前半23分 エジノ(PK)(C大阪)
後半13分 エジノ(C大阪)
後半30分 平岡 康裕(清水)
後半40分 柿谷 曜一朗(C大阪)
後半45分+3 枝村 匠馬(C大阪)
家に帰ってTwitterを見ていたら、みんなが楽しそうだった。素晴らしい試合だったんだと思う。でも実は、俺には、よくわからなかった。何が楽しかったのか、素晴らしかったのか、すごかったのか。
ただ、心の動くままに写真を撮り、記録し、頭を再構成してみた。もし面白くなかったら、ごめんなさい。
スタメンとベンチは0-3と大勝した前節と変わらず。
対する清水はトップにポストのできるラドンチッチが入って、その両翼に復帰した大前元紀と高木俊幸が入って、1アンカーの4-3-3だった。
セレッソは攻撃の時に両サイドバック、酒本憲幸と丸橋祐介が高く上がっていくので、ラドンチッチが競り合いに勝つか、中盤からの球出しでサイドを狙って、そこからもう一度中に入れるプランのように見えた。
ただラドンチッチに対して、セレッソのセンターバック、藤本康太と山下達也がよく当たってくれて、仕事を殆どさせないままでいた。これが一番大きかったように思う。
対するセレッソの攻撃は2パターンで、お馴染みのショートパスを繋ぐ遅攻か、柿谷曜一朗、エジノ、南野拓実のいずれかを走らせるロングパス一発のカウンター。
一発のカウンターは決まれば即一点で魅力的な選択肢なんだけれど、失敗すればマイボールの時間が短くて終わってしまい、ポゼッションがとれない。それに、その度に前線3枚がかなり長い距離をスプリントせねばならず、体力の疲弊が心配だった。
そう思っていると、前半20分で南野が負傷、急遽楠神順平が入ることになった。
前半28分 |
楠神は他の前線の選手と違って、もらってからのプレーに才覚があるタイプ。持って上がれる、ドリブルで仕掛けられる選手なので、この試合単発で見ればいい交代だった。南野の負傷が軽度であれば、一番なのだけど。
先制点は右サイドラインギリギリからのロングフィードにエジノが反応、それをカルフィン・ヨン・ア・ピンが引き倒したPKだった。冷静に決めて1-0。
ただ残念というか、辛かったのは、その後も清水のプレーヤー、特にヨン・ア・ピンがかなりダーティーなプレーをしていて、セレッソの選手が傷んでプレーが止まる時間帯が非常に長かった、ということ。
夏の試合は頭のスタミナをよく消費する。体も、最初の一歩がわずかに遅れる。だからケガになりやすい。それはわかるけれど、やはり過剰にダーティーな守備だった。
前半はアクシデントがあったものの、このスコアでおりかえしができた。
後半は、互いにバテて全体が間延びした分、セレッソに優位に動いた。
清水は大きな展開を最低一度成功させないと攻撃の形が作られない。選手間の距離が長くなれば、さらに精度が求められる。けれども、そもそも間延びはスタミナの消費によるものなので、プレーの質も落ちている。だから攻撃自体が機能しなくなっていた。
セレッソは、最後に必ず個の力での打開を挟む。その時、敵は密集していない方がいい。その差がよく出ていたと思う。
2点目は、これはエジノのゴール。けれど、丸橋のキックも素晴らしかった。
ゴールという結果はエジノが享受し、プレーの根幹は丸橋が作った。二人にとって得たかったものを1つのゴールで奪えたのだから、それはいいことだ。
流れが変わる危険があったのは、その後のセットプレーから失点をして、柿谷がゴールを決めるまでの10分間だけで、それもなんとか跳ね返せた。
その柿谷のゴールは、ただ素晴らしいとしか言えない。正確さを選択したシンキングスピードの速さが光った。
後半42分 |
後半45+3分 |
最後は途中出場の枝村匠馬と杉本健勇のコンビネーションでダメ押し。
大宮が敗れ、広島が引き分けたため、前との差が縮まってきた。次の名古屋、仙台のアウェー連戦を形にできれば、目標であるタイトルやACLも視野に入ってくる。
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