7/31/2015

愛媛に勝たなくては、磐田での勝利は「ぬか喜び」になる。 #cerezo #photo #diary


サポーターの大多数が考えているだろう、チームの関係者だって全員意識しているはずだ。「大一番」と考え、神経を尖らせ、試合前日移動前に特訓までした磐田戦、その次に来る愛媛戦の意味を。


2000年5月20日、この試合に敗れれば目の前でステージ優勝を決められてしまうという横浜FM戦。セレッソは死力を尽くして戦い、西谷正也、西澤明訓、そして試合終了間際の斉藤大輔のゴールで勝利。次の試合に勝てばタイトル獲得という逆大手の状況を作った。

残すは、その時最下位に甘んじていた川崎、長居には43,193人が詰めかけ、ホームの雰囲気を作り出した。しかし、結果はどうだったろう?


俺も含めて、詰めの甘い人間や組織は、8割方できてしまうと「もう完成したも同じ」と安堵する。実際はなにも成してはいないのに。最後の最後、10割すべてをやり遂げるまでが勝負事なんだ。



チームの核であり、攻守の要である山口蛍は代表で離脱。正ゴールキーパーキム・ジンヒョンも怪我で戦列を離れている。エジミウソン、マグノ・クルスという新外国人を獲得したものの、チームに馴染むまでには時間がかかるだろう。

ちょっと台所事情を見れば、アウェイの愛媛戦は楽観できる要素の少ない、厳しい試合になることはもう確定したようなものなんだ。連戦の中、疲れきったチームをどう立て直すのか、考えただけで少し目まいがする。


それでも、勝ちたいし、勝たせたい。36時間後、道後温泉のドミトリーの中で吉報を送れるよう願っている。本当、俺にできることって少ないな、ごめん。

7/26/2015

明治安田生命J2リーグ 第26節 磐田 2vs1 C大阪 ベストゲームを、ベストな時 期 に。あるいは土曜日の舞洲にて。 #cerezo #photo #diary

土曜日、炎天下の舞洲で、心根まで腐った俺はセレッソの練習をじっと見ていた。

「次、右コーナーキックな。吉野、駒野の代わり、蹴ってくるからー!!」



コーチの声が響く。田代有三は黄色いビブスをつけた「仮想ジェイ」中澤聡太をマークしていた。左からは玉田圭司が6本、右からは吉野峻光が同じく6本、高さ、早さ、コースの違う様々なボールが蹴り込まれる。中にいるスタメン組と仮想磐田の面々は、それこそ今すぐにでも取っ組み合いの始まりそうなバトルを繰り返しながら落下地点に収束していく。


昼間話していた「違い」はこれだ、サイドからのセットプレーでの守備だ。撃たせない、枠内に飛ばさせない守備を徹底していたんだ。セットプレーの度にドキドキしていた?とんでもない。あえてセットプレーに逃げていたメンツを見て、やりやがるとニヤニヤしていたさ。


スターターは前線に玉田と田代有三、二列目は右から関口訓充、山口蛍、橋本英郎、それに累積警告あけのパブロ。守備は右から酒本憲幸、山下達也、染谷悠太、丸橋祐介。キーパーは丹野研太で、ベンチには楠神順平が入っている。


この試合は、磐田がガスガスシュートを撃ってはいたけれど、セレッソのゲームだったよ、90分間そうだった。だから、怖くはなかった。

さらに幸先良く先制点を奪えた、これが大きかった。田代は値千金のゴールをあげてくれた(相手のセンターバック一枚が残ってくれたおかげでギャップも生まれたし)シュートも、時間も完璧だった。そうそう、パブロ(@PabloFelipe92)キミのパスも最高だった。その後のポスト直撃のシュートもシビレたよ。


そこからは磐田の目が覚めて、猛攻が始まった。それが…70分も続いた。けれど怖い要素は少なかった。なぜか?磐田の攻めにはサイドチェンジとか、展開力とか、そんなものがなかったから。


アダイウトン、ジェイ、駒野、ジュビロにはJ2なら力押しでゴールが奪える個があった。それで、今まで力押し一辺倒のプレーに終始していたんだ。だから、視界に見える180度だけを気に留めておけばよかったんだ。

そもそも、セレッソは4-3-3の時からどちらかのサイドに相手を追い込み、選択肢を少なくさせてボールを奪うスタイルを続けていた。そこに同サイド一辺倒の磐田の攻めが入ってもなんとかなるものだ。


染谷も山下も、傷だらけになりながらシュートコースを切ってくれた。丹野がファインセーブを連発できたのは、センターバックとの良好な関係があった。


いやあ、本当に責めるポイントがないな、褒めることしか出来ないや(笑)。

後半はさらに劣勢になったけれど、不安は無かった。黒糖焼酎が脳まで回ったからかもしれないけど、あの練習を見ていたから、同点になるとか逆転されるとか、そんな危機感は無かったよ。橋本のスペースを埋める守備も、関口のしびれる運動量もよかった。茂庭照幸、椋原健太、吉野、交代で出た選手も自分が成すべきことをしっかりわかっていた。


ここで、スタミナに不安があるだろうベテラン揃いのチームが、こんなベストゲームを演出できたことに驚くよ。二位磐田は連敗、三位セレッソは連勝、勝ち点差はわずかに3、1勝差。さあ、ケツに火をツケたぞ。

スマン、ちょっとベロベロだ。残りの「セレッソ自慢」は、また明日にさせてくれ。とりあえず乾杯。


磐田戦を楽しみにしている人たちへ。 #cerezo #photo #diary

昨日は…長い一日だったな。疲れたけど、それから、失ったものも多かったけど、実利もあったから、いいや。


用事を無事に済ませて、それでもまだ朝早くて、こりゃあ気晴らしに舞洲に行くしかなかろうと思い立った。

磐田の試合は日曜日の6時キックオフ。平日勤めのサラリーマンにはちょっと辛い時間帯だから、あきらめた。その代わりにじいさんが青春時代を過ごした松山には行くつもりだし。今は、土曜日の舞洲を楽しもうと切り替えた。あ、このに乗っけてる写真は随分と以前のものだから、参考にしてもムダだよ(笑)


普通は、試合前日の練習なんて軽いものだ。軽く体をほぐして、一汗かいて、おしまいが常だ。けど、この日は少しスパイスの効いた「何か」をしていた。金を払っても値打ちのあるような、面白いアプローチだ。それを見られて、悪いことと良いことは「糾える縄のごとく」折り重なっているのだと再認識した、ありがたいことだよ。


今日の磐田戦、現地観戦する人はすべてのプレーにキチンと集中してほしい。うなぎ食ったかさわやかのハンバーグ食ったかでスタミナはあるだろう、その分ひとつひとつの「ちょっとしたこと」が変わっていることに注視してほしい。


もし「それ」に気づけば、うまくハマってるなと思えられれば、試合はすごく楽しいものになるだろう。帰りの深夜バスの中で、興奮して眠れないなんてこともあるかもな。


それくらい、今日の試合は楽しみにしてる。勝てば、自動昇格の芽がかなり出てくる。負けたら、しばらくはプレーオフ圏内でどんな風にのたうち回るかの算段をしないといけない。天下分け目というと大袈裟だけれど、それくらい価値のある試合なんだ。


以上、炎天下、スタジアム前の待機列で暇してる連中と、スタジアムに行けずに悶々と過ごしてる居残り組のための書物は終わり。さ、試合に集中、集中!

7/24/2015

明治安田生命J2リーグ 第25節 C大阪 2vs1 岡山 田代とジンヒョンと、涙雨。 #cerezo #photo #diary

三連休は…ずっと天気がよかったな。ご飯を作ってあげるようなガールフレンドもいなかったし、借金の取り立てに行くには空が青すぎた。だから舞洲に通った。


先発組は4-4-2、控え組は3-5-2か3-4-3で、繰り返しミニゲームをしていた。

相手の前が三枚だと、こっちの後ろは山下達也、染谷悠太の二枚だけで不利になる。だから対策が必要だった。ボール回しを早く、それと、ボランチの一枚かサイドバックの一枚が下りて数的同数をキープする。そういう約束事を徹底させていた。


付け焼き刃で通用するかと思ったけれど、試合でもある程度うまくやれていたんじゃないだろうか。後手に回って、自分のゴールに向かう体勢でボールを奪うのではなく、先を読んで相手ゴールに向かう形でボールが奪えた。それができると攻撃への手数がひとつ減って、スピードアップができる。


雨も、今を思えば幸運だったかもしれない。セレッソには空中戦にめっぽう強い田代有三がいる。キチンとロングボールを当てれば必ずキープして、攻め上がる玉田圭司、関口訓充、それに吉野峻光や山口蛍にいいボールを供給していた。


今季初の逆転勝利、それを決定づけた玉田のゴールも、ロングボールを受けた田代が、シンプルに相手守備ラインのウラに出した形。以前はこういうポストプレイヤーがいなかったので、雨が降ると恨めしく感じたものだ。でも今は大丈夫、セレッソには田代がいる。


茂庭照幸が守備ラインを統率し、秋山大地も猟犬のような俊敏さで相手のボールホルダーにプレッシャーをかけ続けた。交代策も悪くなかったし、全てが素晴らしい試合、になるはずだった。


酒が不味くなったのは、キム・ジンヒョンのケガがあったから。不要なプレーではなかった、彼は適切な判断をした、けれど、ケガを負ってしまった。まだ正式な発表はないが、乾貴士がTwitterで「鎖骨が折れた」とつぶやいていたから、かなり厳しい状態なのは覚悟している。


どうしてこんな風になるんだろうね。彼はチームのためにプレーをした、それが認められて母国の代表にも呼ばれるようになった、何も愚かしいことをしていないのに、キャリアの要所要所でケガをしてしまう。

持って生まれた運なのだといわれても、納得がいかないな。その日は濡れて帰った。

7/20/2015

舞洲で焦げながら考えてた。 #photo #diary

人生最悪の一週間だったかな。13年前親父が死んだ時だってこんなに酷くはなかったよ。あと、あんなに好きだった名古屋がキライになった(笑)


でね、なんか気だるくなって調べ物とかしてて、「ミニマリスト」って言葉を聞いたんだ。最低限のモノだけを持って生きていくってスタイルの事らしい。これは、人間関係でも作れないかなとか考えてた。

多分俺は、人と関わるのが苦手、人の意をくむのが苦手。なら、関わる人間をミニマムまで落とし込んだら楽じゃないかなって。


結論からいれば、俺に必要なのはひとりだけって事になった。娘はまだ学生だけど、私立の芸術系大学に通うだけの学費はプールしてるし、残りの家族も、まあそれなりに生きてる。それ以外の関係ってなんだろうねえ、いらねえやって。


そう思う時、俺はエヴァ・ブラウンやジャクリーン・ケネディを連想した。

エヴァ・ブラウンは、ヒットラーと結婚した、死ぬ三日前に。ヒットラーなんて人間のそばにいるのは常人には耐えられない、自殺した女性もいる。それでも、エヴァはヒットラーの側にいた。西からアメリカやイギリス、東からはソビエトの軍隊が迫り、破壊されつつあったベルリンで、それでも地下壕の中で指輪の交換をし、死する時まで伴侶となることを誓った。三日後、彼女は夫にならい、命を絶ち、ガソリンで肉体を焼いた。

ジャクリーン・ケネディはケネディ大統領の伴侶として、ファーストレディーの名に相応しい立ち居振る舞いをした。マリリン・モンローが悩ましげな声で「Happy birthday Mr.president」と歌った時も、平然を装った。ダラスで夫の脳漿が飛び散った時、それをかき集めて彼の頭蓋に詰め込んだ。その血で染まったドレスを脱ぐこともなく、副大統領と最低限の執務をこなした。


あともうひとつ。日本人の三割くらいが「Yes」と言えば総理になれる。常任理事国が「Yes」と言えば事務総長になれる。50万人が「No!」と言えばひとりの黒人牧師の演説の為に、ワシントンの広場が人で埋め尽くされる。そんな衆目を集める人になりたいなという時期もあったけど、やっぱりやめた。

俺はそんな風にはなれないし、もうなりたいと思わない。イエスマンなんていらない、そんなの居心地が悪いだけだ。


ひとり、たったひとり、俺の隣に誰かいればそれでいい。好きなことを言い、好きなように振る舞っても、最後に隣にいてくれるひとりがいれば、それでいい。それが、俺のミニマムかなと。


でもさ、それがきっと難しいんだよ、大変なんだよ(笑)この一年でようよう分かった。

それでも、俺は俺のミニマムに続く道を歩きたい。わずらわしい想いも、気まずい空気もない、穏やかでシンプルな場所。きっと、どこかにあるっしょ。無けりゃ作るしね。

そういう事なんで、これからもよろしく頼む。残りの人生が、シンプルで美しいものであるように。


文章つまんねえから、写真多めな(笑)

7/19/2015

明治安田生命J2リーグ 第24節 京都 1vs0 C大阪 別の顔。 #cerezo #photo #diary

札幌戦の快勝があって、どうしてこの試合に繋がっていったのか、よく分からない。京都に個でも敗れ、チームワークでも後塵を拝し、1-0というスコア以上の「差」を感じた。


切っ掛けは、こちらの左サイドで守備が全く機能していなかったことから。京都11番伊藤優汰と丸橋祐介の個の勝負が破綻してしまった。なら、その一つ前のパブロか橋本英郎がカバーに行くべきなんだろうけれど、パブロの守備はお世辞にもいいとは言えないし、橋本はバランサーなので自分の持ち場を動きづらい。

やむなくセンターバックがつられて出てくるので、全体の守備の受け渡しが非常にまずかった。失点シーンだけを見れば守備のラインが整理されていないということに目がいってしまうけれど、その一歩前、二歩前からほころびがあった。


セレッソに対する突破口を得た京都は、その後も両サイドを徹底的に使って、セレッソの守備を揺さぶった。セレッソはサイドに追い込んでボールを奪いたいのに、そのサイドでハッキリと守備ができない。危険なシーンはたくさんあった、失点が無かったのは、京都の決定力が無いというのが理由。

こちらの攻撃は、起点になる田代有三にバヤリッツァがついていてなかなか競り合いに勝てない。サイドでも守備に走り回っているので、攻撃に割くスタミナがない。そして、一番まずかったのがボランチだ。


センターバックがサイドにつり出されるので、山口蛍は全体のバランスをとるべく下り目の位置に入ってくる。例えボールが奪えても、そこから攻撃を組み立てなくてはいけないので、どうしてもクオリティが下がる。パブロがつなぎ役になろうと動いていたけれど、枚数的に不利で、無理にドリブルでしかけても奪われるだけだった。

扇原貴宏が熱中症でダウンしていたため、残った本職ボランチは橋本とベンチに入っている秋山大地だけ。二人ともボールの展開力の点では厳しいので、この位置から試合を作れない。なので、この前半45分は非常にストレスを感じた。


さらに問題なのは、後半もあまり代わり映えがしなかった、ということ。


後手を踏んでいるのだから、先に動くべきはセレッソだった。しかし手をうったのが後半20分を過ぎてから。疲弊した関口訓充に代えて吉野峻光、汗かき役に愛媛から戻った秋山大地、選択は間違っていないけれど、そのころには西京極の蒸し暑さでおよその選手はグロッキー気味だった。



両サイド、丸橋と酒本憲幸は打つ手が無いので無理筋のクロスを入れるしか方法がなく、セットプレーでもしっかりと守られ、山口蛍、田代有三という攻撃の起点を分断された。セレッソは、ここまでの9試合がウソのように、あまりにあっけなく敗れてしまった。最後のパワープレーでも、山下達也の使い方があまりに大雑把だった。


自動昇格圏までの勝ち点差とか、頭の痛いことはたくさんあるけれど、およそ一番まずいのは、チームの引き出しの少なさ。最初にしたいことができなくなった時どうするのか、二の手、三の手が打てるのか。昨日はそれを全く感じなかった。離脱している選手が戻ってくれば、変わるような問題なのだろうか、よくわからない。

7/14/2015

こそっと札幌戦の撮影が大変だった件【写真の話だけどとりあえず読 め】#cerezo #photo #diary

大分戦、ずぶ濡れになった愛機D600の背面液晶がおしゃかになった。慌てて西梅田のニコン修理センターに駆け込んだが、大規模な故障で3万数千円が吹っ飛ぶ予定だ。新機種になると14万とか18万とかになるから、まだ助かったほうだけれど。


それで、札幌戦はD7000という一代前の愛機を引っ張り出してきた。どこぞの誰かにやったかと思っていたが、なんの因果か手もとに帰ってきた腐れ縁の機体だ。

詳しい方ならご存知かと思うが、D600とD7000ではセンサーサイズが違う。簡単に言うと同じレンズを使ってもレンズの距離が1.5倍伸びてしまう。最近使ってる80-400のレンズなら120-600という超望遠レンズに化ける。


サッカーの試合は広いピッチを一台のカメラで撮らないといけない、なので超望遠の方が撮れる範囲が広がるのはいいことだ。けれど、いつもの調子で撮ろうとすると感覚がズレてしまう。選手の全身を撮るつもりがバストアップになったり、思っていたよりガツンと寄ってくる。これは精神的に疲れる。


安全策は少し引いて撮っておいて、後から必要な部分だけトリミング(切り取る)することだ。けれどD7000は5年前の機体で、ナイトゲームのような暗所ではノイズがたくさん出る。なのでできるだけ寄りで撮って、全体をバランスよく捉えないといけない。

これを前半後半45分、計90分間続けるとクタクタになる。撮影枚数約2,500枚、「アタリ」の写真が思ったより多くて安心したものの、疲労は2倍くらいになった。


ただ、得たものも多い。フルサイズのD600だと、たとえ80-400でもヤンマースタジアムは厳しい(陸上のトラックは邪魔者以外のなにものでもない)。なのでD7000の後継機であるD7200あたりで撮ってみるのは悪くないかも、とか。また11万くらいお金が吹っ飛ぶからおいそれと決断できないけど。昼の試合ならノイズは少なくなるからD7000でも悪くない。

もうひとつ、80-400やシグマの17-50のようなデジタルカメラに最適化されたレンズだと、5年前のカメラでもそこそこ戦える。やっぱりいいカメラといいレンズでは、いいレンズのほうが価値がある。たとえ23万とかかかっても。


カメラの使い分けやレンズの真贋なんて普通のサッカー好きならあまり興味のないことかもしれないけど、やっぱりいいものを残したいという人もいるだろうし、備忘録代わりに残しておこう。

7/13/2015

明治安田生命J2リーグ 第23節 C大阪 3vs1 札幌 これ以上何を望もう、僕はキミといるよ。 #cerezo #photo #diary


本当に何も望むものがない試合。こういうのを見たいから、どんな試合でも足を運ぶんだよ。

4-4-2と4-4-2だとガッチリ噛み合いすぎて攻守とも停滞してしまう。相手が3-6-1に近いシステムだっからギャップが生じて、あちこちにできた隙間から攻撃の萌芽が生まれていた。これは、ラッキー…かなあ。


中盤はいい仕事をしてくれた。山口蛍の穴を埋めた橋本英郎、扇原貴宏。攻撃へのリンクマンとして、また、相手をサイドに押し込むシープドッグとして駆けまわった関口訓充、パブロ。みんなみんな、よくやってくれたさ。


そうして、田代有三、セレッソにようこそ。玉田圭司、セレッソの背番号20は当面あなたにつけてほしい。そのくらいしびれるコンビネーションだった。


3点ともそんなに簡単なシュートだったかな?一点目はよくよくパブロが出し抜いてくれた。2点目のパブロ、玉田のラインも素晴らしいものだった。3点目は白眉、玉田のうまさが余すところ無く出ていたよ。


こんな試合があるから、セレッソはやめられない。サッカーをやめられない。京都もしっかり勝とうぜ。なっ!!