10/31/2008

ありがとう。ごめんなさい。

あなたのおかげで、サッカーの楽しさを知りました。


あなたがいたから、セレッソのサポーターになりました。


辛い時も苦しい時も、あなたのプレーを観ていると、なんだか励まされているようで、不思議と元気になりました。


だから本当は、あなたが辛かった、苦しかった今、サポーターとして、私が頑張らなければいけなかった。力いっぱい応援して、あなたの力にならなければいけなかった。


今日ニュースを聞いた時、目の前が真っ暗になって、祖父、祖母、父が亡くなった時と同じくらい、涙がたくさん出ました。あなたのユニフォーム姿が観られないというのは、私にとってそれ程辛いことなのだと、その時思い知らされました。


今となっては全てが遅くなってしまいましたが、あなたがユニフォームを脱ぐまでの試合、自分のできる精一杯の応援をします。それが私に出来る唯一の恩返しです。


18年間、本当にお疲れ様でした。たくさんの喜びを与えて頂いて、ありがとうございました。少ししか恩返しが出来ず、申し訳ありませんでした。

IMG_33060101.jpg


10/29/2008

げんなりした。

 人生長いから、いい日悪い日ってのがあるもんですが、今日はかなりげんなりしたなぁ。自分のミスではなくて他人のミスのカバーしてて体力削ってれば誰でもげんなりするよなあ。

DSC_946101.jpg


 サッカー観ていれば忘れられるんだろうけれど、今はそのサッカーが一番げんなりしている要因になってるからな…。唯一の救いは社長が「来期は借金してでも補強する」って日刊スポーツで言ってたって話くらいかな。割と存在感が薄い社長なんだけれど、ちゃんと頑張るところは頑張ってくれている、それだけで救われる感じがするよ。


 カメラももう少し腕を上げたいな。とりあえず今ある機材を有効活用しなきゃね。レンズの持ち味、カメラの特性をもっともっと探求して、質の良い写真が撮りたい。それで皆が喜んでいる様子を撮って、やったぞ!って記事を上げるのが、当面の私の夢ですよ。実現するとしても一年後くらい?厳しいな…。

10/28/2008

後はもう楽しもうか。

 ぶっちゃけて言うと、数字の上では僅かに望みが残っているものの、セレッソが3位までに入る可能性は殆どゼロって状態になりました。ここから冗談みたいな展開になって、どこかに滑り込めたらそれはそれでいいんだけれどもね。


 去年は第1クールで大コケして、レヴィークルピが何とか立て直して、ギリギリまで頑張ったんだけれど、最終節前に可能性が断たれました。その時は「来年は頭からレヴィーの指揮があって、ジェルマーノがいて、サイドの守備が強化される。センターフォワードもいいのがとれるかもしれないし、これならいけるだろう」と思っていました。まさか去年より前に望み薄になるとはね…。


 最初の誤算はカレカかな。酷かった、とにかく酷かった。海外に行く前にわざわざ湘南に移籍してイタチの最後っ屁までかまして行きやがった。もう最悪。カイオがいなかったらもっと酷いことになっていたんだろうね。

DSC_992001.jpg


 次の誤算は後々尾を引いてきた選手のコンディションの問題。とにかく走り負ける、当たり負ける、すぐに怪我をする、そしてなかなか治らない。全員が香川みたいな超人になれとは言わないけれど、やっぱり何事も準備が大切なんですね。

 メンタルの問題も大きかった。失点するとチーム全体が萎縮していくのが手に取るように判った。チーム全体が若いってのもあるんでしょうが、何のための監督で、何のためのキャプテンなのか。


 まあ今更恨み節を言ったところで何も変わらないわけですよ。うん。なので私のこれからの活動方針としては、残りの試合は「楽しく」見ていきたいなと思うのです。選手の成長を喜び、得点に歓喜し、失点に落胆する。そんな至極シンプルな楽しみ方をしようかと…。


 応援でも苦しい、辛い、しんどいのだけが応援ではなかろうと。バカになるというと語弊があるけれど、楽しんで、喜んで、今までは試せなかった事をいろいろやってみて、来期に繋げられる糸口が見つかれば、それはそれで収穫でしょう。楽器の問題とかね。


 そうしてせめてラストくらいは明るく〆たいわけです。このチームで試合をするのも、多分あと4試合。シーズンが終われば移籍や退団で離れてしまう選手がいる。その選手たちに頑張れと言える時間は僅かですから、今までよりもっとシンプルに、強く、自分たちの想いをピッチにぶつけてみましょう。

10/27/2008

J2 第41節 C大阪3VS4仙台 永いお別れ。

前半11分 中島 裕希(仙台)
前半16分 カイオ(C大阪)
前半21分 ジウトン(C大阪)
前半34分 カイオ(C大阪)

後半4分 中島 裕希(仙台)
後半33分 関口 訓充(仙台)
後半37分 中原 貴之(仙台)


 今年一年が凝縮されたような90分間だった。立ち上がりはまずまず、途中絶好調、このままいければと願っていたところで足元をすくわれ、挽回しようとしたが時既に遅しという塩梅。

DSC_981601.jpg


 先発メンバーは鳥栖戦と変わらず3-6-1の布陣だが、ストッパーの藤本、前田が逆になっていた。相手FWとの関係と思われるが、その後も都度都度で位置を変えていた。

field-2008-10-26-st.gif


DSC_983901.jpg


 最初の失点は、致し方無いかなとは思う。いい位置にコントロールされたシュートに山本は反応さえ出来なかった。

 ただこれでセレッソは攻めるしかなくなった。意思統一がシンプルに出来たのは良かった。濱田、ジェルマーノ、乾、香川のボックスを中心に、ジウトン、酒本、カイオが絡む総攻撃。

 そもそも中盤の底に決して守備が上手いわけではない濱田を入れているのは攻撃の幅を広げるため。相手のマークが香川に集中したのも幸いし、自由にボールまわせた。酒本のクロスから混戦をカイオが押し込み(現地では酒本のゴールとなっていたが、後にカイオに訂正されていた)立て続けにジウトンが逆転弾をぶち込んだ。ようやく結果が出た若い助っ人に皆が手荒い祝福。

DSC_988701.jpg


 そして前半の終盤にはシュートのこぼれ球をカイオがひらって3-1。この時点ではセレッソに明るい未来が開けていた。しかし45分後、その扉は閉じられ、セレッソは真っ暗い現実の中に取り残されることになった。扉を閉じたのは、他ならぬセレッソ自身だった。


 3-1となった時点で進むべき道は2つあった。前半機能していた中盤を維持し、引き続き攻撃的に出るのか、はたまた選手交代を適時行い、2点のリードを生かすのか。

 結果論で言うなら、私は守備的に行くべきだったと思う。リザーブメンバーを見れば守備的な選手が並んでいて、攻め駒は小松しかいない。どう交代しても前半のような攻撃力は望めない。ならば、江添を入れて羽田を一列上げ、中盤の守備力を上げるなり、平島を入れてサイドを固めるなり、そうして逃げ切りを図るほうが無難だ。しかしレヴィークルピは何も手を打たず、曖昧な状態でチームを送り出した。後半開始早々1点差に詰め寄られたのも判断を鈍らせる材料になったろうが、リーダー(監督なり前田なり)がはっきりとした方向性を示さなければチームはバランスを崩す。


 後半のセレッソは、前半とは全く違うチームだった。失敗を恐れるあまりチャレンジをしようとしない。積極的に動かないでいるから後手を踏む。2列目、ボランチ、3バックの間にはだだっ広い空間があって、仙台の選手はフリーでこの空間を利用できた。中盤のテコ入れは必須と感じていたのだが、交代のカードは小松だった。

field-2008-10-26-72.gif


 その後訪れた同点、逆転のシーンを「悪夢」と捉えてはいけない、絶対に防げた失点、「人災」なのだ。セレッソはいつもそうして「悪夢」という言葉を吐き出して、進歩することを止めてきた。今度こそ、この試合こそ教訓にするべきだ。誤りを見つめ、正し、そんな夢などではなく、輝く現実を手に入れるのだ。それ以外に今日という日を生かす方法があるだろうか。

DSC_005201.jpg


10/25/2008

出張帰ってきたー。

 ほーらな。

 言わんこっちゃねーよ。

 今日の東京は豪雨、超豪雨、ババ豪雨。ドザー。

 私の一張羅のスーツはずぶ濡れで、カメラバックも濡れて、今カメラを少し乾かしてるくらい。酷いもんだよ。靴下もスブスブ。

DSC_977701.jpg


 やっぱ東京ダメだな。

 通天閣が無い、大阪城が無い、たこ焼きが無い、イカ焼きが無い、キャベツ焼きなんか影も形も無い。美味くてお手ごろ値段のお好み焼き屋が無い、チェジュドのオモニが漬ける美味いキムチが無い、小汚い裏路地が無い、そんなところにある小汚いくせにメシだけ一丁前に美味いメシ屋も無い、大阪弁が無い、変に図々しいおっさんもいない、劇団四季みたいな格好のオバハンもいない、イチビリの子供もいない、ハデハデの女の子もいない、大好きな家族もいない、それから大好きなチームも、そこにはいない。

 やっぱ大阪やな。うん。

10/23/2008

明日から出張です。

 東京に行きます。仕事(若しくは勉強)で東京っていうとろくな事がないんだよなぁ…。


 大学生の頃、ゼミで東京の画廊、美術館めぐりしたんだけれど、初日に高熱が出て内容の薄い旅行になってしまった。おまけに留守の間にまだ存命だった爺さんまで体調を崩してしまって入院するはめになった。帰りの新幹線でさだまさしの「案山子」を聞いて一人でブルーになっていた。散々な旅行だったな。

 新卒で勤めた会社では東京でやってるイベント(ぶっちゃけ同人誌即売会)の搬入作業で本がぎっしり詰まったダンボールを何百個も運んだ。春だったけれど汗だくになって、その汗も出なくなると今度は嫌な汁が出た。

 次の会社でもイベント(ぶっちゃけ同人誌即売会)に行って今度は本の買い付けに奔走した。気難しい同人作家さんが相手だと胃がキリキリした(モグ○○さんとか)普通に参加すると楽しいイベント(ぶっちゃけ同人誌即売会)なだけに仕事で行くのは辛かったな。

 前の会社では東京のクライアントさんにCMSを納入した。仕事自体は前回までとは比べ物にならないくらいスムースだったんだけれど、

DSC_059001.jpg


 このドカ雪だよ!何度もコケそうになった。大阪に比べると、東京はやっぱり少し寒いみたいだ。あと別の日にサイトリニューアルのコンペに行ったんだけれど見事に落選したし…。おい、本当に酷いぞ東京出張。


 今度は取材なんだけれど、当然素材画像の撮影も含まれる。こういうのは一発勝負なんで緊張する。取材時間も短い。聞きたいことをつつがなく聞き取り、撮りたい画像をスムースに撮る。それを二人分。難しいよな。

 しかも明日明後日と東京は雨模様の様子。撮りたかった野外での撮影も難しいだろうし、日光が無い分高感度撮影を強いられるのはハンデだ。何よりスーツで濡れると精神的にまいってしまう。普通の旅行だと少なくとも天候が悪いことは無いんだけれどね。まあ仕方が無い、頑張ります!!

10/22/2008

死ぬなシンジ。

 いや2ちゃんねるから拾ってきたんだけれどさ、これは無いわ。

39 :U-名無しさん@実況はサッカーch :2008/10/20(月) 21:49:24 ID:lBpIrRdk0

10/26 J2 仙台戦。 同夜U19代表へ合流。サウジアラビアへ
10/31 U19 イエメン戦
11/02 U19 イラン戦
11/04 U19 サウジアラビア戦 この後帰国
11/08 J2 甲府戦  この後フル代表合流カタールへ
11/19 フル代表 カタール戦
11/23 J2 湘南戦
11/29 J2 草津戦

シンジ潰す気か?


 ないない、人間として扱われてないぞ、これ。J2風情は代表呼ばれるだけありがたいと思えってか?こんな代表呼ばれても嬉しくもねーわ。得るものといったら疲労だけだもん。

DSC_762101.jpg


 それでさ、話は変わるんだけれど、仙台戦の芝かぶり席、なんと当たったんだわ。芝かぶりというくらいだからピッチと近いだろうね。テレビにも映るんでないかな。そんな場所でメッセージ性のあるダンマクとか持っていたらどうなるだろうね。私残念ながら週末は出張でダンマク作る時間無いんだけれど、協会批判、シンジ擁護のダンマクやゲーフラ持ってこられて「これ持っててくれ」と言われたら断れないなー、どうしようかなー。こういう頼まれ事弱いんだよねー。事前にメールとかで連絡されたらたまらないなー。

 みんな絶対頼んでくんなよ!!絶対だぞ!!(上島竜兵的な意味で)

10/20/2008

J2 第40節 鳥栖1VS4C大阪 アキレス。

前半44分 香川 真司(C大阪)
後半15分 乾 貴士(C大阪)
後半18分 乾 貴士(C大阪)

後半35分 高地 系治(鳥栖)
後半39分 香川 真司(C大阪)


 勝った。完勝だ。得点の形も良かったし、守備も粘り強かった。唯一つ気になることがある。ジウトンの守備だ。あれはアキレスの腱になりかねない。この1失点は今後の課題。


 スタメンは劇的に変わった。天皇杯では潰し役のボランチとして出場した藤本が左のストッパーに、ボランチには展開力のある濱田、右サイドは酒本、として2シャドーの一角にはW杯最終予選ウズベク戦から中3日の香川の姿があった。

field-2008-10-19-st.gif


 両者ともに落とせない一戦とあって、立ち上がりは静かなものだった。3バックは左に藤本が入ったことで天皇杯よりも安定した様子。ただ攻撃ではコマが一つ減ったことで細かなパス交換が減り、濱田、ジェルマーノからの長いボールを基点にした組み立てが増えた。酒本、ジウトンは共に高い位置に張り出すシーンが多かった。

 これだけドラスティックに変化しても香川、乾がチームの中心であることに変わりは無い。香川の飛び出しに濱田がループパスで応える、乾が右サイドを個人技で突破していく、得点の匂いは常にこの二人から発せられていた。ジェルマーノ、濱田と攻撃にも絡めるボランチが二枚いたことも、中盤の安定に繋がった。

 前半終了間際の先制点も乾、香川の二人が紡いだもの。香川がパス交換からディフェンスラインを強引に突破、ゴールネットを揺らした。


 後半になるとセレッソ優位の構図がビビットになって来た。相手のパスをタテに切れるのでいい形でカウンターに入れる。鳥栖の出足が悪いのにも救われた。またしても香川、乾のコンビネーションが冴え、今度は乾がサイドネットに叩き込む。僅か3分後には高く張っていたジウトンがいいボールをディフェンスとゴールキーパーの間に流し込み、乾が僅かな隙間を通す。3-0。


 さてこうなると守備に目がいく、過去5戦すべて2失点だった守備陣、3バックに変えて無事相手を封じられるか。結果として1失点を喫してしまったが、前田、羽田、藤本の3バックは十分の出来だった。ただし、ジウトンの守備は相変わらず軽い。今日の唯一の失点シーンもジウトンがペナルティエリア左側で二度抜かれたところから。4得点を喜びたいところだが、ここは気になるところ。ここまで保険をかけていながらなお左サイドから破綻したのは問題だ。

 その後香川が(頭で!)ダメ押し点を決めた事で、結果として圧勝という形になったが、3-1になってからの数分間は随分と居心地の悪い時間帯だった。


 4-1になったところで活発に動いていた要所の選手を交代させていく。プレッシングに攻撃の起点にと奔走していたカイオを柿谷に。

field-2008-10-19-84.gif


 続けて藤本を江添に。

field-2008-10-19-87.gif


 最後は香川がお役御免。

field-2008-10-19-89.gif


 今日はいい試合が出来た、それはいい事だ。ただしセレッソが残り全試合、一つも落とせないことに変わりは無い。本当に喜ぶのは最終節が終わってからだ。その為にも穴は一つずつ埋めていかなければならない。

うるさい姑ですから!!

 えー、昨日は「セレッソ大阪スタジアムプロジェクト」に行ってまいりました。

DSC_961201.jpg


 今までのミーティングとは少しおもむきが違って、どちらかと言うと意見交換会というか、スタジアムを良くする為にはどうすれば良いか、実際にスタジアムで応援ている我々がブレストするような感じでした。


 んで、セレッソからは宮本さんと本間さんが来ていただけたんですが、西川くんは所用の為急遽欠席でした。それが残念で…。今のスタジアムを形作ってきた一番の功労者ですから、是非来ていただきたかった。西川くんが無理というのですから本当に無理だったんでしょうけれど。


 意見交換自体は思っていたよりもずっとスムーズで、それでいて具体的でした。あれをこうしたいという意見が出れば、それならこうしてはどうかと誰かが応えるという感じで。一部私のような小うるさい姑が出てくるところもありましたが、おおむねフレンドリーでした。実にいい感じ。

 それもこれも皆が「今のままだとやばいな」という共通の認識を持っていたからだと思います。それを隠さずお互いに腹をわって話が出来ただけでも良かった。今年はどうか判らないですが、来年は応援のスタイル、随分スケールアップできるんじゃないかなと期待していますし、自分も頑張りますよ。


 一部サポの方はこのミーティングのあと、インターバル数時間で佐賀に向かわれました。タフやなあ。私は日頃の疲れがたまってしまい、更新がこんな時間になりました。歳なのかねえ…。

DSC_962801.jpg


10/17/2008

勉強はスタジアムで。

 スタジアムってのは、単に人が何かを観るための施設であるわけなのだけれど、100%有効活用して楽しみぬく為には、ちょっとしたコツとコネがいる。

 例えば皆でコレオグラフィをしたいと言ったら、どうして人の心を一つにまとめられるか。同時に、一瞬で、何かしらをする為にはどうすればいいのかを知らなくてはいけない。それから人を知り、人に知られる努力がいる。知らない人が「やってくださーい」なんて言っても信用されない事もあるから。単に紙や布を用意しただけでは事は成し得ないのだ。

 そうして何から何までやっていると、これはソーシャルスキルというか、社交性が随分と養われるものだなと気が付いた。人に近づくためにはその人の名前や、性格や、好き嫌い、何が今一番の関心事なのかを覚えておかないといけない。それで話し方接し方も変わってくる。それが自然と身についた。前職はそれなりに厳しい職場であったけれど、お客様に話す話し方が上手いと言われたりもしたのはそういうのがあったればこそだ。

DSC_922801.jpg


 最近娘の教育で「学校で学ぶことは最低限やっておくこと」という話があったのだけれど、最低限やっておくことは他にも沢山ある。それプラス自分が好きな事、上手に出来る事、やっておかねばならない事がある。それを勉強しないと私のように不良品になってしまう。そうならない為にも、子供は早いうちにスタジアムに来るべきだと思う。ここは勉学の中でも最も大事な「人と人との繋がり」が学べる数少ないスペースだ。

10/16/2008

ウズベク戦。

ええい、他の代表はいいほかの代表は!

香川を映せ香川を!

ようし、いいぞ!ヒャハー!

ニッポンバンザーイ!


うわっ!

ドンガラコンガラ…(アパートの階段を転げ落ちる音)


 とまあ、冗談は程々に。酸素は欠乏してないですから、酸素は。

 普通に観てたけれど、少し浮いてたね。折角いい動きしていても周りとあわなかったりね。ニアに飛び出しから胸トラップ、シュートって流れは良かったんだけれど。

 でもまあ少しずついい感じに馴染んできてるし、このまま経験値を貯めてもらいましょう。香川の未来の為に、セレッソの未来の為に。

10/14/2008

さすらい先。

 続かないと思われていた以前の話の続き。

 ホントにさすらうのであれば、旅立つその日に、その気分でどこに行くか決めるべきなのだけれど、今はネットなどというとても便利なものがあって、そこをウロウロしているだけで雰囲気はつかめる。それであんまり観光地っぽくない、それでいていい感じの街を探していたんだけれど、どうも行き先が難しい。

 観光地化していなくてさすらえる余地がある街ってそこそこデカくなってしまってなんか良くない。逆に小さくて観光地化していない街は泊まる場所すら無くって厳しい。


 なのでもうそういうのはもうリセットして、観光地化している小さな街(これも基準曖昧だな…、人口50万前後とかそんな感じだ。あんまり人がいないと撮りたいものがなくなっちゃうし)の観光地を巡らずに行く、という方法をとることにしました。宿泊施設とかだけ利用して、ツアーに入っている場所には行かない。これなら選択肢は増える。

DSC_531701.jpg


 で、年末、ある街に行く事に決めました。観光地ですが、いく場所はそこらではないです。カメラと最低限の着替えだけ持って、夜行列車に飛び乗ります。とか言って気分変わって行かんかったりして…。

10/13/2008

第88回天皇杯3回戦 C大阪1VS0ソニー仙台FC 二兎を追うものは…。

後半20分 ジウトン(C大阪)

 今までの4-4-2というシステムが攻撃のフィニッシュから逆算された賜物だったとするならば、今日の3-4-1-2、若しくは3-4-2-1というシステムは守備の最終ラインから計算されて作り上げられたシステムだった。ただし今度は守備に傾倒するあまり、今まで機能していた攻撃までもが手詰まりになってしまい、結果として守備、攻撃ともに課題山積の一戦となった。

DSC_921201.jpg


 戦前の予想通り、システムは3バック。両サイドバックが極端に攻撃的なスタイルをとるレヴィー・クルピ式の4バックではサイドにスペースが生まれるため、カウンターやサイド攻撃を食らうと途端に守備が混乱するという悪癖があった。スイーパーとして羽田を置く事で守備の安定を図る狙いがあった。

field-2008-10-12-st.gif


 しかし90分間通して観たところ、あまりその効果は無かったように思う。格下のソニー仙台FC相手にあわやという場面を作られること数回。もしJクラブレベルのチームが相手であったならば易々と失点していただろう。やはり付け焼刃という感は否めない。

DSC_925301.jpg


 バランス良く4バックが機能していた時は、守備の際両サイドにDF、MF、最低二人の人間がいて、比較的高い位置で相手にプレッシャーをかけられた。しかし3バックだとサイドがウイングハーフ一人になる為、どうしても低い位置で相手の攻撃を受ける事になる。ウイングハーフが抜かれてしまった場合はさらに事態は深刻になり、3バックのストッパー(今日の場合は山下と前田)に全てを託すことになる。これはあまりいい状態ではない。


 そして3バックにすることで、今まで悪いチーム状態の中、得点を重ねてきた攻撃陣にまで悪影響が現れだした。

 今のセレッソの攻撃の要は香川と乾、二人のドリブラーだ。彼らがスペースで縦横に暴れ、相手の守備を混乱させる事で得点機を作り出して来た。ところがこのシステムだと乾はスペースの無い中央でのプレーが多くなり、結果として窮屈な体勢でボールを奪われるシーンが散見された。サイドならオーバーラップしてきたサイドバックや流れてくるカイオらと細かいパス交換も出来るのだが、攻撃の駒が一つ抜けただけで選択肢がグッと減ってしまい、いつも以上にワンパターンな攻撃しか出来なくなっていた。

DSC_930601.jpg


 こういう時こそ白谷に活躍してもらいたいのだが、不完全燃焼だった。好機はいくつかあったのだが、いいシュートに持っていけない。

DSC_932202.jpg


 このシステムで生きたのはカイオと藤本くらい。カイオは常に自らのスタイルを崩さない。それが良い時と悪い時があるのだけれど、今日は救いになった。サイドに流れてボールをキープ、攻撃の形が出来るまで一人頑張った。藤本もスタイルを崩さず、相手の攻撃の芽を摘んでいく。

DSC_940601.jpg


 もう一つ気になったのは今日の両ウイングハーフ、平島とジウトンだ。

 右サイドの平島は左サイドに回った時よりも動きが心なし悪い。3-4-1-2ということでサイドライン際で孤立し、乾や藤本のフォローがあるまで攻撃が停滞する。ジウトンはジェルマーノから、はたまたカイオから、時には藤本やバックラインまで、どうか活躍してくれというボールがやって来るのだが、それをチャンスに変えられない。クロスの精度も低いし、ドリブルでも打開が出来ない。守備では山下共々不安定で、後半はあわやというクロスを上げられている(山本のビッグセーブで事無きを得たが、普通なら先制点というところ)サイドから崩される機会を減らす為の3バックだったのだが…。

 様々な選手を試して欲しかったのだが、交代は一度きり、白谷から濱田。ラストパスの精度を上げて攻撃のクオリティを高めようという意図かと思うが、効果無し。

field-2008-10-12-66.gif


 後半、ジウトンのクロス気味のボールが流れて幸運なゴールが生まれたが、本当に歯がゆいゲームだった。香川がいないという事を差し引いても、天皇杯の初戦だからという事を加味しても、不甲斐ない90分間だった。この90分間から何を得られたのか、1週間後の鳥栖戦、いい意味で期待を裏切って欲しい。

DSC_940101.jpg


10/12/2008

仙台戦不敗確定。

 当たりましたよ!

DSC_910601.jpg


 これで一家全員の参戦決定です。たろもが来るからには最低でも「負けない」ことが確定したわけです。いとウレシ。


 ところで今日は久しぶりにスーパーに行きました。好物のピーナツバターが欲しいなというのが、その理由。

DSC_915801.jpg


 アツアツでサクサクのトーストに、チャンクなピーナツバター(ピーナツクリームではないところに注目してね)を塗って、それをサクッといただく。最高の朝ごはんです。たろもは食べたことがないらしいので無理やり食わせてみます。鬼か私は。


 それにしても久しぶりのスーパーには驚きました。何がすごいって物価がすごい。発売当初(5年くらい前)は98円で売っていた500gのパスタが148円になっている!ピーナツバターはあんまり値上げしていなかったのにな…。生活に根ざしたもの、必需品程値上げ率が高いような気がする。米やパスタ、パンをガンガン値上げされたらそりゃみんなバナナ買うよ。嗜好品ばかりじゃ生きられない、こういうものこそ安くしないと…。

DSC_916801.jpg


 それにしても久しぶりの買い物は楽しかった。明日の朝が待ち遠しいや。ラストは夕暮れの空。F値11まで絞りました。どうでしょうか?

DSC_919501.jpg


10/10/2008

香川ゴラッソ!!

DSC_859701.jpg


 ウチの香川にヘディングを期待しないように。それ以外のおいしいところはおいしく頂きますから。

 あとフロントは年俸吊り上げておいてね。

10/08/2008

継続は力。

 カメラの映りというのは、設定が同じならばどこでも同じ絵が撮れるってわけじゃない。日光の量と質、そして方向、それから空気の按配、自然の環境によって大きく左右される。むしろそうした要素の方が影響はデカイ。

 というわけでカメラを持って出る時は、その日のコンディションはどうだろうと、同じものを撮るようにしている。それはクッションの上でマンガを読んでいる娘のたろも。

DSC_837801.jpg


 特段珍しい風景ではないから、逆にコンディションを計る良い指針になる。写真のデータを整理していたら随分な量の同じアングルのたろもの姿が出てきた。

 当たり前のことだけれど、たろもは子供なものだから、最近撮ったたろもの方が昔のたろもよりも大きい。昔のたろもはまだソファーに埋まっているような感じで、それでもいっちょ前に足をくんで「ちゃお」を読んでいる。それが少しずつ大きくなり、足もソファーの前で組むようになった。相対的に「ちゃお」はどんどん小さくなっていく。


 全くの偶然ではあるけれど、細かな成長の記録が撮れていた。今日はなんだかとても幸せな気分になれた。明日もガンバロ。

10/06/2008

J2 第39節 横浜FC2VS2C大阪 絶望にさようなら。

前半37分 三浦 淳宏(横浜FC)
後半21分 小松 塁(C大阪)
後半29分 小松 塁(C大阪)

後半32分 エリゼウ(横浜FC)


 追いついた。勝ち越した。選手を代える。守備を固めるんだろうと思った。でも違った。結果、追いつかれた。試合を2行にまとめるとこんな感じ。


 スタメンに変化があった。江添の位置に羽田、ボランチは藤本を先発に。

field-2008-10-05-st.gif


 意図は明らかだった。ここ2試合守備が不調、2得点するも3失点で星を落としていた。システムの崩壊は左サイドにあったから、ポジションどりの上手い羽田と守備的なボランチとして力のある藤本を入れ、その穴を埋めようとしていたのだ。(その穴自体を退かせるという意識は毛頭なかったようなのだけれど)

 前半はその意図がよく伝わった。ジェルマーノも藤本の位置まで戻ってボールを奪いにかかっていたし、羽田、藤本もその役割をしっかりこなしていた。結果として横浜FCに殆どチャンスらしいチャンスを作らせなかった。

 その代償と言うわけではないだろうが、前半の攻撃はやや淡白。香川、カイオらが単独突破を試み、そこを基点に攻撃を組み立てる形が多かった。右サイドの乾は不調なようで、ドリブルまではいいがそこから先のアイデアが枯渇していた。唯一の決定機となった小松の至近距離からのシュートも香川、カイオ、小松の細かいパスワークから生まれている。


 唯一の誤算はこれだけ安全策をとりながら先制を許したこと。ただし三浦淳宏のミドルは非の打ち所のないもので、本当に不運だったとしか言えない。

 ここでセレッソが浮き足立たなかったのは、この試合数少ない収穫だろう。無理にシフトチェンジしてカウンターを食らう悪癖を見せることなく、前半45分を終えた。


 後半になると中盤の位置が少しずつ前寄りになり、いつものセレッソの形が出てきた。カイオが強引なシュートを撃つ、香川も頻繁にゴール前に顔を出す、得点の匂いがプンプンと漂い始める。守備のリスクは増えたものの、攻撃の厚みはグッと増えた。

 そんな中、同点弾を放ったのは小松。左サイドから力強く放ったシュートはキーパー小山の股間を抜いてゆっくりとゴールネットにたどり着いた。流れが途切れかけたかと思われただけに嬉しいゴールだった。
 

 ここで勢いに乗るセレッソは、足の止まりだした横浜FCのボールを奪い、カウンターを仕掛けるシーンを多数生み出す。主役は香川。今日も香川のドリブルは切れ味良く、カイオ、小松と共にチャンスを作り出していた。逆転弾となった小松の2点目も香川が起点になったカウンターからサイドに流れた小松へとつながった素晴らしいものだった。


 問題はここから。レヴィー・クルピは1-1の時点で平島、古橋を交代要員として準備していたのだが、2-1と勝ち越した時点で古橋の投入を遅らせ、平島のみを投入した。私は前半から飛ばし気味で、後半高い位置をとり続けていたジウトンと交代させるものと思っていたのだが、引っ込んだのは右サイドの柳沢だった。

field-2008-10-05-75.gif


 個人的にはサイドバックとしての平島のストロングポイントは守備だと思っている。1点が欲しい時ならば守備に目をつむっても柳沢、ジウトンの両翼で行くのがベストだ。しかし1点を守りたいのなら、ジウトンがピッチにいるのは疑問だ。以前からあれだけ左サイドを崩されていながら、そして羽田、藤本まで投入してその守備の修正に努めておきながら、最後の最後でレヴィー・クルピは自らの律を破った。その僅か3分後に失点があったことに因果を求めようとは思わないが、レヴィー・クルピは果たして本当にセレッソをJ1に引き上げたいのだろうか。それとも19才の若きブラジル人アタッカーを育てる事のほうがずっと大事なんだろうか。


 同点に追いつかれたことで古橋に再び出場のチャンスが回ってきた。位置は香川がいた左サイドハーフ。香川はセンターハーフの位置に、ジェルマーノはその後ろに、まさに総攻撃の様相。惜しむらくは攻め駒が古橋しかいなかったことか。

field-2008-10-05-78.gif


 この布陣はかみ合うと迫力のある攻撃を見せるのだが、ボール奪取に貢献していた藤本が退いたことで攻守のバランスが著しく悪くなってしまった。パスも次第に粗野になり、プレーヤーの意識は乖離し始め、そうしてチームとしての体を無くして、また試合終了の笛を苦々しく聴く羽目になった。


 まだ可能性は残っているのだから、自暴自棄になるのはまだ早い。ただしそのチャンスを掴むにはレヴィー・クルピに「泣いて馬謖を」斬ってもらう必要がある。このブラジルの翁は諸葛亮になれるだろうか?

10/05/2008

仙台戦どこで観る?

 えー、本日は気分もよく空も晴れ渡っておりましたので、D200を担いで近所をブラブラと散歩がてらに撮影していました。

 綺麗なものは綺麗に

DSC_902801.jpg


 おいしいものはおいしそうに

DSC_904201.jpg


 露光とか絞りとかを意識しながら撮影。

DSC_905901.jpg


 同じ機材でも同じ人間でも、撮り方ひとつで風景は変わって見えるのだなと。今まで安レンズだからとか一世代前のカメラだからとか思っていましたが、そのレンズ、カメラの力を引き出せていなかったのは自分でした。ごめんなD200、すまんかった18-50mm F2.8 EX DC MACRO /HSM。


 んで帰宅してOFFICIALを見ていたら面白いニュースが。

CEREZO OFFICIAL

『サポーターの夢をかなえたい!!』ニッポンハムよりイベント参加者募集のお知らせ

この度、10月26日(日)に大阪長居スタジアムで行なわれますニッポンハムサポーティングマッチ ハムリンズデー セレッソ大阪vsベガルタ仙台におきまして、弊クラブパートナーカンパニー 日本ハム株式会社が下記イベントを実施するにあたり、参加者を募集することになりましたのでお知らせいたします。
セレッソ大阪サポーターの皆様より日頃寄せられている希望に応えようとするもので、沢山のご応募をお待ちしております。


 この中の

■イベント内容および参加者募集人数
��コース : ニッポンハム 芝かぶりシートにて観戦(200名)
大阪長居スタジアムに初登場。通常の席種以上の臨場感をお楽しみいただける、相撲の「砂かぶり」 ならぬ「芝かぶり」シートです。バックスタンド側のピッチレベルに設置いたします。 ※陸上トラック上に設置しているため、シート内でのご飲食はできません。予めご了承ください。


 これが面白そうだ。選手を一番近くで観られるんだもの、楽しいぞぉ。きっと楽しいぞぉ。いつもみたいにお楽しみのスタグルメを堪能できないのと、トイレどうすんの?という疑問は抜きにしても興味あり。早速申し込みました、娘のたろもと二人分ね。これで抽選に当たればハムリンズ+たろもという不敗コンビが誕生するわけです。その前に終戦してると困りますが、望みがつながっているなら楽しみでしょ。うかりますように、うかりますように!

10/03/2008

天皇杯どこで観る?

 去年は第二だった天皇杯3回戦。

DSC_437201.jpg

DSC_4346001.jpg

DSC_4348002.jpg

DSC_4552003.jpg

DSC_4634001.jpg


 今見てもカオスだ。

 今年は長居での開催と言うことで、ザスパにやられた2004年を思い出してしまう。あの時は観客も少なかったし試合もしょっぱかったし最悪だったな…。

 セレッソオフィシャルによると席種は自由席とSA席の二種類だけらしい。SB席と同じ価格でメインスタンド、それもオーナーズシートに座れるというのはある意味珍しい。カメラ使いとしても日頃と違うアングルで試合が撮れるのは嬉しいなと。それならばメインかな。


 まあ、どこで観ようと試合の内容が良くないとダメなんすけれどもね。皆さんはどこでご覧になりますか?