天皇杯の初戦、大抵下部リーグのチームと当るのだけれど、その度に考えてしまうことがある。それは、本当に今のチームが愛せているか、愛情表現がちゃんと出来ているか、ということ。
昨日のホンダロック戦でも、2年前のホンダFC戦でも、私個人の主観で言うなら、そしてこと応援という一側面だけに限定するなら、正直完敗だった。
勿論失うものなど何も無い強さ、失うものを守りたくなる弱さというのはある。サポーターにもなんとなく力が入らず上の空というところが出てしまう、それは仕方が無いのかもしれないけれど、何とか出来るなら何とかしたい。
最初ホンダロックの応援団がSBアウェー側に陣取った時、彼を見て私は笑っていた。
そう、赤くて3倍早くて、その上コールリーダーまでしている少佐。
イロモノにも限度があって、彼は明らかにスレスレだった。そんなユーモラスさを、つい笑ってしまったのだ。
彼以外にも珍客はいた。
ところどころにゴレンジャーがいるのがお分かりいただけるだろうか?彼らもまたスレスレだ。
それでもホンダロックの応援団は彼らに乗せられるかのように、声援を送り続けていた。スレスレでも認められていたようだし、それどころかリード役として存在しているかのようだった。
それは多分彼らのユーモラスな風体の中に、熱いサポーターとしての魂があったからなのだと思う。もしそうでなければ、こんなに一所懸命に応援したりしないだろう。
私は彼らに詫びたい、彼らこそサポーターの見本だから。どんなになっても、どんな姿でも、チームを愛する強い意志を示し続ける、それこそが本当のサポーターだと思うから。
もう水曜には天王山、札幌戦が待っている。その時は彼らのように、明るく、熱く、激しく、チームを盛り上げなければいけない。チーム、フロント、サポーター、三位一体出なければ、札幌は倒せないはずだから。
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