10/04/2010

熱い気持ち、この歌に込め。

昨日のゴール裏は特別だった。こけら落としの時もそう感じたけれど、それ以上に特別だった。
DSC_087701.jpg


ゴール裏にいた知り合いに聞くと、試合前、何度もコールリーダーから「今日はやろう!」と話があったらしい。上からではなくて「いっしょにやろう!」という切り口なのが、らしいなと思う。とにかく、ゴール裏は相当な危機意識を持って試合に臨んでいた。バックスタンド、メインスタンドにもハッキリと聞こえる声で共に応援することを呼びかけていた。観客はキンチョウスタジアムになってから最低の8,041人だったけれど、サポーターは、しっかり、キチンといた。それもかなりの数。ひょっとしたらサポーターに「なった」人もいたかも知れない。
DSC_08820101.jpg


それを一番感じたのは、後半、1-1のタイスコアになった時だ。何度も弾き返そうと奮闘していたにもかかわらずの失点、それもほんの目と鼻の先での出来事。一ヶ月勝ちがなく、この試合もなかなかゴールが決まらなかった、その上でのこれだから、普通なら気持ちが萎えたり折れたりしても当たり前。

なのにゴール裏は、声を出した。しっかりと、はっきりと。サポーターになって10年以上経つけれど、気持ちの奮い立つようなシーンだった。あの声が無かったら、丸橋のゴールはあっただろうか?松井の身を投げ出すような、懸命のセーブがあっただろうか?体を動かすのは心、心を動かすのも心。一ヶ月も続いた悪い流れを絶ち切って、再びこちらに引き戻すには、あれだけの力が必要だった。もしピッチからスタンドまで40メートル以上ある長居スタジアムだったら、あの流れが作れたかどうか。


試合後、ゴールを決めた播戸が、約束通り「1、2、3、バーン!!」コールをする為にゴール裏にやって来た。今度はサポーターの心が踊る。選手とサポーターの心が一つになれば、こんな素晴らしい時間が味わえる。サッカーが、セレッソが好きでよかったと感じる瞬間。
DSC_130801.jpg


できれば、こんな瞬間をもっとたくさんの人と共有したい。この感動を1万人、2万人と共有できたら、どれほど素晴らしいだろう。阪和線普通一編成分だけでも増えてくれれば…。

もう一つ「地蔵」と呼ばれる人にも。せっかくスタジアムに来て、この試合に加われないというのは、どうだろう。次の試合、もし出来るのであれば、是非参加してほしい。声を出せば、跳ねれば、違う世界が待っているよ。

10/03/2010

J1 第25節 セレッソ大阪2VS1新潟 俺たちがついてるぜ!!

前半27分 播戸 竜二(C大阪)
後半27分 大島 秀夫(新潟)
後半39分 丸橋 祐介(C大阪)


なんて苦しい勝利だったろう。夏場はもっと簡単にゴールを奪い、勝ち点を重ねていたはずなのに、ゴールが遠い、勝ち星が遠い。しかし苦しんだ分だけ、この勝ち点3は大きい、今季のどの勝利よりも尊い勝利。
DSC_115701.jpg


スタメンはアドリアーノ、家長の出場停止を受けて大きく変更があった。1トップにはベテランの播戸、3シャドーの一角には左サイドバックだった丸橋が一列上がり、空いた左サイドには石神が入った。ベンチには久々の尾亦、黒木が見える。

field-2010-10-02-00.gif

DSC_101701.jpg
丸橋はサイドに貼りつかず、中にも切れこむ「シャドー」の役割


前半開始15分頃までは手探りというか、臆病な印象を受けた。ポイントは二つ、新潟が4-3-3をとっていて3トップがどのように動くかを確認していたこと、そして立ち上がり、まずは失点しないという意識が強く働いたこと。新潟はマルシオ・リシャルデスがいないことが響いて、自身の左サイド、曹永哲を起点にしたもの以外うまく攻撃を組み立てられないでいたが、セレッソは必要以上に守備意識が強かったように思う。マルチネスがあれほど守備をしている姿を観るのは初めてかもしれない。結果的にはこの試合両軍15本を超えるシュート(セレッソ19本、新潟15本)を放つのだが、この時間帯はフイニッシュで終わる形が殆ど無かった。


試合が流動的になったのは新潟の一つのミスからだった。守備陣が不用意なパス交換。ラインに張り付いていた播戸がそれを奪って1対1。冷静さを欠き、シュートは僅かにゴールマウスを逸れたが、ここから少しずつ攻めの姿勢が出るようになった。
DSC_108501.jpg


先制点も積極性の賜物。アマラウがミドルレンジから思い切ったシュート、GK東口がファンブルしたところろに播戸、今度はしっかり決める。喉から手が出るほど欲しかった先制点を奪う。
DSC_109301.jpg


好調な時期のセレッソならば、ここで一気に流れを掴み、ボールをまわして相手の体力を奪っていくのだが、今日は焦りがあるからか、これが上手くいかない。慣れないメンバーだったのもあるだろうか、細かいパスミスが目立った。3シャドー同士の細かいパス交換も少なかったし、トップがサイドに流れて時間を作るというところも(そもそも播戸がそのようなタイプのプレーヤーではないので仕方が無いのだが)マルチネスの展開力が無ければ攻撃はもっと窮屈になっていただろう。1-0で折り返せたのは新潟の不調と、ちょっとした幸運があったから。
DSC_099401.jpg
ラインとの駆け引きに終始した播戸。1ゴールでらしさを見せた



後半開始からの20分間に、この試合がこじれた原因がある。3シャドーが上手くラインのギャップを突き、それぞれに決定機を作ったのだが、そのどれもが得点に結びつかなかった。丸橋のそれはゴールを逸れ、乾はキーパーの股を抜き切れず、清武のシュートはキーパーの真正面。そのどれかが決まっていたら、もっと楽に勝てたはず。しかしチーム状態が悪いのか、難儀する。小松を入れて局面を打開しようとするが、歯車は狂ったまま。

field-2010-10-02-2nd25.gif
後半25分


いい流れを掴みそこねれば、しっぺ返しが待っている。唯一機能していた新潟左サイドからの攻めを防ぎきれず、大島に詰められ失点。またかという落胆の色がありありと見て取れた。

しかし、ここはキンチョウスタジアムだ。セレッソの帰るべき場所、ホームスタジアム。そこにはサポーターがいる。数は多くないかもしれないが、気持ちの強さでは負けない。ここが勘所と、ゴール裏が叫び、跳ねた。松井や、茂庭、上本、チーム全体が、この声を聞いていたはずだ。

そうして、この試合のハイライト。乾が右サイドを上手く突破、折り返しをファーで待っていた小松が体で押し込む。ポストに当たった跳ね返りを丸橋。ボールはゆっくりとゴールマウスの中に吸い込まれていった。
DSC_121301.jpg


なんて不恰好なゴールだろう。でも、それでもゴールはゴールだ。再び奪ったリード、今度は守り通す。チームが、スタンドが、スタジアムが一つになって、守る、耐える。後半43分には守備の切り札藤本をアンカーに入れて4-3-3。新潟のロングボールを徹底して跳ね返す。

field-2010-10-02-2nd39.gif


前線でのチェイスが無い分際どいボールが次々と襲いかかってきたが、茂庭、上本、藤本の個の強さで跳ね返した。松井もファインセーブ、体をはったプレーでサポーターに応える。
DSC_123001.jpg


アディショナルタイム、長い長い3分間もやり過ごし、長い笛、ひと月ぶりの勝利。いいゲームなどとお世辞にも言えないが、この結果がチームを強くすると信じる。次はアドリアーノが帰ってくる、家長も戻ってくる。万全の状態で、ダービーを制した浦和に向かう。
DSC_111801.jpg


10/01/2010

託された人達へ。

キンチョウスタジアムのゴール裏は1000席しかありません。詰めても1100席くらいだそうで、つまりスタジアムにいる2万人の中で、セレッソを全開で応援できる特権を持った人達は、僅かにそれだけなんです。

攻撃陣をゴールに導き、守備陣を勇気づけられる席は、ゴール裏以外にありません。

スタジアムを熱く燃える空間に変えられる席も、ゴール裏以外に無いんです。

ゴール裏立見の年間パスを持っているサポーターには、是非その特権を最大限活かしてほしいと思っています。

オレがここでどれだけいろいろ言っても、あなた達には勝てないんですよ。やっぱり直に「頑張れ!」「いいぞ!」って言ってもらえるほうが、嬉しいじゃないですか。元気出るじゃないですか。あれはやっぱりすごいですよ。


新潟戦、何度も言いますが、厳しいです。でも、ホームでの試合です。負けたくない、負けられない、絶対に。

だから、フルで頑張ってみましょうよ。最高の応援で、最高の勝利を。


CEREZO OFFICAL

【10/09/30】ホームサポーター立見自由席エリアでの観戦について【お願い】

いつもセレッソ大阪に熱いご声援をいただき誠にありがとうございます。
さて、キンチョウスタジアムのホームサポーター立見自由席をご利用のお客様へお願いいたします。
同ホームサポーター立見自由席のスペースには限りがございます。地面にシートを広げたり、物を置いて必要以上のスペースを占有することはお断りさせていただきます。
そのような行為を発見しましたら、その場で係員が注意させていただきますので、あらかじめご了承ください。
なお、ホームサポーター立見自由席の手すりには、そのスペースでのご利用人数を表示しております。
一人でも多くのお客様が快適にご観戦いただけるよう、皆さまのご協力をお願いいたします。

DSC_852701.jpg