大雨だっていったって、治水がこんなに発達している日本で、あんな災害が起こるなんて思いもしなかった。
茨城には今年行ったばかりだし、栃木にも知り合いがいる。それでなくても同じ日本人で、同じ人間で、苦しんでいる人間が身近にいるのだから、助けないほうがおかしいだろ?
もちろん、勝ち点はやらない、ひとつも持って帰らせない。その代わりモノであったり気持ちであったり、他のものはたらふく持ち帰ってもらう。試合に来られる栃木サポーターはまだ来られるだけマシなんだと思うけれど、大なり小なり肝を冷やしただろうし、知り合いに被災をした人がいるかもしれないし。
少し話を変える。俺が一番、「セレッソのサポーターやっててよかった」と思った時というのは、実は試合を観ている時でも、セレ女引っ掛けて遊んでる時でもない(セレ女のみんなゴメンね)。2011年、住吉区民センターで行われたサポコンでの、サポーターのご婦人と当時の藤田社長とのやり取りを見た時なんだ。
その時はちょうど、大宮に所属していた(今はアンバサダーをしている)塚本泰史さんが右大腿骨骨肉腫に罹患していると発表した直後だった。おまけに開幕戦の相手はその大宮だった。
それで、サポコンがつつがなく進み、最後の質疑応答に入った時、ご婦人が藤田社長に直訴したんだ。塚本選手のために募金はできないのかと。
藤田社長は壇上ですぐに社員に「いけるか?できるか?」と確認をとり、サポーターが区民センターを出る時に募金ができるよう支度をし始めた。サポコンが終わるまで15分くらいだったと思う。出入り口にはダンボールをカッターで切って貼りあわせただけの粗末な募金箱が用意されていて、皆が当たり前のようにお金を入れていった。
俺個人でも2年間招待券を集めて大阪市に寄付する活動をしていたし、今でも別団体がボスニア・ヘルツェゴヴィナの子供たちにサッカーボールを送る慈善活動を行っている。そうして感じることはセレッソサポーターの温かみなんだ。
当然、馬鹿や阿呆も一定数いる。でもそいつらくらいどうでもいいやって思うくらい、いい人もたくさんいる。こういう時にサポーターの優しさに心を揺さぶられるんだ。
さあ、話を戻そう。今週末にもクラブから何かアクションがあると信じているし、もしそうなら参加をしたい。俺みたいなどうしようもない無頼でも、少しくらいの思いやりはあるのさ。まして俺を避難批判するような聖人君子の皆々様であるならば、もっと素晴らしい慈善を行ってくれると信じているよ。俺に負けたら俺以下だぞ!頑張れよ!(笑)
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