1/25/2016

事業部意見交換会で漏洩した情報から今のセレッソを分析してみよう。 #cerezo #photo #diary

1月24日、日曜日。

選手はキャンプに入るため舞洲には不在、やることのない俺はヤンマースタジアム長居で行われた事業部意見交換会に足を運んだ。詳しいレポートはまいど!セレッソに載ってるんでそちらもよろしく。


内容は……。やっぱりな、仕方ないな、覚悟していたよと感じたマイナスの要素と、ここはよくがんばったな、ここはこの調子で伸ばせればより良くなるな、と感じたプラスの部分が半分ずつだった。マイナスばかりかと思っていたけど、前を向ける部分も多くあった。


例えば、スポンサー数もスポンサー広告収入も2014年より伸びた。これは事業部のファインプレーだろう。景気が良くなったからか、ヤンマーのグローバル展開によるものか、理由は分からないけど。(シンハービールやレッドブルなどが加わったことを考えると後者の可能性が高いか)



観客数や総入場者数の部分でも希望は残った。総入場者数、平均入場者ともに4割減、チケット収入に関して言えば53%減という惨憺たる結果だった。


けれど、これはJ1時代の2011年~2013年と比べればそんなに極端な状態ではない。むしろ、いい状態だと言える数字もある。それが年間パスポートとオーナーズシートの席数だ。年間パスポート4877席、オーナーズシート1215席は2013年の数字よりも良いものだ。

観客数の減少率よりもチケット収入の減少率が高かった。年間パスポート、オーナーズシートの席数は観客数ほど減らなかった。ということは
「安い席の観客は比較的減少しなかった」
「年間パスポート観戦者(≒リピーター)は比較的減少しなかった」
ことを意味する。年間パスポートは割安だから、そればかり売れるとチケット収入が減ることになるからね。

つまり、ゴール裏でがんばった熱いサポーターや、生活の一部としてとらえているサポーターは残ってくれた、それも2013年より多く。これはいいことだ。


もちろん、観客数の減少は由々しき事態で、リピーターが残ってくれた反面、一見さんを取り込めなかったことは辛い。けれど、これは2部リーグにいて露出が減ったことを考えればやむを得ない結果だ。

今年は柿谷曜一朗が戻って、チーム始動初日には大勢のプレスを呼び寄せることができた。一見さんを呼べる武器ができたので少しは改善されるだろう。


ヨーロッパの人気クラブになると、チケットの殆どはシーズンシートというところも少なくないそうだ。セレッソが2014年のような迷走にめげず、今の数字を少しずつでも良化できるのならば、こうした未来も描けるのかなと期待している。

正直、選手をアイドルのように売り出すことは違うんじゃないかと思うこともある。でもね、それでクラブがプラスに進むのなら我慢しよう。川崎フロンターレみたいに既成概念をぶっ千切って前に進んでるクラブだってあるんだしね。

大阪には他にもプロクラブがある、関西に広げるだけで競合が3クラブに増える。そことの差別化をして「ウチはこういうクラブだから」と言えるようになれば、それはそれで楽しいことだし。


あれが足りない、これが出来ないと批判しても、クラブの持つマンパワーには限りがある。ならば、ベテランサポはベテランサポらしく落ち着いて、足を引っ張らずにいるのがいいのかなと思う。生産性のあることだけしていよう、スタッフに怒鳴って何が変わるのさ。

さあて、ここまで読んでくれてありがとう。最近の風景でも載せておこうか。





みんな元気でやってるよ。

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