2/09/2009

年をとったと感じる時。

サポコンの時、少し早めに家を出て、久しぶりに天王寺を歩いてみることにしました。

若い時(と言ってもつい2、3年前くらいまで)阿倍野に住んでいて、天王寺はずっと遊び場みたいなもんでした。学生の頃はマンガを描くのに画材屋さん巡ったり、本を漁ったり、友達と遊ぶのも天王寺でした。近くに住吉高校、天王寺高校、工芸高校、東大谷など学校が多いものですから、自ずと町も学生寄りのつくりになるんですよね。北側は四天王寺さんに参るおじいさん、おばあさんの町でしたが、南側、特に阿倍野筋の東側は昔から若い子向けの町でした。

久しぶりの天王寺、随分変わっていましたね。HOOPの裏に&(and)なんておしゃれなビルが出来ていました。ほんの昔は駐車場だったんだけどな…。いつの間に!

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中には若い子がいっぱい。どのフロアもいっぱい。小洒落たカフェにも、LOFTにもMUJIにもいっぱい。ちょっと若かったらウキウキしながらウロウロしていたんだけれど。昔の町を知っていると何か抵抗がありますね。以前の思い出もまとめて新しいものに挿げ替えられてしまったようで。

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昔のものが必ず良い、と言うわけではないです。良い悪いの話ではなくて、個人の主観の話なんで。


こういう感覚を覚えだしたのは祖母が亡くなったり、娘が生まれたりしてからかなぁ。人も人が作ったものも生まれたからにはいつかは無くなるというのを皮膚感覚としてとらえられてから、妙に醒めるようになりました。年をとるってこういうことなんですかね。

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