6/24/2013

2013 ヤマザキナビスコカップ 準々決勝1st leg C大阪 0vs2 浦和 覚悟の差。 #cerezo

得点者

前半9分 興梠 慎三(浦和)
後半11分 興梠 慎三(浦和)


タイトルを絶対にとりたいチームと、とれたらいいなというチームの試合にしか見えなくて、ひどく悲しい。

柿谷曜一朗はさかんにタイトルをとると公言していた。それは自分自身であったり、チームメイトに対してのプレッシャーだったのだと思う。しかしそれが咬み合わないまま、浮ついた気持ちのままで試合に入ってしまって、ついぞそれが治らなかった。


スタメンとベンチはこちらを参照してほしい、問題はもっとそれ以前のところにあったから作る暇が惜しい。


確かに、浦和の3-4-2-1は強力だった。攻撃の時に前が5枚並ぶので4バックのセレッソはかならずどちらかのサイドの選手をカバーしきれず、中盤から一枚下ろしてくる必要があった。それにしても動きが鈍麻していたので守備組織を作るのに時間がかかった。

そうしてボールを奪っても、パスミスやトラップミスが多発して、シュートまでいけたシーンが数えるほどだった。

調整不足、連携の整備不足、そして試合に臨むまでのメンタルでの不備、それ以外の理由が見当たらない。とにかく誰がどこにいたからやれたやられた、という次元ではなくて、必ず個で負けるのだからどうしようもない。


興梠慎三には得点以外でもしたいプレーをしたいようにさせてしまった。ボールの出し手である相手ボランチやビルドアップしてきたセンターバックからのパスが面白いように収まった。後半にはシンプリシオが前線のところまでチェイシングするようになって、多少は改善されたけれども、五分五分の競り合いはすべて負けるのだから、防ぎようがない。


対するセレッソは生命線の柿谷曜一朗へのボール供給が殆ど出来ずで、得点の匂いがしたのは途中出場の南野拓実のシュートとエジノのミドルぐらい、後は意図的な崩しが成功したシーンがない。リンクマンであるはずの枝村匠馬と山口螢は後半の途中でともにベンチに下がっている。


セレッソで動けていたのは前述の南野と、ともに途中から入った楠神順平、それに丸橋祐介くらいで、動きが乏しかった。浦和の選手は後半に(時間稼ぎもあるだろうけれど)みな足をつっていた。対するセレッソではそのような人間はゼロ。これは意気込みの違いなんだろうか。

とにかく、次にコマを進めるためには、アウェイのさいたまスタジアムで3点以上奪っての2点差以上の勝利が必要になった。今の出来からすると容易ではない。

ただ、もし本当にタイトルを奪うのだという気概があるのなら、やれるはずだと信じる。サポーターが信じられないで、誰が信じられるんだろう?だから、絶対に勝てると信じる。


自分たちならできるはずだ。どんなに苦しくても最後までしぶとく行こう。あきらめるのはいつでもできる。それこそ、試合の後ででも。

1 件のコメント :

  1. セレッソは浦和をなめてたな
    だからいつまでも無冠なんだよ
    浦和はしっかりキャンプしてきた
    タイトルほしいならそれぐらいは当たり前の準備
    サッカーなめるなセレッソ

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