12/29/2011

前略、マリリア様。

僕は、あなたの伴侶、レヴィー・クルピが今日まで監督を務めた、セレッソ大阪のサポーターです。

今日は、お礼を言いたくて、この記事を書きます。

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レヴィーが地球の裏側にあるこの街に来てくれるまで、セレッソは真っ暗な闇の中にいました。

1部リーグから降格し、多くの力のある選手がチームを去り、僕らは何を頼りにすればいいのか、何をすればチームが良くなるのか、まるでわからないで、悲しみと苦しみの中にいました。

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レヴィーは、持てる限りの知性と、経験と、情熱、何より愛情を、こんなチームに注いでくれました。

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そのおかげで、セレッソや、他のチームで実力を出せないでいたたくさんの選手が、輝き始めました。

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レヴィーの教え子は日本中、世界中で活躍しています。


そう、彼は真っ暗な中にいた僕らに「ここに迷わずに進め」と、一筋の光りを見せてくれたのです。そうしてセレッソは、少しずついいチームになっていきました。

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これまでに、長い時間が必要でした。彼のことを誰よりも愛しているあなたにとって、それはつらい時間だったと思います。また、レヴィーにとっても、大変な仕事だったと思います。

それでも、彼はチームのため、多くの選手、スタッフ、サポーターのお父さんでい続けてくれました。そのことをなんと感謝すればいいかわかりません。

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本当は、レヴィーの頑張りに見合う活躍をしなくてはいけませんでした。彼の努力を考えれば、たくさんのカップやトロフィーがあったっていい、それくらいたくさんのことをしてくれたのです。

それができなかったことを、ただ、あやまります。最後のチャンスだった天皇杯も、力及ばず破れてしまいました。クリスマスまでフイにしてしまったのに、ゴメンナサイ。

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僕らができることは、ただ、力の限り拍手を送り続けることだけでした。

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僕らは彼を失いましたが、彼の意志は、決して失いません。最期まであきらめず攻め続ける心を持って、これからも戦っていきます。

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レヴィーの教え子たちも、気持ちは同じはず。いつかきっと、タイトルをとってくれると信じています。

ですからこれからも、僕たちのことを見守っていて下さい。


5年間もの長い間、あなたのレヴィーを、みんなのレヴィーでいさせてくれたあなたに、ただ、感謝の言葉しかありません。今、レヴィーを謹んでお返しします。多分長旅でひどく疲れていると思います、まずは、ゆっくりとさせていただけると、助かります。


Obrigado Lévir Culpi. Nosso pai.

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