5/27/2012

金にできるものは金にしろ。 #cerezo

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柏戦の雰囲気は異様だった。なんかいつもより3倍くらいカメラがあって、みんな清武を追い回してた。


そりゃ、ドイツに移籍することが決まった五輪のエースの動向、なんてニュースは視聴率や部数に関係してくるんだろうね。つまり金になるんでしょう?


それ自体批判する気は無い、人が生きていく上でお金を稼ぐのは大事なことだから。むしろセレッソにも、もっとこうした意地汚さやたくましさがないとダメだなと思ってた。

ラスキヨシート8やラスキヨシート1は、アコギなことするなと思うのが半分。残り半分は、よくやった、もっとやれ!ってところだ。


お金は人の心の動くところにある。嬉しい、悲しい、楽しい、辛い、キレイ、キタナイ、おいしい、まずい…。感動を呼ぶ映画は金になる、うまいメシにも高値がつく、以前よりサクサク動くPCにもいい値がつく。凄いプレーをするサッカー選手?そりゃもちろん!



時にはそれを批判する人もいる、品格がないと悪口を言う人もいる。でもその人は批判している相手の生活を保証してくれるわけではないからね。放っておけばいいのさ。

こちとら必死で商売してるんだ。清武だって、自分を切り売りして頑張ってる。それに何の差があるというのさ。

文句はスポンサーになってから言っておくれよ。


愛しのケンペス師匠 #cerezo #photo

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個人的主観なわけですが、「完璧」は美しくないと思うのです。

何をもって完璧と成すか、完璧と定義するかは難しいのですが、はっきりとした欠点が1つ2つあったほうが、気持ちをすんなりと入れ込めるのです。

オタク系の言葉でドジっ子、なんてのがありますが、人の生死に関わらないような瑣末なミスなど、魅力ですらある、ということなのかもしれないです。


平たく言うと、ケンペスが好きです。


こういうブサイクに撮れてしまった写真など、本来はお蔵入りなのですが、俺はこれを非常に気に入りました。



ハイボールの競り合いで頭ひとつ負けてしまっているところなどたまらんです。体が伸びきっているのでボールコントロールもままならんのです。これ、杉本健勇にも言えるのですけどね。フジモンなんかは空中を泳ぐようにしています。競り合う動作、弾き返す動作を行える余裕を持っている。



日本人は学校で「受け身」をならうので、ゴロンと転がったりできるのですが、ケンペスはそんなんできんです。体の頑丈さでカバーです。



しかし、このドジっ子にはゴールハントという武器があるのです。

足元の技術とゴール前の冷静さと、相手から消える動きができるいう長所。ハイボールは無理っすわ、足は遅いんですわという短所がハッキリしているから、ケンペスという個性は魅力的なのです。



ゴールした後のどう考えても不恰好な喜び方もチャーミングなのでどんどん点取ってほしいものです。

5/26/2012

2012 J1 第13節 名古屋 0vs1 C大阪 ありがとうな。 #cerezo

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得点者


後半4分 ケンペス(C大阪)



あえて関西弁で。

しんどかった。


モニはあの時から、今日は絶対勝つんだって、思ってたんやろね。試合中もずっと声出しして味方を鼓舞してた。試合後は嬉しさが爆発していて、何度も叫んでた。

それくらいしてもいいと思う。それくらいの働きをしたよ、モニは。

スタメンとベンチ



試合開始時はこんなシステム。少しずつ練度を増していた4-4-2がベースで、代表で抜けている扇原のところには黒木、空いた左サイドには高橋。ボギョンが風邪から戻ってきて、茂庭は強行出場。

守備時はフラットな4-4のブロックを作るが、攻撃時は清武、キム・ボギョンが上がってボックスのようになるのはナビスコ広島戦あたりから続けているパターン。


ほぼ狙い通りの前半


今年のセレッソは前半どれだけペースを握って相手の出鼻をくじけるかがポイント。それがうまくいってた。

それは名古屋の不調に助けられたところも大きい。 ダニルソンがケガで欠場、ケネディも腰痛、明らかにベストコンディションじゃなかった。

名古屋のシステム、4-3-3の1ボランチだと、そこに強力な選手が入るか、両側のMFが援護してやらないと守備にの時キツイ。そこにスペースがあれば、清武とキム・ボギョンはいいようにチャンスメイクできる。

セレッソも絶好調ではなかったけれど、名古屋はそれ以上に厳しいチーム状態だったのだと思う。


そんなわけで、前半のシュート数は確か1対9と圧倒していた。危ないシーンはキム・ジンヒョンが神がかったセーブで防ぎきる。


歓喜の一瞬と地獄のような30分


後半もセレッソが上手くペースを握り、後半4分にキム・ボギョンの崩しからケンペスの冷静なシュートで先制。ここまでは万事うまくいっていた。


ところが後半15分に播戸が楢崎と交錯、スライディングで突っ込んだとして2枚目のイエローで退場になってしまう。

後半15分

後ろはラインを比較的高く取り、しっかりブロックを作って相手のポストプレーを防ぐ。前はしっかりチェイシングをして、ボールが出てくる精度を落とす。

セレッソの守備は前と後ろの連携がとれてないとガタガタになってしまうシビアなチョイスだった。その上に、前でファイトできる播戸が下がってしまって、一気に劣勢になってしまう。


そうなると名古屋のサイド攻撃と、そこから高さに合わせるクロスという組み合わせがセレッソの守備陣を苦しめるようになる。

もしケネディがベストコンディションだったら、このまま押し切られていたかもしれない。ケネディが決めるところから逆算して作られたシステム故に、ケネディが機能しないと引き出しが無くなってしまうのが名古屋の脆さなのか。


奮闘した守備陣


このチームの危機に、たくさんのプレーヤーが、今年一番の活躍を見せてくれた。それにまず感謝したい。

茂庭は気迫あふれる守備で、途中投入された快速永井に走り勝った。


藤本は身長差が20センチ近くあるケネディにがっちりと食らいついて、らしさを奪った。イラついたケネディはラフプレーでカードを一枚もらっている。


白眉だったのはボランチ起用の黒木。フィジカルの強さとタテへの推進力で、セレッソの中盤が下がるのを必死に防いでくれた。扇原の穴を埋めて余りあるプレーだった。


キム・ジンヒョンも大当たりでビックセーブを連発。増川の至近距離からのヘディングを防いでいる。

清武に宿る「背番号8」


そして、どうしても清武のことを書きたい。


名古屋の出来を差し引くと、こと攻撃に関しては不満が残る出来だったと思う。2点目を奪えるチャンスもふいにしていたしね。

それでも、今日の清武を、どうかよくやったとほめてほしい。セレッソの8番らしい、気持ちのこもったプレーをしていた。


セレッソの8番は、ゴールを決めたり、凄いプレーをするのが仕事ではない。

もちろん好調な時はそうしてほしいけれど、不調の時でも、自分にできることは何か考え、それを必死にするのが、セレッソの8番の本当の仕事。モリシもシンジも続けていた、一番大事な仕事。これをしなければ、個人成績が良くても、チームは勝てない。


後半も残り少なくなると、皆運動量が落ちてくる。今日は黒木、山口螢、キム・ボギョンがよくボールをホールドしてくれたので、いつもよりもスタミナの落ちは少なかったけれど、それでも30分間10人で守っているのだから、それなりの動きしかできない。

そんな中で、攻撃の時ケンペスと並走するまで上がっていた清武が、守備に切り替わると全速力で戻り、相手のボールホルダーに猟犬のように食いついていた。これを奪われたら俺は死ぬんだ、それくらいの必死さで、ケガをするのもいとわない様子で。


ドイツに渡ることが決まって、コンディションを整えていきたいという邪念が出てもおかしくない。選手としての本音があっても、それを非難するのはやっかみかもと思っていた。

その清武が、必死に、本当に必死に走ってくれた。それがありがたい。移籍も間近なこの試合で、ようやっと清武は「セレッソの8番」になってくれた。この清武なら8万円でも1万円でも出していい、それだけの値打ちがある。


これから


この1試合、この1勝で何かが劇的に変わると考えるのは楽観的すぎる。決定力はまだまだ足りないし、10人になっても選手交代のカードの切り方は疑問符がつく。

後半45+1分

それでも、かっこ悪くて、泥臭くて、華麗では無いけれど、実直で、真面目で、ひたむきな「セレッソらしさ」が戻ってきたことは、本当に嬉しい。

今からでも、こうして一歩ずつ、前に歩いていけたら。それだけでいいや。


今日はいい試合を観られた。チーム、スタッフ、サポーター、みんなみんな、ありがとう。


ようやっと、今年の桜が咲いたな。