今季初の対外試合、甲府とのTMは45分×2+30分×1の変則マッチで行われた。
主力組が出た1本目が2-0、23分まで主力組、それ以降は控え組となった2本目は3-0、控え組中心の3本目が1-3で、合計6-3。
控え組が少し気になるけれど、この時期からいい滑り出しというのは例年にないことで、驚きと喜びがある。
甲府は昨年降格したものの、メンバーは決して悪くない、(トップチームを見たら松橋と青木とダヴィがいてびっくりした。それにしてもダヴィ太くないか?)その甲府を相手にこれだけ動けたのは上出来だ。
結果ももちろん嬉しいが、少しずつ完成形に近づいていくチームの様子や、選手間の絆のようなものが見られるのもありがたい。
メンバー構成を見ると、ソアレス監督のベースは4-4-1-1に近い4-4-2だということがわかる。以前も2トップの組み合わせに「ケンペスの周りに清武を置くこともある」と言っていたので、センターフォワードタイプの周りにセカンドトップというのが基本のようだ。
この試合ではケンペスと村田、ケンペスと播戸、杉本と播戸、杉本と永井、杉本と南野(U-18)という組み合わせが試されている。
面白いのは、ウインガーの村田が2トップの一角に入り、ゴールを決めているところ。
村田の主戦場は右サイドだと固定観念を持っていたが、セカンドトップとしても機能するとなれば、杉本や永井もウカウカしていられなくなる。こういう競争は大歓迎だ。
また、村田へのパス供給源として柿谷が白眉の働きだったようだ。
村田も自身のブログで手応えを感じている。(「ヨウイチロウ。」村田和哉の日記 - LaBOLA(ラボーラ)2/14付)この二人がいいコンビになるのであれば攻撃の厚みは格段に上がる。
期待していた村田、柿谷がコンビネーションで輝き出す。そんなことを言ったら夢物語かもと考えていたことが、今年最初の試合で実現した。春が待ち遠しいな。
0 件のコメント :
コメントを投稿