6/02/2015

札幌戦なあ…。 #cerezo #photo #diary

あんまり、覚えてないな。


前半は仕事で観られずじまいで、後半はスポーツバーで観ていた。相棒はいつものD600とAF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VRではなく、HUB心斎橋店自慢の王道ハイボールだった。酔っぱらいに昔のことを聞くものじゃない。


ただハッキリと覚えているのは、この一週間やってきた「札幌対策」が、予想通り何の効果も無かったということ。

札幌が敷く5バックは、4バックに比べて1枚多い分サイドチェンジにも応対しやすい。セレッソの持ち味(というより頼りの綱か)としているサイドを変えて、フリーにしたディエゴ・フォルランからのラストパス、シュートという攻めの威力が半減する危険があった。

それを打開するため、あえておとりとして丸橋祐介が左サイド深くに攻め上がらせ、相手を1枚釣りだしてから逆サイドという練習を行っていた。


しかし、練習の時点でもフォルランまでボールが行かなかったり、フォルランからボックスに入ってきた選手につながらなかったりで要領を得ない。そもそも、試合では後半になってそういうワイドな展開は鳴りを潜めていたしな。

精神的なスタミナが枯渇すると視野も狭くなるし、複数人が絡んだ攻撃の形はミスが起こりやすい。無理やりフォルランに渡そうとしてもパスにブレがあってボランチのラインでカットされていた。


守備では浦和や広島が行っているような守備時5-4-1、攻撃時4-1-5の変則システム対策を行っていた。4-4の2ラインでもサイドに1人余らせてしまうこの攻撃を4-3の7枚で何とかしようというのだ。起点になる都倉賢への応対、そこからの展開に対する早い寄せが絶対だった。


ところが、これも不発。失点はサイドからの侵入によるもので、これ以外にも都倉のオフサイドになったボレーなど危ないシーンが散見された。

これも原因は同じ。守備を減免されたメンバーがいることで、残りの10人がハードワークをしなくてはいけなくなり、心身を摩滅させてしまっていたんだ。あと一歩、残り数センチが出ないのは、精神論だけではどうにもできない。


もし仮に成績がよく、フォルラン自身も20くらいのゴールを決めていたなら「これがウチの形だから」と開き直りもできるけれど、現実はどうだろうか?

うんざりするほど失点を重ね、悔やみきれない勝ち点を取りこぼし、怒りの中でセレッソが成熟するのを待っていた。けれど、個人的にはもうそろそろキツい。

パウロ・アウトゥオリが劇的に変節してくれたらどれほど嬉しいだろう。とにかく、今の状態が変わらない限り、キツいよ。それこそ、あのやんちゃ坊主にずっと居座り続けてもらうとか、そんなのしか思いつかない。


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