6/29/2012

清武の夢。セレッソの夢。子供たちの夢。 #cerezo

明日です!4万人来るらしいです!阪和線の駅壊れへんかとか心配。


まあ、なんとなくうわずった興奮のような気もしないでもないんだけど、露出が増えて、セレッソの存在感とか知名度が上がるのなら「踊る阿呆」になったほうが正解かな。


チケットを寄付して、各施設に「どの日の試合に行きたいですか?」と確認をとっても、ダントツで多かったのが明日の試合。スタンドはゴール裏の北にするかファミリーにするか、まだ様子見していますが、もし近くに来たらよろしくお願いします。


4万人がみっしりのスタジアムでキチンと引率できるのか不安でもあるけれど、子供たちには長居が夢の空間に変わるその時を肌で感じてもらって、夢を持って帰ってくれればと思う。


清武にとっても夢の舞台に続く試合で、セレッソにとっても観客動員をプラスに持っていく悲願の試合で、もちろんサポーターにとっても大事な試合。勝てれば全てがうまくいくはずだけど、もし負けちゃったらなんて雑念が過ることもある。ここらへんいい思いしていないサポーターの性根なんだろうか。

清武やタカ、螢、それに茂庭、播戸あたりなんかは、満員のああいう雰囲気は慣れているだろうけど、他の選手はどうなんだろうね。そういう要らない心配もたくさんしてしまって、いけない。昔、ジョホールバルの歓喜の時、ピッチに出てきた選手が軽くジョグをしただけで「こけて骨折しないだろうか」とテレビの前でハラハラしていたのを思い出す。


明日は小異を捨てて大同に集い、心ひとつに戦おう。ここ数日のギスギスした雰囲気には、やっぱり馴染めないや。

6/28/2012

6/30は俺たちがキーパーソン。 #cerezo

清武と過ごす時間も残り2日と少し。


6/30は名残惜しいとか寂しいとか感じる時間、あまりないと思う。冠婚葬祭みたいなもので、大事な息子を遠いところに婿に出すんだから、バタバタになるのは目に見えている。

事業部の人だって「何人来るかわからない、ピリピリしてる」って言ってたし。



やれる事と言えば、練習場やスタジアムで声を出してチームと清武を鼓舞して、試合に勝たせることぐらい。ホント、それくらいしか残ってない。

今年の浦和は強いし、サポーターもあいかわらずスゴイし、でも、負けてられん。


正直、4万人集まるというその4万人全員がセレッソサポーターというわけではないだろう。かと言って、全てがレッズサポーターってわけでもない。多くが、物見遊山の「無党派層」ってことになると思う。

その無党派層がつい手をたたき、声を上げたくなるような雰囲気作りができれば、長居は、本当の意味で「ホーム」になれる。


俺達(あえて俺達と言おう)は過去2回、こんな雰囲気を味わった。一度目は2000/05/27で、二度目は2005/12/03だ。あの異様さは、筆舌に尽くしがたい。

選手が出てきただけで拍手が鳴り止まなくて、メインやバックの屋根に反響するものだから、耳を塞ぎたくなる。試合が始まってサイドチェンジのパスが一本通ったりすれば、割れんばかりの歓声だ。

大阪ダービーでも3万人、4万人集まるけれども、あの3万人、4万人というのは、サッカーを分かっている、必要以上に知っている連中ばかりが3万人、4万人なので、まだどういう雰囲気か読める。

でもこういう見世物興行的な試合に集まる3万人、4万人というのは、熱気がありながらそれをどこにぶつければいいかわからないものだから、妙なところで騒ぐし、大事なところで静かで、てんでわからない。

それを読んでこちらに引きこむのは本当に難しいけれども、勝たせるのであるなら、味方に引きこまなければ。


ここに来るようなコアな人は、明日一日支度で潰れるんだろうから、今のうちに言っておこう。

明後日は、勝たせるために、サポーターも全力で行こう。この日ほど12番目の選手がカギを握る試合もそうないだろうから。じゃあ、長居で。

6/27/2012

2012 ヤマザキナビスコカップ Aグループ C大阪 5vs0 鳥栖 清武ラストキンチョウ。 #cerezo

得点者


前半24分 扇原 貴宏(C大阪)
前半45分+4 キム ボギョン(PK)(C大阪)
後半10分 柿谷 曜一朗(C大阪)
後半26分 柿谷 曜一朗(C大阪)
後半45分 藤本 康太(C大阪)



試合は


左下の人がぶっ壊してしまったので、いっそ写真メインで。


タカのお見事ミドル。いい時間帯にとれた。


18番野田は審判の前でつまらないファウルを2度。前半30分で鳥栖が10人になった。


前半ロスタイムにはキーパー赤星が退場、9人に。確かにレッドと言われればレッドのファウルなんだけど…。


尹監督も少し打つ手なし。



柿谷の2ゴールで勝負あり。



清武兄弟ともに不完全燃焼だったかな…。


聖基は何か「持ってる」選手かも…。高さはセレッソで一番、駆け引きは藤本の方が上だけれどね。


9人になった鳥栖ですごいと思ったのは水沼。泥臭い仕事を常に100%の力でやっていた。



おまけその一。丸のおしり、見たい人いる?


おまけその二。全ての大阪在住富山県民のための舩津写真。





「ポスト清武」候補3人。次世代のセレッソが少しずつ見えてきた。まだまだだけどね。

6/26/2012

正義は誰のもとにも。 #cerezo #gundam

仕事でガンダムを観る。

そんなアホなことがあるかと思われるのかもしれん、けれどこれがあるのだな。俺のクビをつないでくれたのは、間違いなくガンダム。

多くの作品の、魅力ある個性的なキャラクター達のセリフを書き起こす(時にはオリジナルのセリフもたくさん考える)作業は、辛いけれども楽しいもの。今では好きでガンダムを観ている。


で、ガンダムがなぜそんなに面白いかというと、勧善懲悪ではないから。

子供の頃観たファーストガンダムに出てくる「ジオン軍」は、えらく怖そうな軍隊だった。でも、大人になって、色々と資料を見てみると、また違った側面が出てくる。


ジオンの核を成している人々は「棄民」。地球に居座れる特権を持った人々によって、過酷な環境、宇宙に捨てられた人々。彼ら宇宙民(スペースノイド)が地球に居座った人達(アースノイド)に対して起こした反抗が、ガンダムで描かれた「一年戦争」。

ジオンの国力は、ギレン・ザビの演説を鵜呑みにするなら、地球連邦のおよそ30分の1しかない。なのに戦争をする。

したくない、しても勝ち目の薄い戦争でも、やらなければいけなかった。スペースノイドは生きていけなかった。それが、ジオンの「正義」


しかし国力に勝る連邦軍はガンダムを開発、息を吹き返し、ジオン(棄民)を再び押さえつける。そう見ると、アムロたちのやっていることって正義なのかと考えてしまう。

でもアムロにしてみれば、無理やり戦争に駆り出され、幼なじみであるフラウ・ボウの両親が殺されるのを目撃し、父はガンダム開発にのめり込むあまりに宇宙酸素欠乏症にかかって再起不能、母とも離縁してしまうのだから、怨恨とはいえ彼なりにジオンを叩く「正義」がある。


アムロだけではなく、敵味方全員の中に「成すべき正しい道」があり、それぞれがその道を突き進む。その中で道中違う者とぶつかったり、わかりあえたり。そうして紡がれた話が、ガンダム。


これって、現実でも一緒な気がするな。

皆が皆、成すべき道がある。セレッソという媒介、サッカーをという媒介があるから繋がっているけれど、個々人は微妙に違う理想を求めている。

勝っているうちは機嫌がいいけれど、負けが込むと全員が理想から遠ざかるので、せめて自分の理想は通したいと言い出す。そしてギクシャクする。


それは、ある程度は仕方がない。でもそんなバラバラでは、勝てるものも勝てない。

目の前で起きていることを見てみればいい。11人対11人のスポーツでも、僅かに連携がずれればすぐガタガタになる。


最近も書いたけれど、互いに「それぞれの正義」を受け入れなければ、今のセレッソは前に進めない。


だから俺は「俺の正義」と等しく、「誰かの正義」も受け入れたい。受け入れられる度量を持ちたい。苦しいことだとは知っているけれど、だからってお互いが壁を作れば、成せるものも成せない。


時々ネットに書かれることがあるのは知っている。正直、いい気持ちではない。でもアレを書いた人間にも、匿名とはいえ、避難を受ける覚悟があった。

ならば、耳目を集めて受け止めたい。


俺にできることであれば、皆にもできることだと思う。俺は「人ができること」ができない、不器用で無神経な人間だ。その俺ができて、ほかの人間にできないはずはない。

別に俺ははじかれても、それでセレッソを核にした、人の強いつながりができるのであれば、それでかまわない。無理だと思わず、自分が成すべきことを成してほしい。


6/25/2012

ラスキヨ商法はそろそろ止めにしたいよ。 #cerezo

セレッソにとって、営業収益を上げることは今日明日を生きる死活問題であるので、活かせるものは全て活かすという方法論は間違いではないと思う。

少しでも観客動員やメディアへの露出を増やすためには、清武や香川、乾らを取り上げる媒体を利用して、セレッソの知名度を上げるのも当然だ。



それにしても、選手を育てては売りに出すというサイクルが出来上がっているのは寂しいと思う。やはり、選手を育てて、チームを強くして、長期的な観客動員増員、スポンサー確保をするのが正攻法。「ラスキヨ商法(以前は「これで見納め商法」と言っていたけれど)」は、営業面ではちょっとしたカンフル剤程度のものであるし、チーム力が低下して成績が落ちるのであれば、長期的に見ればマイナスでしか無い。


2010年は香川が抜けた後成績が伸びたから取り立てて批判はなかったし、乾の後はACLやらで夢が見られたから何も話すことはなかったけど、リーグ戦14位という現状で、ここ数節不甲斐ない戦いしかできていない中で、サポーターが清武を温かく見守られるだろうか疑問だ。


最悪、清武だけを見に来た一見さんが、不甲斐ない様子に苛立っているコア層を見てネガティブなイメージを持たれることだって考えられる話だ(それは、サポーターの責任ではない。苛立っているのはずっと応援してきた結果で、悪意を持って腹を立てているのではないのだから)


この「育てて売る」のサイクルは、いつになったら止まるんだろう、どこまで続くんだろう。ボギョン?ジンヒョン?タカ?ホタル?柿谷?それとも南野くらいまで?


そうまでして売れるものを全て売っぱらって、チームが強いままとは、到底思えない。「ラスキヨ商法」という薬物依存から脱却することが、セレッソがよいチームになる第一歩かもしれないな。

6/23/2012

選手は選手の仕事を、サポーターはサポーターの仕事を。 #cerezo

負けましたなぁ。

前半の決定機をモノにできず、いいシュートを撃たれ、先制されると引き出しが狭くなる。今季のセレッソらしい負け方。


点を取らなければいけない人が点を取れずで、守備が我慢出来ない。去年までと真逆な感じで、セレッソサポーターが慣れていないイライラ感。

それでも、水曜日にはナビスコカップトーナメントを賭けた鳥栖戦があり、6/30には清武との最後の試合になる浦和戦が待っている。

何もしなくても、時間は過ぎて、試合の日になる。それならば、せいぜいあがいて、試合がしたい。


チームもサポーターもクラブも、誰一人、セレッソが負けて欲しいなんて思っていない。選手は練習をして技を練磨し、クラブは彼らに良い環境を提供することで後押しをする。

そして、サポーター。


「勝利を信じて、俺らは叫ぶ」それが、サポーターの仕事。高い席買ったり、スポンサーのお店に行ったりするのも同じく。

セレッソの選手たちが、試合中、少しでも気持よくプレーできるように、相手選手がやりづらいなと感じてもらえるようにするのが、仕事。


弱い時も強い時も、みんなやることは変わらない。一つのボール、一つのゴール、一つの勝利、一つのタイトル、一つのシーズンのために頑張るだけ。

今まで不本意な流れになっているけれど、それでもたくさんの喜びを共有してきたじゃないか。












選手が力を出せないなら、俺たちが引き出そう。鳥栖戦も浦和戦もホームゲーム、精一杯応援しようじゃないか。

そうして全力で応援して、戦って、選手も全力でやらなきゃダメだなって感じてもらえれば、それはサポーター冥利じゃないか。


もちろん、そんな美談にならずに、悲しい結果がついてきたこともたくさんある。5度タイトルを逃し、2度降格し、2度昇格を逃したのは、ずっとずっと忘れない、忘れられない記憶だ。

それでも、ベストを尽くそう。俺たちは下向かない、絶対勝たせるって気持ちで行こう。


サッカーは人間がすること、人生と同じ。良いことも悪いことも縄のように絡まりあうから、笑い合い、喜び合える。

セレッソとともに苦しみを分かちあう事は、我が子の病気を看病するようなもので、光栄な権利だよ。やってやろうじゃないか。





水曜日、仲間に会えるの、楽しみにしているよ。共に戦おう。

2通の感謝状 #cerezo #ticket

今週、我が家に2通の感謝状が届いた。


一通は市長からのもので、卒業式にもらうような大層な筒に入っていて、ご覧のように仰々しい成りをしている。

もう一通は、簡素な封筒。中にはオフィス事務用のA4の紙にプリントされたものが1枚入っていた。広島戦で引率した施設の、偉い方から送られたものだ。


大阪市長からこのような感謝状をもらうためには、10万円以上、もしくはそれと等価の物品を寄付しなくてはいけない。ちょっとしたものでいちいちこのような感謝状を送れば赤字になってしまうから、そういう決まりなのだろう。

ただ、金額の差異こそあれ、寄付をした人達の想いに優劣など無いと思うから、できればメールなり何なりで、寄付をしてもらった感謝の気持ちは届けたほうがいいと思うけどね。


もう一通の感謝状、施設からのそれには、感謝の気持ちとともに、子供たちが日々、学業に生活に頑張っているという一文も寄せられていた。

それから、広島戦。あんなに不甲斐ない試合であったのに、本当に楽しんでくれたようで、興奮していたとも。


セレッソ大阪は、夢を与えるという、他の何物にも代えがたい価値と意味を持っている。それをこのA4の紙は再確認させてくれた。


まだ秋口までのリーグ戦に、多い時で27人、少なくても数人ずつ、子供を招いていく予定。

例え偽善と言われようと、知ったことではないよ。俺は俺の信じた方法で、人を幸せにする。合わない人も腹立たしく思っている人も知っている。

それでもあえてもう一度言いたい。そんなこと、知ったことではない。子供が笑顔になってくれるなら、それでいい。

6/21/2012

こんなにも同じなのに。 #cerezo #photo

生野区に住んでると、日本語を話すことが、とても特別なことに感じてくる。


家の前で口喧嘩をしている、聞き取れないと思ったらハングルだった。

自転車に乗りながらおしゃべりしている女の子たち、どうやら中国から出稼ぎしてるみたいだ。

聾学校の生徒たちは、空気を震わせず、手と手で会話をして、笑っている。


俺たちは、同じ言葉を話し、同じチームを愛し、同じスタジアムに集い、同じ選手に声援を送る。

なのに、分かり合えなかったり、憎しみを持ったり、繋がりあえないでいる。

それは、とてもとても悲しいことだ。正しいとか間違ってるじゃない。悲しいことだ。





せめて、セレッソを愛しているその時だけでも、皆が心ひとつであるように、あれるように。

6/20/2012

死んじまえーっ!! #photo

アナーキスト、西中島です。どうもどうも。好きな言葉は反体制、混乱、退廃、無軌道、無着色、無添加です。



人間には欲があるのが当然です。

「より良くあろうとする気持ち」なんてのは、いい響きのする言葉だけれども、今より簡単に、効率良くありたいという欲求なわけで…。

なので欲深いとか悪く思わないし、欲のない人は死んでしまうんじゃないかと、不安に感じるのです。

欲があって、そのように生きたいと願うから、努力するのでしょう。それを止めてはいかんですよ。


今俺の中でホットな欲求は「ドラえもんになりたい」ズバリこれですわ。なのでスタイルから入ってみましたわ。

無理だとか、無茶だとかいうことでも、こじ開けてみせたいのです。できるようにして、そうして誰かに幸せだなと感じてほしいのです。

今まで、不公平に分けられていた幸せのパイを、キレイに等分する。そうして不公平に割り当てられていた人にも、等しく配ってみせれば、それができるはず。

そのために「パイが小さくなった!」と言う奴には、死んでしまえですよ。お前ら今まで不公平に切り分けとったんちがうんかいですよ。


もうなーんにも怖いものがないので、好き勝手に暴れてみせます。そうして、もう一度キレイにならしてやるんです。

まあ、見といてよ。