ひとつはこちらの記事の「ちょっとちょっと」さんと「常識人」さんのコメント。
電話の件、そんなに変にはなってませんよ。事務所行ったけれど静かなもんでしたから。それに運営部の部長さん7時には帰ってましたし。私はそういう状態を寂しく感じています。
もしセレサポという集団が、それ程のことが出来るほどの存在であるならば、チームはこんな事になっていませんよ。危機感を感じていれば、うかつな運営なんか出来ないですから。
今セレサポの方は、かなりフラストレーションが溜まっていると思います。しかしそれを球団に訴えかけねば、認知されないし、出来ない。それは何も無い状態と同じなわけです。ならば、何かしらの手段を使って球団の方とコミュニケーションをとらなければいけない。メールでも掲示板でも手紙でもいいでしょうが、やはりダイレクトに会ったり、電話したりの方が効率いいですよ。最悪手紙やメールは「読んでませんでした」なんて言われますしね。
ただ、感情にまかせて不満をぶちまけるのは反対です。折角相手して頂いている方がいるのですから、会う前、かける前に、質問を簡潔にまとめて、時間を最低限に抑える努力はしないといけませんね。
それから末端のスタッフに迷惑がかかるとのこと、ここはポイントですね。私が何かアクションをしたいと感じたのは、川崎戦で運営の稚拙さと、トップの方達の不誠実さを感じたからなんですが、そういう方たちとはなかなか直に連絡がとれないんですよ。いろんなルートを探っているのですが、忙しいとか帰ったとか、いろんな理由がカベになっていて、どうにも要領を得ない。結果応対するのはスタッフの方、という事なんですね。
トップの方が早いうちに、きちんと前に出て話をしてくれていれば、わざわざそういう努力をしなくても納得できるし、他の人にも理由を説明できる。でも、何故かそれをしない。さて何故でしょうね?
それともう一件、こちらの記事の「ちちさん」のコメントは、いろんな問題を内包しているかなと思いました。
ひとつひとつ取り上げてああだこうだと言うのも野暮ったいので割愛。ポイントを二つに絞りましょう。
一つ目は責任の所在。勿論どこかが100%悪い、という事は無いです。私達サポーターも、選手も、責任はあります。
だから私は、よりよいスタジアムにしたいという意識を持って、ずっとサポートし続けていくだろうし、他にもそういう意思をもたれている方、少なからずおられるでしょう。
そして多くの選手は減俸を受け入れるなどして、彼らなりの責任をとろうとしています。色々な事情でチームを離れる選手もいますが、残っている選手に関してはそういう目に見える責任のとり方をしています。
翻ってフロントはどうでしょうか?今のところ誰が辞めるわけでもないようですし、だからといって残って何かするというアクションも見えません。運営者としての説明責任すら果たしていないのが現状です。サポコンが開かれるらしいですがまだ日程も決まってないようですし、そもそもやるのかどうか…。そこで「それは違うだろう」という意思が出るわけです。
もう一つ、これは絶対に看過できないところなので、引用します。
あなた方サポーターはいつでもお客様の視点でしゃべります。チームや選手と融合できなければ強いチームにはできませんよ
ブログ読んでいただければ判ると思うんですが、サポーターはサポーターとして、やってることやってます。むしろチームがチームとしてやらなければいけないゾーンにまで踏み込んでやってます。社長と直談判している人までいます。そもそもお客様視点で見ていたら、試合で一喜一憂したりしませんし、フロントと何度も話をするなんて面倒しません。
さらに言うと、ちちさんが一体化を望んでいるのに、サポーターという集団に対し「あなた方」という表現を使っているところにも、違和感を感じます。
もしちちさんが他のチームの「ファン」であったり、そもそもサッカーに興味がない人であるならば、なんのことはないのですが、もしセレッソの事が好きで、試合も観に来られているのなら、大変問題です。
ちちさんの「あなた方」という言葉をそのまま解釈するのであれば、ちちさんとサポーターという集団の間には、ちちさんが定義している何かしらの境界線が引かれているという事になります。もしちちさんがサポーターという定義の中に入っていれば「他のサポーターは」と表現するはずですから。
その気持ちのまま、スタジアムに来られるのであれば、ちちさんはずっと一体感など感じられないでしょう。仮にスタジアムにいる全ての人がサポーターとして一体化していようと、ちちさんはそれを客観視する存在でしかないのですから。
ちちさんにお願いです。これもこのブログでよく使っている月並みな言葉ですが、「あなたたち」と突き放すのではなく、一度「わたしたち」と飛び込んでみてください。そしてセレッソをよりよいクラブにする為に尽力している方に、手を差し伸べて下さい。誰も阻害する人はいません、むしろ、よくぞ来てくれたと歓迎するはずですから。そうすれば、少なくともあなた一人分、スタジアムの一体感は増すでしょう。物事は一度には進みません、一人一人がそういう意識を共有する事が、ちちさんの望む世界を具現化する唯一の手段なのです。
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