1/16/2015

杉本健勇、その20はなんの意味がある? #cerezo #frontale #photo #diary

川崎フロンターレに移籍した杉本健勇が、背番号20になりそうだとのこと。


それが空き番だからのか、本人の希望なのか、それは分からないけれど、もし後者なら個人的にはひどく残念だし、番号の意味をはき違えてはいないかと問い詰めたくなる。

背番号は、そのチームの、その番号だから意味がある。柏の9番も、浦和の9番も、川崎の14番も、名古屋の10番も、そのチームだからこそつける重圧がある。よそのチームで「以前つけていた番号だから」という理由でつけても、それは飾りだ。


いや、その考えも持てない選手であったなら、そうだったのなら、セレッソを出て、セレッソの20番を脱いで正解だったのかもしれない。

「この番号は特別な番号なんだ、それに見合うプレーや活躍を望まれているのだ。」

ユニフォームを託した時そう直感的に感じてくれる選手にこそ、セレッソの8番、20番はつけてもらいたいんだ。軽んじていたのなら、もう、それでよかったのかもな。


もうしばらく、セレッソの8番、20番は空き番で構わないかなとか本気で考えている。商品として売れそうだから人気選手につけてもらう、そういう番号ではないんだ。本気でチームを愛して、支えて、進んでいく覚悟がある人間だけが付けられる番号なんだ。それが「重い」というなら、欠番でいい。海外に、よそのチームに、外にばかり目が行くプレーヤーがつける番号ではないことを、クラブもキチンと考えてほしい。


それは、選手は個人事業主だし、クラブは興行を成功させなくちゃいけない。それでも、だからこそ、少しずつでも育まれてきた歴史の大切さを守らないといけないよ。

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