1/20/2015

もうひと花咲かせようか。 #cerezo #photo #diary

平日の昼日中だというのに、舞洲に来ていた。

土曜日に仕事を入れたり、時間をやり繰りしてここまで来た。前日に「19日はミーティングだけです」とアナウンスされた時にはさすがに心が折れそうになったが、まあリフティングしている選手の一人や二人いるだろうと一縷の望みを託していた。


結果は、吉と出てた。いくらかの選手はクラブハウスに引き上げたとの事だったが、酒本憲幸、染谷悠太、武田博行、長谷川アーリアジャスール、丹野研太、安藤淳、藤本康太らがミニゲームに興じていた。みなサッカーがしたくて仕方がないという風だ。


そうしてしばらくすると、徳島からレンタルバックで戻ってきた小暮大器と、1年ぶりの復帰、そして完全移籍となる椋原健太がやって来た。

「おーい、部外者は出入り禁止だぞ。」


は関西ノリのキツい先制パンチだ。椋原もそれを知っていて、笑ってジョグを始めた。

最後にやって来たのは、セレッソを新天地として選んだベテランたち。



関口訓充、橋本英郎、玉田圭司、中澤聡太、そして、茂庭照幸。いずれも代表やチームの顔として、日本サッカーのトップを駆け抜けてきた猛者だ。彼らにすれば、二部リーグからの再出発は不服かもしれない、そう顔に出しても悪くは言えないクラスの選手たちだ。


しかし、彼らの顔はみな晴れやかで、穏やかだった。サッカーをする喜びを味わうように、ゆっくりと体を動かしていた。

ベテランであるから、フル出場は難しいかもしれない。けれど、彼らの持っている経験やスキルは、若手に少なくない刺激を与えられるはずだ。うまく起用していけば一年を通して戦力とカウントすることもできるだろう。そんな宝物のような存在が、キラ星のようにビッチを駆けている姿は、俺の心を突き動かさずにはおられなかった。


「うまくいけは」、「ともすれば」、希望的な条件付きではあるけれど、高揚感は去年以上のものさえある。やっぱり、始動日に来て正解だった。

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