俺がまだ高校生の時は、本戦に出るってことだけで、予選を突破するってことだけで大事だったんだぜ。だって一度だって突破してなかったんだし、94年の時なんてあと数分のガマンもできなかったんだから。
それで、国内組とか海外組とかもなし、だってカズがブラジルに出たとか、奥寺がブンデスに行ったとか一部の例外を除いては国外リーグのプレーヤーがいるなんてこともレアだったんだから。
それが、スタメンの過半数が欧州のトップリーグ、それもプレミアやセリエAやブンデスリーガでレギュラーはってる人間で固められるようになった。しかもその中には自分が愛してやまぬ地元チームから巣立っていった連中が複数いる。夢の様な話だ。
多くの人々がこの夢を紡ぎだし始めたのは、この小さな巨人が現役だった頃だ。俺にとっては昨日のことのような話なんだけど、ずいぶん経ったんだな。
今日、当り前のように(試合内容はフラフラだったけど)日本がブラジルW杯出場を決めた。その時俺は普通に南海線にゆられたり焼きそばを食べたりしていた。そんなにプレッシャーを感じなかった代わりに、興味も薄れてしまった。俺自身も変わってしまったのかな。
今は次のダービーが何年先になるかのほうが気になるな。来年?わっからないよー。
俺も最近の通過して当たり前の予選は興味ないね。
返信削除昔のあの張りつめた緊張感が懐かしい…
お互いあの胃がキリキリするような日常を過ごすとどうにもぬるいですよね。
削除まあ、年とったのかなーと。