3/03/2007

開幕に寄せて。

 共に応援を止めぬ共々へ。

 私は、沢山の失敗をしてきた。足元を掘れば、湯水のようにその泥炭が噴出してくるだろう。

 しかしそれを恥としない。むしろ誇りですらある。

 その数はすなわち、挑戦の数でもあるからだ。


 サッカーにおいて、シュートを絶対に失敗しない唯一の方法は、シュートを絶対に撃たない事だ。

 だがそれは良いことだろうか?

 挑戦の上に失敗があり、失敗の中から成功が生まれるのだ。

 サッカーだけではない、恐らく人生においてもそうなのだ。


 共々よ、失敗を恥とするな、試みぬ事を恥とせよ。


 今年もまた、艱難辛苦が待つだろう。試みなければならぬ時が、必ずやって来るだろう。

 その時、君は踵を返して逃げ帰るのか?弱音を吐いて立ち止まるか?


 試みよう。恐れもせず、振り返りもせず、自らが望む明日を作ろう。

 それが我々の放つシュートだ。壁を突き崩す、乾坤一擲の一撃だ。


 何度失敗してもいい、ただ一度、最後に成功すればいい。


 共々よ、失敗を恥とするな、試みぬ事を恥とせよ。





 さて、開幕だ!しかし休みか!!バカめ!!!



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