11/19/2016

セレッソを愛する仲間たちへ。 #cerezo #セレッソ #セレッソ大阪


長居公園、キンチョウスタジアム北ゲート前のファンクラブ先行入場待機列にいる。雨上がりの早朝、黄色く染まったイチョウに秋の終わりを感じ、刺すような寒さに冬のおとづれを感じる、そういう季節だ。


明日、11月20日16:00には2016年のJ2リーグ戦全日程が終わる。自動昇格のイスは二つ、それを札幌、清水、松本の三チームが奪い合う。

破れたチームは三位としてプレーオフに回り、俺たちセレッソと、京都、それに岡山が、残る一席をかけて戦う。町田が6位になった場合、町田がJ1クラブライセンスを持たないため、三位のチーム、セレッソ、京都の三チームが戦うことになる。




三位のチームがどこになっても、セレッソにとっては難敵。札幌にはリーグ戦勝つことができなかったし、清水を破った時はお互いチームが完成していなかった。松本に関してもリーグ戦は一勝一敗で、戦うとすれば「あの」アウェイ、アルウィンでの試合になる。

セレッソは柿谷曜一朗、山口蛍、杉本健勇と、根幹となるべき三選手が出揃ったものの、あまりいい状態ではない。まあ、今年一年ずっとこの調子なのだけど。


システムにしても3-4-2-1にするのか、それとも4-2-3-1にするのか、未だ不透明だ。大熊清監督はどうも4-2-3-1がいいように感じている節があるけれど、正解がどちらなのかわからないな。

一発勝負、負ければ終わりという意識があるなら3-4-2-1で入り、ゴールが必要な局面では4-2-3-1、もしくは3-2-3-2のような型破りなシステムをとることもできる。逆に勝っていれば3-4-2-1で前に澤上竜二、清原翔平、関口訓充のような、ボールを追えるプレーヤーを入れてもいいだろう。


問題はそんなところにない、恐らく最大の厄介ごとはベンチにある。セレッソが終盤足を止め、同点弾、逆転弾を食らったのは一度や二度ではない。もちろん選手個々人のスタミナ不足だとか、そういうのもあるだろう。けれど、相手のシステム変更や選手交代によって起こる「変化」に無為無策のまま時間を過ごし、ピッチ上の選手たちが疲弊する前に効果的な打開策をとれなかったベンチにも責任がある。

内輪ネタになってしまうが、舞洲での練習の時、相手チームがよく使ってくる交代策なんかをチェックしている様子はほぼ皆無だった。前日練習ではある程度の対策めいた事はしていたが、それは限定的なものだった(内容は書かない、あえて)

明日、生で試合を観戦する人は、プレーが途切れた時の選手たちを見てやってほしい。それぞれが身近な選手、近いポジションの選手としきりに情報共有している姿を目にするだろう。このままではやられてしまう、俺たち選手だけでも、今起こっている変化に対応しないと。そういう焦りの表情を撮ってしまうことも一度や二度ではなかった。


もう、新しい戦術だとかシステムの成熟を期待する時期ではない、時間もない。できることといえば、あと一歩、もう一歩を踏み出せるだけのコンディションやメンタルを選手に持ってもらうこと、それを後押しすることくらいしかない。サポーターって、サポートすると言っておきながら、やれる事は少ないよな、とても歯がゆいよ。

明日はゴール裏の人たちに了承をいただいて、ゴール間近の選手たちのギリギリの様子を収めようと思っている。プレーオフ第一戦は芝かぶり、勝ち上がった場合の第二戦はメインスタンドから撮りたい。勝ち上がり、昇格を祝う姿を撮るならこの席しかないからね。信じてない夢なんて叶わないよ。


サポーターとして残り三戦を戦う人よ、どうかどうか、悔いの残る270分プラスアルファにしないでほしい。全身全霊をかけ、ぶっ倒れない程度までがんばって、ここまでやれたんだ、やったんだと胸を張れるラストにしよう。

ゴール裏は大事、スタジアムにいる人も大事。来られなくても、スカパーで試合観戦をし、勝利を願うだけで尊い。仕事の合間にでも、どうなっているか、どうか勝ってくれと願うこともすばらしい。病気で床に伏せっている人も、来年元気になった時、J1の舞台で戦うセレッソをイメージしてほしい。それがサポートだと、俺は思う。

さあ、最後の270分プラスアルファ、楽しんでやろうや。

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