街に出てビルを見上げると、美容師の卵達が汗を流して授業を受けていた。あれだけの努力をしても、認められるひとかどの者になるのは、多分ほんの一握りなんだろうなと考えたことがある。
世の中って上手く行っているようで、意外とそうではないのかも知れない。やればやるだけ、働けば働くだけ幸せになれる。そういう人もいるけれど、死ぬほど働いて本当に死ぬ人がいたり、いろいろ厄介なハンデを背負ったりすることもあるしね。病気になったりとか。以前吐きながら仕事してる人を間近で見たことがあるけれど、幸せなんだかどうなんだか、そういう価値観の彼岸にいるような人で、尊敬は出来ても真似は出来なかった。
そんなこと考えている自分もモリシが好きな自分も、間違いなく自分なので、自分の本心がどこにあるのか自分でも判らない。自分は頑張りたくないけれど他人には頑張れと言う酷いヤツなんだとしたら、まあ、今くらいが丁度いい環境なのかもな。チーム始動前に考えるような話題でもないか、寝よ寝よ。皆さんは、どうか程々に、そして、お幸せに。
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