2/19/2008

ある日の西中島家。

 平日もかなりのんべんだらりとしているのだが、これが休日ともなるとさらに酷くなる。朝はデパスだのレキソタンだのといった眠くなる薬をたらふく飲んでいるせいか、体がだるい。ゆっくり起き出すと、義母と義父がキッチン(と言うか台所か)でピザトーストを作っていた。娘も風邪ひきの病み上がりなのに回りをウロウロしている。活気があってよい。

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 ピザトーストというのはアメリカに渡ったイタリア系移民がピザを焼く釜の無い貧しさの中で生み出したものと、何かで聞いた覚えがある。ググってみると確かにイタリア系移民の食べ物のようだ。苦しさの中に華やかさやほがらかさを持ってくるあたりがイタリアらしい気がする。きっとピザトーストを作る時はこんな雰囲気だったんだろう。

 ピザトーストを食べたら、今度はレプリカシャツの予約だ。FAXのみの受け付けというのが少し不思議だ。メールフォームを作ってデータを落とし込んでいた方が後々楽なのにね。と思っていたらFAXの裏表を間違えて白紙で送っている人が結構いるようだ。今は会社くらいしかFAX使うところが無いし、家のFAXを使うのが久しぶりという人も多いんだろう。意外なところに落とし穴があった。私も間違えとりゃせんかと焦っていたら、今日向こうから返信があった。無事に着いたようで安心する。

 んで、午後はボーっとネットをしたり家族の写真を撮ったり。実は会社の先輩に二人、プロのカメラマンがいるのだけれど、二人に言わせると私の撮影方法はかなり変らしい。モードは絞り優先でボケを出して、色は控えめにして少しだけ暖色系をかぶらせる。室内では色味を微調整するのに色温度をこまめにいじるのだが、この色温度を数字で指定するのが変らしい。普通はオートにするか、規定のモード(「ポートレート」とか「蛍光灯」「くもり」などなど)を使う程度なのだそうで…。でも自分の好きな色味が出ないのではどうしようもないので、今でも撮影の度コリコリといじっている。

 実はこの色温度をいじる撮影は長居の試合中に生み出してしまったものだったりする。長居の照明は、そのまま撮るとかなり青く出る。芝なんかやたらと綺麗に出るのだけれど、選手の顔にシアンが混じって塩梅が良くない。そしてこの青みは規定のモードでは消せなかったのだ。4500K~4600Kくらいまで色温度を上げてようやっと人っぽい顔色になる。

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 多分こういう記事を書くといろいろな人に「その撮り方は不味いんでないかい」と突っ込みを食らいそうだけれど「リンゴ・スターだってスティックの持ち方は自己流だったんだよ!私だって撮り方自己流でいいじゃん!」と開き直っておこう。

 あー、眠くなってきた。おやすみなさい。

 

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