娘の誕生日ケーキ代わりに、堺にあるつぼ市というお店でかき氷を食べようとしている。
が、2時間くらい待っても自分の順番が来ないので文章でも一つ書いてやろうかくらいの気持ちになった。
2016年08月13日午前9時 舞洲
夏の日差しは朝でもキツい、午前9時の舞洲はすでに炎天下で、老いも若きも、イカツイ出で立ちの06の若い子たちも、汗を拭き出させながら、ヤンマーグラウンドの柵に横断幕をはり続けていた。
なぜか?明日の一戦が特別だからだ。シーズンも中盤戦から終盤戦に向かい、自動昇格圏なのか、プレーオフ圏内なのか、とかく気になるようになった。
現在3位のセレッソ大阪は、自動昇格圏内である2位に入るためには、松本山雅を倒さねばならない。
直上の敵を自分たちの本拠地で迎える。これ以上の好機はもうない。唯一無二の一戦になる。
当然、選手たちも分かっているだろう、そんなこと当たり前じゃないかと思うだろう。けれどこの段幕を見て改めて「いつもと違うのだ」「これまでと違うのだ」というインパクトを与える。それはとても大切な意味を持っていた。
3バックの練磨
練習内容や画像は公開できないとして、明日の試合のプレビューをできる範囲で書いていきたい。
アウェイ山口戦、久し振り勝ちをつかんだセレッソは、引き続き偽装3バックを採用し、山雅を迎え撃つ。
山口戦の布陣 |
攻撃的な時、ミドルサードでは4-4-2、押し込まれれば5-4-1。夏場の足が止まりやすい夏場にはどれだけスタミナを温存できるかが大事、加えてサッカーは先制点が大きな意味を持つスポーツだ。ということで、チーム全体の重心を下げ、先ずは守備からというチョイスは間違いではない(大熊清監督が横浜FC戦での居残りで、今こそ背水の陣かと悟ってくれたのでは、というのはポジティブすぎる発想だろうか)
ただし、山口相手にハマったからといって、このシステムが松本に通用するかどうかは未知数だ。松本には高崎寛之という絶対的な高さがあり、セレッソの現状を考えると彼を個で封殺できるDFは不在だ。
彼めがけてのロングボールに対し、セレッソがどれだけ距離感を保てるのかは終盤の大きな鍵になるだろう。いかに最終ラインとボランチが近いか、また、ボランチから二列目や両サイドハーフにいいパスが出せるかはとても大きい。
サポーターに出来ること
スタジアムに来られないサポーターのみんなは、テレビを観たり、Twitterのタイムラインを追ったり、祈ったり、それしかできないかもしれない。でも、仮に試合に直接的に関与できないのだとしても、個々人ができるベストを貫いてほしい。
試合に来られる、我こそはというサポーターは、声を出せる人は声を、旗をふれる人は旗を、手拍子ができる人は手拍子を、そうして「チームのためにできること」を少しずつ実践しよう。それがチームに対しての、スタジアムに来られない人たちに対してのリスペクトだと、俺は信じるよ。
別に試合の前後であれば、敵であれ味方であれ好きに拍手でもすればいいさ。ただ、試合の時は自らの愛するチームが勝利に近づくアクションをし続けよう。スタジアムに来られる人は、来られない人の気持ちや願いを背負っているのだということを忘れずにやろう。もう、この話はこれで最後!
コイツのためにもね |
とにかく、旨い酒が飲みたいんだ。ウキウキ気分で家路につきたいんだ。みんなが笑っている長居でいてほしいんだ。それだけのことなんだけど、難しいよな。
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