1/17/2014

曜一朗の2年目。龍、南海より戻る。それから、アーリアの話。いろいろ。 #cerezo #photo

まずは、柿谷曜一朗がしばらくは桜のエースでイてくれていることを喜ぼう。


今年は、このスタイルでピッチに立つんだな、それだけでありがたいよ。営業的なあれは別として、精神的にね。

どのチームでも、チームの顔、動かしてはいけない選手が必ずいる。今だと広島の佐藤寿人であり、横浜FMの中村俊輔であり、川崎の中村憲剛であり、ガンバの遠藤保仁がそれ。セレッソなら、もちろん彼ということになる。

当人は海外も視野に入れているし、もしそのチャンスがあるなら送り出したい気持ちもある。けれど、その一方で、残りのキャリアのすべてをセレッソで過ごしてくれたらどれほど幸せだろうという気持ちもある。どちらも、本音。


あと、セレッソは渋ちんだって思ってたけど、出すところは出すようで……。大物外人を狙ってるのか。穫れりゃ嬉しいし、穫れなくても柿谷たちにくれてやればいいじゃないか、とか思っているけどどうなんだろう。まあ、まだ先の話だ。


それよりも、まずはチームに加入した選手、残留してくれた選手に感謝。そして、去年チームのためにファイトしてくれた、移籍していく選手にも。

個人的には永井龍の復帰が嬉しい。セレッソには珍しいパワータイプの選手で、そこからさらに屈強な選手が集まるオーストラリアでもまれたのだから、どれだけ強くなっているか楽しみにしている。


それに、長谷川アーリアジャスールにも感謝。現時点でポポヴィッチ監督のやり方を一番知っている選手なわけで、トップ下かボランチか、使いどころはわからないけれど、うまく馴染んでくれればいいな。いや、違うか、セレッソがポポヴィッチに合わせないといけないのか。

まだ選手の補強は続くようだけれど、まだ決定ではないから、この辺りで。




今年は、とりわけ寂しい別れが多いような気がする。椋原健太はセレッソが使い切れなかった。枝村匠馬も使いどころが難しかった。ボールをひたすら柿谷に供給しなくちゃいけない去年の2列目で、オフザボールに長所がある枝村は厳しかった。横山知伸だって素晴らしい選手だった。山口螢、扇原貴宏、それにシンプリシオ、競争相手が分厚くて、ケガもなかった分、出場機会に恵まれなかっただけ。三人共厄介な敵になってしまうのか……。


小暮大器は徳島に期限付き移籍だけれど、早く戻ってきて欲しい選手の一人。ポテンシャルはあるし、度胸もいい。徳島で定位置がとれれば、素晴らしいプレーヤーになる素養は十分にある。


まだまだいる。多田大介、一番キーパーのやりくりが苦しい時に来てくれたこと、その恩義は忘れてはいないよ。野口直人、MIOびわこ草津でも芽がでなかったけれど、この経験はセカンドキャリアに必ず活きる。だから、セレッソでの、MIOでの日々は忘れないで欲しい。


最後に、彼。出て行くなら、きっちり桜の20番にふさわしい存在になってからにしておくれ。今のままじゃ煮え切らないよ。

1 件のコメント :

  1. アドリアーノ、清武、ポギョン、秋のいたシーズンも最終節に素晴らしい試合を見せてくれて翌年に期待をふくらませたのに寂しい別れが多かったような気がします。

    健勇はその頃から特に期待しているのですが、クラブの使い方も(チャンスはもらっていたけど)最前線で置き続けてくれるわけでなく、器用貧乏になってしまっているような気がします。

    昨年のホームの湘南戦のような覇気を滾らせたプレーが見たいですが、来年はさらにポジション争いが熾烈になるでしょうから(15番の復活は個人的な強い強い願望込みで)出場機会を求めて、っていう可能性は十分あるだろうし、いちフットボール選手としてなら妥当な判断かもしれません。

    ただ、それでも僕も健勇が他チームに行って欲しくはありません、ヴェルディへのレンタルですら思ったほどでした。
    今の状況を加味しまして、個人的にはj2で揉まれて、最前線でのプレーに自信を深めてエースとして帰って来るのが理想です。

    私は尼崎の歓喜の年から見てる古参ですが応援団に混じるわけではなく、ただ試合を見に行ってるだけなので椋原がもたらしたものが大きかったかどうかはわかりません。勿論控えとして常に怠らずにひた向きにチームのために支えてくれていたことは想像するに難くないことです。しかし、エダ、横さんには大分救われていたと思うので(今年前半から中頃までの扇原のプレーが良くなかった事が多かった分助けられたという思いが尚更強いのかもしれません)感謝あるのみです。

    このクラブは特性ゆえにエースであれ何であれ昔から別れが多いですね。もちろん辛いけどそれを受け止めないといけないし、だからこそ常に新しく変化し続けることができるとポジティブに考えることができるかもしれないし。


    自分でも何言ってるかわかんなくなってきましたが、来年もこのクラブを応援します、信じ続けたいと思います。久高さんやモリシが愛したこのクラブを。

    返信削除