2/21/2017

開幕一週間前。 #cerezo #photo #diary


開幕まで一週間となった一昨日の日曜日、俺は舞洲で「撮影のリハビリ」をしていた。


サッカーの撮影というのは、目の前から何十メートル先まで、ありとあらゆる場所にいる、猛スピードで疾駆する選手たちを撮る大変難儀な作業だ。


もう二ヶ月も撮影から遠ざかっているので、選手をうまく捉えられなかったりピントが甘かったりでかなり苦戦した。

逆に言うと、セレッソの選手たちはそれぞれ力一杯、よくよく走り回っていた。サブ組と仁川ユナイテッドとの試合では秋山大地、山村和也、清原翔平、リカルド・サントスといったあたりがよく動けていた。山村などは不慣れな2トップの一角であったけれど、高さとキープ力を活かしたプレーで持ち味を出していた。


昨日のニュースでは清武弘嗣が開幕微妙との事だが、二列目のタレントはそれなりにいる。清原もそうだし、関口訓充、水沼宏太と実績のある方選手が揃っている。そこまでは心配していない。

あえて心配事を粗探しするなら、若手と主力があまりに離れすぎている事くらいか。力にしてもそうだし、メンタルでの繋がりも弱いような気がする。あくまで「気がする」なんだけどね。


予想オーダーだけれど、GKキム・ジンヒョン、DF右から松田陸、ヨニッチ、山下達也、丸橋祐介、MF右から関口訓充、山口蛍、ソウザ、水沼、FW柿谷曜一朗と杉本健勇というところだろうか。

是非注視したいのは守備組織だ。ジンヒョンは「去年は個々に守っていたけど、今年は組織で守れている」と語っていたそうだが、それがどこまで仕上がっているか。

組織力なんてものはキャンプと練習試合だけでスッと浸透するものではない。少しずつ錬磨して、鍛え上げて、同じ監督の指導のもと長い時間をかけて構築するものだ。開幕戦で完璧な組織ができているとは思えないけど、今は完成まで何合目なのかを確認してみたい。


そう、あと少しで開幕なんだ。今週末にはヤンマースタジアム長居に何万というサポーターが集まる、はず。サッカーのある週末、セレッソに一喜一憂する毎日がまた始まるのだ。しかも、トップカテゴリーで。なんと幸せな事なんだろう。サポーターでなければ味わえない、快楽と苦痛がネットリと絡み合う日々よ、今年は楽しませておくれよ。

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