2014年9月23日(火) 19:04キックオフ [ 観客 17,807人 ]
得点者
前半19分 川又 堅碁(名古屋)
前半45分 オウンゴール(名古屋)
後半22分 カカウ(C大阪)
今日は、サッカーしていなかったね。狙い通りのサッカーができずに、前半は破綻していた。なんとか2点でしのいだけれど、それを跳ね返す力は今のセレッソにはなかった。精神的にも技量の面でも。
スターターにそもそもの間違いがあったのかもしれない。2トップには永井龍と杉本健勇、その後ろには左から長谷川アーリアジャスール、扇原貴宏、キム・ソンジュン、南野拓実が並ぶ。4バックは丸橋祐介、染谷悠太、山下達也、酒本憲幸、キーパーにキム・ジンヒョン。リザーブにはカカウ、ディエゴ・フォルラン。
長谷川を2列目に入れたのは、恐らくダービーの際に露呈したゲームメイク力の欠如を補うためだったと思うが、それが裏目に出てしまった。
攻撃の際のベストの形はこんな感じ、扇原が1列下がり、押し出されるようにサイドバックが上がる。これで両サイドがゲームメイクができて、2列目の得点力も活きる。
でも、現実には南野も長谷川もサイドで封殺され、サイドバックが上がるスペースを埋めてしまっていた。2列目が中に入らないので前線も孤立する。サイドだとスペースも無いから一つのミスで攻撃が切れる、まるで悪循環しか起きなかった。2失点はむしろよく留まった方だ。
それで後半からは、活きていなかった永井を下げ、カカウを入れた。
長谷川と南野もある程度中に、意図的に入り込むようになって少しはマシになったけれど、得点はカカウの経験とスキルが活きた1点だけだった。
チームがチームとして機能したのは、長谷川がボランチの位置に落ちて、ボールを運ぶ能力がある楠神順平が入ってからだった。全てが遅すぎたな。
最後にはフォルランを入れてワンボランチにしたり、キム・ジンヒョンまでセットプレーで上がったり、捨て身の攻撃を仕掛けたけど、実らなかった。
なあみんな、これ以上何を恐れる?何を失う?もうなんにもないよ。だから前向きなものならば、攻めていってのものならば、失敗だっていいんだ、財産になるんだ。だからガンガンいけ、前に前に。
この試合に来た17,807人は、にわかでも何でもない。負けようがどうなろうが地獄の底までついていくと決めた肝の座った連中さ。ブーイングを恐れるな、ヤジを跳ね返せ、酔客の下らない言葉をプレーで黙らせてやれよ。俺だって、底の底までついてってやるからさ。
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