1/11/2015

カメラのテストにVリーグ観に行ったら伊関さんのファンになりまし た。 #v_league #Vリーグ #photo #diary

もう少し値下がりしたらなけなしのお金をぶち込んで買おうと思ったD750が一向に値下がりしない。なのでWi-Fi機能だけでも拡張しようとWU-1bという小さなモジュールを買った。


これ自体、親指の先ほどの小さなモノなのだが、カメラに取り付けるとWi-Fi機能でiPhoneなどのデバイスに直接画像を取り込んだり、デバイスから遠隔で写真を撮るなんてこともできる。他にもSDカードタイプのものもあるのだが、純正パーツの方がよかろうとこちらに決めた。

コレが使い物になるなら、例えばハーフタイムに前半イチオシの一枚、試合後すぐに試合を印象付ける一枚がすぐに発信できる。多分、ジェイズゴールなんかより早く。誰にとってもプラスになるならいいことだ。

ただ、転送速度やバッテリーの持ちなどが気になったので、実践代わりに女子Vリーグが開催されていたBODYMAKERコロシアムに足を運んだ。


当日は強豪久光製薬と上尾、日立とNECという組み合わせ。選手の特徴などの予備知識を持たずに撮影に臨んだのだが、コレがマズかった。


サッカーでも選手のクセというものがある、それを予測してレンズを動かすからいい絵が撮られる。それはバレーでも同じで、しかもサッカー以上に重要なファクターだった。



サーブ一つとっても、ダイナミックにジャンピングサーブをする選手、クセ玉を打つためにフォームを小さく、正確に持ってくる選手と千差万別。唯一知っていた日立の内瀬戸選手の豪快なドライブサーブ以外は一巡するまでに四苦八苦した。試合中は推して知るべしだ。


ただ、Wi-Fiのテストとしては上々だった。数枚程度なら5分程度でネットに上げる段取りがつく。ハーフタイムくらいあれば楽にアップ可能だ。バッテリーを少し食らいすぎるところ以外は合格。


そうして、もう一つ新鮮な発見があった。最近は女性サポーターがサッカーを撮ることが多くなったのだが、彼女たちはプレーの美しさより、選手を男性として、異性として切り取る傾向があると感じていた。そういう要素が自分の中にあることを女子バレーを撮っていて気づいたのだ。


女子バレーはフラッシュやAF補助光を使わなければ撮影は可能だ。そのため性的な描写に血道をあげるバカもいる(そういうヤカラに買われたカメラも殺生だと思う)それだけはすまいと決めていたが、どうにも「カッコよさ」と同時に「女性らしさ」「プレーの合間の一瞬」を切り取りたい欲求にかられてしまうのだ。

それに気付いたのは、第二試合に出場した日立の控えリベロ、伊関選手を撮っていた時だった。


バレーに留まらず、女傑と言いたくなるような気風の女子選手が多い中、彼女だけがどうにも引っ込み思案な雰囲気なのだ。出番のあまり期待できない控えリベロなのに、そのオーラが妙に気になって、つい撮り続けてしまった。そうして、ようやっと女性カメラマンが男子選手を撮る時の気持ちの切れ端みたいなものを知ることができた。それからそうした気持ちが自分の中にあることにも驚いた。




ということで、テストも兼ねたVリーグデビューは、思いの外面白く、感慨深いものがあった。実業団、企業スポーツのもっさり感は如何ともしがたいが、コートの上の戦いはなかなかに楽しく、エキサイトしてしまう。上尾吉村選手の凛々しさ、日立内瀬戸選手のスパイクの「ドゴッ!」という重たい音、そして伊関選手の愛くるしさは、会場に行かないと味わえない。冬の間はちょこちょこ通ってしまいそうだ。

そうだ。セレッソの始動日、1/19は体が空いているので舞洲に行く。レストスペースからその様子をいち早くレポートしよう。Twitterなんかの方が早いと思うので、@nsnkjm_soccerをフォローしていただきたい(なんだ宣伝かよ

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