5/29/2011

好きであることを誇れるように。

Jリーグ、日本のサッカーの発展は、おらがチーム、おらが町、おらが国を「愛する」ことから始まったと感じている。少なくともAntiとかDisとか、そういう単語はスタジアムには必要ない。


何かを貶める、誰かを傷つける、差別するという行為は、サッカーだけではなく、人の営みの中では邪魔なものだ。それを好き好んで行う存在は、貶めただけ、傷つけただけ、差別しただけ、自らも報いを受ける。その場で即刻受ける輩はまだ幸運だろう、一度の過ちでずっと後ろゆびさされることだって珍しくない。

セレッソのサポーター(の一部)は、それは気まぐれだし、潔癖症すぎるところもあるけれど、少なくとも相手を貶したり、傷つける行為をかっこいいと誤解している人達よりもいい人達だと思っている。だから、去年作ったTシャツにはおらが町を愛するという意思を込めた「100%OSAKA」のロゴを刻んた。
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ダービーの時でも「俺達が大阪」と言わず、ただ「大阪」と歌う。「潰せ」コールはラフプレーの時限定(都合がいい解釈だけれど)

憎しみに使うお金や体力があるなら、愛するもののために使ってほしい。憎しみや蔑みや暴力に満ちたスタジアムには人は来ない、自らのチームのためを思うなら愚行は謹んで、自らを高めることに努めよう。それがチームを強くする唯一無二の方法なんだから。

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