J1昇格プレーオフ決勝前日の12月5日。サポーターが持ち寄った幕を撮影し、選手たちを見送った後、今年はもう舞洲に行かないだろうなと感慨にふけっていた。なのに、それから後も2回舞洲に足を運んでいる。おまけに明日も行こうと考えている。
理由のひとつは楠神順平と岡田武瑠を見送るため。もうひとつは、セレッソにとって愛すべきドラ息子である柿谷曜一朗を観に行くためだ。
12月15日に山口蛍がTwitterで突然「明日は曜一朗が舞洲に来ます」と発信した。普通の社会人や学生なら行けないスケジュール。けれど、今の自分はその全てをサッカーにぶつけていて、それがまた(間接的に)収入につながっている。なので、観に行く以外の選択肢はなかった。
12月16日、午前9時の舞洲はどんよりとした曇天で、湿気を帯びた北風が頬に当たるイヤな天気。加えて、クラブハウスとグラウンド周りには異様な熱気が渦巻いていて、軽い目まいと吐き気がした。そこには既に10数人ほどの凡庸ならざる人たちが待ち構えていた、駐車場を望遠レンズで凝視する猛者もいたかな。
その只中でも、柿谷や山口蛍といったメンツは至って自然に自主トレをしていた。2013年や2014年のセレ女ブームを知っている連中だから当たり前かな。
まあ、前置きはいい。写真でも見ていっておくれよ。
練習を観て感じたのは、曜一朗と蛍の相性のようなもの。蛍はずっと見ているけれど、この日ほど明るくリラックスしていたのは初めてだった。二人がずっと桜の戦士でいてくれていたら、セレッソは今の場所にはいなかったのにな……。
いつかまた、2013年のような熱病にうなされてみたいね。それまでどれくらい待てばいいんだろう。
0 件のコメント :
コメントを投稿