3/16/2016

2016明治安田生命J3リーグ 第1節 セレッソ大阪U-23 2 vs 0 盛岡 #cerezo #セレッソ #セレッソ大阪 #photo #diary #grulla #グルージャ #グルージャ盛岡


決して試合の分析とかではないので、前もってご容赦してもらえれば……。

J3の試合を観るのも初めてだし、メインスタンドから観るのも去年の天皇杯以来になる。いつもと違う雰囲気に強い違和感を感じたけれど、それは不快感ではなかった、単に慣れていないというだけ。

前売りならチケット代は800円だ。スタグルも少しはあるが、鶴ケ丘のコンビニや長居の弁当屋、スーパーで調達すれば割安になる。1000円札二枚あれば年間数万円もかかるオーナーズシートの席にドッカと腰を据えて、食事をしながら未来の主力選手の試合が観られるというのは、とても割安だ。トップチームの試合と2日連チャンになるから、体力的にはつらいけどね。

メインスタンドということで、最上段に新しく設置されたウッドデッキも見た。これは完全に試合を「観る」席ではなく「楽しむ」ための席だ。座布団でも用意して、アルコールを片手に家族や友達とワイワイやるならこれ以上の場所はないだろう。屋根を支える柱で死角ができてるとか、そういうことが気にならないならオススメ。


試合のクオリティ自体は、これがJ3なのか、思ったよりJ1、J2と差があるなという印象だった。

セレッソはU-23ということでオーバーエイジはキーパーの丹野研太と武田博行、中盤左サイドに入った清原翔平の三人しかおらず、良くも悪しくも若い。盛岡はFWで体格のいい土井良太にまずボールを当てることに執心していたが、精度はそこそこという感じ。これなら去年町田が驚異的な成績で二位に入ったのもうなずける。


個人的にはトップに入った澤上竜二と清原、ボランチに入った木本恭生が印象的だった。

澤上は2トップの一角として米澤令衣とコンビを組んだ。体をはってボールをおさめる澤上と、それを拾って前へと仕掛ける米澤という役割分担。澤上は全日のJ2第3節に続いて体をはる損な役回りとなったが、チームが落ち着かない中よく頑張ってくれた。


中盤の構成力は少し不満だが、守備に関してはそこそこやれていたと思う。トップと同じでボランチとセンターバックのフィジカルが強く、パワーで押し出すイメージ。その中でも木本はよくやれていた。


そしてそのボールはキャプテンマークを巻いた清原がさばく。さすがにこのカテゴリーでは頭一つ抜けた存在になる。運動量、スキル、判断力に歴然とした差があった。セットプレーでも小気味良く動き、小柄な体で相手の守備の穴を突いて記念すべきU-23初ゴールをあげてくれた。彼はトップでも使うべきカードだ、玉田圭司や関口訓充、丸岡満などライバルは多いが、ずっとここにいていい選手ではない。




うん、この試合が800円で楽しめていいのかな、安いぞ。入場者数1869人はただただもったいない。

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