9/17/2008

生きたお金死んだお金。

 家庭を持っている人間にしてはお金の管理はルーズな方で、家内にかなりまかせっきりにしているのだけれど、今日ボーっと

「セレッソがらみで1年間にいくら使っているんだろう?」

 と思いつき、深く考えているととても怖くなってきた。年間パスポート代、ファンクラブ代、ハナサカクラブ代、グッズ代、それから飲食代。アウェーには近場しか行けないからスカパーに入っているのでその契約料もある。思っていたより使っているみたいで驚いた。これに遠征費、アウェーチケット代、宿泊代などがかさむウルトラなサポーターの人なんてどういう風にやりくりしているんだろうか?少し汗をかいてみた。

 かと言って、それを減らす気は無いのだけれどもね。


 以前から私はサッカーにかなりのお金と時間をかけてきた。ただそれだけの見返りも受けてきた。普通に暮らしていたのでは一生出会えなかった人と仲良く出来たのも無形の財産だし、家内と仲良くなったのもスタジアムがあったればこそと言えなくも無い。何より辛い時、苦しい時に心の支えとなってくれたのはサッカー。値段のつけようが無いけれど、今まで支払った分をうろ覚えで換算しても、十分おつりがついてくる。だからこのサイクルは変わらない。


 私は人から見たらかなりケチな部類に入ると思う。ただ「ケチ」なのと「お金を使わない」のとでは根本が違う。本当に凄いケチの人は梅田の一等地にビルを建てる。使う時は惜しみなく使う(これがまだ上手く出来ない)その代り、使わないところにはビタ一文使わない。これが大阪のケチというものだ。


 もう一つの趣味であるカメラでも、あれはいいものだとウン百万もする("Phase One 価格"でググってみよう)アマチュアカメラマンが使うものでもハイクラスのだと15万~25万くらいする。それにレンズが同じくらいの値段でやってくる(上手くやりくりするといい写真が安く撮れるようになるけれど、それにも時間とウデがかかる…)でもそれに見合う「何か」が得られる。今の仕事では画像の加工もするのだけれど、この画像はいいのか悪いのか、悪いならどこをどうすればいいのか、その為には何が必要なのかが判る。それだけで随分とアドバンテージになるのだ。趣味で遊んでいて実益になるのだから一石二鳥。


 高い1000円もあれば安い10万円もある。それを見極めて、使うべきは使う。それが大事なんだと思っている。新しいカメラを買う時はこの論法で家内に迫ってみよう、ウン。

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