2/17/2013

梅園の風景。または小籔うっといねん。 #photo #diary

つい先日アメトークって番組で「カメラかじってる芸人」をやってた。芸人さんで本格的なカメラ持ってる人(さすがに中判カメラとかライカ持ってる人はおらんかったな)が出てたんだけど、小籔千豊があまりに「狭い」のでドン引きしてしまった。

誤解のないように言うと、小籔の持っているカメラ(D700)やレンズ(Nikon 35mm/f1.4)のチョイスは絶妙だし、多分出ていた芸人の中で一番理屈がわかってて、それを実践していい写真を撮っている。写真自体も、ホントにいい。俺の好み。


でも、写真に一番大事なのは、撮りたい、残したいという欲求で、そのベースがないと、そもそもシャッターを切るって一番大事な動作ができなくなってしまうからね。それは人それぞれで、それを誰も卑下できんでしょう。

そやから好きなもん、好きなように撮ったらええやんと、そうしないと個性なんて出んぞと、そういう感じ。


それ見て妙に意固地になった俺は、寒いってのに、まだ満開なんて先の先なのに、大阪城公園の梅園を撮りに行った。


梅園は結構人が多くて、撮るのに少し邪魔だった。いい花があるとそれに10人くらいのおっちゃんおばちゃんがどわーっと群がってた。AKBの握手会みたい、行ったこと無いけど。


それで、


好きなものを


好きなように


撮りまくって


おりましたよ。


最後の一枚、あなたはどう感じるか。

こういう風景は、多分基本パンフォーカス気味に撮るもんだと思う。けど、あえてボケを残して、どこまで行っても梅の林、という雰囲気をだした、つもり…。ホント無手勝流で、何も計算なんかしていない撮り方だけど、それでもそれなりに見られるでしょう?


個人的には、最後に見た花が一番好きだったな。心に絡みつくような枝ぶりで、栗色の樹皮とか、花の香とか、ガツンときた。あまりにキレイだったから、撮ったんだけどこっそりしまったままにしてる。こればかりは、撮ったものの役得。ははは。

1 件のコメント :

  1. 今さらコメントします。検索でたどり着きました。
    とても共感します。この回はすごく不快でした。
    自分は風景写真を撮ります。
    自分にとってそれが「好きなもの」だからです。
    小籔に写真は向いていないかもしれません。あまりにも視野が狭すぎます。

    返信削除