久しぶりになるな、ブログ書けてなくてすまん。毎日幸せなことにジャンジャカ仕事いただいていて、てんてこが舞っている。てんてこってなんだ?
人がクソ忙しく仕事をしている間にもサッカーにはいろんなことがあって、青黒い方のホニャララさんがなんぞタイトルを獲得したとか言ってる反対側で、セレッソは京都サンガのサブメンバーにガチメンバー(と、考えているであろうメンツ)で挑み、ものの見事に逆転負けを喫したそうだ。
人によって話がバラバラでなんとも言えないのだけれど、一つだけ不満があったりする。それは、失敗している組み合わせをどうして続けるのか、ということ。
前線だと、ファーストチョイスは杉本健勇と永井龍なのだけど、それでは得点力が全くなくて、先制されると厳しいという悪い流れが固着したまま。
かと言ってチームトップスコアラー(7点だけども)のフォルランと、出場時間あたりの得点力で見ると素晴らしい成績のカカウが組むとチームの運動量がガタ落ちになって、守備のチームに仕上げているのに守備が機能しなくなる。ここ何試合はこの二つの間を行ったり来たりしているだけというのが主観だ。
で、残りの公式戦は3試合、泣いても笑っても270分プラスアディショナルタイムしかない。そこまでなんの工夫も無く、練習やトレーニングマッチを消化しているのは、どこか歯がゆく感じないだろうか。
例えば一時スポーツ紙で南野拓実をトップの位置で使うという話が出て、これはと期待したのだけれど、使わない。彼は攻撃でも守備でも面白いことができる人間なのに。
去年の最終節、ああ、すごく昔に感じるな。あの埼玉での浦和戦まで、チームは4-2-3-1(実質4-4-1-1)を採用していた。守備は9人で行い、攻撃は柿谷曜一朗の一撃に期待する、そこへの球出しはファビオ・シンプリシオのひらめきに任せる。シンプルだけれども一番効果的な方法だった。ところが、浦和戦ではシンプリシオが体調不良で欠場、トップ下は杉本が務めることになった。しかしこれが機能せずあっさりと先制されてしまう。
万策尽きたかという苦境、ところがここからがレヴィー・クルピの真骨頂だった。トップ下を2列目の3人にローテーションさせ、最適解を試合の中で探っていった。杉本は運動量が、エジノは動きの質が足りない中で、前半の後半15分くらいから南野がトップ下に入った。彼のスピードとフィジカル、それから知性は、相手の攻撃をせき止め、攻撃では得点源の柿谷と見事な化学反応をみせた。結果は御存知の通りで、2-5。柿谷と南野が2ゴール、杉本が1ゴールと圧倒した。立ち上がりはフラフラで、これはマズいと思っていたチームが、驚くほど躍動し、浦和を圧倒した。
そこまで魔法じみたことをしろとは言わないけれど、大熊裕司監督に、そしてセレッソに残された時間を考えると、今のスタイルを続行し、練磨していったとしても勝算は低いと考える。確かに博打じみてはいるけれど、精一杯足掻かないとチームが沈んでしまうのだから、いろんなアクションを試行してもバチは当たらないだろう。
もう何もかもが逼迫しているんだ、それくらいの手は打とう。土曜日のトレーニングマッチは舞洲まで行ってくる。そこで現実を写真におさめてくるよ。公式のコメントはまるで大本営で、どこに真実があるのかなんて分かりはしないんだから。
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