1/04/2014

今年もよろしくと小さく叫ぶ。 #cerezo #photo

今年は大阪、生野から堺に引っ越してはじめての正月。今年もよろしく。


今年は近所の開口神社(あぐちじんじゃ、地元では親しみを込めて「かいこうさん」と呼ばれている)に初詣。一日ズレてたんで静かなお社。

開口神社は塩土老翁神(しおつちのおじのかみ)という神様が祀られている。塩とは潮流のこと、航海の神様。今年はクラブも海の向こうのクラブと戦うわけだし、代表も海の果て、地球の裏側のブラジルにまで戦いに赴くのだから、調度よい。

1/3は柿谷曜一朗の24回目の誕生日ということで、サポーターの女の子たちがたくさん画像を作ってた。ツイッターは彼の様々な写真であふれていた。


こういうアイドルというか、イコンのように取り上げられる選手は今までいなかったので、なかなかおもしろい。テレビでの露出が増えたことで、また一つネームバリューが上がったのかもしれない。


それで、今までは価値がなかった情報、価値を軽んじられていた情報も、それなりの価値を持って受け入れられるようになった。もし、横井さんの著書や梶野前GMの著書、フットボールサミットの出版が1年早かったら、これほど多くの人に読まれただろうかと思う。


皮肉でもなんでもなくて、これはまちがいなくいいことだ。セレッソにはまだ「秘めた鉱脈」がたくさんあるという証拠なのだから。

例えば、去年の磐田戦ではセレッソ大阪選手寮長である秀島弘さん謹製の「桜花堂弁当」が売りだされたけれど、あれが「監修」という形になってコンビニで売り出されればどうかな、とか。

今ではなんば花月の裏にある定食屋の「肉すい」や、体重計メーカーの社員食堂のレシピ、定食自体に脚光が当たる世の中だから、何がヒットするかわからない。


必要なのは「まずやってみること」これに尽きる。きっと売れないだろう、労力の無駄だろう、そう思ってアクションしない限りは、こういう幸運も取り逃がしてしまう。せっかく切っ掛けがたくさんあるのだから、いろんなことを試してほしい。


俺自身は、もっともっとたくさんの写真を撮りたい。できれば、美しいものを、そう思えるものをたくさん撮りたい。



俺の好きな画家、フランシスコ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテスは「裸のマハ」という、非常にスキャンダラスな絵画を残した。 非難轟々、裁判所にまで呼ばれたらしい。しかし、この絵画の素晴らしさだけが、今の絵画史に残っている。つまりはそういうものを残したい。非難する人は非難すればよい、それが非難する人の仕事なのだから、批判非難を呼ぶほど心を動かす何かが残したいのだ。


そうしなければ、そもそも生きている意味なんて無い。存在理由を残すために、これからも撮りつづけようと心に決めている。いろいろな話ができればうれしい。今日はこの辺りで。


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