「相性占いとかあるやん」
「あるなぁ」
「オレな、あれ50点くらいが丁度いいと思うねん」
「なんで?」
「0点は、接点が全くないわけやし、それはそれでアカン。
でも100点やっても問題がある。
100点ということは、こう、何もかもがピッタリなわけやろ?そうしたら何ものびしろみたいなのがなくて、何もかも知りすぎて、きっと苦しい。
それやったら50点くらいがいいよ。半分くらいはお互いが理解できて、もう半分は新しいコトが発見できて、その方がすごく楽しいと思う」
「それな、確かシェイクスピアが書いてたと思うよ。確か『汝の半分は私』みたいなの」
「おのれウィリアムめ、ちょっとばかし先に生まれたからといって先輩気取りか!」
「ちゃんとシェイクスピア勉強しなさいよ」
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