10/31/2015

어서 오세요 김진현 おかえりキム・ジンヒョン。 #cerezo #photo #diary

らしいよ?




あとは、マグノクルス、関口訓充、玉田圭司、田代有三、小暮大器が入ってくるとか。個人的には胸が高鳴るメンバーだな。これで勝てたらウイスキーでもあけよう、そのくらいワクワクしてるのさ。


Magno. Get goal !!


クニさん、キレッキレのドリブル見せてくれ。


有三さん、空中戦任せた。


玉さん、ピッチでも笑おうよ!


グレ、ビビんなよ。マンチェスター・ユナイテッドとやりあったんだ、やれるさ。

13時開始はちょい眠いけど、その分じっくり現像やブログにあてられる。

今は自動昇格は本当に厳しくて、プレーオフの線が濃厚だ。そうなったら、プレーオフに少しでもいい状態で入っていけるか、どの選手の状態がいいのか、そういう見極めや調整が必要になる。これまでは結果だけが求められたけど、今は内容も大事ということ。

厳しさはより濃くなったけれど、だからこそやろうよ。


俺達が、みんなで。

10/25/2015

明治安田生命J2リーグ 第38節 C大阪 0vs0 讃岐 失敗。 #cerezo #photo #diary


今日、セレッソは負けなかった。シュート本数は12対2、格下とはいえ、相手を圧倒した内容のあるものだった。実際、パウロ・アウトゥオリは試合後にこう語っている。

今日のゲーム全体を通して見れば、いいゲームだったと思う。特に、前半25分あたりから試合の最後までを振り返れば、勝利につながってもおかしくない、いいゲームだった。(中略)こういうゲーム内容でありながら勝利という結果につながらないことは非常に悔しい思いをしているが、ただ、選手たちのパフォーマンス、戦う姿勢、そのどちらの意味においても、内容的には悪くない、手応えのあるゲームだった。

ただし、それはシンプルにこの一試合「だけ」を評価しての場合だ。この試合は、勝ち以外の結果は受け入れられない、そういう試合だった。どんなに相手に攻め込まれたとしても、みすぼらしい内容でも、勝てばよかった。パウロ・アウトゥオリはリーグ戦であることを忘れていたんだろうか。

システムは惨敗した前節と変わらず4-1-2-3。全治二ヶ月の秋山大地の代役は橋本英郎で、それ以外のスタメンは変わらず。



このシステムは、ディエゴ・フォルランが在籍していた時もずっと使われていたもの。快勝することもあれば、コロリと負けてしまうこともあった。2トップやダブルボランチのように、同じ役割を担う選手が複数いるシステム(4-4-2とか)だとタテヨコの関係を変えるとか、役割を交換するとか、その場で工夫ができる。


けれど、このシステムはセンターバック以外は両サイドバック、アンカー、インナー、両ウイング、センターフォワードと役割がほぼ固定されているので、対面する相手とのマッチアップ(ハリルホジッチが言うところのデュエル)に勝利しないと相手のバランスが崩れない。一度相手が破綻すればいい、そうでなければ淡白なまま、そういう極端な結果しか生まない。


まだセンターフォワードがフォルランの時はマシだった、エジミウソンはこの役割を十分に果たしていない。それが適正がないからなのか、コンディション自体が悪いのかは分からない。それよりも勝つことに執着していたいんだけれど、監督は違うのか?

交代を告げられベンチに駆ける玉田圭司

選手交代の判断も遅く、また信念が感じられなかった。後半21分、前線で起点が作れないとようやく判断したアウトゥオリは、エジミウソンに代えて田代有三を出す考えだった。ところが、その直前にエジミウソンが惜しいシュートを放つと考えを翻倒し、交代する選手を扇原貴宏に切り替えた。


およその予想通り、システムを4-1-2-3から4-4-2に変更してまでこだわった用兵も効果はなく、結局残り10分足らずのところで玉田圭司、マグノクルスを投入することになった。最後のパワープレー、もしロングフィードを得手にする扇原を残していたらどうなっていただろう。



この試合だけの判断ミスなら、悔しいけれど、虚しいなんて気分にはならなかった。用兵ミスはこれで何度目だろう。頭が痛い。


用兵は苦手でも人心掌握はできる、モチベーターとして優秀、そういうのならまだいいけれど、関口訓充や玉田、田代の様子を見ていると、それも怪しい。去年絶望的な戦いをしていた時の3人の監督よりは実のある練習をしている。分かるけれど、それでは勝ち切れない。



数字上は可能性があるものの、福岡と磐田を追い越すことは難しい状況だ。それにまず一試合一試合を確実に勝っていける安定感が無い。変わってほしい、せめて戦いに臨むメンタルだけでも。

10/21/2015

セレッソは戦力が足りません。自滅だけど。 #cerezo #photo #diary

「セレッソは戦力が足りません。」と他のチームに言ったら、きっと「バカなこと言うな。」なんて言葉が帰ってくるのだろうな。でも、ソレが事実なんだよ。


とにかくケガ人の数が尋常じゃない。試合中のケガは分かるけれど、練習での負傷となると「フィジコは何をやってるんだ。」と言いたくなる。

今年に入ってケガをした選手を列記していこう、ザクっと覚えているだけでもこんなにいる。

GK
キム・ジンヒョン
DF
染谷悠太、藤本康太(去年から離脱中)、田中祐介、中澤聡太、椋原健太、茂庭照幸、池田樹雷人(公式未発表)
MF
山口蛍、楠神順平、吉野峻光、岡田武瑠(去年から離脱中)、秋山大地、橋本英郎、関口訓充、沖野将基
FW
永井龍、田代有三、玉田圭司

現在セレッソと契約を結んでいる全36人中、19人が一度はチームから離脱している。この他にもレンタル移籍した温井駿斗や完全移籍した安藤淳も負傷離脱がある。これはかなり異様な数ではないだろうか。


チーム内の管理体制が完璧であってもケガ人をゼロにすることは不可能だけれど、ある程度の数は防げたのではないかと思う。去年降格した要因のひとつに、チームを支える大黒柱である山口蛍の負傷離脱があった。にも関わらず、去年から何も学んでいないような現状には、ただ辟易してしまう。


俺はパウロ・アウトゥオリの采配に批判的な立場をとっているけれど、ケガ人によってベストメンバーが組めない点に関しては同情する。

彼のサッカーは後方からのロングパスを前線が受ける、あるいはサイドから逆サイドに素早くボールを展開するなど早く長いボールを多用する。ボールを大きく動かすスタイルによって相手の守備陣を縦横に間延びさせ、スキを作って攻略することが狙いだ。だがこのやり方ではショートパスを繋ぐスタイルよりも強いフィジカルが要求される。


前線の選手はスプリント回数が増えるし、相手ディフェンダーとの駆け引きのため、常に細かい動き出しを繰り返している。エジミウソン、ディエゴ・フォルランという守備では殆ど貢献できていないプレーヤーを前線に残すのは、この動き出しの質の高さを買われてのことだ。

中盤から後ろではロングパスを正確に繰り出せる選手が不可欠だし、その選手をフリーな状態に持っていく手間がかかる。例えば扇原貴宏はボールを展開する時、センターバックの横か間にまで降りてきてボールをはたくことが多い。

フィジカルができていないチームでこれを継続すると、相手よりも早くチームがガス欠を起こし、ロクなプレーができなくなる。その証拠にセレッソはラスト15分間の失点が異様に多く、実に14ものゴールを許している。ちなみに、首位を快走している大宮の同時間帯の失点は僅かに5だ。


ケガ人がこれほどいる中で、なおかつタフなサッカーを続けなければいけないのは厳しい。今日現在ではフィード力のあるキム・ジンヒョン、染谷悠太、パス出しがうまい吉野峻光、運動量で貢献している秋山大地と関口訓充が離脱していて、ベストと呼べる戦い方ができない。

特に染谷の離脱は痛手だ。彼がいるから相手チームの前線はセンターバックまでケアしなければいけなかった。染谷がいないことで「センターバックは捨ててボランチに入った瞬間にスイッチを入れる」または「展開力の無いセンターバックに圧力をかけて、セレッソのスイッチを入れさせない」という割りきったプレーができるようになった。染谷がいれば、ボランチを飛ばして二列目や前線に送る、プレスをかけられても扇原とのコンビでどちらかがフリーになるという回避策がとれているのだけれど。


昇格するにしても、万一昇格を逃してしまっても、ケガ人を出さないチーム作りは課題として残る。現在のフィジカルコーチは好漢ではあるけれど、更迭も考えておくべきかも知れないな。

10/19/2015

明治安田生命J2リーグ 第37節 群馬 2vs0 C大阪 後悔とか絶望とか。 #cerezo #photo #diary

今年のセレッソは負けた後、必ず悔いが残る。それはどんな試合だって負けるのは悔しい。しかし、とりわけパウロ・アウトゥオリが指揮をとっているセレッソは、ああしていれば、こうだったら、というたらればがたくさん残るのだ。


この試合で言うと、どうして4-4-2ではなく4-1-2-3で臨んだのだろうということ。狙いは以前のエントリーで書いた通りで、怪我で離脱した染谷悠太の、守備的な穴は中澤聡太が、攻撃的な穴は扇原貴宏が担う、そのために前を一枚削っても後ろを1枚増やさざるを得なかったという事情がある。


実際、中盤でのボール回しはある程度できていた。だが考えていたより圧倒的ではなかった。4-1-2-3と群馬が採用している4-2-3-1はガッチリと咬み合ってしまって、フリーでボールを持てるはずだった扇原のところにもマーカーがついていたのが主な理由。


重ねて、中澤聡太と山下達也には攻めに直結するパスを出す能力は無いことも見透かされていた。だからこの二人には特別マークにつくわけではなく、群馬側が追い込んでセレッソの体勢を崩す時のみ前線がプレスに行く形だった。なのでボランチにかかる負担はより一層大きくなってしまった。


それに付随して、前を一枚削ってしまったのも裏目に出た。田代有三と玉田圭司がケガ明けで90分厳しいということでトップにはエジミウソンが入ったけれども、ここでボールが収まることがほとんど無くて、これもセレッソが苦戦する要因になった。

エジミウソンの長所はガマンできるところ。局面に関係なく、いつ攻撃が始まってもいいようにベストな位置取りができる。ただし前線から激しくチェイシングすることは無いし、他の選手と共闘してパス回しに参加することもない。悪く言うとフィニッシュの時だけ機能するプレーヤーということになる。

前線を一枚にしたのに、運動量が落ちるプレーヤーを残したのだから、群馬の守備陣にかかるストレスはセレッソのそれより数段軽いものになった。

前半からこの傾向は顕著だった。だから楠神をトップに上げて4-4-2にシフトするとか、早目に対策をとってもよかったのだけど、動かなかったな。


こうして、時間が経つごとにセレッソの旗色が悪くなる。後半残り30分くらいには、セレッソの選手はほとんどがバテていた。楠神順平は足をつり、秋山大地は負傷してプレー続行不可能になった。一方、群馬はカウンターの際には4人、5人がフルスピードで参加する余力があった。思い返すと後半開始直後に失点し、焦りや混乱が生まれたことも大きかった。

失点後は群馬側がカウンター主体に切り替えたこともありボールは持てていた。けれど、どこかでボールを「持たされていた」ような感覚も抱いている。


丸橋祐介はなんども左サイドを突破したものの、ラストのパス、クロスの精度は好調時と比べると雲泥の差だった。田中裕介の攻撃参加は回数自体少なかった。中央に至ってはしっかりと組まれた4-4のラインに阻まれ、長い距離を走って裏をとるとか、大きなアクセントをつけないとまともにボールをつなぐこともままならなかった。2-0というスコアは妥当なものと言わざるを得ない。

もちろん、不運な面があったことも認める。試合開始直後の、セットプレーからの山口蛍のミドルや、前半山口が飛び出してエジミウソンに合わせたところなどは、ほんの僅かなズレでゴールになっていたはず。それにしても、そこを決めきるのがプロ、と言われたら終わりだ。


今年のセレッソは戦略の面でも戦術の面でも納得行かない部分が多すぎる。それが、敗戦後の悔しさやいら立ちに繋がってしまう。選手のケガの多さ、人心掌握の稚拙さ、明らかにパフォーマンスの落ちるプレーヤーの重用、消極的な交代策、枚挙にいとまがない。

それでも、どんなに酷くても、アウトゥオリ辞任かという際に仮定した「アウトゥオリ後のセレッソ」よりも、今の体制の方がまだマシなのだ。酷い話だとは思うが、現実は時おりバカバカしいほど辛くて滑稽なものだ。


残り5試合を全て勝っても勝点は15しか伸びない。2位磐田とは8、3位福岡とは7の差がある。磐田が5戦を2勝2分で乗り切られると自動昇格の目はなくなる、かなり絶望的だな。

それでも、残り5試合は全力で戦わなくてはいけない。例え結果がセレッソにとって素晴らしいものでなかったとしても、プレーオフに向かうモチベーションを維持するにはそれしかないのだ。失点後の選手に「切り替え!」と叫ぶことがあるけれども、サポーターも一戦一戦切り替えていかないとな。残念ながら、こんな陳腐な言葉しか出てこない、すまない。

10/16/2015

4-1-2-3は苦渋の決断。 #cerezo #photo #diary

今発売しているエル・ゴラッソに、群馬戦の先発予想が載っているそうだ。


それによると、ゴールキーパーは丹野研太、ディフェンス右から田中祐介、中澤聡太、山下達也、丸橋祐介、そして中盤はアンカーに扇原貴宏を置き、その前に山口蛍と秋山大地、前線右から楠神順平、エジミウソン、パブロの並びとなっている。玉田圭司は未だベンチスタートで田代有三もベンチ、関口訓充には負傷の噂がある。


これを見るにつけ、つくづく染谷悠太の果たしていた役割の大きさを感じてしまう。俺の感覚的なものがパウロ・アウトゥオリのそれとシンクロしているのなら、これは苦渋の決断のはずだ。


前節北九州戦は勝利したものの、後半開始時に玉田圭司と秋山大地を投入、その5分後に染谷が負傷交代し、残り40分を交代枠無しでしのがなければならなくなった薄氷ものの勝利だった。

あの時攻撃が鈍麻したのは交代枠以外にふたつの理由があった。ひとつは山口蛍が不在だったこと、もうひとつはディフェンスからのビルドアップが無くなったことだ。



山口蛍と秋山ではいまだ力量差がハッキリとしている、特に顕著なのは攻撃への意識と精度の差だ。秋山はボールを狩る仕事に関してはある程度読めるのだけれど、こと攻撃に関しては相手の守備を崩すパス、フリーランができない。そこに染谷が役割としていたディフェンスからのビルドアップが無くなったことで、ボール回しにダイナミックさや素早さが消えたのだ。


セレッソが保有している他のセンターバック、山下、中澤、茂庭照幸、それにケガで離脱している藤本康太と池田樹雷人まで見渡しても、攻撃的なパス出しができる人間は他にいない。なので、4-4-2からフォワードを外しても、ボランチを一枚足して、中盤の底からのビルドアップを担保させたのだ。単純に言うと染谷の守備的な仕事を中澤が、攻撃的な仕事を扇原が分担するということ。


トップがエジミウソンで、守備の際のチェイシングが期待できない分、群馬戦はある程度相手の攻撃を受けるのを覚悟しないといけないだろう。中盤の5人でどれだけボールホルダーを追い込めるか、それで守り切れるか破綻するかが分かる。もしリードすれば、守備でも謀殺されるだろうパブロと楠神を前川大河、マグノクルスあたりに交代させてチェイシングを徹底させるだろうし、先制されれば秋山を外して玉田か田代が入るはず。前節のことを考えるとまた遅めの交代になるかもしれない。


正直な話、4-4-2のままの方が計算は立つはずなのだけれど(染谷不在でチーム力は落ちるが、山口蛍が戻ってバランスは取り戻せる)、それよりも可能性に賭けたということか。残り6試合、落としていい試合なんて一つもないのだけれどな。

10/14/2015

セレッソに「本当の」リーダーは生まれるのか? #cerezo #gamba #photo #diary

セレッソのフロントが山口蛍の海外移籍を容認しているという記事を見た。ああ、また今度もこの流れになるんだなというのが正直な第一印象だ。


西澤明訓、大久保嘉人、香川真司、乾貴士、清武弘嗣、そして柿谷曜一朗。セレッソはチームの顔を次々に海外移籍させてきた(南野拓実は降格の余波もあったから、このグループから外すべきだと考える)。幸か不幸か、西澤と大久保以外のプレーヤーは高く評価され、ブランドにまでなっている。だから、蛍の口から移籍話が出てきても驚かない。どちらかというと悲しいという気持ちが大きい。

俺は、それは選手個々人も好きだけれど、究極にはセレッソ大阪というチームのサポーターだ。極論するなら、ガンバとチーム全員が入れ替わったとしても、「中身はガンバ」のセレッソを応援するだろう。そういう立ち位置から選手がポンポン抜けている現実を見るのは、ひどくマゾヒスティックな行為なんだ。


海外移籍、その言葉が出るたび、俺は遠藤保仁を思い出す。ガンバ(の一部のサポーター)は大嫌いだけれど、遠藤の立ち居振る舞いには敬意すら感じる。


例えば、一度だけあったACLダービー。ガンバにすればまさかの敗北だったろう、宇佐美貴史や何人かの選手は、試合後もピッチにぶっ倒れて、握手のために戻る気配すらない。遠藤はそうした選手にひとりひとり声をかけ、立ち上がり列に戻るよう促した。あれがリーダーの姿だと、俺は思う。

もうひとつ、ガンバがJ2に降格する時、遠藤は誰よりも早くチーム残留を明言し、他の選手の留意に働きかけたという。セレッソでそのような動きをしたことのある選手は森島寛晃ひとりだ、それも留意に失敗している。


断言しよう、チームが生まれてから20余年の間、チームを鼓舞する、チームを愛する、チームの為にプレーするリーダーは森島ひとりしか生まれていない。セレッソは5度タイトルに王手をかけ、全ての試合で失敗したけれど、その何れもに森島の姿がある。彼が引退後は、その王手すらかけられなくなった、それが現実だ。


セレッソが本当に変革を望むのであれば、真のキャプテンシーを備え、チームに対して忠誠心を持つリーダーの育成が必須だろう。新しいスタジアム、数々のタイトル、ガンバが得たそれらは確かにうらやましいものだ。けれど何よりも欲しているのは、遠藤のようなリーダーシップ。それさえあれば、スタジアムもタイトルもついてくるはずだよ。

10/12/2015

アウトゥオリはいた。 #cerezo #photo #diary

祝日の舞洲にはバカみたいに人がいた、本当のバカは俺だけだったけどね。大概の人はお気に入りの選手を観に来たんだろうけれど、プレスパスを持った連中と一部のコアサポは違ってた。間違いなく、パウロ・アウトゥオリを探していた。


昨日スポニチが監督辞任と飛ばして、他の新聞も「ファン・ソンホンが次期監督か?」なんて追随した。だから、気になって仕方がなかった。興味半分な人も、チームの和が乱れるのではと考えていた人も、彼がやって来るのを待ってた。

10時開始の練習が、その10時を過ぎても始まらない。普段舞洲に来られない人のために補足すると、練習開始の30分前にはホペイロさんが来て、ボールの空気圧や使う器具のチェックをする。その後に選手がバラバラに来て、早い人なら20分前くらいからボール遊びをして暖機運転に入る。それが全く無い時点で、いつもと違うなという空気感が出ていたよ。



でも、10時30分くらいにようやっと出てきた選手たちは、どこか穏やかで明るかった。安心したというか、そんな感じだ。


そうして、アウトゥオリもやって来た。去就が聞きたくてウズウズしているプレスたちを数十人引き連れていたけれど、あえて見ないようにしていたな。


練習自体は試合後お決まりのリカバリー。軽くジョグして、筋肉をほぐして、おしまい。1時間の練習は、あっという間に、あっけなく終わった。アウトゥオリの去就騒動も、全て終わり。


後からニュースで、ミーティングをして、アウトゥオリが指揮をとり続ける旨を選手たちに伝えていたことを知った。選手たちはそれを耳目にして穏やかな表情をしていた、つまり「アウトゥオリば必要」と考えていたんだろう。エジミウソン、パブロ、マグノクルスがとりわけ明るかった。


少なくとも今期の結果が確定するまでは、アウトゥオリに指揮をとってもらうべきなんだろうな。選手の掌握術や試合での起用法に疑問を感じることも多いけれど、今日の様子を見て腹をくくったよ。セレッソは運命をこの翁に託す、それが最善なんだ。