがわからん!!

APS-CのAPSは「アドバンスド・フォト・システム」の略、これもフィルム時代の名残がある。昔はフィルムがとても高価だった、なのでもっと気軽に写真を楽しめるように普通のフィルムよりも小さなフィルムを使うカメラを作ろうとした、これがAPS。しかしあまり普及しないままみんな忘れてしまっていた。

時は流れ、カメラがフィルムからデジタルに移行する時にも問題が発生した。デジカメのセンサーはバカみたいに高かった。100万画素のカメラの価格がうん100万なんてのも普通で、その大半はセンサーを作るコストだった。

これではデジカメが普及しないと考えたカメラメーカーは、普通のフィルムサイズ(フルサイズ)よりも小さな規格のセンサーを作ろうと考えた。そこで、ちょうどフィルム時代に作ったAPSという規格が掘り起こされた。

現在のデジイチの大半はこれになる。フルサイズのカメラより軽量コンパクトで価格も安く、お求めやすいカメラだ。


フォーサーズというのはデジカメが普及してから作られた規格で、サイズはAPS-Cよりももっと小さい。その分価格はさらにお安く、軽量コンパクト。オリンパスのPENシリーズやパナソニックなんかはこの規格でカメラを作っている。


センサーサイズの使い分け


で、ここまで聞くと「センサー小さいほうが安いし軽いしお得じゃん!」と思うのが普通。けれど、これも一長一短がある。理由はセンサーの「精度」の問題だ。

さっき説明した色を感知するセンサーには特徴があって、センサー同士が密集すると、お互いに干渉しあって「間違える」ことがある。例えば黄色なのに赤と判断したり、バカになるのだ。夜の写真や室内の写真は晴天の時よりザラッとした感じになるのはセンサーがバカになるのが原因。

技術的にはフルサイズだろうがAPS-Cだろうがフォーサーズだろうが2000万画素を乗っけることはできる。けれど小さいセンサーに画素をてんこ盛りにすると密集しすぎてバカになりやすくなる。なのでプロのカメラマンはフルサイズにこだわったりする。

俺達が撮るサッカーというのは日中にしたりナイトゲームだったり、屋根が有ったり無かったりと、条件がバラバラで、カメラに優しくない暗い環境で写真を撮ることも多い。

それを考えるとセンサーがバカになりにくいフルサイズがいいよなと結論づけそうになる。

夜でもザラつきが少ないフルサイズ

ところが話はこれで終わらない。サッカーは遠くにある選手を撮る場合が多い。とうぜん望遠レンズというものを引っ張りだすことになるんだけど、これがアホみたいにデカいのだ。

スタンドで構えたら一列前の人の頭の上にレンズがあって、その人が立ち上がるとレンズとぶつかるなんてことになる。レンズを小さくしたいなら逆算してセンサーサイズの小さなカメラを用意したくなる。センサーサイズの小さいカメラはフルサイズに比べて望遠レンズがコンパクトになり、遠くまで写しやすいというメリットがあるのだ。このあたりはもっと面倒な説明がいるので割愛。

APS-Cだと多少ザラッとする、階調が狭い感じ……わかりにくいけどさ

しかし、センサーサイズが小さいカメラは夜の試合なんかノイズが出る。これをどうすんだという問題が発生する。

ここでようやく今日書きたい内容が書ける。長かったなここまで!!


今日知ってほしいこと 発表の場を考え、ノイズを「縮小して潰す」というやり方


最初のほうで、仮に2000万画素のセンサーで写真を撮ってもパソコンやスマホで見ると縮小されるよ、という話をした。これがノイズを消す方法として使えるのだ。

例えば2400万画素の写真はおよそ6000×4000ピクセルの絵が撮れる。これがパソコンだと1980×1080ピクセルの画面に収まるように縮小される。短辺の方が尊重されるので、だいたい1500×1000ピクセル程度で表示される。

仮に1×1ピクセルのノイズがあったとしても、1/4に縮小されるので「このノイズは縮小する時に消してしまえ」となるのだ。4×4ピクセルの色の乱れまでは消える計算だな、高画素バンザイ。

俺が画像を紹介する時に使っている「googleフォト」では高画素でも勝手にリサイズされて、小さい画像になる。せっかく撮った大きな画像を小さくされるのは悲しいけど、ノイズが消えやすくなるというメリットもあるのだ。

どんないいカメラでも暗いところ撮るとアラが出るんよ(撮ってる人の腕も悪いし)

もちろんアホみたいに画素数が多いカメラを使うとノイズが乗りすぎてザラザラになりやすいし、そもそもデータとして重たいのでパソコンの記憶領域がすぐパンパンになるというデメリットがある。なのでどれくらい高画素がいいのかとかは判断がつきにくい。

それにモニターも高画素化していて、4Kなんて規格も普及しだしている。なのでこれからはこの手はスマホユーザー限定になっていくだろうな。

それでもスマホがガンガン普及して、ブログやTwitter、Facebookを見ている7割くらいがスマホユーザーという現状が変らない限り、このノイズを消すテクニックは結構使えると思う。


この記事見て「わかりやすい!」と思った人は多分1000人に1人くらいだろうなあ……。最後の「縮小して潰す!」というやり方だけでも覚えておいてな。そんではね。

12/22/2015

だからこそ、守りたいルール。 #photo #diary


今年の初め、とある事情で「このままだと真っ当に生きられないかもな、試合を観るのも最後になるかもな」と覚悟したことがある。

そうして「今日が最後の生観戦だ」と思ってスタジアムに赴くと、いろんなことが尊く思えるようになった。スタグルを頬張ること、スタンドの応援風景、サポーターのがんばれという言葉、選手達の一挙手一投足……。その全てを「残したいな」と感じた時、少しだけ写真が上手になったような気がした。




キンチョウスタジアムでもヤンマースタジアムでも、この時間はこの辺りでこれを撮ったらいいとか、およそ体系化することができたし(来年はまたそれをブレイクしてもう一歩進化させたいけれど)、舞洲でも午前の練習と午後の練習、実戦練習とクールダウンで撮り方が違うと理解できた。

一年間この調子で、「この試合が最後だ」という覚悟で写真を撮り続けた。すると、どうにもならない阿呆でも、ある程度は写真がうまくなるようだ。これはとてもうれしい誤算だった。手についた感覚は一生の財産になるからね。


副産物というか、おかげで俺の写真をTwitterのアイコンにしたり、ヘッダー画像にしたりする人も増えて、それもまたうれしい。

俺のブログなどにはガイドラインが設けてある。

このブログで使用されている、西中島南方が制作したテキスト、写真、デザインした制作物については、商用目的でなければ使用できるものとします。
(例 Facebookへのシェア、Twitterのツイート、ヘッダー画像などへの使用、自分のサイトなどへの流用、引用)

ご利用される場合は、Twitterアカウント(@nsnkjm_soccer)か、Facebookアカウントへのご連絡を必ず行ってくだい。

これを守ってもらえる限り、およその利用はオッケーだ。


ただ、これは本当に線引が難しいんだけど、まるまま一部を(もちろん無断で)盗用して、それをアフィリエイトのような「見える財」に変えようとしている人がいたり、Facebookで登用することで自らのネームバリューを上げて「見えない財」を得ようとする人がいて、とてもイヤな思いをしている。

これがまた、Twitterでも繋がっているし、Facebookでも「友達」だったりする場合があって、ことさら悲しかった。

彼には何度も連絡をして、こうしてほしいという希望を書いたけれど、伝わらなかった。ここで黙っていることもできるけれど、阿呆は阿呆なりにプライドがあって、それをどうにかする人にはそれなりの対価を払ってもらいたいと願っている。



こういうこと言うと「じゃあ写真なんて載せなきゃいいじゃん」という人もいて、ああ、そういう考えしか起きないのかとか、もういいやって思えてくる。うん、それより前にルールは守ろうね。

11/27/2015

セレッソと愛媛の2015/11/29/17:40。 #cerezo #ehimefc #photo #diary


人間とのコミュニケーションが難しくなって、最近ではカメラがもっぱらの話し相手になっている。カメラはカシャッとか、ピピッとか、そんな音しか鳴らないけれど、これで結構雄弁なヤツだ。

例えばカメラを持って出歩くとする。否応なく、日がどこからどう当たっているとか、建物の高さがいくらで影がどう出ているとか、そういう情報が伝わってくる。いい写真を撮りたければ先回りして、地図を見たり天気のサイトを見たりする、写真好きはそういう習慣がついてくる。

2015年の11月29日の天気は曇り、降水確率は40%だから、弱くて均質な光がヤンマースタジアムを包むはずだ。日の入りは午後4時48分なので、町中にあるスタジアムでは太陽が沈むのはもっと早いだろう。だから、多分前半のうちかハーフタイムには照明に火が入るだろう。


それから、サッカーを撮る人間であれば選手の情報やチームの情報を仕入れる。セレッソを撮っていれば、キム・ジンヒョンからのゴールキックは、大抵田代有三めがけて飛んで行くという予想ができる。だから、先回りして田代と相手ディフェンダーの空中戦に備えられる。そういうデータを集めていく。


愛媛FCの情報も仕入れる。得点はセレッソの57に対し47、失点はセレッソ40に対して39、守備に堅いチームだ。木山隆之監督が就任して、2014年に58あった失点をここまで減らしてきた。

ただし、穴がないわけではない。セットプレーでの失点比率が比較的多いようだ。このあたり、3-4-2-1を採用しながら、センターバックに上背がないことが理由かもしれない。


対するセレッソはセットプレーからの得点が多いチームだ。前半戦はディエゴ・フォルラン、後半戦は玉田圭司、関口訓充という優秀なキッカーがいたことで比率が伸びた。田代以外にも山下達也、中澤聡太といった高さが武器の選手が揃っているので、セットプレーの際は集中しておこう。


嫌なデータもある。セレッソは得失点ともに後半に多いが、愛媛の場合は得点は後半、失点は前半に多い。前半をしのぎきれば、後半勝負に持ち込めるということ。セレッソのサポーターとすると試合終了までハラハラする流れになる。

こういう事前準備をたくさんして、どういう写真が撮りたいかから逆算し、どこから撮ろうかを決める。ホームスタジアムだと年パスだから、選択の余地はないけれど。


もちろん、セレッソが勝つ瞬間を残したい。歓喜にわくスタジアムを撮りたい。けれど、スポーツに絶対なんてない、負けることも、もちろんある。それでも撮らなくてはいけない。敗北もまたセレッソの忘れてはいけない歴史のひとつで、その経験もまた勝利につながっているからだ。

明日は舞洲に行くし、明後日はヤンマースタジアムのバック側に足を運ぶ。何もかもを残して、後に来る誰かのために糧にしたいから。できれば、来週もそのようにしたいな。

9/10/2015

日向と日陰の混在するピッチの撮影法、もしくはモデルさん募集の話。 #photo #diary

最近、ひどい目にあい続けていて(自業自得なので誰も恨みはしないけれど)。こりゃあいつまでブログ続けていけるんだろうと不安を感じたことが多々あった。


なので、試合を撮る時は「これが人生最後の試合かもしれない。」と思いながらシャッターを切るようにしている。以前はピッチにいる各選手の「当たり」画像が1カットずつあればいいかとか考えていた。けれど今は90分間、これはいいと感じた瞬間は全て撮るようにしている。結果、撮影枚数は700枚くらいだったのが2000枚前後にまで膨らんだ。



そんなにまでして「限りなくブラックに近い」グレーゾーンの写真を撮り続けるのは、およそ阿呆のすることだと、自分で自分を笑っている。それでも、サッカーといい女とうまいメシくらいしか撮りたくなるものが無いんで仕方がない。


時々は、いろんなスタジアムで、いろんな時間に撮った経験を記録しておくのも悪く無いかなと感じている。絞りのこと、ISOのこと、SSのこと、スタジアムの屋根が作る落とし穴のこと、ナイトゲームの難しさ、いろいろ。

今日は日向と日陰の怖さについて書きたい。


デジイチで「絞り優先モード」にして昼のゲームを撮っていると、選手が屋根の影に入った瞬間、画像がブレてしまうことがある。逆に日向に入った選手を撮ると白っぽい画像になることがある。ヤンマースタジアムや味の素スタジアム、ノエビアスタジアム神戸で、春か秋に行う夕刻の試合にはこのワナが潜んでいる。

これはカメラが日向か日陰かどちらかだけに特化した設定にしているために起こる。日向だとISO感度を下げても問題なくクリアな画像が得られる、むしろISOを上げるのはノイジーになるので危険だ。


ところが日陰に入ると光量が極端に落ちてしまう。そこを日向の設定で撮るとシャッタースピードが長くなり、選手がブレブレになるというカラクリだ。

逆に日陰に特化した設定にすると、日向は「明るすぎる」と判断され、いいカメラでないと白く淡い雰囲気になってしまう。


プロの方に話を聞くと、どちらかに特化した設定にして、逆側に選手が動いたら諦めるそうだけれど、アマチュアとしては全てを記録したいのが人情だ。

そういう時は「シャッタースピード優先」モードにして、シャッタースピードを1/1000や1/800、1/860くらいに設定、ISOはやや高め(800くらい)にしてしまい、後から明るさを補正するしかない。どっちつかずの甘さが残っても、この方法なら70点代の写真をコンスタントに出せる。


多分写真のことを詳しく知らない人には魔法の呪文か何かのような文章になっていると思う、すまない。けれど少しカメラをいじれる人ならなんとなく感じはつかめると思う。

幸い日曜日に試合があるキンチョウスタジアムはメインスタンドとバックスタンドの配置が普通のスタジアムと逆で、午後に屋根の影が落ちることはない。

けれど、これからはヤンマースタジアムでの試合が少なからずある。それも、大一番かと思うような大事なところで。そこでミスショットを量産しないように、ぜひ気づかっていただきたい。


うん、このくらい書いておけば「西くまさんすごーい。」という女子も出てくるだろう←

3/31/2015

カメラ指南。小さなカメラでサッカーを撮ることは可能? #diary #photo

俺は写真を撮るのが好きなんだけど、レンズに対する欲求とか、撮り方とか見返すとつくづくサッカー撮りなんだと痛感する。風景とか、広角レンズ使うような被写体はとかく苦手なんだ。


さて、今日は知り合いの子から「ハイクラスのコンデジでサッカー撮れますか?」と質問が来たので、情報の共有化も兼ねてブログにしてしまおうと思う。


結論から言うと、コンデジでサッカーを撮るのは「夜か屋内」以外ならなんとかなる。夜か大きな屋根のあるスタジアムで、屋根の影がピッチを覆うようなシチュエーションはやめておいた方がいい。理由は後で書く。



何度も書いてるけど、サッカーは「遠く」て「暗い」ところにいる「早く動く」被写体を一瞬で撮影しないといけない。およそお金のかかる分野だ。

例えば、俺はNikon D600に同じくNikonの80-400というレンズをつけている。最初は20万のボディに20万のレンズなんて頭がおかしいと思ったけど、今では満足のいく買い物だったと感じている。


このレンズは望遠に強いのもポイントだけれども、フォーカスが早いのが一番の武器だ。フォーカスが遅れたりすると、せっかくのいい場面を撮り逃す可能性が上がってしまう。

コンデジで一番の厳しいのはこのフォーカスの部分だと思う。中の仕組みが違うので、どうしても遅れ気味になってしまう。

また、フォーカススピードは画素数や焦点距離と違って数字に出しづらいし、出してもカメラの売れ行きにさほど影響しないためにカメラメーカーからもあまり出てこないソースだ。なので「どのレンズ、どのカメラがフォーカス早い?」と思ってもカメラ屋に行って触ってもらうしか確かめようがない。


まだ日光がたくさんある日中ならいくらかはカバーできる。写真を素早く撮るのにはたくさんの光が必要だけれども、日光は十分な光量を与えてくれるから。なので、屋根の無いキンチョウスタジアムや舞洲の練習場ならコンデジの余地がある。むしろ小さく持ち運びできるので有利かもしれない。

しかし、大屋根のあるヤンマースタジアムやナイトゲームなんかは光が少なくなって撮りづらくなってしまう。それは覚悟しておいたほうがいい。割り切ることも必要だということ。


それから、絵になるフォーカスポイント。つまりここにピントがあってるといい場所は、選手の顔ということになるんだけど、ここにも問題がある。顔は人体の上の方にあって、そこだけにピントを合わせるのはかなり苦労するのだ。動きも不規則なだけにカメラで追うのも難しい。

背面の液晶パネルを押してフォーカスするタイプのカメラは、センサーで画像をとらえてから液晶パネルに写すまで画像処理をするからほんの僅かの遅れが出る。これもサッカー撮影にはマイナスだ。未だにアナログな光学式のファインダーを持つデジイチがもてはやされる理由がここにある。



まとめよう。昼日中の撮影、晴れている昼の試合ならコンデジでも十分撮れる。しかし、曇っている、夜だ、屋根から落ちる影が広範囲にある、そんな場合は画質の低下は避けられない。それを埋め合わせようとすると俺のようにうん十万の出費を強いられるんだ。

それよりも、若いうちは仲間との時間を大切にした方がいいかもしれない、というのが、無味乾燥な青春時代を送ったしがないオヤジからの提案だ。いいカメラもいいレンズもお金が稼げれば買える。けれど、楽しい時間は戻っちゃこない。どっちにするかは、まあ、ご自由に。

9/18/2013

写真の「形」。 #cerezo #photo #diary

知り合いがカメラを買った。ずいぶんと食欲旺盛で、食べ物を見せると幸せそうにしている子なのに、よく頑張って節制して、一眼レフまで辿り着いたなと感心している。


それで改めて、西中島流の写真のとり方を、自分の忘備録としても残していきたいと思う。


写真はとても簡単である。本当に簡単だ。自分が撮りたいともうものと、自分自身の間にカメラを置き、ファインダーを覗くなりしてシャッターを押せばいいのだ。

その時、RAWで撮っておけば、多少の間違いは後で補正が効く。デジタル一眼ならフィルムカメラよりも格段に失敗は少ない。


問題はむしろ、何を撮りたいと感じ、それをどう表現したいか、ということだ。サッカーでは以前に「そろそろセレッソのスタッフさんはジャニーズショップとかアニメイトとか行ったほうがいいかもしれないなーと写真を見ながら考えた。 #cerezo #photo 」という記事を書いたけれども、表現したいモノゴトの切り取り方こそ重要なのだ。


俺がサッカーを撮る時に心がけているのは、「形」が大事だということ。ゴールが決まったシュートの瞬間とか、そういうものは実はあまり重きを置いていない。

それよりも、舞台でいう「キメ」であったり、歌舞伎の「見得」であったり、それに通じる躍動的なポーズになっているかがとても大事だと思っている。


いつぞや、大事な人に話をしたけれども、扇原貴宏の少し女性的な、ダランと手を振る仕草だったり、柿谷曜一朗の美しいスタイルのドリブルであったり、丸橋祐介がクロスを上げる時の右腕がクロールをするように一回転する様を、キチンと収めるのだ。


これは、多くの女性が撮るスタイルとは間逆なのだけれど、自分のセンスまで曲げて撮り方を変えられないので、これからもそのように撮っていくと思う。多分、俺は選手を撮るのではなく、サッカーを撮っているのだろう。だから、こういう差異が産まれるのだろうな。


最近は、山下達也のギリシア彫刻のような長い四肢が躍動する様がお気に入りだ。

8/16/2013

そろそろセレッソのスタッフさんはジャニーズショップとかアニメイトとか行ったほうがいいかもしれないなーと写真を見ながら考えた。 #cerezo #photo


というツイートを書いたらわりと反響があった。


俺がよく撮るタイプの構図がこんな感じ。プレー中の画像で、たいていボールと全身が入っていて、どういう風な場面かわかるようにしている。

このタイプの写真は男性から評価をもらうことが多い。多いといってもアレなんだけど。


で、こういうオフショットというか、プレー外のシーンはあまり撮らない。ところがこっちの方が女性には受けがいい。この写真だと女の子で楠神順平のファンって人から「いいよ」と言われた。

写真を撮ってる人は男ばかりではなくて、女性もたくさんいる。んで、男の感性と女の感性とか、性別て区分するのも乱暴なんだけど、それにも特徴がある気がしている。


一部の女性が「よく撮れた」と言う写真はこういうのが多い。プレー外の、自然な表情やかわいげのある感じの表情の時のバストアップで、他人はあまり入れたがらない。彩度と明度が多い。ふんわりとした感じで、クレジットをデカく入れたら完璧だな。

これにはずっと違和感を持っていた。サッカー選手なんだからサッカーしてる時を撮ってやれよ、なんて長年思ってた。女子カメラとかカテゴリー作ってるけど、サッカー系女子カメラ、なんて勝手に名前つけたりね。

でも、俺もこういう写真を撮る時があるんだと気がついた。それは「好きな相手を撮る時」恋愛対象とか家族とか、そういう好意を持って接している相手の写真はこういう撮り方なんだ。だから、乱暴だけどこういう写真はサッカーやサッカー選手の写真ではなくて、アイドルとかそういうものの写真なんだろうなと考えている。

浅田さんにも好意を持って撮ってますよ。


こういう人の分母は確実に増えている、だからこれからのグッズの内容やイベントの打ち方は考えたほうがいいかなと感じている。今まで来なかった顧客を相手にするなら、今までとは違う商いの仕方が必要だろうと。


そうしてようやく、この記事のタイトルに戻ってくる。ジャニーズショップとかアニメイトの主力の顧客は若い女性だ。この層はとにかくつぎ込める対象があればちゃんとつぎ込む。アイテムを見ても画像はアイドル、アニメキャラの差こそあれ、「あの撮り方」に親しい感じだ。

そんな女の子目線のアイテムが増えれば、客単価だって上がるだろうし、いいと思うんだ。

アイテムにはJリーグから「売れや」と降りてくるものと、自前で作るものの2種類がある。自前で作られるものに余裕があるなら、この新しい層に対するアプローチを設けて、様子を見てみよう。


今のセレッソって、「代表バブル」「若手バブル」の真っ最中だけど、セレッソに選手が残ってくれているうちはそれがしばらく続くだろう。その間に少しでも稼がなくてはね。

昨日の記事でも書いたけれど、「差別」ではなく「区別」をしないと、儲からないよ。