2/02/2017

清武、おかえり。と、サポーターズコンペンション #cerezo #photo #diary

練習メニューを見て顔が引きつる柿谷曜一朗。舞洲ではタフな3部練習が続いていた。

久しぶりの更新になる。舞洲には二度行って、サッカーの、セレッソの空気みたいなのを吸いに行った。昨季の写真を見返したり整理したり、オフシーズンではないとできないこともたくさんやっておいた。ああ、埼玉への飛行機の予約とかもね。

その間、セレッソには大きな動きがあった。清武弘嗣の復帰がそれだ。

清武復帰の私感



個人的な感覚なのだけど、清武は「大分の子」だと思っていた。育成からプロデビューまで、彼の根本にある技術や精神的なベースを作ったのは大分だから。

その清武が、帰ってくるのであればセレッソしかないと断じたことは、少なからずの戸惑いと、大きな喜びがあった。言い方は悪いけれど、付き合ってる時はさんざ元カレの話ばかりしていた女の子が、別れてからしばらくしてまた帰ってきてくれたような、ね。

移籍金は500万ユーロ、約6億円だそうだ。編成が終わった後で「ついで」に出せるお金ではない。セレッソを巣立った選手たちの動向をキチンとチェックしていなければ、こんな電撃的な復帰はありえない(ひょっとしたら、多額のヤンマーマネーを引っ張り出してきたのかもしれないけど)これは強化部を褒めるしかない。阿呆な事をしていないか、念のため、今日行われるサポーターズコンペンションでも確認しておくよ。


ディエゴ・フォルランの時はチームにマッチするか大きな不安があったが、清武は違う。既にセレッソでのプレー経験があるし、チームのスタイルに合わせる小器用さも兼ね備えている。柿谷曜一朗に、杉本健勇に、リカルド・サントスに澤上竜二に、水沼宏太や清原翔平にも、よく絡みいいパスを出してくれるだろう。自身のゴールにも期待したい。

今年のチーム編成について



これで攻撃陣は目処がたった、後は守備陣だ。スペシャルな選手の補強はKリーグでベストイレブンになったヨニッチくらいで、後は昨季のメンバーがベースになる。ここは、ユン監督の手腕に期待しようか。

去年は個々人が個々人で守備をしていた。コーチングなんてものはなく、リーダーシップなんて誰もとれず、現場の判断で「最善」をチョイスするなんて事をしていた。

昇格に「安堵」した。

今年はそこに組織で守る意思を植え付け、その考えについていく体作りがなされている。ただし、こんなもの一朝一夕にできるものではないから、リーグ戦序盤は苦戦するだろう。中村俊輔という飛び道具を持っている磐田、すっかり自分のスタイルが確立されている浦和とこの時期に当たるのは正直かなりツライものがある。

なので、今季の目標が一桁順位というのはいい線いってるなというのが個人的な感想。来年、再来年はもっと上を目指さなきゃいけない。けれど今季に関しては、そんなところに落ち着けたら御の字だ。加えて、ホームでのダービーに勝ってくれたら文句はない。

クラブのふところは大丈夫?


それよりも、クラブの財政の方がはるかに心配だ。フォルランが来た時はクラブ史上最高の観客動員があったが、単年度では赤字になってしまった。清武を6億円で戻してきたクラブが、どれほどの経営をして、どれほどの利益を生むのか。その結果が悪ければ、2014年と同じことになってしまう。それだけはなんとしても避けなきゃいけない。15位で黒字の方が、一桁順位で赤字よりも救いがある。これも、サポコンで聞いておこう。

長居公園には早咲きの桜があった。開幕まで、あと1ヶ月。

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